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山菜あいこはどこに生えているのか?|アイコ採りとおひたし

山菜料理山菜採り
この記事は約6分で読めます。

昨年の6月5日、想定外の歩け歩け釣行の時のこと。

3時間ほど歩いた末に運良く尺イワナが釣れて、苦労は報われたわけですが、入渓点に向かう道中に探し求めていたアイコ(ミヤマイラクサ)を偶然見つけたのでした。
ただ、すでに葉が大きくなっていて、旬を逃してしまったのです。なんとか食べられそうなものを採ってきて食べてはみたものの、来年こそは旬の時期に採りに行くぞ! と心に誓ったのでした。

旬のアイコを採って食べよう

雨の中、アイコを求めて歩く

そして、やってきた2021年5月。
例の川に向かってみたものの、昨年からの工事は終わるどころかダンプの往来はさらに激しくなっていて、平日は歩きでも通行不可。いや、一度ゴールデンウィーク明けの土曜日に行ってみたら、まさかの工事稼働日で敢えなく撤退。
日を改めて、一週間後の日曜日(5/16)に行ってみることにしました。しかしこの日は予報では雨。
だけどこの日を逃したら、今年もアイコが伸びすぎになってしまいそうだから、行くしかない。
晴れていればMTBでいこうかとも思っていましたが、雨の中ジムニーからMTBを降ろしたり、泥だらけになったMTBを積んだりするのはげんなりするので、歩いて行くことにしました。

 
小雨程度ならちょっとロッドを振ろうかと一応持って来ましたが、途中でスマホにヤフーから豪雨情報が届いたので、ロッドはバックパックから外し、フィッシングベストも着ることなく、できるだけ軽装で雨の中を歩いて行くことにしました。
ウェットウェーディングスタイルで来ているので、靴は、カメレオン4とサワークライマーRAのどちらを履いていこうか悩みましたが、釣りをしないことが確定しているならカメレオン4で足を濡らさずに行った方がいいよね。

 
レインダンサー上下を着込み、さぁ出発です。
今のところ小雨なのがせめてもの救いか。


ここは通行止めにさえなっていなければ、車でかなり上まで行けるのでずっと舗装路です。
がんばって歩きます。昨年は、確か入渓点まで2時間くらい歩いたんじゃないかな。
その途中にアイコポイントがあったはず。
しとしとと雨が降り続いていますが、ゴアテックスのシューズ+レイウェアなので快適そのもの。
気温がそれほど高くないのも、山歩きにはありがたい。

 
周囲をキョロキョロしながら歩きます。
やはりよく見かけるのはアカソの仲間。これは、おそらくクサコアカソ。

 
そして、これが本家アカソ。葉の先が大きく裂けているのが特徴ですね。

 
サンショウも結構生えています。
それから、二人静(フタリシズカ)が至るところに生えています。やっと芽が伸びてきたところで、花が咲くのはもう少し先ですが。


釣りは諦めたというものの、雨は大したことないし、眼下の流れを見るとルアーロッドだけでも持ってくれば良かったか、とちょっと後悔。

こちらに向かってくるちょっとかわいい熊


そんなことを考えながら歩いていると、前方になんか獣らしきものの背中が動いているよ。
猿?


あれ、アナグマじゃない?
スタスタと小走りでこちらに向かってくるけど、私の存在に気づいてないの?


おいおい、こっちに突進してくるよ。
アナグマって大人しいのか気性が荒いのか知らないんだけど、真っ直ぐこちらに近づいて来られるとちょっとビビる。
仕方ないので私が道の端に寄って「どうぞどうぞ」と言ってみたけど、さすがに人間の脇を通り抜けるほど図太くはないらしく、


立ち止まってちょっと警戒・・・
それから、くるっとUターンして今度は小走りで今来た道を上って行き、右側の崖を降りていきました。


崖下を歩くアナグマ。さようなら。

今年こそは旬にやってくることができたのか


だいぶ歩いてきました。かれこれ1時間半くらいでしょうか。
さっきまで快適だったんだけど、なんか左足が少しじめっとしてきてない?
まぁ、気にせず歩こう。
釣り道具がないおかげで、というより調理道具を持って来ていないおかげで、いつもよりかなり身軽なので山歩きも軽快です。


ふと、道の脇に目をやると、あれ、あいこじゃない?


間違いない、アイコだ!

