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酒の肴を釣りに行こう!|アブラハヤのから揚げ

その他の釣りその他魚介料理
この記事は約5分で読めます。

なんだかジメジメと湿度が高くて蒸し暑い日曜日のこと。
今日は雨が降らないかな、と思ったら午後になって降ったり止んだり。ほんとにすっきりしない天気。
こんな日の夜はシャワーを浴びてビールでも飲まなきゃやってられない。
ビールには揚げ物が欲しいな。何かないかと冷蔵庫を見たけど、めぼしい物はなし。
うーん、こうなったら食材確保に行ってくるか。
海の近くに住んでれば今の季節だったらハゼでも釣りに行くんだけどなぁ。ウチの辺りではあの魚ってことになるか・・・

夕方ちょこっと出かけます。ちょっとドライブして例のニジマスを釣った堰堤湖に到着。

魚肉ソーセージでアブラハヤを釣ろう!

アブラハヤは天竜川でも釣れるけど、今の時期に天竜川で釣ったアブラハヤやウグイはあまり食べたいと思わないですね。
ここは、山奥から流れてくる沢の水が溜められているのでアブラハヤもウグイも味は抜群。
他に釣った、もしくは目撃したことのある魚は、ニジマス、イワナ、鯉くらいかな。
ずっと前に、死にそうなブラックバスが岸でふらふらしてるのを見たけど、あれはきっと誰かが違法放流したものの、冬にガチガチに凍っちゃうこの場所では繁殖できなかったようで、それ以降見かけない。

ここに流れ込んでいるのはほんとに細い沢なので漁協放流もないし、上流に釣りに入る人もいない平和な場所。

 
先客がいました。
三人組でリール竿を使って、ジェット天秤を投げてました。流れ込みを渡った左側にいるし、あまり関わらない方が良さそう(笑)
私は右側の奥の方へと岸沿いの小道を歩きます。

餌はミミズよりも釣りやすい魚肉ソーセージ。

ここでアブラハヤを狙ってみます。ウグイも釣れるかもしれないけど。

 
仕掛けはこんな感じ(クリックすると拡大します)。シンプルな川の小物釣り仕掛けです。
アブラハヤは口が小さいので、ハリは袖型の3号と小さめにして。
餌は魚肉ソーセージにします。以前、ミミズで釣ったときは、ミミズの先端を引っぱるでけでなかなかハリがかりしなかったので、今日はソーセージを小さく切って付けます。これならハリがかりは抜群なはず。
まぁ、餌になりそうなものはこれしかなかったからなんだけど(笑)
ソーセージは過去にウグイ釣りで使ったことがあるけど、まぁ、アブラハヤにも通用するでしょ。

 
小さいトウガラシウキ。小物を釣るにはこれで十分。
餌のソーセージは3〜4mm角くらいに小さくカットして。ハリに付けます。

 
ウキとオモリのバランスをとって、ウキ下を1mくらいに調整。まずは目の前の駆け上がりあたりを狙ってみます。
しばらく待ってみますが、まったくウキに生命反応が表れません。
あれ? ソーセージがだめなのかな。
もっと右側の岸際から張り出した木の下辺りを狙ってみることに。

餌を投入して、ウキがまだ馴染みきらないうちにアタリが。
アワセせると、ぷるぷると小気味よい引きが。

ウキにぴくぴくアタリが。楽しい小物釣り。

 
8cmくらいのアブラハヤ。から揚げにちょうど良いサイズ。
それからは、同じポイントでじゃんじゃん釣れます。
まさに入れ食い。ウキが馴染むと同時にピクピクっとアタリが出るのが楽しい。
アタリがあってもたまに餌だけとられたり、簡単過ぎないところも良い。
いつもフライフィッシングという小難しい釣りをやっていると、たまにこんなシンプルな小物釣りも良いですね(^_^)

やはり釣りはポイント選びが一番重要ですね。
数メートルずれるだけで、こんなに違うとは。この辺りに魚がかたまっている模様。


今日は10尾も釣れば十分と思っていたけど、15分の間に15尾釣れてしまった。
それから、またニジマスでも釣れないかとしばらく釣り続けるけど、釣れるのはアブラハヤばばかり。まぁ、アブラハヤだけの方が調理が簡単でいいけどね。
15尾以降はリリースして帰ることにしました。

