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春を食べる|鯖の干物とフキ味噌

山菜料理
この記事は約3分で読めます。

ふきのとうの季節です。
と言っても、フキノトウというのは、場所によって出てくる時期が全然違うんですよね。
「場所」と言っても、例えば長野県と静岡県では違うという大きな地域の話じゃなくて、同じ場所、極端に言えば同じ田んぼの土手でも陽当たりの良いところではもう完全に開いているけど、日陰になっているところではまだ小さい頭が出始めなんてこともあります。
それに、全く同じところでも全部一度に出てくるわけじゃ無いので、開いているものの隣に蕾状態のものが出てきていたり。

だから、採る場所を選べば結構早い時期から遅くまで、意外と長い期間採れることになります。昨年は、4月に入ってから渓流帰りの林道で、小さくて固い山蕗特有のふきのとうをたくさん採りました。

散歩を兼ねてフキノトウを採りに。


ふきのとうってどこにでもありそうで、意外とどこにでもはないんですよね。
まぁ、基本的には水のあるところになりますね。小川の岸沿いとか田んぼの土手とか。
川沿いの林の中なんかにもあります。私はいくつかふきのとうポイントを知っているので、そこへ向かいます。
夏場に蕗が茂っているところを覚えておくといいですね。

 
同じ場所でもちょうど良い蕾状態のものもあれば、こんな感じに開いたものも。
蕾状態のものの方が価値があることになってますが、天ぷらにしたり蕗味噌にしたりの場合はこのくらい開いているものでも良いですけどね。

 
車で移動して何箇所かのポイントを見て歩くと、ちょうど良い状態のものが想定以上に採れたので(写真の他にたくさん採れました)、グリーンファームに持っていって売っちゃおう。
100gずつパックに詰めて並べたら、1日で全部売り切れて、ちょっとしたお小遣いになりました(^_^)

売り物になりそうもない開いたものを使ってフキ味噌を作りました。
フキ味噌の作り方は以前こちらに書きましたが、あの時は、味噌に対してフキノトウたっぷりの仕上がりでしたが、今回は市販されているようなバランスのフキ味噌にします。

フキ味噌は焼き魚にも焼き肉にも相性抜群!

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ふきのとうをさっと茹でて刻み、

 
合わせ味噌を混ぜ合わせて、水分を飛ばしながら炒めると出来上がり。

フキ味噌の作り方の詳細は、姉妹サイト『おいしい山菜&きのこ図鑑』をご覧下さい。

ふき味噌は焼き魚や焼肉に添えてもうまい。


今回は、兄貴が本場沼津から買ってきてくれたサバの干物があったのでそれを焼いて、フキ味噌と一緒に食べてみます。
ほぐした身にフキ味噌をのっけて口に運ぶと、旨みをたっぷり含んだサバの身にほろ苦い春の風味が加わって抜群にうまい!!
あんまり美味いから、日本酒も呑んじゃった(^_^)

干物じゃなくて生の魚に薄く塩を振って、ふき味噌を乗せて焼けば味噌の香ばしさが加わってこちらも美味いはず。
実は、魚じゃなくて焼肉にふき味噌を乗っけて食べると、これまた最高なので一度お試しを。

★後日追記:
アジの干物とフキ味噌を和えて、サンドイッチを作ってみました。詳しくはこちら

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんにちは。
    御無沙汰しておりました。
    昨日行った場所の蕗の薹はすっかり花になっておりました。
    蕗味噌、最近食べてないです。
    焼きサバと相性がいいのですね。
    来年になりますが、蕗味噌作って焼きサバでいただこうと思っちゃいました。

    • 無茶1さん、こんばんは。
      お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
      フキノトウはあっという間に花が咲いちゃいますね。
      ふき味噌はサバに限らず、他の焼き魚や焼肉と一緒に食べるとなかなかいけます。
      渓流沿いの奥の方だとまだこれから出てくるものもあると思いますが、ふきのとうを採るチャンスがある時に、一度お試し下さい(^_^)

  2. 見てるだけで飲みたくなってきました(^^)

    • Kさん、こんばんは。
      この写真、自分で見返してみてもまた呑みたくなります(笑)
      と言っても、私はアルコールはそんなに強くないので、日本酒ならほんのちょっとで酔える経済的な体質です。Kさんはお酒強そうですね、想像ですが(^_^)
      炊きたての白飯に載せて食べるのもうまいんですよねー。

  3. ちょっと、ちょっと~~~
    リコプテラさん、ウチの食卓見てました????

