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絶対沈まないフライだけどフッキングが笑|発泡玉スパイダー&アダムス

フライタイイング勉強中
この記事は約6分で読めます。

渓流魚放流問題は継続審議中です

例の放流魚問題に関する質問は長野県の県民ホットラインを通して1/18の夜に送信しました。
基本的な回答期限は1週間となっていますが、今回はちょっと回答に手間の掛かる質問だったので(自分でもそう思います笑)、回答期限の1/25に長野県農政部園芸畜産課水産係長から下記のメールをいただきました。

「この度は、漁業協同組合が行う渓流魚の放流について、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。
現在、お寄せいただいたご質問及びご要望について、水産試験場等も含めて回答内容を整理しているところです。
回答期限が本日までとされているところですが、回答書が整い次第、速やかに送信させていただきますので、しばらくお待ちいただきたくお願いを申し上げます。」

ということで、回答が届き次第ブログで回答を公開しますので、もうしばらくお待ちください。

質問を送った後に、コメントをいただいたアイさんに教えてもらった水産庁の資料を見ました。
そこには、私が疑問に思っていることに対する答えと、渓流魚の放流について研究された結果をもとに今後の理想とする方向性が示されているではないですか。
この資料はもちろん県では把握していると思いますが、念のためこの資料も再度確認した上で回答をいただけるようにお願いしておきました。
この資料の内容について思うことは、県からの解答を掲載する時に合わせてまた書きますが、下記に資料のみ掲載しておきます。ぜひ、皆さんも見てみて下さい。とても勉強になりますよ。
(↓クリックして拡大して見て下さい)

さて、ここから今回の本題です。

以前にフライフィッシングについて「とにかくドライフライの浮力が落ちてしまうことが面倒くさい」というようなことを書いて、沈まないフライについて考えたりしました。

メンドクサイ釣り|沈まないフライについての考察
フライフィッシングって結構めんどくさい釣りなんですよ。そんなこと言うと怒られそうだけど、他のどの釣りよりもメンドクサイことがたくさんあるのは事実なんだからしょうがない(笑)よく他人から「ズクがあるねー」とあきれられている私が言うんだか...

沈まないドライフライがあれば確かに面倒くさくないけど、ぽっかり浮いているフライよりも沈みかけた(または最初から半分沈んでいる)フライの方が良く釣れる場合が多いのも事実なんですよね。

というわけで、釣れる釣れないは別にしてとにかく沈まないフライをもう一度作ってみようと思いました。

発泡玉を背負った沈まないフライ|発泡玉スパイダー

 
玉ウキマーカーを作った時の発泡球(10mm)とダイソーで買った「水切りストッキングネット」。
これを使います。


ダイソーで買ったアルコールマーカー。
このマーカーはいろんな使い道があって便利。2本セットなのでどの色にしようか迷ったけど、とりあえずこの4色を買ってみました。

発泡球とストッキングネットで絶対沈まない浮力を

 
バイスにフックをセットして、スレッドで下巻き。
ストッキングネットを1枚取り出します。

 
ストッキングネットを4cm四方くらいにカットして、こんな風に発泡球を包みます。

 
シャンクの後端に取り付けてみましたが、まん丸より少し潰して円錐状にした方が蜘蛛っぽい感じがするので、一旦外してやり直し。
指でぎゅーっと押さえて円錐状に整えます。

 
ボディーが真っ白なのもイマイチなので、アルコールマーカーの焦げ茶色で下半分を塗ってみます。
たぶん、さっきからテーブルの目障りな模様が気になっている人がいると思うけど、お盆頃に実家の卓袱台の上でフライを巻いていたので許して下さい(笑)
ともかく、こんな風にスレッドで巻き留めてみました。

 
マシュマロファイバーを適当な長さに切ってスレッドで巻き留め、パラシュートポストにします。
今回はオリーブ色っぽいのが良いかなと思ってこれを使いましたが、もっと視認性の良いカラーのエアロドライウイングでも良いですね。
コックデレオンのハックルを1枚取り付けます。

