スポンサーリンク
スポンサーリンク

コスパの高いストッキングウェーダー|リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダー

おすすめアイテム釣り道具
この記事は約6分で読めます。

何度か書いていますが2017年の渓流シーズン初めから、ウェーダーの膝から下の生地全体から水が少し滲んで来ていたんですよね。
一日履くとふくらはぎの辺りが湿ってくる程度だったので使ってましたが、いよいよ寿命といった感じとなり、イタチ谷の水中撮影の時には、ガムテープでぐるぐる巻くというなんともかっこ悪い状態で使い、それを最後としたのです。

今まで使っていたウェーダーは、ダイワ スーパーブレスストッキングウェーダーSBW-3000S
今はバージョンアップしてSBW-3001S楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)になってますね。
ブレスアーマーというダイワオリジナルの4層構造防水透湿素材を使っていて、蒸れないのでとても快適。膝下まわりは5層構造で頑丈になっています。

過去記事を確認すると、2014年に購入して3年間使ったことになりますね。もう少し使えると嬉しかったけど、私の場合、イバラをかき分けて歩いたり、かなりハードな藪漕ぎをしたり、使用頻度も高いのでまぁ、仕方ないかな。

ウェーダーはお金をどのくらいかけるか迷う釣り道具。

渓流釣りの場合、ウェットウェーディングができる夏場は別として、水が冷たいうちはウェーダーは必需品なんですよね。
できるだけ、動きやすくて耐久性のあるものを選びたいんだけど、釣行回数が多いとやはり3、4年くらいで買い替えになるんじゃないかと思う。
そのくらいしか保たないなら、できるだけ安い物をダメになるまで使って買い替えるという方法も良いと思うんですよね。
ブーツウェーダーなら透湿素材じゃないもので4,000円くらいのものもあるので、それでも良い気がする。透湿と言っても、暑い時期じゃなきゃそんなに蒸れるわけじゃないし。

ところが、ストッキングウェーダーとなるとそもそも透湿素材じゃない安価なものってないんですよね。
SIMMSの一番高いのは10万超えですからね!
もちろん歩きやすさや耐久性など高いだけのことはあるんだろうけど、3万のウェーダーの3倍長持ちするってことはないよね・・・
10万あったら、良いロッドを買いたい。

というわけで、ストッキングウェーダーでできるだけ価格を抑えたものから選んでみよう。

リトルプレゼンツ N3 ウェストハイウェーダー

探してみたら、リトルプレゼンツのウェーダーが良さそうだということに。
リトルプレゼンツは、ライトウエイトWDシューズウェットゲーターでお世話になっていて、比較的お手頃価格で良い製品を出しているイメージ。

 
リトルプレゼンツ N3 ウェストハイウェーダー楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る
私はLサイズ(26〜27cm)を選択。カラーは、マッドグレイとモールタンがあります。私は色が濃い方のマッドグレイを選択。

 
ウエストハイのウェーダーです。ウエストをベルクロで留めて固定します。
私はチェストウェーダーが必要なほど深く立ち込むことはないし、胸の辺りがゴワゴワするのも好きじゃないので、いつもウエストハイのウェーダーです。

背面側にはパッドが入っていてしっかりフィットします。
スーパーブレスウェーダーは肩ベルトがついていて外すこともできましたが、こちらは最初から肩ベルトがありません。肩ベルトがない方がすっきりして動きやすいので問題ないです。

 
フロント側、腰の少し下に、通気孔があります。
つま先と足裏〜かかと部分には通常の2倍の密度に織り込んだトリコットを表面に採用した、高耐久のDSクロロプレンを採用。
左右非対称のソックスなので、フィット感が良いです。
ソックス底面には「US/M 8-9 L」と書かれています。
USサイズだと8〜9のサイズってことですね。

 
ソックスはかなり耐久性高そうです。
履いてみると、普段の靴サイズ26.5cmの私はLでちょうど良いですね。
ウエストを締めて固定してみると、身長180cmの私でも股下に少し余裕があっていい感じ。

