いろんな基準があるものだ(オリンパスTG-3 高度計)

以前詳しく紹介したアウトドア仕様のコンパクトデジカメオリンパスTG-3
高度計が内臓されているのですが、その表示がどうもおかしい。かなり低く表示されるのです。気にはなっていたけど、iPhoneに気圧センサーが内蔵されているので標高表示のできるアプリと組み合わせると使い勝手が良いのでそちらを使っていましたが、今回ちょっと詳しく調べてみました。

とにかくまず正確な標高がわかる場所でテストしよう。プリウスに搭載しているレーダー探知機、iPhone6S、TG-3それぞれの高度計の精度を確かめます。
伊那市役所に「正確な標高がわかる場所を教えて下さい」と電話してみました。そんなこと聞く人いるのかな(笑)

そしたら、伊那市役所の標高はわかるし、各支所の標高もわかるとの返事、ウチの近くの西箕輪支所へ行ってテストです。
この場所の標高は830m(のはず)、うちはここより少し下ですが、結構標高の高いところに住んでるでしょ。普段から高地トレーニングできます。ウソです(笑)

151030標高テスト01 151030標高テスト02
↑プリウスに付けているレーダー探知機ユピテルのGWR83sd(楽天市場で見るアマゾンで見る)。車のADBIIポートに接続するといろんな情報が表示できます。表示高度は822m。8mも誤差があるな。
iPhoneに入れているアプリは『標高ワカール』。ふざけた名前でしょ。でも使い勝手は良いです。高度表示は823m。こちらの誤差は7m。

151030標高テスト03
↑TG-3の高度計は、690mと表示。これは140mも誤差があります。誤差というか、まったくとんちんかんな値(>_<)

これはいくらなんでもおかしいだろうと、帰宅してオリンパスに問い合わせてみました。
すると、丁寧に高度計の調整の仕方を教えてくれました。調整できるんだー(°0°) 知らなかった。設定のところを見た感じでは調整なんて項目なかったような気がしたけど。よく確認せずに文句(いや、文句は言ってない)の電話入れてすみません、オリンパスさん。マニュアルの54ページに載ってました。よく確認しろよー全くぅ(^_^;)

151030標高テスト04 151030標高テスト05
↑MENUボタンを押して、左の項目ボタンの下から二つ目『設定メニュー2』を選択(写真2枚目の黄色丸印)。右の項目から『タフアイテム設定』を選択。

151030標高テスト06 151030標高テスト07
↑『圧力センサー』を選択して、『アジャスト』を選択。

151030標高テスト08
↑ここで現在地の標高にセットすればOK。正確な標高のわかる場所へ行ってセットしましょう。あぁー、スッキリした(^_^)
ただ、この調整は10m単位でしかできません。というか、そもそもTG-3の高度計って10m単位でしか表示できないから、それほどの精度は出ないんだと思います。

レーダー探知機やiPhoneは地図データを持っているので、圧力センサーに加えて地図との参照もしている模様。TG-3は地図データと参照はできないので、そのくらいの精度なのかもしれません。

ところで、GWR83sdとiPhone6Sでは大体同じ標高を示しているのが気になる。支所の標高、本当に正確なのかな? ちょっと疑わしい。

調べたら国土地理院のサイトで日本中どこでも標高がわかるみたい。試験公開なのでこちらも精度は保証できないけど。
http://www.gsi.go.jp/johofukyu/hyoko_system.html
この地図、すごいな。地図上のどこでも好きな地点で右クリックすると緯度経度と標高が表示される。同じ支所の敷地内でも計る場所によって1mくらいの高低がある。それによると先ほどの地点(プリウスを停めた地点)は826.7m。iPhoneとの誤差はだいぶ縮まって3m台に。
グーグルでも同じようなことができます。
http://wisteriahill.sakura.ne.jp/GMAP/GMAP_ALTITUDE_II/
こちらもほぼ同じ値を示します。

ますます市役所で公表しているデータは怪しくなってきたぞ(^_^;)

正確な標高がわかる地点って三角点かな。これも調べたら、三角点は本来は正確な位置がわかる場所で、正確な標高がわかるのは水準点らしい。さらに今ではGPS測位したデータを送信する電子基準点(三角点の電子版)というのもあって、それらひっくるめて基準点と呼んでるらしい。ややこしいなぁー、もう(>_<)
国土地理院のサイトでこんな地図も閲覧できるらしい。三角点や水準点も検索できます。
http://sokuseikagis1.gsi.go.jp/?sb=35.82107593329755&wl=137.91354918902258&nb=35.88160108889363&el=137.96624923174656

151030基準点地図
↑ためしに伊那の地図で検索したら、基準点がいっぱい。クリックして拡大して見て下さい。
三角形のが三角点。丸いのは基準点。標高に特化した水準点というのは数が少なくこの近くだと岡谷か茅野にいかないとありません。いずれの基準点にも数字がかかれています。基準点には1級〜4級までランクがあります。1級が一番正確度が高い基準点となります。

