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2019諏訪湖のワカサギ釣り開幕|サイズが大きくて好調

その他の釣り
この記事は約5分で読めます。

山を歩き回ってヘトヘトになりつつも、私は諏訪湖へ行かなければならないのです。
今年はキノコは不作だと判明しましたが、諏訪湖のワカサギも調査しに行かなくては。

例年、9月下旬に釜口水門(諏訪湖の流れ出し)下でワカサギが釣れるんです。
この時期のこの場所の釣果で今シーズンの諏訪湖のワカサギの状況を占うことができます。
毎年この時期にワカサギ情報を載せているので、情報待ちの方々もいるかも。
とかなんとか言って、ただ単に自分で釣って食べたいだけなんだけど(笑)

2019年諏訪湖のワカサギ釣り開幕|型が良くてかなり楽しめそう


やってきました、いつもの釜口水門。
ここは諏訪湖から天竜川への流れ出しです。夏から今くらいまでは抹茶のような色合いの水。
諏訪湖の水質は昔に比べるとかなり良くなっているんですが、富栄養なのでアオコが発生してるんですよね。冬になるときれいな水に戻るんですが。

午後まで残って釣っている人が二人。様子を聞いてみよう。


下流を見やると赤い橋が見えます。前にも書きましたがあの赤い橋の下もワカサギが釣れます。なんか空模様が怪しいね・・・

良く釣れるのはやはり朝と夕方です。
私がやってきたのは、午後2時頃。午後はあまり人がいません。
それでも二人が釣っていました。

手前側にいたオッチャンに挨拶して様子を聞くと
「まぁまぁ釣れてるよ」とビニールバケツに入ったワカサギを見せてくれました。
おぉー、今年のワカサギは大きいですね!
10時半くらいから釣っているという話だけど、200匹近くは釣れてる感じ。
それにほんとに大きいのが多い。ほとんどが二年魚。

とりあえずオッチャンの隣で釣らせてもらうことにしました。

 
仕掛けは昨年も使ったこんなやつ。
秋田狐3号の7本針仕様。これに6mくらいの道糸を繋いで使います。
竿は6.4mです。


こんな感じの仕掛けですね。
足場が高いのでここで釣る場合は、本当は7mくらいの長さが欲しいところですが。

今はまだ水温が高いので、大きな外道に要注意。


岸際に魚道があって、その出口の際を狙います。
Aの場所を狙おうと仕掛けを投入して、ちょこんちょこんと竿先を少し煽って餌を踊らせます。

ところが1投目から、まさかの根掛かり。
しかも川底の障害物にガッツリ絡まったようで、結局こんがらがっちゃって仕掛けを変えるハメに。トホホなスタート。
今度は少し上側のBのところを狙うことにします。


すぐにブルブルと派手なアタリがきます。1尾目のワカサギ。
それからも順調に釣れますが、もっと下の方はどうかなと魚道の流れ出しの下の方を狙っていたら、ずしんと重いアタリが。

グイグイを引くのでブラックバスかと思ったら、水面まで引き上げてみると25cmくらいあるマブナでした。諏訪湖や天竜川にはでかいマブナがいるんですよねー。
3号の秋田狐バリじゃ伸びちゃうだろうな、と思いつつ竿をぐーと持ち上げてみるけど全く外れる気配がなく意外と持ちこたえそう。
このまま引き上げられる?

でも、この竿は柔らかいので満月を描いて今にも折れそう。
どうしたものかとしばらく水面付近でマブナとやり取りしていると、
「なんかデカイの掛かった?」と隣のおっちゃんが寄って来ました。
「えぇ、これ持ち上げると竿が折れそうで・・・」
どうやらおっちゃんもさっきマブナがかかったらしい。

仕方ないので竿を縮めて糸を手繰ることにしました。
でもこれ、竿を縮めていく途中で穂先にマブナの重さが掛かったら尚更折れそう・・・
と思っていたら、ハリが外れた。あー良かった。

「下の方はマブナやブラックバスが多いから、二人の間でやりなよ」とおっちゃんが言うので、おっちゃんと水門脇にいるあんちゃんの間で釣らせてもらうことに。


Cのところがおっちゃんが釣っているところで、Dのところがあんちゃんが釣っているところ。
写真だと近く見えるけど、結構距離があるので間に私が入っても大丈夫だということで。

サイズが大きい二年魚がたくさん釣れて絶好調!


