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渓流魚の放流問題|長野県からの回答

釣り つぶやき
この記事は約13分で読めます。

渓流魚の放流について考える|長野県からの回答

長文ですので、興味ある方のみお読みください。


先日、木曽川漁協が放流している朱点が大きく滲んだようになっているアマゴ(ド派手アマゴ)と天竜川漁協が放流しているエラブタが短くエラが露出してしまっているイワナ(エラ見えイワナ)が増えている問題について書きました。

これで良いのか、渓流魚の放流|木曽川水系&天竜川水系
元来の形質から変わってしまった魚たち|渓流魚の放流木曽川水系の朱点ド派手アマゴ私は天竜川水系と木曽川水系の渓流を釣り歩いていますが(稀に矢作川水系も行きます)、ここ数年木曽川水系で放流されているアマゴが、妙に派手な朱点をまとっている...

皆さんからもいろいろと勉強になるコメンもいただき、ありがとうございました。
長野県の担当部署から回答が来ましたので、私からの質問および回答を全文掲載します。

私が長野県県民ホットラインを通じて送った質問および要望(全文)

私は天竜川水系、木曽川水系で渓流釣りをしていますが、最近とても心配に思うことがあります。

長野県内各漁協で、渓流魚を放流していますが、ここ数年木曽川水系に放流されているアマゴが朱点が異様に大きく滲んだようなものになってきています。
朱点が繋がって帯のようになって本来のアマゴとはかけ離れた容姿になってしまっているものや、大きくなった朱点部分の皮膚が隆起している個体もあります。
天竜川水系では、エラブタが短く変形していてエラブタを閉じてもエラが見えてしまっているイワナをある程度の割合で見かけるようになりました。

これらの魚は、川で育つうちにそうなったわけではなく、漁協がそのような成魚を放流しているのは間違いありません。これらの魚は漁協の経営的な問題から仕方なくそうなってしまったのか、それとも何らかの意図があってやっているのか。
いずれにせよ、これらの魚が秋に婚姻色なったのを見かけないし、ごく小さな稚魚も見かけないので自然繁殖できる魚なのかは疑問です。
信州は自然豊かな渓流がたくさんありますが、そこで泳ぐ魚は生態系の中でちゃんと生きて自然繁殖できる本来の魚であって欲しいと思います。

それと同時に、信州の自然は重要な観光資源という側面もあります。
信州の渓流は素晴らしいので県外からもたくさん釣り人が訪れますが、釣れる魚がこのような魚だとしたらがっかりされて見向きもされなくなる恐れがあります。

文面だけでは状況が伝わりにくいと思いますので、私自身が運営しているブログに写真入りで状況詳細をまとめました。
お忙しいところお手数をお掛けしますが、下記リンク先から見ていただきたいと思います。ブログ記事にいただいたコメントも合わせて読んでいただけると幸いです。
https://www.sakanakokoro.com/2021/01/13/56838/

便宜上、朱点が大きく乱れたアマゴを「ド派手アマゴ」エラブタの短いイワナを「エラ見えイワナ」と表記します。以下の質問および要望にご回答いただけると幸いです。

1、渓流魚の放流についての質問

(1)木曽川漁協が放流しているド派手アマゴについて把握しているのか。その上で、ド派手アマゴを放流していることに対する見解。
(2)掛け合わせの疑いのあるアマゴおよびニジマスの稚魚が釣れたことに対しての見解。
(3)天竜川水系のエラ見えイワナについて把握しているのか。その上で、エラ見えイワナについての見解。

2、渓流魚の放流についての要望

(1)県主導で各漁協が放流している魚について調査して、現状を把握して欲しい。
(2)これらの放流魚について、県の園芸畜産課および観光課はもちろん、できれば漁協、養殖業者、外部の専門家、一般の釣り人などを含め議論をして欲しい。
(3)個人的には、放流するのであれば人の手が加わる前から棲んでいた魚に近い形質の、自然繁殖できる魚を放し、他県にも誇れる川を取り戻して、未来へと引き継いで欲しい。

以上、よろしくお願いいたします。

長野県からの回答(全文)

長野県農政部長の伊藤洋人と申します。
この度は、信州の渓流魚に関しまして貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
日頃から、信州の観光資源としての遊漁にご関心をいただくと共に、木曽川水系と天竜川水系
等の漁場をご利用いただき御礼申し上げます。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたご質問及びご要望について、お答えいたします。
回答が大変遅くなってしまいましたことをお詫びいたします。