ビールのおともに最高! アブラハヤのから揚げ。

 
キープしてきたアブラハヤ。サイズは7cm〜10cmくらい。
洗ってから、腹を出します。胃の中身を確認すると大きめのやつは小さい虫を食べてますが、小さいのは胃の中身がほとんど緑色の藻でした。
小さいのは藻を食べていて、大きくなると虫を食べるって、鮎と逆だね。

それともう一つ、小さいアブラハヤには卵が入っている場合が多いです。
アブラハヤはメスがオスよりも小さいのかな。
そうなると、メスは藻を食べていて、オスは虫を食べてるってことになるけど、今度釣りに行った時にも調査してみよう。

 
腹を出したらもう一度腹の中もきれいに洗って、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
ビニール袋に入れて、市販のから揚げ粉を適量振り、袋の口を閉じてシャカシャカ振ります。粉が足りなければ少し足して、さらに振ります。

 
こうすると、粉が無駄にならなくていいですよ。
あとは、いつも重宝しているツイン天ぷら鍋を使って揚げるだけ。

サイズ的にはワカサギと同じなんだけど、骨はワカサギよりしっかりしてるので、最初低温でじっくり揚げて、一度とりだしもう一度高温でカリッと揚げる二度揚げにすると完璧です。


この写真だけで見てもらえば、くどくど説明する必要もないでしょう(^_^)
アブラハヤは揚げるとふんわりとした白身の甘味が感じられて、うまいですよ!
夏の間は、これからもちょくちょく夕涼みを兼ねてアブラハヤを釣りに行こう。

ビールはやっぱりグラスに注いで飲みたい。

このところ、渓流でよくビール飲んでる写真が登場してますが、いつも缶ビールです。
アルミ缶からそのまま飲んでます。
「ぷはぁー、最高!」って書いてて、それはそうなんだけど、「最高」を追求するなら、ほんとはグラスに注いで飲みたい。重いからグラス持って行かないんだけど。
アルミクッカーの金属臭問題同様、アルミ缶に入ったビールをそのまま飲むとやはり金属臭が気になるんですよね。

だから、最高のビールを飲もうと思ったら、瓶ビールをグラスに注いで飲む、これになりますね。

世界中で愛されるビールの元祖。それはチェコにあった。

この前のチェコニンフロッドの記事Noriさんがコメントで教えてくれたピルスナー・ウルケルというビールが気になっています。
一般的なピルスナーの元祖で、ラガースタイルのビールの醸造方法の基礎となっているものらしい。
チェコがビール王国だとは知りませんでした。

これは、買って飲んでみるしかなさそう(笑)

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1.   旨そうですねー。
     アブラハヤは経験ないですが、猪苗代湖のハヤの唐揚げは売ってるくらいです。
    水が透明な大湖水です。長野、新潟の支社との会議で現地調査した際、その青さに驚愕されました。
     直接湖水を見ても感じませんが、発電所からの出水したところで見ると吸い込まれそうです。
     ちなみに猪苗代湖は酸性河川が流入してますが、対岸側は大岩魚がいます。あるはく製は70㎝で、海遡上アメマスのようです。
     

    • FFfreakさん、こんばんは。
      ご想像通りのうまさでした。ワカサギのようにまるごと食べられるのがいいですね。
      猪苗代湖ではハヤのから揚げを売っているんですか。ハヤってウグイのことですよね?
      ウグイはある程度の大きさになると頭や中骨の硬さが気になりますが、サイズとどういう状態で揚げているのか(丸ごと?開いて?)気になります。
      なんせ、ウグイ料理は私の専門なので(笑)
      猪苗代湖はそんなに透明度が高いんですね。70cmイワナ、いつか釣ってみたいものです(^_^)

  2. こんばんは 子供の頃食べましたよ(^^)  アブラハヤ ウグイ 大人になったら食べなくなってしまいました。子供の時は、サビキのような小さな毛針が幾つも付いた物で釣った覚えがあります。なんだったんでしょう・・・あの毛針が沢山付いたものは?

