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2025秋のきのこ狩り速報(7)|一番美味しいキノコ

きのこ狩り
この記事は約3分で読めます。

前回、前々回と本命山ではアミタケが最盛期。ウラベニホテイシメジサクラシメジもまだ少しは採れそう。ショウゲンジも少しは出てきていますが、このあとたくさん出てくるのかどうか。キシメジ(注)は恐らく次回たくさん採れるでしょう。

そんな中、短時間だけ近くのカラマツ林へジコボウ(ハナイグチ)を採りに出かけました。これは私が一番美味しいと思っているキノコです。
イグチ系のキノコは全般的に美味しいんですが、その中でもこのキノコには独特の旨みがあって、汁物にしてもマリネにしても抜群なんです。長野県人はこのキノコが特別に好き、とよく言われますが、これ、他県の人が食べても「抜群に美味い!」って言うと思いますよ。

ジコボウがどっさり|2025年秋 第7回キノコパトロール

そんなわけで、今回は比較的近くのカラマツ林へ向かいます。


この山の近くには沢が流れていて、渓流釣りシーズンには釣り人がたくさんやってきます。
入渓しやすい川なので、解禁当初はともかく少しすると魚は小さいものばかりになってしまうのが残念です。
でも、禁漁を迎えた今、川を覗き込んで見ると、そこそこのサイズが何尾か泳いでいるのが見えます。釣り人がいなくなって、やっと伸び伸び暮らせるようになったようです。私も含め釣り人がいかに魚を脅かしているか、という証拠ですね。

いけない、今日はキノコ狩りだった(笑)

カラマツ林を歩けば見つかる美味しいキノコ

 
そろそろ使用限界が近づいてきたカメレオン8。今年のキノコシーズン終了までなんとか保ってくれると良いんだけど。
このところ連日熊出没の報道がありますね。今日もお守りに私が最強の熊鈴と呼んでいるガーディアンを腰に付けてスタート。


秋晴れの里山を歩くのはとても気持ちが良いです。


やってきました、カラマツの山。
本命山と違って、車を停めてすぐに登り始められるのでお手軽。

 
入り口で早速ハナイグチを一つゲット。
が、後が続かず、斜面をひたすら上ります。おかしいなぁ、毎年この辺りには出ているはずなんだけど…


シロヌメリイグチはたくさんあるんだけど、目的のハナイグチは見当たらないです。
シロヌメリイグチも食べられるんだけど、今日はスルー。

 
ふと足元にいくつもアケビの皮が落ちているのに気付き、頭上を見上げるけれどそれらしい蔓はないなぁ。もっと上から転がって来たのか?
と、斜面をさらに上ると…

 
お、ハナイグチ、たくさん出てるじゃん!

 
ハナイグチは傘が写真1枚目のように淡黄褐色で粘性の低いタイプと写真2枚目のように赤褐色で強い粘性のあるタイプがあるんですよね。
赤褐色の方が汁物にすると美味しく極上品なんですが、傷みやすいので採ったらすぐに下茹でした方がいいですね。
ハナイグチは傘の粘性が強く、他のキノコと一緒にするとくっ付いてゴミだらけになってしまうので、レジ袋に入れて別にしておきます。

 
他にはアミタケやサクラシメジも少し採れました。

ほんの1時間足らずで、結構な収量になったので帰ります。

ぎょっとするほどの大アマゴ


帰りに例の沢、以前産卵準備している大アマゴの動画を撮影した場所。
青矢印のところにいるアマゴ、これでも軽く尺は超えてます。
赤矢印のアマゴは体側が鮭のような婚姻色になっています。これは40はあるよね。
黄色矢印のはさらに一回り大きいから、50近くありそう。
こんなのが上ってくる沢、禁漁期の大切さを改めて実感しました。

次回はいよいよコウタケ出てるか。


本日の主な収穫:
ハナイグチアミタケサクラシメジ
ハナイグチは私が一番美味しいと思っているキノコなので、ある程度採っておきたいです。

次回は本命山に戻って、ショウゲンジとキシメジ(注)をもう少し採りたいのと、あとは私が一番狙っているコウタケが出てきてくれると嬉しいんだけど。
一昨年は本命山に全くコウタケが出てこないなんてこともあったので、心配なところ。

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