1 渓流魚の放流についてのご質問について
(1)朱点の大きなアマゴについて
ご指摘のようなアマゴが河川や放流魚に見られるのかについて、アマゴを漁業権対象魚
種としている県内の漁協に確認したところ、木曽川漁協から、河川や放流魚に見られると
の回答がありました。
このため、県から、木曽川漁協が放流魚を仕入れている養殖業者に状況をお聞きしたと
ころ、以前は、放流魚の中に、当該河川に留まらずに川を下ってしまう銀毛個体(※成長
に伴い体色が銀白色となる個体)が多く、漁協から改善を求められたことから、親魚の選
抜を繰り返した結果、ご指摘のような形質を持つアマゴが含まれるに至ったとのことでし
た。
上記のとおり、遊漁者に釣りを楽しんでもらおうと改善を図った経過から、このような
個体が生じたとのことですが、当該養殖業者からは、今回のご意見も踏まえ、今後、漁協
にも相談しながら、交配方法等を検討していきたい旨の回答がありました。
県といたしましても、県水産試験場を通じ当該業者に対して技術的支援を行ってまいり
たいと考えております。

(2)交雑の疑いのあるアマゴ及びニジマスの稚魚について
貴殿のブログを拝見しましたが、交雑種であるか否かは掲載された写真のみでは判断が
つきませんでした。交雑と思われる魚が釣れた場合は、状況を把握したいので、大変恐縮
ですが、県水産試験場(電話 0263-62-2281)までご連絡いただければと存じます。
なお、ニジマスについては、木曽川漁協において漁業権対象魚種として放流しておりま
すので、釣れることは十分あり得ることと考えます。

(3)天竜川水系におけるエラが露出するイワナについて
ご指摘のようなイワナが河川や放流魚に見られるのかについて、イワナを漁業権対象魚
種としている県内の主な漁協に対し聞き取りを行ったところ、放流魚の中にまれに見られ
るが、出現頻度は低いとのことでした。
ご指摘のようなイワナの詳細な発生原因は分かっておらず、自然環境下において、遺伝
的要因や生息環境によって出現する可能性も否定はできません。
対策を講じている漁協では、養殖業者に改善を依頼したり、放流する前に確認していま
すが、魚が弱らないよう迅速に実施する必要があることから、放流魚全てについて確認す
ることは難しく、混入してしまう可能性もあると考えます。
県としましては、遊漁者からのご意見として、可能な限り当該魚の混入を減らしていた
だくよう漁協へ伝えてまいります

2 渓流魚の放流についてのご要望について
(1)放流魚の調査について
県では、毎年漁協に対して放流魚種や放流量等に関する調査を実施しておりますので、
その調査に併せて、ご意見のありました朱点が大きなアマゴやエラ蓋が欠損しているイワ
ナ等の状況について実態把握を行いたいと考えております。

(2)放流魚に関する議論について
県には、漁業者、採捕者(釣り人を含む)、学識経験者等幅広い関係者で構成される内水
面漁場管理委員会がありますので、その場で議論させていただきたいと思います。

(3)他県にも誇れる漁場づくりについて
近年、国を始めとする様々な研究機関において、在来の魚を保全しながら、遊漁者のニ
ーズに応じて漁場を区分けして管理する手法や、半天然稚魚や半野生稚魚の放流等、新し
い資源管理技術の研究が進められています。
ご提示のありました、国のパンフレットに掲載されている半天然稚魚や半野生稚魚の増
殖事例について、水産庁に情報提供を求めたところ、全国で1漁協が国の補助事業を活用
して試行的に取り組んでいるとのことですが、新しい技術のため、継代養殖稚魚より飼育
しづらく、生産に手間がかかる等の課題があり、更なる研究の蓄積が必要であるとの回答
がありました。
本県においては、釣りは重要な観光資源の1つであり、遊漁者ニーズとして在来の魚の
保全も重要であると考えていることから、国等の研究機関とも連携しつつ、自然再生産を
重視する資源管理技術として、禁漁による増殖効果の検証等に取り組んでいるところです。
今後も引き続き研究を行い、漁協や養殖業者等に対して情報発信、技術指導をしてまい
ります。

以上、ご質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、園芸畜産課長
鈴木正幸、担当者:水産係 小松典彦まで(電話 026-235-7229、
メール  enchiku@pref.nagano.lg.jp)ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

令和3年(2021年)2月15日
長野県農政部長 伊藤 洋人

(注:回答の重要と思われる部分をこちらで赤字にしました)