ポイント移動したら大きめのも釣れ始めてほぼ入れ食い状態に。
数はそこまで多くないのか1尾ずつ釣れることが多いけど、時々2尾3尾一度に掛かることもあります。


ブラックバス(ラージマウスバス)の稚魚も3尾釣れました(苦笑)
再放流禁止ってことになってるから、これも持って帰って食べちゃおう。
ところで、ワカサギの鱗で手が大変なことになってるね(>_<)

しばらくすると、あんちゃんが帰るということで釣果を見せてもらったら数はおっちゃんより釣っている感じ。でもサイズが少し小さめ。
ポイントによって集まっているワカサギのサイズが違うのかな。
それからしばらくしておっちゃんも帰っていき、結局真っ昼間にワカサギを釣っている酔狂な人は私だけになってしまいました(笑)

一人になったので自由にポイント移動しながら釣っていると、やはりおっちゃんが釣っていた辺り(上の写真のCのところ)がサイズの良いのが釣れる。

1時間半くらい釣って、今日は試し釣りだしとりあえず実家で天ぷらにするだけあれば良いので、60匹くらいまで数えたところでやめることにしました。


小さい一年魚しか釣れない時は100匹釣っても物足りない感じだけど、この大きさならかなり食べ応えありそう。

初物はやっぱり天ぷらで食べたい!


持って帰って洗いながら数えてみると、ワカサギが68匹+ブラックバスの稚魚3匹でした。


実家に持っていって天ぷらにしました。ワカサギの天ぷらは最高です!


冷めると不味いので熱々の揚げ立てを食べましょう。


ブラックバスの稚魚も一緒に天ぷらに(笑)
ブラックバスの成魚は骨が硬いので大丈夫かなぁ、と思ったけど稚魚は骨も柔らかくて天ぷらで全然問題なく美味かったです。

2019年の諏訪湖のワカサギは絶好調!

今年はキノコが壊滅的に不作なので、ワカサギも連動してダメじゃないかと思いましたが、こちらは絶好調です。
今はまだフナやウグイ、ブラックバスなどの外道が活発だけどもう少し寒くなればワカサギはさらに良くなりそう。
毎年書いてますが、ワカサギを岸から釣るなら今が一番釣れますよ。そして、今一番釣れるポイントは間違いなく釜口水門下です。
このポイントで釣る場合はできれば7m以上の竿が欲しいですね。
ここでこれだけ釣れていれば、今年の冬の諏訪湖のワカサギもきっと好調でしょう。

ワカサギはあと何回か釣りに行ってみようと思っています。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 凄い、凄い!
    キノコもワカサギも充分過ぎるくらいのキャッチですね。^^
    確かに手の鱗を見たら「釣ってるなぁ」と、すぐ分かります。(笑)

    • kuniさん、おはようございます。
      そうですねー、キノコは全体としては好調とはとても言えない状況なんですが、運良くコウタケだけは今回もたっぷり採れて、感謝感謝です。
      ワカサギについては絶好調と言える状況で、こちらもありがたいことです。
      ワカサギの鱗ってなんであんなに簡単に取れちゃうんですかねー。手についた鱗がなかなかとれなくてしかも生臭いのが厄介です(^_^;)

  2. こちら裏磐梯の檜原湖は11月から解禁です。

     私はワカサギ釣りは数年やってません。マイナス20度くらいになる時もあり、寒いので帰る際の撤収が嫌です。
     吹雪くと方向を見誤るともう大変。

     最後の渓流は1年魚ばかりでしたが、ボディがきいろい方が反応良かったです。小さい番手に落としても黒っぽいものはUターン。5㎝のヤマメが#13に喰ってくるとは!
     帰る途中で本流の堰堤に遡上魚をと思い、やるも1回だけのバイト、見破って水紋を作っていきました。
     かって40㎝は超えるヤマメが遡上して丸見えでした。