    こないだ道の駅で買って来たフキ味噌のことと、その日に買って来た真ホッケのヒラキのことは書きましたよね。
    その翌日に安物ステーキ肉を焼いて瓶詰めのフキ味噌添えて食べたんですけど・・・
    おかしい・・・絶対にどこかでDNAが繋がってるはずだ。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      ははは、隠しカメラが仕掛けられているかもしれないですよ(笑)
      私のブログはタイムラグがあるので、おそらくkuniさん家でふき味噌とホッケを食べている日に、私はふき味噌と焼きサバ食べてました。
      そして次の日には焼肉にふき味噌のっけて食べてました。恐るべきシンクロ率。
      ホントに、DNAレベルで食べる物の好みが似ている(笑)

  4. おはようございます。
    フキ味噌も美味しそうですが、鯖干物の焼き加減が抜群ですね。
    上手く焼き目がついているのに、表面の艶があって。
    干物ってのは、黒焦げ死体や、ミイラ化死体になり易いんですよね。
    冷凍焼けした様な干物は論外として、程良い加減に焼けた干物は実に美味しい。

    • マンボウさん、こんばんは。
      確かに干物って、うっかりすると黒焦げになっちゃいますね。
      今回兄が買ってきてくれた鯖は肉厚でジューシーだったので、うまく焼けました。
      味の方も抜群でした。
      塩焼きよりも干物は旨みが凝縮されてますよね。その旨みとふき味噌の苦味がうまい具合に調和しました(^_^)

  5. 私が釣りに行くエリアではフキは殆ど見かけません。鹿が食べ尽くしているらしいです>_<
    逆に、大阪の実家の裏山には沢山生えてます。都会に近くてハイカーだらけなので鹿が少ないのです。
    蕗味噌と干物のコンビ、食べてみたいですね。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      今回ふきのとうを採った場所の一つで、獣に掘られたような形跡がありました。
      掘ってふきのとうは折られてるんだけど、食べずに残されているような感じでした。動物は苦くて食べないのかな?と思いましたが、どうなんでしょ。鹿は食べるんですかね。
      干物にふき味噌は激うまですよ。ご実家の裏にふきのとうが生えるならぜひ、お試し下さい。あ、大阪だともう、来年になっちゃいますかね(^_^)

  6. ちょびっとの日本酒で思いとどまることの出来る自制心は見習いたい(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。
      自制心はないんですけど、私はアルコール弱いので日本酒はちょびっとしか呑めないんですよ(笑)
      アルコール強い人をうらやましく思うこともありますが、ちょっとで酔えるのは経済的なので、まぁそれも悪くないですか。
      たぶん、アルコールの許容量はkuniさんと同じくらいだと思われます(^_^)

  7. こんにちわ!昨日高山へ釣りに行ったら蕗の薹の蕾がちらほらありましたので、少し採ってきました。リコプテラさんのフキ味噌がとても美味しそうでしたので早速作りました。
    蕗の薹の天ぷらが苦手な旦那もフキ味噌は喜んで食べてます。
    美味しそうな料理のレシピをいつも楽しみにしています!
    (これから山菜の季節ですね。いまからワクワクしてます。)

    • ユーミンさん、こんばんは。
      飛騨高山ですか、いいですねー。楽しい釣りになったでしょうか。
      お、ふき味噌作りましたか。旦那さんも喜んでらっしゃるようで何よりです(^_^)
      ふきのとうの天ぷらは、大きさによって火の通り具合が違うので、場合によっては苦味が強すぎることがありますね。
      ブログ読んでいただいてありがとうございます!
      山菜の季節、渓流釣りにも良い季節になってきますねー。