回答を受けて、私が思うこと

しっかりとした回答をしていただき、ありがとうございます。

1 渓流魚の放流についての質問
(1)朱点の大きなアマゴについて
長野県内漁協ではやはり主に木曽川漁協に特化した問題のようですね。
継代養殖を繰り返した結果だというのは思った通りでしたが、まさか漁協からの要望を受けた結果とは・・・
釣り人に喜んでもらおうと思ってやったことらしいので、釣り人へのアンケート調査等してもらって(今なら方法はいくらでもありますよね)、その結果によっては方向性を変えていけますね。
養殖業者も漁協と相談して交配方法を検討すると言ってくれていますし、県からも技術的な支援をしてくれるということなので、期待しています。

(2)交雑の疑いのあるアマゴ及びニジマスの稚魚について
交雑と思われる魚が釣れた場合は、今後は、県水産試験場(電話 0263-62-2281)に連絡します。
ニジマスが木曽川漁協において漁業権対象魚種に設定されているということを私は知りませんでした。
木曽川漁協のサイトの遊漁規則の「魚種」の項目には確かに「ニジマス」の項目があるけど、年間の放流実績のページにはニジマスの掲載は一切なし。
念のため天竜川漁協のサイトも確認すると「鮎・岩魚・アマゴ・虹鱒等の放流を定期的に行っています」との記載が。天竜川漁協のニジマス放流はたぶんダム湖に放流しているジャンボニジマスのことだと思うんだけど。
この件については、再度県の園芸畜産課水産係に電話して確認してみました。
すると、木曽川漁協の過去実績ではニジマスを年間100kg放流し、天竜川漁協では80kg放流しているとのこと。そして、どこにどのように放流するのかは漁協次第で把握していないとのこと。
と、いうことは源流部にニジマスを放流しちゃっても問題ないわけ? これは問題かも。
ともかく県の見解としては、ニジマスを漁業権魚種に設定して川に放流するのは問題ないということらしい。
まぁ、ニジマスは生態系に大きな影響は与えないのかもしれないけど・・・
今度は木曽川漁協に、ニジマスをどのような場所に放流しているのか電話で確認すると、子ども相手の釣り大会などで川を区切って放流しているだけで、イワナやアマゴのような放流はしていないらしい。ほっとしました。
天竜川漁協の80kgという数字も、これはジャンボニジマスおよび釣り大会用でしょう。
今のところ、ニジマスについてはさほど心配はないようです。

(3)天竜川水系におけるエラが露出するイワナについて
県内漁協への聞き取り調査では「放流魚に稀に見られるが、出現頻度は低い」とのことです。
うーん?、私は以前たまたま自分が釣っている少し上に天竜川漁協が放流している場面に出くわして、その直後にそのポイントを釣ってみたら入れ食い状態で15尾くらい釣れたと思いますが、それら全てがエラ見えイワナだったんですよね・・・
その時の放流魚がたまたまそういうイワナだっただけ?
「自然環境下において、遺伝的要因や生息環境によって出現する可能性も否定はできません」とのことですが、どうも私にはそうは思えません。
ともかく、エラ見えイワナをなるべく川に放流しないようにしていくということなので、経過観察です。

2 渓流魚の放流についての要望
(1)放流魚の調査について
ド派手アマゴ、エラ見えイワナについてしっかり調査して実態把握してもらえるようなので、期待しています。

(2)放流魚に関する議論について
幅広い関係者で構成される内水面漁場管理委員会で議論してくれるということなので、こちらにも期待します。

(3)他県にも誇れる漁場づくりについて
半天然稚魚や半野生稚魚の増殖については、全国で1漁協が国の補助事業を活用して試行的に取り組んでいるという現状で、更なる研究の蓄積が必要だけれども、釣りは重要な観光資源の1つであり、遊漁者ニーズとして在来の魚の保全も重要であるという認識で動いてくれそうなので、引き続き期待します。

伊達に省庁を名乗っているわけではない|水産庁のGood job!

前にも書きましたが、アイさんからいただいたコメントで教えていただいた水産庁の 「渓流魚の効果的な増殖方法 ―イワナやヤマメ、アマゴを上手に増やす方法―」という資料が素晴らしいです)。これこそ、Good job!
これを県の担当部署にも見ていただいた上で、上記の回答となったわけです。

(↓クリックして拡大して見て下さい)

私が疑問に思っていたことの答えが全てここに書かれている、と言っても過言ではありません。
ぜひ皆さんにもリンク先の全文を読んでいただきたいと思いますが、重要な部分を以下にまとめます。

今現在、渓流にいる魚は天然魚、野性魚、養殖魚(継代養殖魚)、半天然魚、半野性魚に分けられる。(そもそも私はこの辺りからはっきり認識していませんでした)

