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ランディングネットの木枠作り|その3…フレーム材の接着

ランディングネット作り
この記事は約8分で読めます。

前回、ヒートベントで曲げて固定し3日ほど癖付けをしておいたフレーム。

今回はいよいよそれを接着します。

ランディングネット 曲げたフレーム材をグリップ材に接着する

 
水糸でぐるぐる巻きにしておいたけど、ちゃんと曲げ癖がついたかな。
糸を解きます。


もっときっちり形ができているかと思ったら、そうでもないね。
ヒートベントで曲げ終わった状態と大差ない気もしないでもない。

まずは1枚目をしっかり接着。セロテープを貼るのを忘れずに。

 
慣れてくれば5枚とも全部一度に接着できるのかもしれないけど、今回は一番内側のパーロッサを一枚だけ接着してみます。
パーロッサの外側は保護材のチークを合わせますが、はみ出した接着剤でくっつかないように内側にセロテープをぐるっと貼っておきます。エポキシ接着剤はセロテープを接着できないので。


付けたおいた印(赤矢印のところ)を合わせて、二枚だけもう一度型枠の左端からに水糸で固定していきます。


ぐるっと一周固定。グリップ部は固定しません。


あそうそう、型枠のグリップ材と接する付近(写真の赤印)にもセロテープを貼ります。
ここにも接着剤がはみ出すのでくっ付いてしまうととても困ったことになります。グリップ材との境目きっちりに貼ります。これ重要です。

 
ホームセンターで小さめのクランプを6個と、90分硬化タイプのエポキシ接着剤ボンド Eセット楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)を買ってきました。
クランプは接着したフレーム材を固定するために使いますが、この他にハタガネ楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)も使います。

 
接着剤を混ぜ合わせるのは、ランディングネットを編むためのコマ板を作るのに使った百均のポリプロピレンシート。これが良さそう。エポキシ接着剤はPPを接着しないので、扱いやすいんじゃないかな。
A剤、B剤を同じ分量だけ絞り出して付属のヘラでよく混ぜ合わせます。

 
グリップ部のフレームを少し押し広げて、ヘラで接着剤を塗ります。グリップ材は平滑だけど、フレーム材は結構ザラつきがあるから、本当は両面に塗った方が良いのかもしれないけど、片面(グリップ側)にちょっと多めに塗ることにします。90分硬化タイプなので慌てなくても大丈夫です。


接着剤を塗り終えたらフレーム材を合わせて、まずグリップのY字のところを水糸でしっかり縛って固定します。
この時点で接着剤がグリップ材のところにはみ出して大変なことになってますが、少しはみ出すくらいじゃないとしっかり接着できないので、これは仕方ないこととして進めます。

今回は素手で作業してますが、間違いなく接着剤が手に付着して大変なことになるのでポリエチレンか薄いゴム製の手袋をして作業した方が良いです。


そこからさらに水糸でグリップエンドまでぐるぐる巻きにして固定します。

 
水糸だけではしっかり押さえきれていない部分があるので、Y字部分はハタガネで。
ハタガネが二つあれば良かったんだけど、反対側は裏側からなんとかクランプで固定。
Y字のカーブの部分は力が掛かりにくいのでハタガネ2本でしっかり固定した方が良いです。次回のためにハタガネをもう一つ買っておこう。


グリップの下の方にも念のためクランプを掛けて固定。このまま丸一日以上放置します。
冬場だったので、私は3日ほど置いておきました。

 
そして3日後、クランプを外し水糸も解きます。セロテープのおかげで外側の保護材はくっついていません。
1枚目はうまく接着できました。

2枚目、3枚目を同時に接着。型枠の弱さがここで問題に。

 
今日はちゃんとポリエチレンの手袋をしますよ。手袋はなるべく手にフィットする使い捨てタイプが良いです。手袋は薄いゴム製でも良いですよ。
前回の残り4枚のフレーム材は曲げたところが元に戻らないように輪ゴムでまとめておいたんですが、やはり少し元に戻って広がっちゃうみたいです。
ここからは慣れた人なら4枚一緒に接着できるのかもしれないけど、私は2枚ずつに分けます。2枚目のメープル素杢、3枚目のウェンジを一緒に接着します。

 
今回は水糸を二重に撚って前回よりしっかり力が入るようにしてみます。縛り始めの木ネジに水糸を掛けておいてと。
メープル素杢の内側に前回同様接着剤を塗っていきます。


メール素杢、ウェンジとも内側全体に接着剤をしっかり塗ったらこんな風に並べて、左下の鉛筆マークを合わせて貼り合わせていきます。
曲げた材は輪ゴムでとめておいたけど、やっぱり広がっちゃってますね。次回はもっとしっかり曲げておいたほうが、接着の時は楽かも。


二重にした水糸でしっかり力を入れてぐるぐる巻き。

 
二重にした水糸で力が加わり過ぎて、後で見たら木ネジが抜けかかってました(苦笑)
仕方ないので、内側にもう一本木ネジを入れて締め直し。
そもそも、型枠に柔らかい桐の集成材を使ったのが間違いでした。次回はもっと固い材で作ります。


水糸でしっかり固定した後、前回同様にハタガネとクランプで固定。
このまま再度3日放置します。

 
3日経ったのでハタガネ、クランプを外して水糸も解きます。
前回はテーブルの上にクラフト紙を敷いて作業してましたが、くっつきにくい素材の方が良いと思って今回はその上に大きなビニール袋も敷きました。


一番外側の保護材(チーク)を外します。
2枚目、3枚目もしっかり接着できたようです。後は残り2枚です。

4枚目、5枚目を同時に接着。Wクリップを使うと固定が簡単。

残り2枚は圧着方法を変えるので、型枠を外します。

 
以前タッカーと一緒に購入しておいたステープルリムーバー。針はずしですね。
これでタッカーの針を外します。

 
想像以上にしっかり針が効いていて、リムーバーで持ち上げた後ラジオペンチで引き抜きました。
これで簡単に型枠が外れるはずなんだけど、型枠を下の方を押し込んでみてもびくともしません。
まずいな、これ。

 
上の方は押し込んでみると動くので簡単に外れそうだけど・・・
下の方は全然動かないので、グリップを持って型枠をカナヅチで叩いてみることに。こんなことして大丈夫かな?


