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長梅雨のショウゲンジとアミタケ|2020年キノコパトロール初日

きのこ狩り
この記事は約3分で読めます。

今年は本当に梅雨に雨がたくさん降って、しかもなかなか明けないですねぇ。
今日(2020.7.22)は久しぶりに晴れて雨の心配はなさそうなので、夕方ちょっと近くの山へキノコパトロールに出かけてみます。
例年だと梅雨明け頃に、コムソウ(ショウゲンジ)やアカヤマドリなんかが少しは採れて、運が良ければマツタケが採れることもあるんですよ。

ウチの辺り(長野県上伊那地方)では、梅雨明けすぐに採れるマツタケのことを土用マツタケと呼びます。秋に比べると採れる量はごくわずかです。


日中はかなり暑かったですが、夕方4時頃になると少し涼しくなったので山へ。
とは言っても、ちょっと登り始めたら汗だく。

 
上り始めてすぐにキチチタケ(毒)を発見。
それからしばらく何もなく、やっとのことで小さいアミタケ発見。


もしかしたら、秋にアミタケの群落ができる辺りにたくさん生えているかも? と微かな希望を胸に上っていきますが、結果何もなし (>_<)

 
代わりにギンリョウソウ(食不適)ハナホウキタケ(毒)が。
目玉お化けになる前の若いギンリョウソウは綺麗ですね。
ハナホウキタケは、本当にシーズン当初から終盤まで一番長く見かけるキノコじゃないですかね。

 
写真1枚目だけ見るとなんだかわからないかもしれないけど、これコムソウ(ショウゲンジ)です。
採ってみるとよくわかりますね。柄がしっかりしていて、虫にも喰われていない様子。

 
さらに上って行くと、傘がもっと開いて傷んでるものが目に付きます。

 
キシメジ(注)ももう出ていますね。


ここにはキチチタケ(毒)がまとまって生えていました。

 
開いて傷んでるものが多くて残念。ちょっと来るのが遅かったかな。
それでもなんとか食べられそうなものだけ採っていきます。

 
アミタケも少しだけ追加。

 
ツバがはっきり残っている典型個体のショウゲンジ。
なかには、こんな小さな幼菌も。


少し移動して、さらに探索。この辺りは例年今頃アカヤマドリも採れたりします。

 
ここでも採れるのはショウゲンジのみ。


黄色矢印のところ、遠目に紅いキノコが見えます。

 
タマゴタケかと思ったらドクベニタケ(毒)だった (>_<)
このキノコはとにかく毒キノコの中で一番見かけるキノコです。
今日はお散歩程度のパトロールなので、1時間ほどで帰ることにします。


本日の収穫。ショウゲンジとアミタケが少し。
この時期にしては上出来でしょう。味噌汁に入れて食べよう。

もっと標高の高いところではショウゲンジがたくさん採れているようです。
今の時期は蒸し暑いのでいまいち爽快感がないですが、お盆前にもう一度別の山を歩いて見ようかな。
お盆頃には、一度チチタケを採りに行って、後は秋の本格シーズンに備えようと思います。

ともかく、2020年のキノコシーズンは始まりました。

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コメント

  1. 今シーズンの秋は、どんな感じですかね。。ラジオで、松茸が絶滅危惧種と言ってました。そのうちに食べられなくなるんですかね。

    • Kさん、こんにちは。
      これだけ梅雨に雨が降れば、普通ならキノコは豊作予想と言いたいところなんですが、いくらなんでもちょっと今年はちょっと降り過ぎなので秋のキノコ(特にマツタケ)にとってはあまり良くないかもしれないです。
      アカマツの木があまり太くなりすぎるとマツタケも出なくなるようだし、山の管理がちゃんとできなくなるとマツタケも採れなくなるかもしれないですね。

  2. おはようございます。
    いよいよキノコシーズの幕開けですね。
    こちらもショウゲンジは出だし好調のようですが、雨に弱いから腐っている物が多く、収穫は三分の一程度です。残してきた物は、落ち葉をかけ証拠隠滅です(笑)
    今年は環境が良いためかドクベニタケの立派なこと、何度もタマゴタケと間違えましたよ。
    今年のキノコ事情は何かヘンです。少量ではありますが、もうサクラシメジやウラベニホテイシメジが出てました。毎年自分なりの巡回パターンがありまして、例年この時期ですと標高1000m付近がターゲットですが、気温(地温)が低いせいか何もありません。今年は自分のパターンが通じないようです。

    • naotyanさん、こんにちは。
      キノコシーズンは始まりましたが、いくらなんでも雨が降り過ぎでちょっと心配ですね。
      ショウゲンジは確かに大きく開いて傷んでいるものが多かったです。
      私は今までこの時期にサクラシメジやウラベニホテイシメジを見たことはありません。今頃出ているとはかなり変ですねー。
      下手すると7月中に梅雨が明けない可能性もありますよね。秋のキノコも心配です (>_<)