天然魚養殖魚や野生魚と交雑しておらず、遺伝 子がそれぞれの川固有の魚。 「原種」や 「在来個体群」とも呼ばれる。
野性魚養殖魚と交雑したことがあり、遺伝子は それぞれの川固有でないが、自然繁殖し ている魚。
養殖魚(継代養殖魚)養殖場で長年飼育・繁殖されている魚。
半天然魚養殖魚の卵に天然魚の精液を交配して 生産した魚。
野性魚養殖魚の卵に天然魚に近い野生魚の精液を交配して生産した魚。

半天然稚魚や半野生稚魚の放流後の動向を調べた結果、生残率が継代養殖稚魚より 2.5~3.5倍高いことがわかり、イワナやヤマメ・アマゴでは、半天然稚魚、半野生稚魚を使用すれば、これまでより高 い放流効果が期待できる。
その一方で、養殖場での餌付けなどがやや難しく、継代養殖稚魚より生産に手間がかかるといった短所がある。

稚魚放流は春と秋、どちらが良いのか。
→放流する稚魚の一尾あたりの値段により左右される(詳しくは上記資料参照)。

渓流魚の増殖方法には稚魚放流のほかに、発眼卵放流と親魚放流がある。放流以外の方法として、産卵床造成がある。
これらの方法も増殖効果が高いので、増殖義務の履行方法に加えることが望まれる。

渓流魚の自然繁殖を助ける方法として、尾数制限と全長制限がある。
ほとんどの都道府県で15cm以下の渓流魚は採捕禁止となっているが、それに加え大型魚を持ち帰らないようにすることも効果的。
実際に20cm以上のイワナを持ち帰らないようにしたところ、イワナの稚魚が約3倍に増加したという試験結果あり。

いろんな試験をした結果、水産庁では以下の二つの指針を示しています。

  1. 半天然稚魚(半野生魚)を生産して、放流しよう。
  2. 尾数制限や体長制限を検討しよう。

1については、技術的に難しい面があったり漁協の経済面でなかなか難しい点があると思いますが、2については今すぐにでも実行できますよね。個人的には魚の持ち帰り尾数の制限はしても良いんじゃないかと思います。
それから、この水産庁の資料で目から鱗だったのは、大きい側の体長制限についてです。
私はこの資料に目を通すまで全くそういう考えは頭にありませんでした。そして、下記のように現実的な提案もしてくれています。

漁期を通して大型魚を川に戻すことは組合員も 遊漁者もなかなか納得してくれないでしょう。  その場合は、次のような方法があります。
「禁漁前の2、3週間だけで良いので、釣れた魚のうち全 長20cm以上(あるいは25cm以上)の魚は川に戻す。」
このようなルールだったら、組合員や遊漁者に受け入れられるのではないでしょうか。

この素晴らしい提案について、各漁協でも協議して欲しいと思います。
そして、釣り人だからこそ渓流魚の実態を把握できるという面もあると思います。
今後も、釣りを通じて渓流を観察し、何か気づいた点があれば県に報告、提案していきたいと思います。
皆さんも、放流魚については考えてみてください。

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コメント

  1. 大きいやつこそ逃がすべきと前から思っています。カサゴとかも小さいのを唐揚げ用にキープして、大きい抱卵個体とかリリースしています。

    • Nori1022さん、こんにちは。
      さすが、漁師の息子さんだけあって、水産資源再生産に対する意識が高いですね。
      私は水産庁の資料を見るまで、大きい方の体長制限については全く意識してませんでした。
      私は渓流魚に関してはキープすること自体稀ですが、その他の魚もキープする時は今後は視点を変えてみたいと思います。

  2. こんばんは
    遺伝特性ってやつがあるんですね。
    今まで、単純に、成魚放流はやめて、稚魚放流や発眼卵放流がいいなと思っていました。
    トラック放流できる場所でなく、リュック放流できる場所より上が自然に釣場に。
    お気に入りの沢に自主放流(稚魚移動)する内に、地元釣り人に誘われてのリュック放流手伝いもしていると、そんな山渓がドンドン自庭化して、根こそぎなんてとんでも無い話になりますね。
    真摯な地元釣り人と上手くお付き合いできたらと思います。

    • マンボウさん、こんにちは。
      渓流魚の放流と一口に言っても、やり方はいろいろありますよね。
      やはり一番良いのは、その川にいる魚が自然繁殖で増えることだと思うんですが、渓流釣りブームの昨今ではなかなか難しいですよね。
      小さな沢だと、渓流魚を絶滅させるのは簡単ですが、逆に増やそうと思うと地道な努力が必要ですね。
      長野県北部には昔は、イワナを釣って生計を立てていた職猟師と呼ばれる人たちがいたそうですが、そういう人たちこそ、渓流資源の再生産という観点を持っていたんだと思います。