で、この1級とかになると『閲覧不可』となっているものもあって、そのデータを参照できないのです。でも全ての1級が閲覧できないかというとそうでもなく、ユーザー登録をすると閲覧できたり・・・ルールが良くわかりません(>_<)
まぁ、私は測量するわけでもないので、近場の1級基準点のデータを閲覧しました。さすが、mm単位で標高が記載されています。もちろん、レーダー探知機もiPhoneもそんな精度は出せませんが、その場所へ行って誤差を確認してみます。別に意味はありませんよ。おもしろいからやってみるだけです(^_^)

登山とかしている人は、もしかしたら基準点とかに詳しいのかもしれませんが、私は今回調べてみるまで全く知りませんでした。
今年になってから国土地理院の25,000分の1地形図をiPhoneでオフラインで見られるアプリFieldAccessを入れて、必要な地区の地図データも1枚175円でダウンロードしました(紙の地図と価格は一緒かな)。渓流の奥へ行く時に地図がオフラインで見られるのはありがたいので。恐ろしい目に遭ったから反省したのです(^_^;)

国土地理院のサイトは良く見ると他にもいろんな情報が見られるし、古地図や月の地形図などおもしろいものが載っていますね。
なかなか楽しいじゃないですか、国土地理院さん(^o^)/

  

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『いろんな基準があるものだ(オリンパスTG-3 高度計)』へのコメント

  1. 名前:いわなたろう 投稿日:2015/11/07(土) 00:34:15 ID:589fc6ab0 返信

    本文とは関係ないのですがiPhoneのバンパーケースがおそらく一緒です(笑)

    いまは標高も緯度経度情報も便利ですよね〜

  2. 名前:マンボウ 投稿日:2015/11/07(土) 07:41:59 ID:589fc6ab0 返信

    おはようござます。

    地図アプリはホントに便利ですよね。
    10年程前に佐渡島でのトレッキングで迷いかけてからは、必ず何らかのGPSを持って出かけています。
    自分はガラ携なので、今は屋外はモバイルPCで、地図はアプリ「地図ロイド」〜「山旅ロガー」を使っています。
    地形図は勿論「国土地理院25000分の1」で、東西は名古屋市〜飯田市、南北は岡崎市〜木祖村をダウンロードして、遠出する時は出先の地図を追加しています。
    地理院地図に換算して恐らく200枚位と思いますが、地図ロイドで取込んでいるので支払いはありません。
    iOSでのアプリは知りませんが、遵法でタダは大好き!?です。

  3. 名前:テクニカルゲーム 投稿日:2015/11/07(土) 07:49:16 ID:589fc6ab0 返信

    おはようございます。
    これ、全く知りませんでした。
    アジャストする必要があったんですね〜
    なにしろ撮影モードを使いこなすのに四苦八苦です。

  4. 名前:ハックル70 投稿日:2015/11/07(土) 07:56:21 ID:589fc6ab0 返信

    おはようございます。
    前からの疑問、解決しそうです、さっそく役所に行って設定して見ます。
    後半の方は全く分かりませんが、とりあえず標高位はある程度正確にしておきたいですね、わからなくなったらまたお願いしますね。

  5. 名前:えいチキ 投稿日:2015/11/07(土) 10:27:39 ID:589fc6ab0 返信

    リコプテラさんって、かなり高い地域に住んでるんですねぇ。

    私が行くホームグラウンドの渓流の源流点より、標高が高いです。

    岩魚狙いで入る源流域は、標高600mくらいの場所です。

    私は仙台市の平野部の小高い山(丘に成ると思います)の住宅地に住んでいます。

    仙台駅から徒歩だと約1時間、車やタクシーだと信号待ちが有りますので、15分〜20分ほどの所に住んでます。
    私が行く渓流は、仙台市民なら誰でも知ってる泉ヶ岳のスプリングバレースキー場の駐車場から直線接距離で、500mほど下が入渓点に成ります。

    バスを利用して行く場合には、日帰りは無理に成ってしまいます。
    朴沢(ほうざわ)と言うところが、バスの終点なんですが、早くても12時に着くんですねぇ。
    そこから徒歩で、源流域まで徒歩で、1時間は掛かりますし、帰りのバスの時間は18時台のが終バスなので。

    余談は、ここまでにして本題に入ります。

    アウトドアショップ等に売ってるGPSを欲しいとは思いますが、8万円くらいしますので、おいそれと買えないです。

    そんなGPS地図を持たなくても、高度計が有れば便利なので欲しいと思ってます。

    因みに、源流域まで行くと携帯の電波が弱くて、川に降りると全く電波が入らなくなりますので、地図アプリが使えないです。

    釣り上がって退渓する場合には、基本的に川伝いに戻るので、最低限の地形図を持っていれば十分なんですけれども。

    藪漕ぎは、林道が近くて方向を間違えない場合のみ行ってます。

    単独釣行なので、何かが起こってからでは遅いですので、無難に川伝いに戻って退渓するようにしてます。

  6. 名前:リコプテラ 投稿日:2015/11/08(日) 12:49:56 ID:589fc6ab0 返信

    いわなたろうさん、こんにちは。

    > 本文とは関係ないのですがiPhoneのバンパーケースがおそらく一緒です(笑)