このウェーダーは内股に縫い目を作らず、フロントセンターに配置することにより内股の縫い目同士の擦れによる生地のダメージを解消しています。
そして、その縫い目自体にカーブをつけることにより、膝の運動量を考慮した立体裁断を実現しています。
確かに、膝を曲げてもとても動きやすいですね。

気になるのはその耐久性。

一つ気になる点は、ダイワのスーパーブレスウェーダーと比較すると、かなり生地が薄く感じるところです。
ダイワの方は4レイヤー&5レイヤー、こちらは3レイヤー(生地が3層構造)なので、とても動きやすいんだけど耐久性はどうなんだろう?
ただ、あれだけ丈夫そうに見えたスーパーブレスウェーダーも3年経ったら、膝下生地が劣化してきて水が浸みるようになっちゃったから、厚ければ強いってもんでもないのかもしれない。

 
実際にフィッシュオン鹿留や水中撮影テストの時に使ってみました。
膝の曲げ伸ばしはしやすく、とても歩きやすくて軽快なんですが、一つだけ問題がありました。

厚い靴下を履いてこのウェーダーを履き、デビルズキャニオンを履くと、足がきついんですよね。
つま先が痛くなって長時間は履けないほど・・・厚いヒートテックの靴下をはいていたので、普通の靴下に替えたらまぁまぁ大丈夫になりました。

デビルズキャニオンは、ウェットウェーディング用のウェットゲーターやウェットソックスで履くと今度は少し緩いので、これ以上サイズアップはしない方が良いんですが・・・
スーパーブレスウェーダーのソックスが何mm厚のネオプレンか明記がないのではっきりしませんが3mmなのかな。
しばらく履けばネオプレンが馴染んできて、ちょうど良くなるとは思うけど。


実売価格は2万円を切っていてお手頃だし、総合的には満足できるウェーダーだと思います。
来シーズンは当初から活躍してもらおう。
強引な藪漕ぎなどはなるべくしないように大事に使おうと思います。

 
この前モンベルで買った撥水剤 S.R.リキッドスプレー楽天で見るアマゾンで見る
テントやバックパック、レインウェア、ダウンシュラフなどに使うためのものだけど、ウェーダーを使った後、水で洗って汚れを落とし、乾かしてからこれを縫い目にスプレーしておくことにしました。これをスプレーしても透湿性能に影響はありません。レインダンサーにもスプレーしておいた方が良いね。

このウェーダーが4年保ってくれたらうれしい。

2022.3.7追記:
このウェーダーは最終的には生地が傷んできてじんわり水が滲むようになってしまいましたが、実際に4年使うことができたので満足です。
買い替えを検討した結果、やはりのこウェーダーが総合的に一番良さそうなのでリピート購入しました。

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 10万のも5000円のも破れる時は一瞬なので凄く迷いますね。快適度と耐久性と値段と比例しないのでいつも悩みます。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      そうなんですよねぇ、あんまり高いウェーダーを買うと、穴開けたり破いたりするのが怖くて藪漕ぎはできなくなるかもしれません(笑)
      2倍の価格のものが2倍長持ちするっていうならわかりやすいんだけど、そこまでは保たないし、選び方が難しいですねー。

  2. うわ~ 10万円のウェーダーどんな感じなんでしょう^_^; 貧乏父ちゃんは、地元の釣具屋さんで買った足の付け根までの長靴タイプを使ってます。 出発遅めのイブニングでもすぐに履けます(^^)v

    • Kさん、こんばんは。
      私も10万円のウェーダーは履いたことがないのでわかりません(笑)
      SIMMSというメーカーは熱烈なファンもいるので物は良いのだと思いますが、やはり10万円のウェーダーは一生履く機会はないでしょう。
      足の付け根までのやつはヒップウェーダーと呼ばれてますよね。里川とか平坦な川ならさっと脱着できて良いですね(^_^)

  3. こんばんは。
    私も安物派、8000円のを使ってます。
    大体2〜3年で駄目になりますね。
    でも釣行日数を考えると10〜15日程度です。
    結構簡単に駄目になるものですね。
    まぁ履いたままで1日に何キロも歩くのでウェーダーも可哀想?