  3. おはようございます。
    先ずは誠意ある回答が頂けた事は良かったですね、ただ、(1)放流魚の調査について
    県では、毎年漁協に対して放流魚種や放流量等に関する調査を実施しておりますので、
    その調査に併せて、ご意見のありました朱点が大きなアマゴやエラ蓋が欠損しているイワ
    ナ等の状況について実態把握を行いたいと考えております。
    とありますように実態をご存知なかったのは残念な気持ちです。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      お役所は文書で回答するのは慣れているというか、そつのない回答をいただけました。

      そうですね、この回答からは今まで実態を把握していなかったように受け取れますね。
      今回意見を送ったことで、今後はしっかり調査して実態把握、対策を講じてもらえれば嬉しく思います。
      今後も、釣れる魚の状態を注視していきたいです。

  4. 色々漁協えのご意見・検討有難う
    勉強してないと河川の状態が把握できないでしょう
    現場に立ち経験から物言う事が一番強い意見です
    私も色々経験しましたがライター時代には漁協との意見交換で
    結果自然相手でイワナ等は放流魚等で混生し従来のイワナが少なく成りました
    混生して行くのも時代の流れとの結論でした。元ニッコウイワナが
    居なく成ったのも伺えます。

    • 釣りお爺さん、こんにちは。
      釣り人は言ってみれば誰よりも川を歩いているので、気づくことがありますよね。
      現状、自然繁殖のみでは厳しい面があるので放流に頼る部分がありますが、自然環境含め自然繁殖を手助けする方向性の事業を展開して欲しいですね。
      少しずつでも良い方向に向かってくれることを願います。

  5. こんにちは。
    しっかりとした意見を述べれば、ちゃんと回答を得られる点、行政の活動姿勢を見直しました。
    ですが、認識が甘いと思われる点も散見されました。エラ蓋溶けイワナに関する記述は違和感を覚えます。私は信州で件のイワナを釣ったことはありませんが、地元でアレが釣れる場所は八割方エラが見えてました。漁協が認識していない訳がありません。串に刺して炭焼きしている店のイワナは正常ですよね。あれは売り物にはなりませんよ。あと、天然や野生イワナで見かけたことも皆無です。釣り人に沢山釣ってもらわないと来て貰えないってのは理解しますが、漁協にはもっと広い視点で魚を増やす活動をお願いしたいです。一時禁漁だとか、密漁の取り締まり。森の手入れだとか、いまならSNSを活用すればボランティアも少しは手伝ってくれると思うのですが。安い魚をジャンジャン放流して終わりでは安直すぎます。

    • 七流釣師さん、こんにちは。
      長野県の県民ホットラインは以前にも意見を送ったことがありますが、その時もしっかり回答していただけました。
      七流釣師さんの地元でもえら蓋が欠損しているイワナが釣れるんですね。
      私も件のイワナについては、「自然環境下において、遺伝的要因や生息環境によって出現する可能性も否定できない」と県から回答もらっていますが、本文にも書いた通り継代養殖魚だという認識です。

      そうですね、自然環境含めた渓流魚増殖事業のボランティアを募集すれば、応じてくれる釣り人はいると思います。そういったものがあれば、私もぜひ参加したいです。

  6. 丁寧な回答があったようで、良かったです。
    私もこの話題には関心がありますので、今後も注目して行きたいと想っています。

    極論してしまえば、放流が無くても、川のキャパに合った魚が居てくれれば良いのですけどね。
    そこに放流となると、遊漁者と管理側の都合や思惑が絡みますから、難しいところです。多くの漁協が高齢化で規模縮小していて、従事者不足も心配です。

    釣り人としてだけではなく、河川の釣り堀化はどうしても残念ですし、放流するならするで、その地に馴染んだ魚を増やす方向にして貰いたいものです。
    これからも豊かな自然と、そこに息衝く魚が泳ぐ環境が残って欲しいですね。

    • アイさん、こんにちは。
      おかげさまで、ちゃんと回答はいただけて、今後に向けての第一歩にはなった気がします。
      アイさんが教えてくれた水産庁の資料は本当に素晴らしかったです。その方向性で県も漁協も少しずつでも動いてくれれば、後々大きな違いになってくると思うんですが・・・

      そうですね、理想的にはその川の魚の自然繁殖ですよね。年ごとに禁漁区を設定するなど、自然繁殖の手助けになる方法はあるとは思います。
      中には釣り堀的に釣れる川を望む釣り人がいることも確かですし、釣り人側の意識改革も必要かもしれません。