 
ちょっと葉が茂りすぎたものもあるけど、今年はほぼ良い時期に来られたかも。

 
今回はちゃんとゴム手袋をしてきましたが、手のひら側は大丈夫としても、甲側の布地のところはアイコを採っているだけなのにチクチク痛いです。
こういうタイプの作業グローブじゃなくて、全体がゴムの手袋の方が良さそうです。


こんな風に山菜採小刀で根本から切り取るのが良いと思っていたんですが、


根本部分を指で掴んで、左右に揺すると根本部分からポキッと折れます。
ナイフを使わずにこの採り方の方が良いと気づきました。


こんな風に、根の付け根からきれいに採れるんですよね。
これでいいじゃん。

 
細い沢を見上げると沢沿いにも生えています。


アイコと同じような場所にシドケ(モミジガサ)も生えるらしいので、この斜面を上の方まで登って探してみましたが、シドケは見つからず・・・来年は見つけたいな。


ちょっと葉が開きすぎたものもあるけど、このくらいの量を採りましたよ。


開きすぎた葉っぱは取り除き、こんな感じになりました。
なんか山菜っぽいでしょ(笑)
茎の下の方が赤いところはミズに似ていますね。

のんびりくつろぐ猿に見送られ


途中雨が止んで「やっぱり釣り道具持ってくれば良かったか・・・」なんて思いましたが、時折強い雨が落ちてきて、素直に帰るのが正解のようです。
帰りは下りなんだから、楽勝でしょ。


少し下って行くと、あ、猿発見。
猿の方もこちらをチラ見したけど、自分は気づかれていないと思っているのか、逃げずにじっとしています。


だいぶ近づいたけど、まだ気づかれていないつもり?
いや、こっちはとっくに気づいてるよ。


猿のところを通り過ぎると、振り返ってこっちを見たので完全に目が合っちゃいましたよ(笑)
逃げなくていいのかね? いや、こっちが逃げた方が良いの?


もう完全にくつろぎのポーズに入っちゃってます(苦笑)
まぁいいよ、のんびりしててね。さようなら。


一時は止んだと思った雨がまた強くなってきました。
下りは楽勝だと思ったんだけど、なんだか思ったより時間がかかって、むしろ上りよりも疲れましたー。


ジムニーに戻ってくる頃には、左足がぐっしょり。

 
まだまだ履けると思っていたカメレオン4ですが、ゴアテックスが劣化して防水性能は限界のようです。これからは、晴れの日限定で使います。

雨の中、採ってきた甲斐がありましたー

そして、本日の収穫アイコは、茹でて皮を剥き、おひたしにして食べました。


醬油と削り節でシンプルに。


そして、残り半分はめんつゆとマヨネーズでいただきました。

あいこのお浸しについては、下記記事もご覧下さい。

アイコは、ミズシオデの中間のような感じの味です。
ミズほど青臭くはないけど、シオデよりは山菜らしい風味があって美味しいです。
昨年はちょっと葉が開きすぎていたので、茎もやや固くなっていた感じでしたが、今年はなんとか旬に間に合ったので瑞々しくてアイコ本来の味が楽しめました。
ありがとうございます!

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コメント

  1. アイコ採れましたね!
    おいしい山菜なので僕も大好きです。
    シドケも負けず劣らずおいしいので探してみてください。
    アイコが生えるところにシドケがあることはありますが
    初めに探すとしたら杉林で朝日が当たる斜面を中心に
    探してみてください。きっとあると思います。

    • muraさん、こんにちは。
      昨年muraさんにいろいろ教えていただいたおかげです。本当にありがとうございます。
      教えてもらった通り、茹でて皮を剥いて食べたら昨年よりずっと美味しかったです!
      シドケは、山菜として認識する以前にどこか源流で見かけた気がするんですが、それがどこだったのか思い出せません(笑)
      杉林ですか。今シーズンはもう採れないかもしれますが、来シーズンに向けてポイント探しをします。
      ありがとうございます (^_^)

  2. こんばんは
    アナグマですか、凄いのに遇いましたね。
    野生クマの類は一度もご尊顔を拝した事がありません。
    表題のアイコ、素人百姓ですから、当然の様にミニトマトのアイコだと思いました。
    どんどん詳しくなりますね、山菜。

