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孔雀の羽と虫の体|クイルボディーパラシュート

フライタイイング勉強中
この記事は約3分で読めます。

孔雀の羽はキラキラと魅惑的な輝きを放ち、これをボディーに巻いたフライは夏の虫のように見えるのか、とても良く釣れます。そして、そのキラキラしたフリュー(緑色をした細毛)を取り除いて軸だけにしたもの(ストリップドピーコックハール)をボディーに巻いたフライもまた良く釣れるんですよね。

クイルボディーパラシュート

◎フック:TMC120Y #13
◎スレッド:ユニスレッド8/0(ブラウン)
◎ボディー:ストリップドピーコックハール
◎テイル:ムースボディー
◎ハックル:コックハックル(ブラウン)
◎ウイングポスト:エアロドライウイング(ピンク)
◎ソラックス:フライライト(ゴールデンブラウン)

150123クイルボディパラ01 150123クイルボディパラ02
まずは下巻き。
そして、ウイングポストを取り付けます。

150123クイルボディパラ03 150123クイルボディパラ04
ウイングポストを斜めに切って、ボディーにテーパーをつけます。テイルとしてムーズボディーを5、6本取り付けます。

150123クイルボディパラ05 150123クイルボディパラ06
ピーコックの目玉みたいに見えるアイの部分を使います。この部分を使うとシマシマ模様がくっきりと出て、虫の体節のように見えるんです。フリュー(細毛)を取り除きます。
先日、ハックル70さんが、消しゴムと木工用ボンドを使ってフリューを取り除く方法を紹介されていました。今回試そうと思ったら、先日木工用ボンドを使い切ってしまったことを忘れていて・・・結局消しゴムだけで作業(笑)
テイルと同じ位置に取り付けます。

150123クイルボディーパラ30 150123クイルボディパラ08
これをボディーに巻いていきますが、全体にちょっと細いこともあって途中で長さが足りなくなっちゃった(涙) もう少しスリムなボディーにすれば良かったか。クイルボディーとして使う場合、もっとアイの部分が大きいピーコックを使わないと無理かも。
ともかく今回はこれしかないし、ソラックス(胸部)にはダビング材を巻くからなんとかごまかせるかな(^_^;)
とりあえず、ここで巻き留めちゃおう。
そして、コックハックルを取り付けます。

150123クイルボディパラ09 150123クイルボディパラ10
コックハックルを垂直に立て、ウイングポストと一緒にスレッドで巻き上げます。
そして、ハックルを上から下に巻いてスレッドで固定し、余分をカット。

150123クイルボディパラ11 150123クイルボディパラ12
スレッドにダビング材を撚り付け、ウイングポストの後ろ側を巻いて、前側も巻く。
ウイングポストはちょうど良い長さにカット。
ヘッドを成形しウィップフィニッシュ。フライを裏返してヘッドセメントを少量塗ってなんとか完成!
ボディー部の強度アップのために瞬間接着材でコーティングする人もいるみたいだけど、浮力が落ちそうな気がするから今回はこのままで。
シマシマ模様のボディーが虫っぽくていい感じ。
昨年は、ドライで釣れる季節にアダムスパラシュートかエルクヘアカディスのどちらかを最初に投げていたけど、今年はこれも候補に加えてみよう(^o^)

ともかく、もっと大きいピーコックアイを仕入れなくちゃ、増産出来ない(笑)

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コメント

  1. 前回釣り具店でハックル(コックネック・サドル)が
    欲しかったが高価で買えなかった
    輸入品は材料不足で高価だと言ってた。
    ピーコックもそろそろ無くなってます。

  2. こんばんは。
    フライはいろいろあるんですねぇ〜
    もう少し若ければ私もとりこになっていたでしょうね、タイイングも釣りの過程で楽しいものです、私も餌釣りだけでは単なる漁師で終わってしまったかもしれませんが、毛ばりがある事で今のシーズンでも楽しむ事が出来ます、お互いに工夫しあって楽しみましょう。

  3. おはようございます
    綺麗に巻かれていますね
    セメントでコーティングすると確かに浮力は半減するでしょうね
    私もキャナルのピーコックを仕入れようかと思っていますよ。

  4. ピーコックの何とも言えない不思議なキラキラが凄く好きです。
    素人な僕は釣れそうな気がして(笑)

  5. ハックル70さん、こんばんは。

    > もう少し若ければ私もとりこになっていたでしょうね、タイイングも釣りの過程で楽しいものです、私も餌釣りだけでは単なる漁師で終わってしまったかもしれませんが、毛ばりがある事で今のシーズンでも楽しむ事が出来ます、お互いに工夫しあって楽しみましょう。

    そうですね。自分なりにいろいろ工夫するのは楽しいですよね。
    ハックル70さんの工夫精神にはいつも感嘆すると同時に、参考にさせてもらってます。ありがとうございます。
    魚を釣ることだけに心血注がず、遊び心をもって楽しめるのが『趣味』の良いところでもありますね。

  6. 釣りお爺さん、こんばんは。

    > 前回釣り具店でハックル(コックネック・サドル)が
    > 欲しかったが高価で買えなかった
    > 輸入品は材料不足で高価だと言ってた。
    > ピーコックもそろそろ無くなってます。

    これだけ円安が進むと、輸入品はかなり高価になってしまいますね。
    フライフィッシングは輸入された釣りだけあって、材料も輸入品が主に使われていますが、伝統的テンカラのように身近な材料を使ってフライを作るのもおもしろいかな、と思ったりもします。

  7. テクニカルゲームさん、こんばんは。

    > 綺麗に巻かれていますね

    ありがとうございます。まだまだ修行中ですが、少しずつまともに巻けるようになってきました。

    > セメントでコーティングすると確かに浮力は半減するでしょうね

    ピーコックは耐久性がないのが弱点ですが、耐久性をとるか浮力をとるか悩ましいところです。

    > 私もキャナルのピーコックを仕入れようかと思っていますよ。

    キャナル、知りませんでしたが、検索してみたらかなり高品質なピーコックのようですね。
    私も購入検討します。ありがとうございます!

  8. Nori1022さん、こんばんは。

    > ピーコックの何とも言えない不思議なキラキラが凄く好きです。
    > 素人な僕は釣れそうな気がして(笑)

    自然界にこんなキラキラ素材があるって不思議ですね(^_^)
    私も素人ですが、昨年の実績ではピーコックはかなり威力を発揮しましたね。
    まぁ、「釣れる!」と信じてキャスティングすることが重要なのかもしれませんが(笑)

  9. フックシャンクの上面だけとか、下面だけに瞬間接着剤を薄く塗布して、その上から素早くストリップドハールを巻いてやれば、かなり耐久性は増しますよ。^^
    全面に塗らないから、浮力にも殆ど影響は感じたことはありません。
    グースバイオットなどでも同様の方法でOKです。

  10. kuniさん、こんばんは。

    > フックシャンクの上面だけとか、下面だけに瞬間接着剤を薄く塗布して、その上から素早くストリップドハールを巻いてやれば、かなり耐久性は増しますよ。^^

    なるほど! その方法、良さそうですね。ただ、ハールを素早く巻くのが私にできるかどうか(笑)

    > 全面に塗らないから、浮力にも殆ど影響は感じたことはありません。
    > グースバイオットなどでも同様の方法でOKです。

    浮力落ちずに耐久性アップできれば文句なしです。次回、試させてもらいます。ありがとうございます!
    グースバイオットも魅力的なマテリアルですね。