山菜シーズンの終盤に近づきつつある5月初頭、つまりはゴールデンウィークの最中、どこもかしこも人だらけだと想像しますが、木曽へ釣りに出かけてみました。
アマゴに追いやられたイワナ|木曽川水系しぐれ沢
川沿いの林道を入ってすぐに早くも県外ナンバー車を発見。まぁ想定内です。少し上で二人組が釣っていました。
これはかなり距離を開けないと。
ぐーんと上まで車を走らせて、途中車も停まっていなかったし、この辺りなら大丈夫かな。
すぐ上に先行者がいないとも限らないけど…
フライに飛び出すチビちゃんたち
こんな感じのところから入渓。
タックルは、ユーフレックス インファンテ773-6 NSF+オービス バテンキル クリックII。ラインはDT-3F、6X9ftリーダーに7Xフロロティペット2ft継ぎ足し。いつも通りの標準仕様で。
アダムスパラシュート#14を結んでキャスティング開始。
タックルを準備しているうちに、車が2台上がっていきました。上下を釣り人に挟まれた感じ。
9時40分、気温15℃、水温9℃。
小さい沢ですが、開けていてロッドは振りやすく、水量をいい感じ。
今日はイワナを釣るつもりで来ています。
まずここでピチャッとチビアマゴが出ますが、フッキングせず。
その上でもう一尾チビアマゴをバラシ。
三度目の正直で浅瀬流心から出たチビアマゴをキャッチ。
これは今日はチビアマゴ祭りなのか。
少しだけ大きくなったアマゴ。
あれ? この辺りはイワナじゃないの?
落ち込みの肩の少し手前から。
活性はそこそこ高いようで、流れてくる餌を待ち受けるのに良いポイントに魚が出てきています。
サイズはそれほどじゃないけど、綺麗なアマゴが釣れるから嬉しいです。
ところで、イワナはどこ行った?
それと、上流から吹き下ろしてくる向かい風が強いんだよね。
風が止んだ瞬間を狙ってキャスティング。てな具合で少しずつ前進。
落ち込みからの深さのあるタルミ。二度ピチャッと出るもフッキングせず。
CDCストーンフライ#14に替えてなんとかキャッチ。でも小さいよ。
CDDストーンフライは視認性が良いからそのまま続行。
その後も、サイズのことを言わなければアマゴはたくさんいるようで、反応良いです。
そろそろ終わりのコシアブラで最高の天ざる蕎麦を
まだなんとかコシアブラが採れる時期なので、途中で少しだけ採ってきました。
タラノメも一つだけ採れました。
今日はSOTO TriTrail ST-350(アマゾンで見る・楽天で見る・ヤフーで見る)にホームセンターの安いカセットガスを装着。
アルパインクッカー16でお湯を沸かして、一旦火から下ろしておきます。
天ぷら粉を溶いて山フライパンでタラノメとコシアブラを手早く揚げます。
ちくわもちょっと揚げました。
本日の渓流メシ
・ざる蕎麦
・コシアブラとタラノメとちくわの天ぷら
・かぼちゃサラダ(コンビニ調達)
・食後の紅茶
この季節ならではの天ざる蕎麦、年に一回は食べたい最高の渓流メシです!
川の中の石をひっくり返してみると、カメチョロやピンチョロと呼ばれるカゲロウの幼虫が結構いるようです。
テンカラに替えたとたんにイワナ! ここからはイワナが釣れるか?
周囲を見渡すとコゴミももう少し早ければ食べられたね。
試しにテンカラ竿に替えてみます。
NISSIN AIR STAGE 冨士流テンカラ3308 6:4、SUNLINEぶっとびテンカラ レベルライン3号(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)を3.3m+FUJINO フロロテンカラハリス0.8号(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)を1.5mほど。仕掛け全長は竿より1.5m長い4.8m。
毛鉤は、スギッパ巻きです。
右からの流れと上からちょろちょろ二筋流れ混んでいる小さなポイント。
こんなところからも出ました。
テンカラに替えた途端にイワナが来たじゃん。やっと本日の本命キャッチ。
でも、この様子だとアマゴに押されちゃってイワナは上流に追いやられた?
テンカラでは後が続かず、しかも川に枝が張りだしているところが多くなったので、結局またフライロッドに戻しました。
再びフライタックルに持ち替えて、フライはエルクヘアカディス#14。
右の落ち込みからの流れが、正面からの落ち込みの流れとぶつかって左に押されてきた辺り。
最後テンカラ+スギッパ巻きで、小さいけど綺麗なアマゴ。
まだ時間は早いけど、十分釣れたし(本命イワナは1尾のみだけど笑)上にも人がいそうだし、今日はこれで終わりにします。
イワナを釣るつもりで来たけど、アマゴがたくさん釣れておもしろかったです。
木曽川水系は、解禁日に散々な目にあって以来でしたが、今日は普段の木曽川水系といった感じで釣りが楽しめました。ありがとうございます。
次回こそは、イワナを釣りに行きます!
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