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クロスオーストリッチをドライフライに

フライタイイング勉強中
この記事は約4分で読めます。

久しぶりに釣りブログらしい記事を(笑)
以前に巻いたクロスオーストリッチ
昨年、フィッシュオン鹿留で試した時は、魚の反応はもの凄い良いわけじゃじゃないけど、大きいヤツが連続して釣れました。
1回試しただけなのでまだなんとも言えないけど、もしかして大物キラーなのでは。

そんなクロスオーストリッチの特殊形状をしたフック、ドライフライにしてみたらおもしろそう。

クロスオーストリッチをドライフライに

パラシュートタイプにしてみよう。

  • フック:TMC108SP-BL #14
  • スレッド:ユニスレッド8/0(ブラック)
  • コパーワイヤー:UNI ソフトワイヤー#33 S
  • ボディー:オーストリッチハール(オリーブ)
  • ハックル:コックネック(ブラック)
  • ウイング:エアロドライウイング(ピンク)

161120クロスオーストリッチD01 161120クロスオーストリッチD02
クロスオーストリッチはスレッドの代わりにコパーワイヤーで巻いていきますが、ドライにする場合は重くなりすぎるので普通にスレッドで下巻き。
コパーワイヤーを取り付けます。

161120クロスオーストリッチD04 161120クロスオーストリッチD05
オーストリッチのハールを1本切り出し、裏面(ストークが出っ張っている側)を上向きにしてスレッドを一往復させて巻き留めます。
ハールの裏側が常に後ろ(ベンド側)を向くようにして、リビングするような間隔で巻きます。

161120クロスオーストリッチD06 161120クロスオーストリッチD07
アイ手前のくの字になっている部分まで巻いたら折り返して、今度はきっちりと密に巻きます。最後まで裏側がベンド方向を向くように注意しながら巻きます。シャンクの直線部分で終わらずにベンドの曲がり始め辺りまで巻いて、スレッドで固定。余ったハールはカット。
ワイヤーでリビングします。なるべくハールを潰さないように。
先ほどハールを折り返してアイ側から巻いたので、これで、ハールとワイヤーがクロスする形になります。

161120クロスオーストリッチD08 161120クロスオーストリッチD09
エアロドライウイングをくの字に曲がった部分の少し前に取り付けてハックルポストを作ります。

161120クロスオーストリッチD11 161120クロスオーストリッチD13
ブラックのコックネックハックルを取り付けます。なんとなく黒を選んでみました。
そしてクルクルと巻く時に、オーストリッチハールと干渉してなんだかブサイクになっちゃった(笑)
パラシュートタイプは無理があるのかも。

161120クロスオーストリッチD14 161120クロスオーストリッチD15
水に浮かべてみます。
ボディーが水面下に入って、ハックルでなんとか浮いてますが、ほどなく水没。
うーん、この浮力じゃ実戦では使えないかなー。失敗ですね、これは。

クリップルダン風にしてみよう。

  • フック:TMC108SP-BL #14
  • スレッド:ユニスレッド8/0(ブラック)
  • コパーワイヤー:UNI ソフトワイヤー#33 S
  • ボディー:オーストリッチハール(オリーブ)
  • ハックル:コックネック(ブラック)
  • ウイング:エルクヘア

ボディーを巻くところまでは、上記パラシュートタイプと同じ。そこから、

161120クロスオーストリッチD16 161120クロスオーストリッチD17
エルクヘアをスタッカーで揃え、先端がアイ側に向くようにフックのくの字の少し手前に取り付けます。
コックネックハックル(ブラック)を取り付けます。

161120クロスオーストリッチD18 161120クロスオーストリッチD20
ハックルを2巻きして巻き留めます。
こうやってみるとブラックじゃなくブラウンやもっと白っぽいハックルの方が良かったかな。
アイのすぐ後ろもスレッドを数回巻いてウィップフィニッシュします。