    キノコはスギタケとクサウラベニタケ?(軸がもろいので)が少々。

    • FFfreakさん、おはようございます。
      そうですか、檜原湖は11月解禁なんですね。
      ワカサギ釣りは基本的には冬の釣りなので、寒さとの戦いになりますよね。私は寒がりなので、真冬にはワカサギ釣りをしません(笑)
      時としてチビ魚が大きなフライにアタックしてくることありますよね。
      秋の渓魚、意外とスレてるんですね。
      40cm越えのヤマメ、興奮しますねー(^_^)

  3. おはようございます。
    キノコは絶望的ですね、残念です、釜口水門なら私の家からも近いですし、岸から釣れるのが良いですね、以前は500円徴収に来ましたが、今はどうなっていますか。

    • ハックル70さん、おはようございます。
      そうですねー、キノコは稀に見る不作年のようです。この後、クリタケやシモフリシメジくらいは出てきてくれないかとうっすら期待してますが(^_^;)
      諏訪湖からの流れ出し、辰野境までは諏訪湖漁協の管轄で日釣り券だと1,000円なんですよね。以前は500円(600円の時もあったかな)だったのに、値上がりしてしまいました。年券は6,000円です。

  4. こんにちは。
    撒き餌も無いのにこれだけ釣れるのは、かなり群れているんでしょうね。
    こちらで放流されるワカサギは諏訪湖産も多いようです。
    天麩羅、美味そうです!

    • 七流釣師さん、おはようございます。
      この時期、水門下にワカサギが群れているので子供でも釣れる状況ですが、足場が高いし長竿じゃないと届かないので子供が気軽に釣れるポイントじゃないのがやや残念です。
      諏訪湖のワカサギの卵は全国に出荷されているみたいです。
      ワカサギの天ぷらは最高なんですよね。冷めると生臭みが出てくるので、熱々を食べるのがポイントですけども(^_^)

  5. こちらのキノコは全然ダメみたいです。休み明けに、もう一度聞いてみますが。ワカサギは好調みたいですね。 こちらのダムでも同じような釣り方をしている人がいるみたいです。水が減らないとできないみたいですが。

    • Kさん、おはようございます。
      木曽もキノコはダメですか。10月に入って良くなるなんてこともあるかな、と淡い期待を抱いていますが、かなり厳しそうです。
      諏訪湖のワカサギは絶好調です! そちらのダム湖にもワカサギがいるんですね。同じような釣り方というと、流れ出し下で岸から釣るってことでしょうか。
      岸から釣るなら今の時期が良いので、Kさんも機会があったらやってみて下さい(^_^)

  6. おはようございます。
    今年も諏訪湖のワカサギ便り。
    風物詩といった感じで季節感があって良いです。
    それにしても、この季節になっても濃い緑の水とは、諏訪湖の富栄養には少し驚きです。

    • マンボウさん、おはようございます。
      ワカサギは風物詩ではあるんですが、一般的には12月、1月頃のイメージでしょうか。諏訪湖は近年は全面結氷することも少なく、仮に厚い氷が張ったとしても穴釣りは禁止ですが、真冬に氷に穴を開けて釣るのが一番ワカサギ釣りらしいですね。
      今年は猛暑が長引いたので、諏訪湖の緑色も遅くまで続きそうです。冬になるときれいな水に戻って、天竜川の水もビックリするくらいきれいになるんですけどねー(^_^)

  7. 天ぷら美味いでしょうね、食べたことないですけど写真だけでビールが欲しくなりますね。

    • Nori1022さん、こんにちは。
      ワカサギの天ぷらは最高です!
      そちらにはワカサギがいないんでしたよね。冷水性の魚だから、環境適応できないんでしょうかね。今度こちらに釣りに来て下さい(笑)
      そちらで言えば、キビナゴやコウナゴの天ぷらが近い感じでしょうか。
      これがあればいくらでもビールが飲めますね(^_^)

  8. ワカサギの便りが届きましたね
    此れからがシーズンに入りますか
    やはり天ぷらが美味しくて一番でしょう、

    • 釣りお爺さん、こんにちは。
      本来ワカサギ釣りの最盛期は真冬で、諏訪湖でもドーム船(船にビニールハウスが掛けられたもの)で、湖面が賑わいます。
      岸から釣るなら9月10月が一番釣れるんですよね。こちらはお手軽に楽しめます。
      食べ方としては、甘露煮もかなり美味いですが、釣り立てならなんと言っても天ぷらが一番ですね!