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ウェーダーの浸水|木曽川水系 フライフィッシング

フライフィッシング
この記事は約4分で読めます。

私は同じ川に2回続けて行くことは滅多にありません。
常に新鮮な気持ちで釣りをしたいので、前回とは違う川、入ったことのない区間や全然知らない川に行くのが好きです。たぶん浮気性なんでしょうね(笑)
しかし、今回は・・・

先日初めて行ったこの川。ルアーだったけど、魚の反応は良かったし里川なので水温も高め。ドライフライでもきっと良い釣りできるんじゃないだろうか。
バラした良いサイズのイワナのことが頭の片隅にひっかかっているし、フライタックルを持って再び出かけました。

午前9時、川に到着。
この前はイバラの中を歩いて大変だったので、今日は100m位はパスして、歩きやすい場所から入渓。

気温15℃、水温6℃。前回より時間が早いので、水温も低いです。
里川は一日の水温差が結構あるんだなぁ。昼頃にはきっと水温も前回と同じ10℃を突破するだろう。

タックルは2番のショートロッドも持って来てるけど、昼頃から風が強くなりそうなので、いつものタックルを選択。ロッドAXISCO AXGF763-6(楽天市場で見る)+リールSage1830。
今は風がないからDT-3Fライン。このリールには替えスプールが付属しているので、風が強くなってきたらWF-4Fに替えるつもり。
リーダー7ft6Xにティペット7Xを60cm継ぎ足し。
160416熊沢川01 160416熊沢川タックル01

どうだろうな、水温6℃は。ドライでいくべきか、水温上がるまでグレーニンフを投げるべきか。
とりあえず、いつものパイロットフライアダムスパラシュート#14を結んでキャスティング開始。
160416熊沢川アダムスパラ 160416熊沢川04

このところ3番ロッドに4番ライン、しかもウェイトフォワードを乗せてみたら、ロングキャストがしやすくてなかなか良いと思っていたんだけど、3番のダブルテーパーはソフトな着水でやっぱりこっちも捨てがたい。

1時間ほど反応無く釣り上り、ドライはもっと水温上がらないとダメか・・・と思い始めた時に・・・巻き返しでこちらに向かってフライに近づくイワナが見えました。
ゆっくり浮上してフライをパクリ!
タイミングばっちりのアワセ、のはずが一瞬ロッドにテンションかかった後、イワナはまた水に溶け込んで姿を消しました。
160416熊沢川02

おー、ドライに出たぞ。そうとわかれば、ずっとドライでいこう。

ここでは小さいアマゴらしき魚が出ますが、乗りません。
まぁいいや、釣れなくても魚が反応してれば。
160416熊沢川03

なんてのんきに構えてキャスティングを続けると、魚は出てくるけどどうやら小さいやつばかりのような・・・

ひとまず対岸に渡ろうとちょっと深みに入ったら、右の膝辺りからつぅーっと冷たい水が伝わる感触が! え? 何?
ウェーダーを確認すると膝の上辺りが損傷してる。
“穴”というレベルじゃなくて、鋭利な刃物で切られたような裂け目。
前回、イバラの中を強引に歩いたときに、何かに引っかかって切れたようだ(T_T)
帰ってからそのままチェックしてなかったなー。
160416熊沢川04 160416熊沢川ウェーダー

どうしよう。
応急処置できる材料は持って来てないし、この時期の浸水はツライ。
ただ、少し塗れただけだし、深みに入らなきゃ釣り続行可能か。
でも、この状態で長時間歩くと、裂け目が広がりそうだから早めに切り上げるとしよう。

左右の流れの合流点で、ちびっこアマゴ。
あれ?いつもの派手な放流ものじゃないきれいなアマゴ。
160416熊沢川05 160416熊沢川05アマゴ

アダムスパラシュートで小さいのしか出ないので、試しにエルクヘアカディス#14に替えてみます。

ここでは、フライが沈み始めてピックアップしようと思った瞬間に出ました。
エルクヘアカディスはタイイングを始めて、一番最初に巻いたフライ。
そのくらい初心者でも巻きやすいフライだけど、実力も一級品。
トビケラを模していることになってるけど、魚にはもっといろんな虫に見えるようだ。
160416熊沢川06 160416熊沢川06イワナ

