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名人の毛鉤に憧れて|テンカラ毛鉤巻き

テンカラ毛鉤巻き勉強中
この記事は約4分で読めます。

私が、ブログを通じて勝手に釣りの師匠だと思っているハックルさん
釣りのみならず、キノコ狩りや山菜採りに関しても師匠です。

どんな状況でも、魚のいる場所を見極めて確実に釣果を上げるその腕はお見事の一言。名人とはこういう人のことを言うんだと思います。
ハックルさんの巻いた毛鉤は、地元の釣具店でも販売されていました。
今期で毛鉤販売はやめるということで、残念がっている人も多いことでしょう。

私はテンカラ釣りを始めたのは昨年から。本業?のフライフィッシングの方ですらまだ始めて三年のひよっこなんですけどね(笑)
一番最初にテンカラ竿で魚を掛けたのはハックルさんの毛鉤。それからもテンカラではハックルさんの毛鉤を使わせてもらって楽しめています。ありがとうございます!

最近になって自分でもシンプルなゼンマイ胴や孔雀胴の毛鉤を巻いてみて、それでもある程度釣れるようになってきました。
ハックルさんの毛鉤を失くすのはもったいないので、自分でも名人の毛鉤を真似して巻いてみよう。真似したつもりだけど巻き方は自己流だし、なんとなく見た目を近づけただけに過ぎないですけど。
実際のハックルさんの毛鉤はもっとキリリとしてるし、迫力というか釣れそうなオーラがあります。
私のはとりあえず形にはなりましたが「真似した」と言うのが申し訳ないくらい。まぁ、名人毛鉤もどきですね(苦笑)

名人毛鉤もどき|テンカラ毛鉤巻き

  • フック:オーナー 桑原テンカラ3号
  • スレッド:ユニスレッド 8/0(黒)
  • ハックル:スズメの尾羽
  • ボディー:ストリップド・ピーコック
  • ソラックス:ピーコックハール

 
鉤はオーナーばりの桑原テンカラ3号を使います。
黒のスレッドで下巻き。

 
ストリップドピーコックを取り付けてアイに向かって巻きます。

 
ストリップドピーコックを巻いた部分に瞬間接着材を塗って補強します。
ピーコックハールは強度アップのためにスレッドと撚ってから巻きます。

 
ソラックス(胸部)にピーコックハールを巻いて、スズメの尾羽を逆撫でて先端部を取り付けます。ハックルさんはキジとかヤマドリとかで巻かれていますが、私はとりあえず手持ちのスズメの羽を使ってみます。
このスズメの羽を入手した日のできごとは今から思い出してもほんとに不思議。
これ、羽軸を半分に裂いた方が良かったかな。ちょっと強引に巻いてみよう。

 
二回転巻いてスレッドで留めます。
羽を少し胴側へ巻き込み、ヘッドを成形してウィップフィニッシュ。


ヘッドセメントを塗って一応完成。
最初に胴部にスレッドでテーパーを付けた方が良かったかな。

レッドワイヤーを巻いて沈みやすくしたバージョン。

 
ウェイトを巻いた少し重いやつも作ってみよう。
このくらいレッドワイヤーを巻きます。
黒のスレッドで前後が滑らかになるようにテーパーを付けて巻きます。

 
こちらも胴と胸部は同様にピーコックで巻いて、スズメの大雨覆(羽の部位についての詳細はこちら)という部分の羽を取り付けます。こちらの方が羽軸が柔らかいので、コックネックを巻く時と同じように元部分を取り付けて巻いています。
二回転巻いたらスレッドで巻き留めハーフヒッチで仮止め。
赤いラインに替えて、ヘッドを巻いてヘッドセメントを塗ったら完成。


さっきのよりこっちの方がうまく巻けた(^_^)
ともかく、もっと精進して、魚に気に入って貰えるテンカラ毛鉤を巻きたい。フライとはちょっと違うバランスがあるような気がする。

この毛鉤はすでに実釣で使ってみましたが、何尾か釣れているのでもっとちゃんと巻けるようになれば私のメイン毛鉤になるかも。
オモリを巻いたものの方が重さ的には良さそう。私はテンカラの場合は、毛鉤をドライフライのように浮かべて使うんじゃなくて、水面直下を流す感じで使いたいので。