ガンガン叩くと外れた!
フレームは特に問題はなさそう。良かったぁ。
型枠がガタガタの仕上がりだったので不安でしたが、フレーム接着には特に問題なかったようです。


型枠を外してみると、写真1枚目の黄色矢印のところが型枠と接着してしまっていました。そうか、ここもセロテープを貼っておかなくちゃいけなかったんだ。確かに接着剤がはみ出るとここもくっついちゃうよね。

 
今回は水糸ではなく、Wクリップ楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)を使って固定します。挟口25mmのものを今回は18個使いました。

 
前回同様に接着剤を混ぜ合わせ、メープル素杢とウォールナットの内側全体にしっかり塗ります。


接着剤を塗り終わったら、貼り合わせる順番に並べて接着開始。


左下の鉛筆マークを合わせて一つ目のクリップを留めます。
ここから右回りにクリップで留めていきます。

 
クリップとクリップはこのくらい開けながら、フレームがずれないように気をつけて留めていきます。
半周くらいまできました。水糸を使うよりもWクリップの方が作業しやすいですね。と言っても、少なくとも1枚目は型枠に固定するしかないけど。


教本に出ていたようなこういう型枠(赤矢印)を作れば、1枚目からしっかり固定できそう。でも、この型枠を作るくらいなら、フレーム材を貼り合わせなくてもこの方法で木枠そのものが出来ちゃうよね(笑)

前回、kuniさんからコメントもらって、型枠に穴を開けてタイラップで固定する方法もあると教えてくれました。ありがとうございます!
確かにその方法はかなり良さそうな気がします。次回検討します。


ぐるっと一周Wクリップで固定できたら、あとは今まで通り水糸とクランプでしっかり固定。
このまま三日放置。


3日後、クリップやクランプ類を外して水糸も解きます。
フレーム材5枚なんとか接着完了です。


接着はしっかりできてると思うけど、若干問題点も。
接着していく段階でフレーム材が少しずれて側面に段差ができてるところがあります。まぁ、これは最後の削り作業でなんとかできるとは思うけど。次回はこの辺りを気をつけないといけないね。
フレームの曲げ作業はおもしろくて好きだったけど、接着作業ははっきり言って嫌いです。とにかくベタベタと接着剤がくっ付くのが面倒(笑)

この後は、溝切りと穴開け作業になります。

 
グリップのY字部分を滑らかにカットして、グリップエンドの余分なフレーム材をカットしてから全体の削り作業もあるけど、穴開けはその前が良いのかそれとも最後にした方が良いのか?
ちょっと考えてみます。

接着工程のポイント

  1. 接着作業をする時は、なるべく広い作業台にビニールシートを敷いてポリエチレンまたはゴム製のフィットする手袋をして作業すること。
  2. グリップY字部分の圧着にはハタガネが2本あると便利。
  3. フレーム材の接着工程は、ずれないように慎重に位置合わせすること。

・・・溝きり工程へとつづく↓

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コメント

  1. だんだん形になってきましたね

    • Kさん、こんばんは。
      少しずつ形になってきてはいますが、すでに細かい失敗はいくつかあるし、ここからが結構大変そうなんですよね。
      この先も失敗は多々ありそうですが、最後までなんとか突き進んでみたいと思います (^_^)

  2. 溝切りと穴あけは、断然この次の工程ですることをお勧めします。
    どの工程でも「あ、しまった」ってことが往々にしてありますが、先に溝切りと穴あけをする方が、後にリカバーがしやすかったというのが理由です。
    いや、要は失敗さえしなければ、どんな順番でも良いのでしょうけどね。(笑)

    ほら、なにせボクはたくさん失敗してるから・・・

    • kuniさん、こんばんは。
      アドバイス通り溝切りと穴開け工程に入ってみました。
      そして予想通り「あ、しまった」という状態になってしまいました(笑)
      頭の中ではわかったつもりでも、実際にやってみるまでわからないことってたくさんありますね。
      いろいろ失敗しつつ、なんとかネットを張れるところまでがんばって自作1号ランディングネットを完成させたいと思います (^_^)

  3. おはようございます
    いやー、凄いですね。
    やはり、集積材作りって大変ですね。
    陶磁器の集積材ー練り込み技法では、集積してから切断/磨きをします。
    いずれにしても、超マニアックな世界に突入ですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      今、網を取り付けるための溝切り&穴開け工程をやっていますが、やはり一番難しいのは接着工程ですね。慎重にやってつもりでしたが、少し隙間ができた部分があります。

      陶磁器に集成材を練り込む? そんな技法があるんですねぇ。
      マニアックな世界ではあると思います。違う樹種を貼り合わせることによってできる断面に取り憑かれてしまいました(笑)