    • マンボウさん、こんにちは。
      まさかこちらめがけて近づいてくるとは思わなかったので、ちょっとびっくりしました。
      アナグマはクマという名前は付いていますが、イタチ科の仲間なのでクマって感じじゃないんですよね。
      アイコと聞いてトマトの品種だと思う方は多いでしょうね。特にマンボウさんはこのところ農業に力をいれていらっしゃいますし。
      野に生えているものを探し回るのも大変ですが、野菜を育てるのもまた別の大変さがありますよね (^_^)

  3. 猿はきっとリコプテラさんが危害を加える人ではないと認識したから動かなかったのでしょう、きっと。
    彼らは知恵があるから、そんな判断力はあるはず。

    アナグマは・・・ちょっと抜けてる気がする。(笑)

    狙いのaikoゲットできたようで、雨の中強行された甲斐がありましたね。(^_^)

    • kuniさん、こんにちは。
      私は野生動物に危害は加えないことは確かですが、それにしてものんびりしている猿でした。人間同様、個体によってかなり性格に差があるんだなぁ、と思いました。
      アナグマははっきり言って間抜けですね(笑) そんな感じだから愛嬌があってちょっとかわいらしく見えるのかもしませんが。
      aikoと書くと、歌をうたっている人みたいですが(笑)
      雨の中これだけ歩いて旬を逃していたら、疲労度は半端なかったと思われます (^_^)

  4. 苦労して採ってきて、美味しく食べられたみたいですね 手袋の上からも チクチクするくらいトゲがあるんですね。  来シーズン、私も、トゲが貫通しない手袋を持って探してみます。

    • Kさん、こんにちは。
      本当に苦労しました。雨予報だったので、行くか行くまいか直前まで悩んでいましたが、なんとか旬の時期に採れたので報われました。
      このトゲ、一見白くて細い毛のように見えるんですが、とにかく凶暴です。軍手なんかだとたぶんだめです。タラの芽のようなはっきりしたトゲよりもたちが悪いです。
      細い個体でしたが、木曽でも見かけたので来シーズンしっかりしたゴム手袋装備で探してみてください (^_^)

  5. おはようございます。
    アイコは知りませんね、こちらにもあるでしょうか、想像するに沢の付近みたいな場所に有りそうですね、昔、図鑑片手に狙った事がありましたが、食べるまでは行きませんでした。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      私もつい最近まで知らなかったし、うちの辺りでも山菜として認識している人はほぼいないと思われます。
      東北(特に秋田)では三大山菜の一つになっているそうですが。
      今回も細い沢周辺にあったので、少し湿り気のあるところに生えていそうな気がします。
      以前に、細い個体ですが木曽でも見かけたし、先日辰野でも林道沿いにある程度生えていたので、ハックルさんの歩かれる渓流近くの林道にもあるかもしれないです (^_^)

  6. おはようございます。
    美味そうだなぁ~岩手にも、あるかなぁ~
    探してみます。

    • 半漁人さん、こんにちは。
      山菜は特有のアクというかほろ苦みみたいなものが持ち味ですが、このアイコはアク抜きの必要はないですが山菜らしい風味もあって、かなり美味しい部類に入ると思います。
      隣の秋田県では三大山菜と言われるくらいポピュラーなものなので、きっと岩手にもあると思います。
      ただ、海岸沿いではなく渓流沿いの林道脇なんかに生えているので、山の方へ行かないとだとは思いますが (^_^)

  7. 天ぷらにもできますね。

    おいしそう。

    • nanaさん、こんにちは。
      新芽の葉っぱ部分を味噌汁に入れても美味しいと聞きましたが、葉っぱ部分は天ぷらにしてもうまそうですね!
      今回は無難におひたしで食べてみましたが、来年も採れれば他の食べ方でも味わってみたいと思います。今のうちにもっと近場にも生えている場所を見つけておきます (^_^)

  8. お疲れ様でした。
    山菜の為に雨中の山行、お気持ち分かります。

    ミヤマイラクサは味噌汁の具にしても美味しいかと。
    私は炒め物も好きです(^^)

    • アイさん、こんにちは。
      気持ちがわかっちゃいます?(笑)
      渓流釣りが好きな人の中には山菜採りも同じくらい好きっていう人も結構いますよね。
      自分で採って食べてみるとやみつきになっちゃいますよね。

      アイさんは岐阜でしたよね。うちの辺りでもやや山奥に行かないと採れない印象なんですが、岐阜にも結構生えているんですね、ミヤマイラクサ。
      来シーズンは味噌汁にしたり、炒め物も試してみますね。ありがとうございます (^_^)

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