 
フライライトでソラックスを巻いて、ハックルを巻きます。
最後にもう一度下半分のストッキングネットの上から、マーカーで色を塗り重ねておきます。


できました。発泡球の上側の真ん中を黄色のアルコールマーカーでちょっと塗ってみました。
発泡球はもうちょっと前側に取り付けても良かったし、ソラックスはもっと太く巻いても良かったかも。つまりアブドメン(腹部)とソラックス(胸部)がもっとくっ付いて見えるようにした方が良かったかも。
それと、最大の問題はこの位置にこんなにでかい発泡球が付いていて、仮に魚が食ってきたとしてもちゃんとフッキングするのだろうか、という点。

でですね、これは昨年の夏に試験的に巻いてみて、実釣でもちょっと使ってみたんですよ。
そしたらですね、夏だったんで魚は飛び出しました。が、案の定3回に1回くらいしかフッキングしません(笑)

それなら、いっそのこと、発泡玉をぐっと前の方に持ってきて、パラシュートポストにしちゃえばどうなの?

絶対沈まないフライ…その2|発泡球アダムスパラシュート

  • フック:MARUTO d04 #14
  • スレッド:ユニスレッド8/0(グレー)
  • ボディー:フライライト(アダムスグレー)
  • ハックル:コックネック(グリズリー&ブラウン)
  • パラシュートウイング:発泡球(10mm)

 
基本的にはアダムスの巻き方と同じです。
スレッドを下巻きしてテールを取り付けてから、ストッキングネットをさっきより少し大きめに切って発泡球を包んで、パラシュートポストの位置(シャンクのアイ側から1/3くらいのところかな)に取り付けます。
そして、パラシュートポストにするべくストッキングネットに少し余裕を持たせて、スレッドで上に巻き上げます。ここがちょっと難しいです。

 
コックネックのブラウンとグリズリーを1枚ずつ取り付けます。
この発泡球も下側半分をアルコールマーカーの焦げ茶色で塗ります。
これ、最初に球に色を塗ってからネットに入れて固定しようとすると、色を塗ったところを下側に向けて固定するのがもの凄く難しいです。
ネットに入れて固定してから色を塗らないと無理です。

 
そしてスレッドにフライライトを縒り付けてボディーを巻きます。
かなり強引です(笑)
そして、ハックルを巻き降ろして固定すればできあがりです。

いろんな可能性を感じる発泡球


できあがった発泡球アダムス。
いや、これをアダムスと呼んで良いのかどうかってとこなんですが・・・(笑)
やっぱり10mmの発泡球はちょっと大きすぎません?
実はこれも渓流で少し使ってみたんですが、こちらは普通にフッキングしました。
発泡球アダムスというよりも、この形でも魚から見たら蜘蛛に見えるのかもしれないです。

今、この写真を見ていて思いついたことがあるので、近々別の形を巻いてみます。
それと、もっと小さい発泡球を入手して、沈まないフライについてもう少し考えてみようと思います。なんか発泡球はいろんな可能性を感じますよ。

最後にもう一度言っておきますが、完全にぽっかりと水面に浮くフライは魚が食ってくる確率が低くなります。鏡面プールみたいな場所では尚更厳しいでしょう。
沈まないフライは複雑な流れに揉まれるような場所、つまり強力な浮力が必要で尚かつ魚にフライをじっくり見られない場所でこそ(そういうポイントに魚がいるのは夏ですね)真価を発揮するんだと思います。

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コメント

  1. この浮力があれば、ドロッパーにしてリードにニンフといったスタイルも無理なくいけますね。^^
    フックが#14なら、発泡球は5~6ミリくらいが丁度かもしれませんね。

    • kuniさん、こんばんは。
      春先にドライに出るような出ないような微妙な状況で、エルクヘアカディスのベンドにティペットを結んでその下にニンフを結んで流すことがありますが、それと同じような使い方ができるかもしれません。
      これなら絶対沈まないし(笑)
      ちょっとこの発泡球でかすぎますよねー(笑)
      小さめの発泡球を発注したので、今度はそれで巻いてみます (^_^)