  7. めちゃ意識が高いですね。

    それにしても日本の河川は生態系がグチャグチャな感じになってますね。

    • nanaさん、こんにちは。
      いえいえ、意識が高いわけではないんですが、ここ5年くらい木曽川の朱点が大きく乱れて繋がってしまったアマゴが気になってしかたなかったんです。
      年々ひどくなってきて、ぱっと見アマゴに見えないほどになってしまいました。
      ニジマスを漁業権魚種に設定して放流している漁協も増えました。もしかしたら、在来環境にそれほど影響を与えないのかもしれませんが、イワナやアマゴのいる川にあえてニジマスを放すことはないと思うんですけどね。

  8. こんばんは。

    内容はともかく、県からこんなにしっかりした回答があったことは少し驚きです。御見逸れしました、といったところです。

    大型魚を逃がす話は以前どこかで見たことがあります。理に叶っていると思いました。

    いろいろな人がいるので、なかなか難しい問題だと思いますが、できることからコツコツと、ですかね。

    別な話になりますが、私は地球温暖化により、渓流魚が生息出来る場所が狭まってくる危険性が心配です。

    • wakudokirunさん、こんにちは。
      少し時間はかかりましたが、その分漁協への聞き取り調査などしてしっかりとした回答をいただけたのは良かったです。
      ただ、「内容はともかく・・・」と言わざるを得ない部分もあったのは確かです。

      そうですね、産卵行動に参加する大型魚をリリースするのは渓流魚増殖に効果がありますよね。
      漁協主導で新しいルール作りをして啓蒙していけば、少しずつ変わっていくと思います。
      地球温暖化は明らかに進んでいますよね。海の魚も生息域がだいぶ変わってきています。渓流魚にも少なからず影響が出てくるんじゃないかと、心配ですね。

  9. こんにちは。

    前向きな回答が出されて良かったですね。
    少し時間は掛かると思いますが、綺麗な魚になることを期待したいです。

    今回、県行政と漁協へ問い合わせされていましたが、水産庁には釣り人専門官がいらっしゃいますので全国的な情報入手や更なる対応改善に役立つと思いますので情報として記載しておきます。
    (既にご存知かも知れませんが)

    • TKen3さん、こんにちは。
      今回のやりとりがきっかけになって、少しでも良い方向に向かってくれると嬉しく思います。
      自然環境相手の取り組みは時間がかかると思いますが、地味にこつこつとやっていくしかないでしょうね。

      水産庁に、釣り人専門官が!?
      そんな人がいるとは知りませんでした。
      今後はそちらからもアプローチしてみたいと思います。貴重な情報ありがとうございました。

  10. 貴重な情報を発信して頂きありがとうございます。
    疑問に思ってた事を行動に移せる事はとても凄いと思います。(文句だけは浮かんで来ても、なかなか行動には移せないんですよね・・・。)

    回答に関しては、真摯な回答だと感じますが、行政の感覚と実際フィールドで体感している人間の感覚との認知度の違いは離れているなーと感じるのが正直な感想です。

    今回の回答を聞いて、確かに放流魚のボロボロのシラメは釣れなくはなったなと納得いく部分もありました。
    ちなみに、ニジマスは長野県の某ダムでは自然繁殖しているようです。
    (ニジマスは自然繁殖しないから大丈夫とかよく聞きましたけど・・・)
    聞いた話なので、今年は機会があったら調査に行こうかなと思ってます。

    • tugazoさん、こんにちは。
      いえいえ、こちらこそ、皆さんに読んでいただき渓流魚の放流について考えていただければ、ありがたいです。

      そうなんですよね、ちゃんと回答はいただいていますが、実際に渓流で釣りをしていると、例えばえら蓋の欠損したイワナは自然環境でそうなったものではないというのは、すぐにわかります。
      放流魚のシラメ、確かに以前は良く釣れていたような気がしますね。
      ニジマスについては、漁協としては在来環境に影響を与えないし自然繁殖はしない、というスタンスのようですが、私も自然繁殖については疑わしいと思っています。
      もし、調査に行かれたら、結果ご連絡いただけると嬉しいです。

  11. こんばんは!
    有限実行のリコテプラさんも素晴らしいけど長野県農政部の返答対応もなかなかじゃないですか。もっと、建前論で事なかれ対応されるのじゃないかと思ってました。変な先入観もって申し訳ない気持ちになりました。

    できるできないも含め時間のかかる問題ですが、こういうしっかりとした【声】はとても大事です。県も動かざるを得ないし、心ある職員は動きやすくなると思います。この返答文面からは動いてくれると信じます。
    リコテプラさんには大変だとは思いますが、せっかくできたパイプですのでたま~にと気長にツッコミを入れてみてください。ボケられない程度に(笑)