それほど釣り上ってないけど、気付くと時間はお昼近くになっちゃってるよー。

まあ、おにぎりでも食べて少し休むか。
前回のルアーの時には大きいヤツもいたから、小さいのしかいないわけじゃない。
ただ、大きいのは水面の餌より水中の餌に注目しているのかもしれない。

気温は22℃、水温は10℃まで上昇。
予想通り、お昼頃になると下流から強風が吹き上げてきた。
ラインをWF-4Fに変更して、なんとかキャスティングを続けます。
替えスプールがあるとほんとに便利だな。
リールはこんな風に砂利の上に置かない方が良いです。
砂を噛んじゃうことがあるので(^_^;)
160416熊沢川リール 160416熊沢川替えスプール

先日良いサイズのイワナをバラしたポイント。
今日は無反応。おそらくこの前のイワナはいるけど、ドライフライには出てくれないようだ。
160416熊沢川20 160416熊沢川21

淵のヒラキで、アマゴ。
もっと大きいのがいると思うんだけどなぁー。
160416熊沢川08 160416熊沢川07アマゴ

しばらく魚が出なくなったので、フライをクイルボディーパラシュート#14に変更して、イワナ。こちらもフライが沈んでそのまま少し流すと、ギラッと魚体が光りました。
160416熊沢川09 160416熊沢川09イワナ

アマゴはちびっこばかりだし、ちょっと物足りないけど、今日は手負いの状態で足が湿っているのが気持ち悪い。この辺りで止めにします。

カワゲラの成虫など大型の虫も見られるようになってきて、良い季節になりました。
この川はやはり楽しめそうだ。次回はもっと上流部へ入ってみよう。
ニリンソウがたくさんあったので、ちょっと採って帰りました。
160416熊沢川カワゲラ 160416熊沢川ニリンソウ

帰ったらウェーダーの修理をしなくちゃ。
こうやって普通に釣りができるだけで、とても幸せなことだと感じる今日この頃。

 

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんばんは!

    おおらかな顔付きのイワナですね~。ウェーダーが破損したのは災難ですが、いつも良い釣りが出来ていて羨ましい限りです! 

    フライって仕掛けを換えるのがやや面倒なので、ドライでいくかルースニングにするか僕もいつも迷ってしまいます。

    • タキビさん、こんばんは。
      天竜川水系にも木曽川水系にも良い渓がたくさんあるので幸せです(^_^)
      ウェーダーはちょっとハードなイバラを強引に歩きすぎましたね。
      基本的にはドライでいきたいのですが今シーズンはニンフも結構投げたので、ルースニングも少しは上達したかもしれません(笑)

  2. 僕も新しい係留や知らない渓流に行きたいです。
    魚も景色も違うので新鮮ですね。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      新しい景色が広がっているだけでちょっとワクワクしますよね。
      アマゴは川が違ってもそれほど差がありませんが、イワナは川によってだいぶ違いますよね。

  3. ボクは結構同じ川に通い込む方です。
    開拓心が乏しいのかな?(笑)

    #3ロッドに#4のWFライン、以前ボクもやってました。
    結局、行き着いた・・・というか今のマイブームは#3ロッドに#3のWF乗せてます。
    飛距離もそこそこ、着水もソフトな気がします。
    でもまぁ、なんかの拍子に違う組み合わせに変えたら「いや、こっちの方が・・・」なんて思うのでしょうけどね。

    ウェーダーの穴対策としては、ボクはガムテープ持ってます。
    格好悪いけど、その日だけの仮補修ならなんとかそれで。
    帰宅後の本気の補修は「あの方法で」^^

    • kuniさん、こんばんは。
      同じ川に通い込む方が技術的には上達すると思いますが、私はどうも前回釣れたポイントがあるとそれにとらわれちゃってダメなんですよね。
      DT-3FとWF-4Fの間のWF-3F、DT-4Fあたりがベストかもなーと思ってました。WF-3Fは近々試してみます。
      ガムテープですね。次回から持参することにします。
      補修は「あの方法で」やってみまーす(^_^)