  2. おはようございます。
    立派な資料があるんですね、という事は、県による漁協への指導が行き届いていないという事になるかもしれませんね、回答に興味があります。
    良いアイディアですね、何年も前の事ですが西野川で小型のウキを付けて長い距離を流す、アマゴ釣りの記事が釣りの本に乗った事があります、ウキとしてではなくても目印として使えそうですね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      そうなんですよ、私も教えてもらうまで知りませんでしたが、この資料はとても良く出来ていますよね。
      県や漁協では把握していないといけない資料だと思うので、私もどんな回答がもらえるのか楽しみにしているところです。
      西野川は過去に行ったことがありますが、全然釣れなくて魚がいないんじゃないかと思うほどでした(笑)
      ウキを付けて長く流す釣り方、面白い釣り方ですね。
      発泡球はもっと小さいものなら、目印としても使えますね (^_^)

  3.  実家のちゃぶ台は堆朱ではないですか!

     高価な品物です。漆を多色使って、塗っては乾燥を繰り返して肥らせてから研ぎだしますからね。

     カミさんのお古パンストを使って発砲ボールをくるむフローティングニンフは持ってます。
     羽化して飛び立つ寸前の終齢ニンフのウィングケースをイメージしてましたが、確かに浮きますが、しかし、これが見えません。イブニングライズ用と思って作ったのですがねーー、

     果物出荷時の保護に使う発泡ネットも2本並べると、よりリアルなウィングケースに見えたりします。
     少なくとも人を釣るには向いてます。

      

    • FFfreakさん、こんばんは。
      これ、堆朱って言うんですか。確かに昔は祝い事とか特別なお客さんが集まる時二つ引っ張り出して来て使っていましたが、今は普段使いにしています。
      高価な物なんですか。そう言われてみると高そうに見えますが、全然知りませんでした(笑)

      果物用の発泡ネットでウイングケースですか。それも面白そうですね。
      もしかして、人は釣れるけど魚は釣れないの?(笑)

  4. こんにちは!
    さすがに水産庁は立派な資料を作ってますね。
    私の同期が複数霞が関にいますが、勉強はできた(テストの点数は良い)けどクリエイティブさに欠けて人間としてはあまり頭の良さを感じれなかったヤツラばっかでしたので税金どろぼう程度にしか思っていませんでした(笑)

    読んでてわかりやすいし、ちゃんと考えてはいるんだなと感動とともに涙がでてきそうになりましたよ(笑)サイズの上限制限なんて発想は天然魚の重要性を考えないとでてきませんよね。素晴らしいです。
    まぁ、しいて言えば手間のかかる部分については予算をつけ補助金制度と推奨ガイダンスが欲しいかな。もちろん、不正防止のチェック体制も含めて。
    言うまでもなく、このような手間とお金は決して無駄にはならないと思います。
    自然環境、生態系の継続、食物連鎖の継続は回り巡ってそのサイクルの一部である人間の健康維持にも無関係ではない・・・という考えもありますし、釣り人のエゴ・クレームも貴重な現場からの生きた情報発信なのです(笑)

    で、フライの話ですがリコプテラさんもなかなかのアイデアマンですね。
    私もパラシュートについては昔、使用素材とタイイング方法も含め独自のスタイルを確立して友人たちから「売ってくれ」と言われたことがありましたが、爆釣されたらと思うと耐えられなかったので色々理由をつけて断ってました(笑)

    歳を重ねた今では、美しい魚を釣るには美しいフライでをモットーに超リアルなスピナーパターンを多用しております。但し、耐久性は劣るしシチュエーションによっては見えにくくて苦労がたえません。釣れた時の上質感だけがモチベーションです(笑)