  3. リコテプラさんはキノコ名人でもあるんですね。ちょっと尊敬です(笑)
    私は山の中で見かけるキノコはどれもこれも毒キノコに見えてしまいます。
    たとえそれがシイタケであっても気持ち悪くて持って帰ろうという気になりません(笑)

    そういえば毎年秋になると高遠の姉からマツタケが送られてきます。
    近くの山を所有している方からのおすそ分けだそうです。築地や京都に出荷するものの一部のようですごく立派です。
    でも去年は不作みたいでパスされました(笑)
    今年もだめかな。丸焼きにしてプハーっといきたいんですけどね(笑)

    • イッケンヤさん、こんにちは。
      キノコ名人ではないですが、山菜採りとキノコ狩りはライフワークです(笑)
      確かに慣れないとキノコはみんな毒キノコに見えるかもしれないです。
      出荷されるマツタケは本当に形の良いものなんですよね。それを送ってもらえるとは素晴らしい。
      年によって当たり外れが激しいので、ダメな年もありますね。
      今年これだけ梅雨に雨が降れば豊作予想といきたいところなんですが、ちょっと降り過ぎで逆にダメの可能性も・・・(T_T)

  4. おはようございます。
    私も気にはしていますが、コムソウは開田までいかないとお得意の場所はないですし、もう出ていたんですね、チチタケはお盆頃でしょうか、今のキノコは傷みがひどいですが良く採れましたね。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      コムソウは開田まで採りにいかれるんですね。かく言う私も、チチタケを採りに開田まで行きますが(笑)
      今年は梅雨が長すぎてなかなか山へ行けませんでしたが、比較的標高の低いところでももう開きすぎのものが多かったです。
      もっと虫に食われているかなと思いましたが、意外にも虫食いはほとんどなかったです。
      私は、次はお盆のチチタケになるかと思います (^_^)

  5. こんにちは。

    リコプテラさんのテリトリーも西山ですかね?
    自分と採れてるものが、似てますね。(自分は西山がメインエリアです。)

    夏キノコが採りたかったので、私は東山を見に行って来ました。
    狙いどおり、アカヤマドリ、タマゴ、オニイグチなどが採れました。
    逆にコムソウは一本のみでした。

    雨が多いので、キノコがすぐに痛んじゃいますね。

    • tugazoさん、こんにちは。
      東山にも行くことはありますが、西山を歩くことが多いですね。
      東山は確かにイグチ系やタマゴタケがよく採れますよね。
      実は今日辺りまた山に行こうかと思っていましたが、この雨でとてもそれどころの状況じゃなくなっちゃいました。
      今年の梅雨はいくらなんでも雨が多すぎで、秋のキノコ(特にマツタケ)にとってもあまり良くないのかもしれませんねー。
      豊作を期待したいところではありますが (^_^)

  6. オイチソウだわ。ですがコムソウちゃんは経験ありません。

     一昨日、豪雨の合間に山岳渓流のみ濁っていなかったのではいりました。
     駐車場にヌメリイグチが巨大な2本、デカガオサイズで鎮座しておりました。雷雨にでも遭ったらビバークなので、ツェルト持参です。

     25cmの太った岩魚がすぐ釣れたものの、雰囲気がいやらしい。お昼もそこそこに帰路にネットを折ってしまいました。
     誰かのブログにネットは自由に動かないと折ると警告がありましたわ。枝に引っかからないようザックと背中の間にいれたから、軽い滑落で縦方向に圧縮折損。

     サブネットでメインネットじゃなかったのが幸い。怪我もないし感謝です。

    今日は、孫ちゃんと一緒にカンツリに行ってきまーす。

     追申、深山イラクサをこちらの地方ではエラと言います。高齢者はイとエが曖昧な発音になる当地方です。

    • FFfreakさん、こんにちは。
      コムソウはそれほど味のあるキノコではないですが、シャキシャキと食感が良いのですき焼きなんかに入れると美味いですよ。

      私も源流部ならなんとか釣りになるかなと出かけましたが、道路工事で上って行けませんでした (><)
      渓流を歩いているとなんか嫌な雰囲気を感じることありますよね。ネットは残念でしたね。でも本当に怪我がなかったのは幸いです。
      お孫さんと管釣りですか。そんなのんびり安全な釣りもたまには良いですよね。楽しめたでしょうか (^
      ^)
      そちらではミヤマイラクサのことをエラ(イラ)と呼ぶんですね。南信では山菜として認識されてませんが、北信では結構食べるんですね。

  7. おはようございます。
    釣に行くと、沢山のキノコも見かけますが、写真の様な松葉のある場所ではなく、怪しげなキノコばかりです。

    • マンボウさん、こんにちは。
      赤松混じりの混生林は比較的いろんなキノコが楽しめます。
      渓流釣りの時は私も川からそれほど離れないので、ちゃんとした(食べられる)キノコに出会うことは少ないですね。
      ヌメリスギタケモドキというキノコは柳や広葉樹の倒木なんかによく生えるので秋になると良く見かけますが。
      https://sansai-kinoko.com/numeri-sugitake-modoki/