    • Kさん、こんばんは。
      そうですか、子どもの頃は食べてましたか。小さいのをから揚げにするとうまいですよね。
      こちらではアカウオと呼ばれるウグイを昔はよく食べていたそうですが、今はウグイを食べる人はほとんどいませんね。
      毛鉤の流し仕掛け、ウチにあります。今でも売られていると思いますよ。
      浅瀬を流すと、ブルブルッと簡単にウグイやオイカワが釣れましたよね。
      ただ、こちら天竜川ではオイカワが激減してしまいました。今度、調査を兼ねて毛鉤で釣ってみようかな(^_^)

  3. きた!
    この分野は、リコプテラさんの独壇場ですね。^^
    確かに百聞は一見に如かず・・・そしてきっと百見は一食に如かずなんだろうなぁ。

    • kuniさん、こんばんは。
      なんと言っても私はウグイ料理研究家ですからね(笑)
      今回は親戚のアブラハヤですけど。から揚げにするには、アブラハヤの方がお手軽でうまいです。
      ほんとに人から聞いているのと、自分の目で見るのは違うし、そして見ているだけと実際に自分でやってみるのでは大違いなこと多いですよね。
      私の場合、フライフィッシングが正にそんな感じでした(^_^)

  4. こんばんは。
    やはり魚肉ソーセージは裏切りませんね。
    海釣りの餌は結構な値段ですが、ソーセージは安いのにかなり優秀な餌です。
    南の島で五目釣をする時はソーセージ専門です。

    • マンボウさん、こんばんは。
      川釣りの万能餌といえば、臭いとその動きで魚を引きつけるミミズだと思いますが、魚肉ソーセージも臭いで魚を引きつける点では優秀ですよね。
      アブラハヤ相手だと、ミミズの先端だけをくわえられてハリ掛かりしないことが多いので、魚肉ソーセージか練り餌が良さそうです。
      南の島の五目釣り、楽しそうですね。そう言えば、ダイビングをしていた頃に、インストラクターが魚肉ソーセージでカラフルな魚たちを寄せていました(^_^)

  5. おはようございます。
    池の釣りも良いですね、近くのみどり湖は以前はワカサギが釣れて良かったんですが、今はヘラブナ釣りとして市で管理していますので出来なくなってしまいました、池やダムなどで座って釣るのも楽しいものですね、それと缶ビール、私も昔から缶ビールでもグラスで飲みますね、渓流釣りでもコップはいつも釣り道具の中に入っています、味が全然違いますよね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      身近なところで魚を釣って食べられるのはうれしいですよね。みどり湖でワカサギが釣れなくなったのは残念ですね。ヘラブナとワカサギだったら共存できるような気がするのですが・・・
      普段は渓流を釣り上ってますが、じっくりと腰を据えてウキを見つめる釣りもおもしろいですね。
      渓流にまでグラスを持って行っているとは、恐れ入りました。でも、本当に缶から直接飲むのとは全然味が違いますよね(^_^)

  6. ビールはグラスに移して泡立ててから飲まないとイマイチですよね。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      今まで、渓流ではアルミ缶からそのまま飲んでごまかしてましたが、やはりグラスで飲みたくなってきました。全然味が違いますよね。
      確かに、泡も重要ですよね、ビールって。
      ただ、ガラスは重いので、木製のコップなんかどうかなと最近物色しています(笑)
      今度、ピルスナー・ウルケル飲んでみますね(^_^)

  7. アブラハヤおいしそ~ですね!目からウロコでした~
    木曽でもうちの親はたまにアカウオを食べていたようです!
    祖父が釣ったタナビラとイワナには味は敵わないようですが

    チェコのビールは外国製では一番飲みやすくて美味しかったです(^o^)/

  8. patriさん、こんにちは。
    アブラハヤ、ハゼみたいでかなりうまいですよ! から揚げにするとビールのおつまみに最高です。機会があったら試してみて下さい。
    アカウオは調理の仕方によっては美味しく食べられますが、タナビラやイワナと比較しちゃうと敵いませんね、やはり。
    チェコのビール飲んだことあるんですね。私も試してみなくては(^_^)