    で、私が最も効果ある方法だと感心したのが体長の上限制限です。
    私は渓流釣りを始めたころは全てリリース(川魚は食べるの好きじゃなかったので)してましたが、歳を重ねてから酒の肴にとサイズのいいのを2~3匹持って帰るようになりました。
    その時からの経験なのですが、たま~に釣れる尺前後の大物を見るとなんとなく持って帰るのが忍びなく逃がしてやりたい衝動に負けてリリースしてました。
    せっかく色々難を逃れてきて老い先も長くないのに可哀想だと思ったのです(照レ)
    友人には『渓流魚はねあんまり大きいと美味しくない。』と照れ隠ししてました。

    さらに歳を重ねるとサイズの上限が下がり25cmを超えると躊躇なくリリースしております(笑)
    これって、リリースした数以上に保護効果あるかも知れませんね。
    人には勧めてませんよ。釣りに誘ってくれなくなりそうで(笑)

    • イッケンヤさん、こんにちは。
      そうですね、時間がかかった分、漁協などにも聞き取り調査をしてしっかり回答をいただけたのは良かったと思います。
      自然相手の取り組みは長大な時間がかかるので、気長に少しでも良い方向に向けて動いていくのが大切だと考えます。今回の問い合わせがそのきっかけになってくれたら、嬉しいのですが。
      そうですね、私は気になり出すととことん気になってしまうので、この問題はしつこく(笑)注視していくと思います。

      尺クラスになると、食べるのがもったいなくなりますよね。
      キープの尾数制限や、大きい側の体長制限など、漁協がわかりやすい(釣り人に納得してもらえる)資料を作成して釣り人に啓蒙していけば少しずつ意識改革していけると思うんですが、これも気長にやっていくしかないですよね。

  12. こんばんわ。勉強になりました。リコさんには頭が下がります。
    朱点の大きなアマゴが釣れると、勘弁してよ~ と思っていただけの自分が恥ずかしくなりました しかし、色々な事情があって 今に至ってしまったんですね。以前のような綺麗なアマゴ、イワナが戻ってきてくれる事を祈るばかりです。

    • Kさん、こんにちは。
      今回の記事が木曽川のアマゴに関して良い方向へ向かうきっかけになってくれたら、嬉しく思います。
      木曽は本当に良い渓相の川がたくさんあって、そこで釣れる魚も人の手が加わる前から生きていた姿であって欲しいんですよね。
      私は、あのド派手アマゴが釣れるたびに、気になって仕方ありませんでした。気になるとどうにかしたくなっちゃう性格なんです(笑)

      そうですね、釣り人の要望を汲んだ漁協からの要請で今のようなアマゴになってしまったという経緯があるので、根本的には釣り人の考え方次第なのかもしれません。
      綺麗な川で綺麗な魚を釣りたいですよね!

  13. 長文のアップお疲れさまでした。

    私は山形県に入漁料の件で昨年質問し、やはり丁寧にご回答いただきました。

    しかし、今年は全県1区の鑑札はやめて、必要箇所の入漁券にします。
    今迄もわかってはいたのですが、3漁協しか行かないし、3か所計のほうが安いのもね。

     ただ山形県を応援したいのといつでもどこでもできる安心感から20年間購入してました。
     理不尽だなと感じたのは、4年くらい前に開始時期が1か月遅れになり、翌年にはアユの問題なのに、値上げ率がアユより高くなったこと。
     4月解禁はやむを得ないかと思ったけど、翌年の値上げ5000円は理不尽だわ。米沢漁協分が買えちゃう。
     豪雪地帯なので4月解禁だと雪代がないところに行くのが困難で、3月でも雪代前は十分肥ってました。

    • FFfreakさん、こんにちは。
      ほんとに疲れましたー(笑)
      山形県は全県共通券があるんですね。県内共通券があるのは羨ましいです。
      もし長野県にあったら、私は買うと思います。ただ、他県となると行ける回数が限られてしまうのでちょっと考えちゃいますね。
      釣券の値上がりはどこの漁協でも、一気にどかっと上げる傾向にありますね。何も根拠なく値上げしてるんじゃないかと思えるほどに。

      以前にも書いたことがありますが、私は短期間(半年ほど)ですが、山形県に住んでいたことがあります。
      町の近くの川でも綺麗なヤマメが釣れて、今でも懐かしく思います。