スズメ大雨覆という羽は良い感じなんだけど、拾った(正確には貰った)スズメから少しだけいただいたものなので、数に限りがある。
量産する時はやはりヘンネック辺りを使うことになるかな。でも、できれば日本の野鳥の羽で巻きたいな。

キノコ狩りで山を歩くと、バタバタバタと時々すぐ近くからキジやヤマドリが飛びたつことがあるから、今度からその周囲を探索して羽拾いでもしようかな。

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コメント

  1. おはようございます。
    身の丈以上に紹介していただき恐縮しております、毛ばりきれいに巻けていますね、ユニスレッドは私は6/0Wを使っています、胴の下巻にはアロンを使わストリップドピーコックを巻いた後に低粘度のアロン(釣り名人など)で固めます、完成後にヘッドセメントのソフトを塗って艶を出して完成です、この手法は最近になってからですので店の物にはないですね、スズメは翼の羽を使います、右翼と左翼では巻き方が逆になります、出来た毛ばりはヨレヨレ風ですが、若い頃、末川の大会の残りで活躍しました。
    渓流泊釣行記事期待していますよ!

    • ハックルさん、こんばんは。
      二泊三日の谷籠もりから帰ってきました(笑)
      6/0のスレッドでよくあんなにスリムに巻けますね。私も挑戦してみます。
      完成後にヘッドセメントのソフトを塗って艶だしですか。なるほど。
      スズメはまた入手できないかなぁ、と思っています。それか、雉の剥製でも入手しますか(^_^;)
      今後とも名人に近づけるように頑張りますので、よろしくお願いします。
      釣行記は、初日分を明日か明後日にはアップできると思います(^_^)

  2. こんにちは。
    丁度今頃はランチの準備時間ですかね?
    よい釣りを!

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      今日のこの時間は、釣りを終えてちょうどテント村に帰ってきてランチの準備をしているところでした(笑)
      ありがとうございます。
      今回もいろいろありましたが、三日間楽しめました。
      詳細は、明日か明後日から一日分ずつアップしますので、よろしかったらまたお読み下さい(^_^)

  3. こんにちは。
    二泊三日の釣行ですか~。羨ましいです。
    今頃、ニコニコですね。
    アア昔に戻りたいです。
    最後の画像の毛バリ、ホント綺麗です。

    • 無茶1さん、こんばんは。
      さきほど、三日間の釣行から帰ってきました。
      毎度のことながら忘れものがあったり、トラブルが発生したりしましたが、全体としてはとても満足できる釣行になりました。
      当日の様子は追ってアップしますので、よろしかったらまたご覧下さい。
      毛鉤を褒めていただき、ありがとうございます。師匠のお手本があってこそなので、ありがたいです(^_^)

  4. もう帰って来られたようで、お帰りなさい。
    楽しめましたか?^^

    とても雰囲気のある毛鉤ですね。
    ボクも、真似させていただこう、リコプテラさんのお師匠さんの毛鉤。

    • kuniさん、こんばんは。
      今回も例によっていろいろアクシデントはありましたが、おかげさまで無事に帰ってきました。結果的にはかなり楽しめた三日間になりました(^_^)
      私が巻いた物はまだまだですが、師匠が巻く毛鉤は本当に何とも言えないオーラをまとっています。
      kuniさんが巻いたらどう仕上がるのかにも興味がありますねぇ。

  5. 二泊三日の釣行お疲れ様でした。
    ハックルさんのように巻けると気持ちが良いですよね。
    今年は全然巻けてないので巻きたくなりました。
    後に巻いた毛鉤はお見事ですね。
    釣りも思うように行けてないので行きたいです。

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      ありがとうございます。今回も無事に帰ってこられました。
      まだハックルさんの足元にも及びませんが、精進して師匠のような毛鉤を巻けるようになりたいです。
      フライフィッシングもテンカラも、釣ること意外に毛鉤を巻く楽しみもあるところが良いですよね。禁漁期でも釣りが楽しめます(^_^)

  6. 私めは良き先輩のkuniさんから学んでおりまする。
    自作も渓流から海用のフライまで頑張ってみましたがセンス無かった(笑)

    • Nori1022さん、おはようございます。
      kuniさんという先生がいれば頼もしいですね。
      すでに海用まで巻いているんですか。それは巻く方も相当な腕なのでは。
      海のフライフィッシングも楽しそうなので、いつかはやってみたいですが、今は渓流で手一杯なところです(笑)