  4. 熊沢川は適度な川巾で良い流ですね
    里川—-中層辺りかな~、以前上流え行きすぎ
    しかも渇水時で苦戦した事が有りました
    遠方でもう行く機会がないでしょう
    それにしても活性が出てきましたね
    HGに成るのでは、頑張って下さい。

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      熊沢川行かれたことあるんですね! そちらからだとちょっと遠いですね。
      私が入った区間は下流部ですね。
      この川は今のシーズンは良さそうです。夏になると岸辺の木や葦がかなりじゃまになりそうな感じですが(^_^;)

  5. こんばんは。

    イイじゃないですか、出るべき所から出ている感じで、良いですね。
    何曜日に行かれたか分りませんが、ドボ~ンじゃなくて流して釣れる所で出ると釣ったと言う感じで楽しいですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      サイズは大したことなかったですが、反応は良くなってきましたね。
      小さい魚はだいぶ流れに出ているようでしたが、大きいのはまだ水中の餌に注目しているようでした。
      これから梅雨前まではかなり楽しめそうな川です(^_^)

  6. ウェーダー大変でしたね。
    ピンホール位の穴でも水圧でシューズ内はビショビョで気持ちが悪いものです。
    それでも補修の作業も楽しいかも?
    木曽は他の水系に比べ野薔薇が多いと感じます。
    高額なウェーダーを買わないのはそのせいかもしれません。
    熊、そのうち行ってきますよ。

    • テクニカルゲームさん、こんばんは。
      ウェーダーは前回釣行の後、チェックしておくべきでした(>_<) ちゃんと補修したいと思います。 野薔薇多いですね。ウェーダーの天敵です。 今のウェーダーはまだ2年くらいしか使ってないので、あと3年くらいもってくれるとうれしいのですが・・・ 川の状況はテンカラでいけると思います。良い釣りを(^_^)

  7. kuniさんもおっしゃっていますがガムテを10mくらい持ち歩くとウェーダーやロッドの仮補修にはもちろん、遭難した時の焚付けにもいいみたいです。

    同じ区間に次も入るってことはあまりしませんけどボクはいい思いができた川をローテーションします。
    魚がいなかったんじゃ、と思いたくないだけですけどネ。

    • いわなたろうさん、こんばんは。
      ガムテープ、いろいろと使えるんですね。今後は必須アイテムにします(^_^)
      良い思いができた川はもう一度行きますよね。
      でも、私の場合、2回続けて良い思いってのはあんまりないんですよね(^_^;)
      魚がいるかいないかわからない川は、反応がないと疑心暗鬼になってモチベーション下がりますねー。

  8. こんにちは。
    ウェーダー、災難でしたね。でも、比較的高い場所の損傷で釣りはなんとか続行できたし、ピンホールだと特定に手間取るので不幸中の幸いですね(^_^;)
    里川と書かれてますが、よく釣れるもんですねー。ワサビまで自生しているとはビックリの里川です。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      ウェーダーはやっちゃいました。
      確かに損傷箇所は、特定するまでもなくはっきりしているのは補修が楽です(^_^)
      ハックルさんの話だと、上流の崖でワサビを栽培しているらしいので、それが大水の時に流れ着いて増えているようですね。
      ワサビ以外の山菜もいろいろ生えていて、自然の恵みたっぷりの川です。

  9. おはようございます。
    しっかりと釣っていますね。羨ましいな~。
    この間は初釣りでしたが、帰りの林道で転んでウェーダの左膝部分に穴が開いてしまいました。
    シューズも踵の部分がなくなりこれから修理します。

    • 無茶1さん、こんばんは。
      だんだんフライフィッシングに良い季節になってきました。
      まだ本格的にはシーズンはこれからといったところですね(^_^)
      そうですか、転んじゃったんですか。ケガがなければ良いですが。
      ウェーダーもシューズも消耗品ですから、大事に履いていても修理やいつかは買い替えが必要になりますよねー(>_<)