    そうなんですね。まさか色も一緒じゃないですよね? (笑)
    このパンパーケースはしっとりと手になじみ、とても気に入っています。

    > いまは標高も緯度経度情報も便利ですよね〜

    iPhoneはホントに便利です。これで悲願の防水仕様になれば、デジカメも持ち歩かなくていいんですけどねー(^_^)

  7. 名前:リコプテラ 投稿日:2015/11/08(日) 13:01:23 ID:589fc6ab0 返信

    マンボウさん、こんにちは。

    > 地図アプリはホントに便利ですよね。
    > 10年程前に佐渡島でのトレッキングで迷いかけてからは、必ず何らかのGPSを持って出かけています。

    GPSは頼りになりますね。何かあった時に、自分の現在地がわからないというのは本当に不安です(>_<)

    > 自分はガラ携なので、今は屋外はモバイルPCで、地図はアプリ「地図ロイド」〜「山旅ロガー」を使っています。
    > 地形図は勿論「国土地理院25000分の1」で、東西は名古屋市〜飯田市、南北は岡崎市〜木祖村をダウンロードして、遠出する時は出先の地図を追加しています。
    > 地理院地図に換算して恐らく200枚位と思いますが、地図ロイドで取込んでいるので支払いはありません。
    > iOSでのアプリは知りませんが、遵法でタダは大好き!?です。

    無料でダウンロードできるのはいいですね!
    地図ロイドはAndroid版しかないようで残念。
    現在使ってるFieldAccess2というアプリの使い勝手がとても良いのですが、iOSだと山ログというアプリは一度閲覧した地図のキャプチャーデータを無料ダウンロードできるらしいので、ちょっと試してみます(^_^)

  8. 名前:リコプテラ 投稿日:2015/11/08(日) 13:05:47 ID:589fc6ab0 返信

    テクニカルゲームさん、こんにちは。

    > これ、全く知りませんでした。
    > アジャストする必要があったんですね〜

    これは確かに取扱説明書に載ってはいるんですが、さらっと触れているだけで、私も気付きませんでした(笑)
    「カメラの使用前の初期設定」みたいな感じで最初にわかりやすく書いておいてくれればいいのに(^_^;)

    > なにしろ撮影モードを使いこなすのに四苦八苦です。

    撮影モードだけでもたくさんありますからねー。
    料理モードで料理を撮ると本当に美味しそうに写って、最近のお気に入りです(^_^)

  9. 名前:リコプテラ 投稿日:2015/11/08(日) 13:25:24 ID:589fc6ab0 返信

    えいチキさん、こんにちは。

    > リコプテラさんって、かなり高い地域に住んでるんですねぇ。
    > 私が行くホームグラウンドの渓流の源流点より、標高が高いです。

    そうなんです。若干酸素が薄いです(ウソ)
    まぁ、長野県全体が山ですからね(笑)

    > アウトドアショップ等に売ってるGPSを欲しいとは思いますが、8万円くらいしますので、おいそれと買えないです。
    > そんなGPS地図を持たなくても、高度計が有れば便利なので欲しいと思ってます。
    > 因みに、源流域まで行くと携帯の電波が弱くて、川に降りると全く電波が入らなくなりますので、地図アプリが使えないです。
    > 釣り上がって退渓する場合には、基本的に川伝いに戻るので、最低限の地形図を持っていれば十分なんですけれども。

    電波圏外でも25,000分の1地形図がみられるアプリが便利で使っています。私はiPhoneなので、FieldAccess2を使っています。Andoroid版はないようですが、Androidではマンボウさんからコメントいただいているように、地図ロイドというアプリなどがあるようです。
    もちろん紙の地図でも良いと思いますが、スマホの方がさっと見られて便利ですね。気圧センサーや高度計もついている機種だとさらに情報が得られてアウトドアでも心強いですね。

    > 藪漕ぎは、林道が近くて方向を間違えない場合のみ行ってます。
    > 単独釣行なので、何かが起こってからでは遅いですので、無難に川伝いに戻って退渓するようにしてます。

    アウトドアはやはり安全第一ですよね。まぁ、今年私はいろんな目に遭ってるので自戒をこめて(笑)
    お互い安全に釣りを楽しみましょう(^o^)/

  10. 名前:リコプテラ 投稿日:2015/11/08(日) 14:17:29 ID:589fc6ab0 返信

    ハックル70さん、こんにちは。

    > 前からの疑問、解決しそうです、さっそく役所に行って設定して見ます。

    記事中にも書きましたが、アジャストが10m単位なので市役所が区切りの良い標高なら一番良いのですが・・・と思って塩尻市のホームページで確かめたら、市役所の標高は713mだそうで、まぁまぁですかね。715mだと710に設定すべきか720に設定すべきか悩みますから(笑)

    > 後半の方は全く分かりませんが、とりあえず標高位はある程度正確にしておきたいですね、わからなくなったらまたお願いしますね。

    後半の方は、いつもの役に立たない好奇心が出てしまっただけなので、気にしないで下さい(笑)
    TG-4とTG-3は基本部分は共通だと思うので、私にわかることはいつでもお答えします(^_^)