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      ウェーダーはどんなに高い物を買っても消耗品なんですよね。
      一日に何キロも歩くってのは、ブーツウェーダー(長靴タイプのウェーダー)ででしょうか。長距離歩く場合は、ストッキングウェーダー+ウェーディングシューズにすると歩きやすくて疲れ方も全然違います。私は、ブーツウェーダーからストッキングウェーダー+ウェーディングシューズに替えた時にはその快適さに感動しました(^_^)

  4. ボクも、これと同じシリーズのチェストハイです。
    もう3代目だったかな?
    ボクには合ってますよ。^^
    ひとつめは超ハードな藪コギで「やっちゃった」から2年でオシャカだったけど、今のは来年が4シーズン目だったと思います。

    • kuniさん、こんばんは
      お、そうですか。同じシリーズを使っているとは心強い。
      私はまだ少し履いてみただけですが、動きやすくて快適なので、あとは耐久性さえ高ければ文句ないんですけどね。
      4シーズン使えればうれしいです。
      私も一度藪漕ぎでウェーダーを裂いた経験があるので、気を付けなければ(^_^;)

  5. こんばんは。
    そうですねーやはり10万となると私もロッド+リールを選びますね。
    4〜5千円の安物ウェーダーを2〜3年で交換してきましたが、今年初めてソックスタイプウェーダーを購入しました。(アングラーズデザインの、)ウェーディングシューズと合わせて5万ほどの出費でしたが買って良かったです。

    • 北のヒデさん、こんばんは。
      私も少し前から欲しいロッドがあるので、10万円のウェーダーを買うくらいならそちらにお金を回したいです(^_^;)
      私はブーツウェーダーからストッキングウェーダーに切り替えた時は、その歩きやすさに感動したのを覚えています。
      大岩を乗り越えたりするような場合は、やっぱりウェーディングシューズですね。

  6. わたしはブーツフットタイプがメインですが、ダイワのゴアテックスウェーダーを長年愛用してます。3~4年でチェンジですが快適で丈夫です。約3万円以下で購入してました。頻度は週2回の8時間釣行です。したがってフェルト交換は毎年です。
     ウェーディングシューズを使用するタイプは年に2回程度になりますが膝を冷やしすぎると足が硬直するのでウェットウェーディングは滅多にしなくなりました。
     ウエストハイなのですが、軽いのはもちろん、深いところに用心するためでもあります。股より深くは入らなくなりますから。

     ウェーディングシューズとはうまくあわせられずにきて、毎回のように爪がペディキュア状態になります。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      私も以前はダイワのブーツウェーダーでした。ダイワオリジナルの透湿素材でしたが、快適でした。
      ゴアテックスは今でも高いですが、高いだけのことはある防水透湿性能ですよね。週2回の釣行で3〜4年保てば耐久性も上々ですね。
      今回のウェーダーは履き心地は良いですが、ソックスが厚いせいかシューズがややキツイのだけが気がかりです(^_^;)

  7. おはようございます。
    ウェーダーはいろいろありますが、源流釣りなどは快適な透湿性の物より丈夫なものが良いですね、特に私などは山も川も同時に歩きますので安いものを履いています、フェルトも貼り変えず完全に消耗すれば新しいく安い物を買うと言ったパターンですが、開けた川で夏などは透湿性を使いますが、ちょっと気を使いますね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      私の場合、ウェーダーは水が冷たい時期(気温が低い時期)に履くので、透湿素材じゃなくても大丈夫かなとも思うんですが、ウェーディングシューズと組み合わせるストッキングウェーダーの場合、透湿じゃない廉価なものがないんですよね。
      大岩のあるような場所は、ブーツタイプだと足元にやや不安を感じるので、ウェーディングシューズで行きたいところなんですが・・・ウェーダー選びはなかなか難しいです(^_^;)