161120クロスオーストリッチD21
余分をカットしたら完成です。
エルクヘアはもっと少な目でもいいかも。

半沈ボディーのフライは威力がありそう。

161120クロスオーストリッチD22
ちょっと水面に浮かべてみよう。今度はイイ感じで浮いてくれます。
水中のオーストリッチはふわふわして面白い感じ。

このクロスオーストリッチ ドライは昨年のフィッシュオン鹿留のニジマスには好反応で、良いサイズも釣れました。視認性の良いので使いやすそうなフライ。
渓流のアマゴ、イワナにも威力があるのか今シーズン試してみます。

これ、クリップルダン風ではあるけど、これはダン(カゲロウの亜成虫)ではなくテレストリアル(陸生昆虫)っぽいな。
そう言えば、以前に毛虫フライを巻いた時にkuniさんから「CDCをクリップルダンみたいに前方に巻くのも良い感じになりますよ」とコメントもらったんだった。
もっと張りのある短いハックルでこの形の毛虫フライも作ろう。

そして、オーストリッチじゃなくてクイルボディーにして本物?のクリップルダンも作ってみよう。
ドライフライが厳しい春先でも、ミッジピューパのようにボディーが水中に沈むタイプは威力を発揮してくれそうな気がします。

風の谷のナウシカを観よう。

今日はこの後、9時から『風の谷のナウシカ』がテレビ放送されるから観ることにしよう。
DVDも持ってるのに、放送される度に観ちゃうのです。
全人類必見の名作、まだ観ていない人はぜひ観て下さいね(^_^)

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. やはり年を越して解禁の文字が頭をかすめ始めたのは、ボクだけではないようですね。(笑)
    なんて言いつつ、ボクはまだまだ実釣とは関係ないタイイングばっかりして遊んでますけど・・・
    解禁後GW前まではドライの釣りはあまりやらなくなっちゃったから、ボクのドライフライタイイングは完全に春になってからのことかなぁ。

    • kuniさん、こんにちは。
      私なんか年が明けてからソワソワしっぱなしですよ(笑)
      ウチの辺りはこんなに寒いのに、なぜか解禁日が2月16日と結構早いんですよ。
      kuniさんの巻いたあのきれいなサーモンフライ、飾るだけじゃないくてあれででかいサクラマスを釣るのはどうでしょう。
      でも、あれだけ手間をかけて巻いたフライは使うのもったいなくなりますよね。

  2. こんばんは。
    フライのことは良く分かりませんが、テンカラでウエットで釣る場合であっても2,3回カラ振りして水気を切ってしばらくしてから少しだけ沈む形が良かったですね、視認性の意味もあるのでそうしますが、やはり少し沈めた方が良かった気がします、最近はイワナ狙いのチョウチンに凝ってしまっていますので全くニンフ釣り傾向です。

    • ハックルさん、こんにちは。
      魚はどうやら、沈むか沈まないかギリギリの状態のものが結構好きなようですね。
      ビーズヘッド付きの毛虫毛ばりは結構威力ありそうですね。
      源流の小さいたまりのようなところに、ポトンと落とすと岩下からイワナがぱくっと加える画が浮かびます。
      私も解禁当初は、ニンフでしっかり沈めて釣ることになると思います。

  3. おはようございます。
    二つ目のフライは、色のついたウシアブ風です。
    虫笛で腐海に導いてやらねばいけませんね。

    • マンボウさん、こんにちは。
      確かにウシアブ風かも(^_^)
      でかいイワナが食いついてくれるとうれしいのですが。
      虫って脊椎動物じゃないのにもの凄く頭良さそうなんですよね。
      いつか地球も、ナウシカに出てきたような巨大な虫が空を飛び交う時代がやってくるかもしれませんね。

  4. 子供の頃から見まくってナウシカはセリフ全て記憶しているほど(笑)

    • Nori1022さん、こんにちは。
      私も何回観たかわかりません(^_^)
      ナウシカは宮崎監督の最高傑作だと思います。他にもいろいろおもしろい作品はありますが、『崖の上のポニョ』とかになってくると、うーん?ってな感じ(笑)
      もしまだ観ていなかったら『未来少年コナン』も観て下さい。これは昔、NHKで放送された連続アニメなので長編ですが、これも宮崎監督のパワー全開です。ワクワクするおもしろさです。