    • イッケンヤさん、こんばんは。
      この水産庁の資料は私もかなり素晴らしいと思いました。冗談抜きで感動しました。
      渓流魚放流の拠り所なり得る重要な資料ですよね。
      そうですね、漁協の経営が厳しいのであればこういう問題にこそ税金投入してしっかりやって欲しいです。

      自然環境、生態系の継続、食物連鎖の継続は回り巡ってそのサイクルの一部である人間の健康維持にも無関係ではない

      そのへんも含めて渓流魚放流について議論して欲しいところですよね。

      私はフライフィッシングもタイイングも初心者に毛が生えたレベルなので、いろいろ思いついたことを試している段階です。およそ、失敗に終わることが多いですが(笑)
      リアルイミテーションを追求したり、逆にテンカラ毛鉤のようなアトラクター的な方向性でいったり、フライフィッシングは本当に幅広い楽しみ方ができるのが良いですよね (^_^)

  5. ドライで直ぐに沈むと頭に来ますが
    此れなら良いね、真似して作ってみます。

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      ドライフライは浮力を保たせるのが本当に面倒くさいんですよね(笑)
      発泡球を背負わせたこのフライは渓流では使える場面が限られますが、管理釣り場では意外と釣果が上がるかもしれません。
      ぜひ、試してみて下さい (^_^)

  6. こんばんは。
    資料を参照頂き嬉しく想います。
    これで回答がどうなるか、楽しみではありますが・・経済的事情を含めて、漁協も色々あるみたいですのでね。
    私も想う所があって記事に上げたものの、中々ストレートに書き切れずにおりました。

    でもこうした話題が出ることで、釣り人も漁協関係者にも、何かのメッセージになれば良いなと想っております。
    また回答編が上がりましたら、楽しみに読ませて頂きますね。

    • アイさん、こんばんは。
      こちらこそ、良い資料があることを教えていただいて、ありがとうございました。
      県からの回答は少し時間がかかっていますが、もしかしたら、「水産庁の資料も見て下さい」と連絡入れてあるので、それで回答にもさらに頭を悩ませているのかも(笑)
      漁協の経営上の問題で水産庁が推奨する放流方法ができないのであれば、こういう問題にこそ県で補助を出しても良いのに、と私は思います。

      県からの回答が届き次第ブログに掲載しますので、またご覧下さい (^_^)

  7. 色々と考えますね よく、インジケータに魚が出るので あり なフライですね。進化バージョンの結果が楽しみですね。

    • Kさん、こんばんは。
      私は常にいろいろとくだらないことを考えちゃってます(笑)
      春先にマーカーニンフをやっていると、マーカーに魚が飛び出すこと結構ありますよね。
      私の場合は特に、玉ウキマーカーを使っているので、そんな時にはいつも「この際、このマーカーにフックを付けちゃえば良いんじゃないの?」なんて思ってました。
      もう少し小さい発泡球も発注したし、もっと実戦的なフライができるかもしれません。
      また、ご覧下さい (^_^)

  8. こんばんは
    以前、玉ウキマーカーの記事を書いておられましたが、それ以来、しもり玉に着目しています。
    しもり玉を超小型ウキとして使う事で、餌釣りでも流れ方に変化がつけられるんですね。
    しもり玉で完全に浮かす場合もあるでしょうし、浮力を落としてフワッと流すのもありですね。
    餌釣りでは、餌取りに臆病では無くて、餌取りが下手な魚相手に面白いです。

    • マンボウさん、こんばんは。
      餌の脈釣りだと、木の枝が覆い被さるような遠くのポイントの場合うまく流しにくいですが、小さいシモリ玉があれば、ポトンと打ち込みさえできれば竿を下げて糸をゆるめた状態でも餌を自然に流せるので有効かもしれないですね。
      おっしゃる通りで、マブナのシモリ釣りのように完全にぽっかり浮くんじゃなくて、水中をゆっくりと沈みながら漂う感じにも使えますよね。
      餌取りが下手なイワナ、時々いますねー(笑)

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