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白菜の栽培|野菜作り

野菜作り
この記事は約6分で読めます。

今年から始めた野菜づくりもいよいよ終盤です。
前々回は冬野菜の代表格大根の栽培と収穫について書きました。

今回は、もう一つこちらも冬野菜の代表格、白菜です。
キャベツや白菜は、親も作ったことはあるんですが、丸く玉にならないことが何度かあったらしくて…今回はうまくいくのか不安な野菜でもあります。

初めての白菜栽培

9月20日(白菜の植え付け)

 
白菜の苗を買ってきました。白菜は5つもあれば十分なんですが、10本セットが安く売られていたのでそれを購入。ただ、この白菜は収穫まで80日というタイプで、うちの辺りではこの時点で植えるのにはちょっと遅かった気がします。

 
畑を耕して糸を張り畝を作ります。
畝幅60cm、高さ10cm、長さは4m40cm。

 
塩ビパイプで表面を均して、畝完成。

 
マルチシートを張ります。が、途中で終わりになっちゃった。
仕方ないので、トウモロコシ栽培の後はがしておいたシートを注ぎ足し。

 
イボ竹で40cm間隔で穴を開けて穴開けの目印にします。
ペットボトルで自作したマルチ穴開け器でマルチに直径7、8cmの穴を開けていきます。

 
穴開け器をぎゅーっと押しつけて穴を開けます。
お、結構いいじゃん。だけど、ペットボトルのギザギザ、すぐに切れ味が悪くなってやっとのことでなんとか10個の穴開け完了。

 
植え穴を整えて、ジョウロで水を注いで、水が引いてから苗を植えます。

 
小さいポットから苗を取り出すんですが、ポット内の土が崩れやすくて、根が大丈夫かな。

 
全部植え付けた後で気付きましたが、この小さなポットは普通の育苗ポットのように下を押して(写真1枚目)苗を取り出すんじゃなくて、写真2枚目のように底部を摘まむようにして押し出せば良いんだとわかりました。

 
10本の苗を植え終わりました。
はす口を付けたジョウロでたっぷり水やりをします。


トンネル支柱を刺し、防虫ネットを被せて周囲の裾部分は土を被せます。

10月2日(植え付けから12日経過)

 
当初、苗が弱々しくて心配しましたが、2週間足らずでだいぶ葉が増えてしっかりした苗になってきました。
植え付けの2週間後から2週間に1回、マルチ穴に追肥をします。

10月8日(植え付けから18日経過)

 
生き生きと成長する苗。葉の枚数もさらに増えました。

10月14日(植え付けから24日経過)

 
葉がぐんぐん生長して、隣との間隔が狭く感じるほどに。

10月25日(植え付けから35日経過)

 
葉が大きく広がり、白菜らしくなってきました。あとはちゃんと結球(葉が丸まって固くなること)すれば良いのですが、果たして…

11月5日(植え付けから46日経過)

 
葉はさらに生長して、少し葉が丸まってきました。いいぞ、その調子。

11月14日(植え付けから55日経過)

 
葉がぐんぐん生長してトンネルが少し窮屈なくらいに。
防虫ネットを開けて見ると、中心に近い葉が丸まってきているものの、収穫まではまだまだといった感じ。

11月19日(植え付けから60日経過)…試しに収穫


朝、畑には霜が降りて真っ白に。防虫ネットの中の白菜の外葉も少し凍りました。
植え付けから80日が収穫目安の品種だけど、このままだと寒さにやられてしまいそう。

 
午後になってから、防虫ネットを開けてみました。


凍ってしまったと思った葉はとりあえずは大丈夫そうです。
それと、ここまで防虫ネットを掛けて育ててきましたが、その効果は絶大で葉は全くと言っていいほど、虫には食われていないきれいな状態です。

 
白菜の頭を押さえてみて固く絞まっているようなら収穫時らしいんだけど、うーん、まだ柔らかいな。でも、1つだけ穫っても良さそうなのがあるにはある。

 
氷点下3度なんて朝もあるようになってきたので、白菜が凍ってしまわないように外葉をまとめて麻ひもで縛ることにしました。収穫が遅れてしまった場合、こうしておけば大丈夫とのこと。
白菜を1つだけ試しに収穫して、念のため防虫ネットはもう一度掛けておきます。
80日で収穫するとなると12月10日頃と言うことになるけど、もう食べられる状態にはなってきているので、徐々に一つずつ収穫してキムチ漬けにしたり、鍋にしたりして食べたいと思います。


株元から包丁で切り取ります。


まだ葉が絞まっていないけど、結構大きくなってるじゃん。


今回の一玉は、とりあえず母親が浅漬けにしました。
二晩くらい漬けて食べてみると、うっすら塩味で白菜の甘みが感じられて美味しい!
もりもり食べちゃいます。

初めての白菜栽培まとめ

  1. 植え付けがちょっと遅かったかも
    同じ時期に植えるのであれば、うちの辺りでは60日で収穫できる品種の方が向いているかもしれません。ただ、今回葉をまとめて縛ったので今後の収穫状況によっては70〜80日のものでも良いかもしれません。それは今後確認。
  2. 防虫ネットの威力は絶大
    苗を植え付けてから、ずっと防虫ネットを掛けたままだったので、収穫時期まで全くと言っていいほど(それでもほんの少し食われた形跡あり)虫には葉を食われませんでした。
    大根が双葉状態から虫食いに悩まされたこともあって、防虫ネットのありがたみがよくわかりました。
  3. 白菜栽培は大成功!
    まだ60日ですが、一玉は収穫できてしかも美味しい白菜になったので、残り9玉はさらに玉が絞まってちゃんとした白菜が収穫できそうです。
    これからますます寒くなるので、食べるのが楽しみです。白菜栽培は大成功でした。

2025年の野菜づくり(家庭菜園)を終えて

野菜づくりはほぼ成功かな

今年私が手がけた野菜は、ジャガイモキュウリトウモロコシサツマイモ大根落花生、そして今回の白菜でした。玉ねぎはタイミングを逃したので、今年は植えませんでした。
どれも、概ね成功で美味しい野菜が食べられましたが、落花生だけは失敗しちゃいました。

経済性だけではない、野菜づくりの楽しさ

家庭菜園をやってみると、野菜栽培というよりは、「野菜を育てている」という気持ちになりますね。たった数日でぐんぐん成長する様は本当に嬉しくなります。
それが実って収穫できた時の喜びもひとしお。野菜をスーパーで買わなくてもいつでも畑から穫ってきて食べられるのは最高だし。
ただ、コスパ計算だけで野菜づくりをするのはやめた方が良いです。
確かにスーパーで野菜を買わずに畑で採れれば経済的ですが、野菜づくりは種や苗、肥料やマルチシート、防虫ネットなどの資材費もかかります。さらには、自分の労力まで計算に入れてしまうと、ものによっては必ずしも経済的とは言えない場合があります。
野菜の生長を見守りながら手間を惜しまず日々楽しみながら作業するのが一番です。そのためには、欲張ってたくさん作りすぎないことですね。

今年作った野菜は引き続き来年も栽培すると思いますが、その他に新しいものにも挑戦したいと思っています。野菜づくりは勉強になることも多いし、何より楽しいです。

秋からの「きのこパトロール」シリーズに続き、長かった今年の「家庭菜園」シリーズはこれで完結です。興味ない方には面白くなかったかもしれません。
次回は、魚釣りの記事にやっと戻れます(笑)

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