  14. 鰓蓋欠損について自然繁殖個体と言う可能性は、限りなく低い気がしますが「可能性も否定できません」と書かれると文章としては間違いないので文句は言えませんね・・・
    とは言え、回答としては納得できる内容と言って良いでしょうか。
    あとは今後の実際の動きですね。
    事が事だけに、明日から早速とはいかないでしょうが、行政にリコプテラさんのような方がいることを期待したいところです。

    • kuniさん、こんにちは。
      私もえら蓋欠損が自然環境で起きているとは考えにくいのですが、 お役所はさすがそつのない回答文を作りますよね (^_^)
      でも、おっしゃる通りで前向きな回答はいただけたんじゃないかと思います。
      そして、本当にどこまでこの回答に沿った動きをしてくれるのかというところが、重要ですよね。
      時間のかかる問題ですが、一歩ずつ地道に良い方へ向かっていって欲しいと願うと同時に、私も何かできることがあれば行動していきたいと思います。

  15. はじめまして。
    当サイトで、アマゴの朱点に関するアンケートを以前から実施しています。http://www9.plala.or.jp/fly-high-fisher/#enquete
    アンケート結果を見るまでもなく、濃すぎる朱点には、皆さん強烈な違和感を抱いています。

    銀毛化するのを避けた結果、というのは、なるほどと思いました。
    その他に、私がしりうる限り、以下のようなケースもあります。

    1つは、人による養殖親魚の選抜の際の偏りです。
    地元の川での発眼卵放流のため、養魚場の方と親交があるのですが、親魚を見せていただくと「朱点も多くて綺麗やろ!」と、言われます。
    朱点が多くて濃い=良い魚 という認識なんでしょう。「ちょっと濃すぎでは・・」とか申し訳なくて言えません。

    そして2つ目は、養殖用の餌です。
    マス用飼料とは異なり、アマゴ用飼料には、エビなどに含まれるアスタキサンチンが多く配合されています。色揚げ効果がありますが、身がサーモンピンクになると同時に、アマゴは朱点が濃くなります。ヤマメでさえ、体の側面がオレンジがかります。

    結果、養殖場では、朱点が濃く・多く・早く成長する大型の魚(つまり警戒心が少ない)が親魚に選抜され、それが継代飼育され、あと10年ぐらいで真っ赤になるのでは、というアマゴが増えています。

    それを是正しようと、アンケートを集計し、県や養殖業者等に情報提供しようとしてましたが、相次ぐ台風で養魚場が損壊、必死に復旧、ゲリラ豪雨で魚が流失・・・などを目の当たりにすると、「その育ててる魚、釣り人や消費者には不評ですよ」とか言えません。

    追い打ちをかけるコロナの影響で、養殖場(大抵は川魚料理屋を兼ねる)はかつてない経営危機。なんとか打開する方法はないものかと、気をもんでいます。

    • 俊さん、初めまして。
      サイト拝見しました。三重県でもド派手な朱点のアマゴが増えているんですね。
      確かに、養殖をされている方のなかには「朱点が多くて大きいのが良いアマゴ」だという認識の方がいるようなんですよね。
      以前に、そういう認識でアマゴの養殖をしてアマゴ料理を出しているお店のサイトを見たことがあります。
      飼料にアスタキサンチンが配合されているというのもアマゴがド派手になっていく一因なんですね。

      養魚場の台風被害や経営難などの問題はあると思いますが、それによって自然環境に影響を与えてしまうという問題も小さくはないので、やはり県などからの公的支援も含め良い方向を模索していって欲しいですね。
      私も、釣り人として協力できることがあるのであれば、参加したいと思っています。

      • 悪気はなく、頑張っている方々に対し、「それ、間違ってません?」とか、言いづらいんですよね。こちらは遊び、あちらは仕事で生活かかってますので。

        一方で、養殖業者は魚の専門家ですが、もしかしたら商品である魚が、市場でどう思われているのか、実際の声を聴く機会は少ないのかもしれません。敵対する関係ではないでしょうから、釣り人や一般市民の率直な声を届けられるといいですね。

        継代飼育の問題も、デメリットの面ばかり言われますが、人間を怖がらず餌をたくさん食べ、早く大きく成長する個体ってのは、豚もそうですが、養殖する側からすればいいことづくめです。
        天然魚とか野生魚の性質は、それとは真逆でしょうから、難しい問題ですね。

        • 俊さん、こんばんは。
          お気持ち、よくわかります。

          それぞれの立場がある現在の状況の中で、やはり監督的に立場にあってしかも予算を立てることもできる県の果たす役割は大きいように思います。
          釣り人にとっても、漁協や養殖業者にとっても良い方向性というのを模索していって欲しいですね。

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