  8. こんばんは。
    ウエーダーは迷う所ですね。
    自分のウエーダーはブーツタイプで、比較的早い時期に鮎タイツ(ウエットタイツ)に切り替えます。
    考え方は色々ありますが、水を通さない各種ウエーダーはダイビングのときのドライスーツと同じで、水を通す鮎タイツタイプはウエットスーツと同じですね。
    ドライスーツの場合は水を通さない事が第一で、ウエットスーツは染みた水が薄膜になって動かずに体に密着したネオプレンの厚みがそのまま保温材になる事でしょうか。
    足ひれや靴を履く時は、素足では凍えてしまうのでウエット靴下を履かなければいけません。
    その延長線上で、釣の時はウエーダーでも鮎タイツでも、ダイビングで使っている3mm厚のウエット靴下を履いています。
    それでも雪の残った3月はブーツウエーダーにしていて、その時は靴のホールドが悪いので足元が不安です。
    やはり、ストッキングウエーダーとウエイディングシューズが最強ですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      ウェーダーは「消耗品」であるところが、竿選びなんかよりも難しいところがあります。
      ウェットスーツ地の鮎タイツというのは履いたことがないですが、昔ダイビングをやていたことがあるので、ウェット生地の感覚はわかります。
      源流では膝の曲がりが悪いかなぁ、と思いますがどうなんでしょ。でも保温力は確かに万全かもしれないですね。
      いずれウェット鮎タイツも試してみるかもしれません(^_^)

  9. 追申
     水漏れチェックに自動車のパーツクリーナーが使い勝手が良いとの記事をよそ様サイトにて拝見しました。
     確かに乾きがほどほどに早いから、すぐ修復にかかれます。プラス脱脂効果があるので接着力も高まるはずですね。(今、未使用で10年間保管中が2本もってるから・・。)

     ジンワリ漏れは、自分の経験も併せてブーツ部分との接着部に多いことがありますが、その方は購入した新品に見つけたとのことでした。

     眠れない夜にニンフを巻き貯めております。50年ほど前から餌釣り→ルアー→フライ(40年)となりましたが、フライをはじめたことが強烈な釣り好きに導いたのは間違いないです。源流好きが輪をかけました。
     ゲームは複雑になるほど飽きが来ないものです。 

    • FFfreakさん、こんばんは。
      パーツクリーナを塗布してエア抜けでチェックするってことですかね。なるほどー。
      私の前ウェーダーのジンワリ漏れは生地全体が劣化してきていて、もう完全に寿命でした(>_<) 私は夜になるといつでもどこでも眠くなっちゃうので、むしろ、眠い目を擦りながら毛鉤巻きです(笑) 私も、餌→ルアー→フライと辿っています(ルアーは今でも辞めた訳ではないですが)。確かにフライフィッシングは複雑で、そこが魅力なのかもしれません(^_^)

  10. 昨年夏から渓流を始め、ウェットウェーディング。さて春は、と思い、当記事を参考にさせて頂きました。一昨年、シーバスで使っていたウェーダー(普通のとネオプレーンの二つ)を処分したのを悔やんでいます、、、。

    • amさん、こんばんは。
      夏はウェットウェーディングが快適でいいですよね。
      私も梅雨明けから禁漁まではウェットウェーディングですが、9月後半になるとちょっと冷たかったりします(^_^;)
      少しでも参考になればうれしいです。リトルプレゼンツのウェーダーはコスパ高いと思います。しばらく使ってまたレビュー書きたいと思います。
      シーバスやられてたんですか。そちらはもう引退なんでしょうか??
      使えるウェーダーだったらちょっともったいなかったですね(^_^;)

  11. 途中送信でした(am名でのコメント)。

    • akさん、こんばんは。
      途中送信したってことは、まだ続きがあったでしょうか。
      いつもで、お気軽にコメントして下さい(^_^)

  12. 道具選び、特にウェーダーや着る履くものは難しいですよね。
    どうしても試はなく経験で選ぶ結果になりますしマッチングは使ってからになるのでなかなか思うようになりませんね。
    財布がパンパンなら駄目でも売ればと割り切れるのですが壊れるまで履くものは何度購入しても難しいです。^^;

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      ベストなんかだとまだ長持ちしますが、ウェーダーは高価な割りに一番劣化も激しくて選び方が難しいですよね。
      1シーズン履いてみてその優劣がわかるといった感じなので、他メーカーとの比較も簡単にはできないし。
      なるべく長持ちして欲しいですよね(^_^)