今年の冬の終わりには春の訪れが早いだろうと思っていたけど、山菜全般、例年より遅れていますね、今年は。
例年地元より少しだけ早くコシアブラが採れる秘蔵ポイントがあって、そこへ4/19に様子を見に行ってみたんですよね。
タラノメとコシアブラが採れ始めました。
4月19日、秘蔵ポイントへ様子見に
こんな感じのヒノキの森です。アカマツも少し生えていたりしますが。
タラノキが一本だけありましたが、タラノメはもう少し伸ばしてから採りたいところ。
そんなこと言ってると他の人に採られちゃうんだけどね(笑)
まぁ、ちゃんと採り頃の状態で誰かが採る分には、それはそれでいいです。
写真2枚目はタカノツメ。コシアブラより早いタカノツメがまだ少し早い感じなので、コシアブラはまだ無理だね。
コシアブラはやようやく芽が膨らんできたところ。
ほとんどがこんな状態で、成長していても写真2枚目くらいがやっと。
あと4、5日経てば採り頃になるかな。
何も収穫がないのは少し寂しいので、たくさん生えていたツクシを採って帰ることにしました。ハカマを採るのがメンドクサイけど、佃煮にすると美味いんですよ、これ。
この辺りでは桜の花が終わりを迎え、風に吹かれた花びらがひらひらと舞い落ちていました。
6日後の4/25に再度出かけました
そして、次に出かけられたのは4/25日の今日でした。
あれから6日経っているから、ちょうど良いくらいになってるんじゃないかな。
一本だけあったタラの芽は予想通り誰かに採られていました(^_^;)
タカノツメは食べ頃のものもありますが(写真1枚目)、写真2枚目のようにほとんどが伸びすぎになっていました。
お目当てのコシアブラの方は、ちょうど良いくらいに伸びていました。
ただ、全体的には少し遅かったような・・・すでに伸びすぎのものもかなり見受けられます。
芽が伸び出した時の植物の成長って早いですよねー!
山菜は採る時期を逃すと、すぐに食べられるなくなっちゃうんですよね。
タイミングを逃さないのが重要。
写真1枚目のように少し開いたものでもOK。
写真2枚目もギリギリOK。
葉が開いたものは、肉巻きにするとビックリするくらい美味いですよ。
写真1枚目くらいに伸びて葉の開き始めのものが天ぷらにするのには最高。
木が太ければ、写真2枚目のように芽も太く出てきます。太い木から出てきた芽の方が食べ応えがあって風味も強いので美味いです。
芽を摘んでいる時にもウコギ科独特の爽やかな香りがしますねー。
なんとも言えない良い香り。
写真1枚目のようにある程度成長した木には脇からも芽が出ますが、全部芽を採らずに最低でも一つは芽を残すようにした方が良いです。
写真2枚目のように、細い幼木のてっぺんに一つだけ芽が出ている場合はなるべく採らない方が良いですね。
木の芽を全部採っちゃって葉が出ないような状態にしてしまうと、木が何年経っても成長できないし、場合によっては枯れちゃうので。
食べ頃のものだけ選んで採りました。このくらいにしておこう。
コシアブラは『おいしい山菜&きのこ図鑑』で私が唯一「見つけやすさ」「判別しやすさ」「美味しさ」全ての項目で星5を付けている山菜なのです。ぜひ、皆さんも味わってみて下さい。
ここは秘蔵ポイントですが、ここ数年、私の他にもう一人入っているようです。
今回は、先に採られた形跡があります。
でも、この方、採り頃のものだけを間引くように採って行くので、木が丸坊主にされるようなことはないし、後から私が入ってもそこそこ採ることができます。
ありがたいことです。
年によって私が先だったり、彼(女性の可能性もあるけど)が先だったり、いつかバッタリ出会えるんじゃないかと密かに楽しみにしています。
もし怖そうなオジサンだったら、見なかったことにしてUターンするけど(笑)
次は山菜、調理編へと続くのでしょう。^^
それもまた楽しみだったりするのです。
山菜にしろ、魚にしろ、適度な採り方(獲り方)をしたいものですね。