忙しい日々が続いております。
2026年も残り2ヶ月となりましたが、今年は例年以上に大変な年の瀬となりそうです。
1つは春から働き始めた職場で、1ヶ月ほど休職することになった人のしわ寄せが発生しそうな状況なのに加えて改装工事が入っていて、仕事の支障になりそうなこと。
もう1つは、例の地域役員の仕事。私は会計をやっているので(会計のみならず肉体労働もかなりあるんですが)、その取りまとめが大詰めを迎えること。
まぁ大変でも何でも、私としてはいつも通り「やれるだけやってみる」だけなんですけどね(笑)
さて、遅くなってしまいましたが、今シーズンのキノコパトロールの続きです。
出かけたのは9月26日です。
史上最大のコウタケ祭り|2026年秋 第3回キノコパトロール
前回はアミタケがどっさり採れたので、キノコ汁を作って食べたり塩蔵したり。
シーズン中にアミタケ、ショウゲンジ、ハナイグチあたりが採れると安心しますね。これらのキノコはキノコ汁の中心メンバーですからね。

水戸黄門様ご一行との再会

1週間ぶりの山。秋晴れというわけにはいかないけれど、MTBで走ると仕事の疲れも吹き飛びます。軽快に林道を上ります。
と、前方からの複数の鈴の音が。団体さんか。
少し進むと林道を歩く4人組の姿が。あれれ、1人はかなり若い女性だぞ。珍しいな。
追いついてみると、先頭を歩いているのはあの水戸黄門様じゃないか。
「あれ、今日はメンバー違いますね」と挨拶がてら尋ねると、今日はお孫さんも連れてきているのだと。
しばらく黄門様とキノコ談義をしながら並んで歩く。やはり山賊たちに荒らされてしまった下の方の山はもう歩きたくないと、かなり上の方の私と同じ山を歩いている様子。
「この前会った次の週、コウタケがどっさり採れたら?」(「〜ら」というのは長野県南部の方言で「〜でしょう?」という意味)と黄門様。
「えっ!? 先週は全然採れなかったですよ」と返す。
そう言えば、前回私はコウタケポイントに到着する前の登りでアミタケをどっさり採ってしまい、「この後コウタケが生えていませんように」と祈りながら登り、コウタケポイントを半ば見て見ぬ振りをしながらそそくさと帰ってきたんですよね。
実際にはコウタケはたくさん生えていたらしい。
でも、例えコウタケがたくさんあっても、腰ビクもリュックもいっぱいで持って帰ることはできなかったと思うけど。
そんな話をしたら、黄門様は、
「それじゃあ、今日は先に行ってたくさん採って帰りな」とコウタケポイントへの最短コースを譲ってくれたのです。
恐縮しつつも、それではお言葉に甘えて、と再びMTBに跨がり別れました。
湿った山はキノコがいっぱい!

1週間ぶりの山。9月上旬の異例の長雨が終わった後も、雨の多い天候が続き、前日の雨のせいもあり山はだいぶ湿っています。

雨に打たれたショウゲンジが少しだけ。今年はショウゲンジは少ししか採っていないなぁ。

雨にぐっしょり濡れて水分を吸い込んでしまったアミタケがちらほら。

前回キシメジ(注)をある程度採って塩蔵したんだけど、もう少し欲しいので採っていこう。

登るにつれてアミタケの量が増えてきます。良いものだけ選んで少しだけ採ります。

キシメジも上の方がたくさんありますが、少しだけ採ってともかくコウタケポイントへ向かわなくては。

雨に濡れてクサウラベニタケ(毒)のようにも見えるウラベニホテイシメジ。

これはアイシメジ。雨に濡れても傷んでいないので採っていきます。

さて、ここから先がコウタケポイントです。黄門様に先を譲ってもらったのは良いけど、果たしてコウタケはあるでしょうか。先週どっさり採れたとのことなので、少しはあるとは思うけど。
にわかに霧が立ちこめてきたけど大丈夫?
巨大なコウタケが棲息している山

お、こんな下の方にすでにコウタケがあるとは。
おわかりでしょうか、写真の手前側にたくさんコウタケが生えているのが。

雨に濡れてしまっているのが残念だけど、ちょうど良いくらいのコウタケ。






今まではキノコを採りながら一旦山を登ってから下りてくる場所だったので、それほど真剣に探し歩かなかったせいもありますが、ここにこんなにたくさんあるとはビックリ。


登って行くとサクラシメジや、きれいなベニテングタケ(毒)のフェアリーリングが見られたり。

そしてさらに登って行くと、コウタケが巨大なフェアリーリングを形成しているではないですか!? 黄色矢印の左側に大きな円を描くように並んでいます。



ここまでコウタケがたくさん生えているのは初めて見ました。
惜しむらくは大きくなって雨に打たれて、すでに傷んでしまっているものもかなりあります。
それにしても不思議です。ここは、先週逆回りで通っていてその時はコウタケは全く見当たらなかったはず。これは見て見ぬ振りなどできるはずがないレベルです。
いくらキノコの成長は早いとは言え、1週間でここまでになるかな。

ともかく良いものだけ選んで採らせてもらおう。この写真のような状態のものはまだ成長段階の幼菌で、雨に打たれてもしっかりしている極上品です。

腰ビク、背中のリュック、それからこういう時のために持参している手提げ袋にいっぱいのコウタケ。いくら良いものだけを選んでも、どっさり山に残したまま終了です。
もう成長し過ぎくらいのものが多いので、今日明日のうちに誰かが採らないと傷んでしまう。逆回りで恐らくここを通過する黄門様ご一行が採って行ってくれることを祈るばかり。
ここにコウタケを置いたまま長老アカマツのところに向かいます。水を吸っていつもの2倍くらいの重さになったキノコを持ち上げるのは無理です(苦笑)
今日も長老アカマツにお礼を

今年も山の恵みをありがとうございます。今年はあと何回来られるかわからないけど、これから厳しくなる季節を乗り切れますように。

さて山を下りよう。少し下ったところに右側へ尾根が分岐し、そこから黄門様ご一行が登ってくるはずだとしばらく待っていましたが、気配がないので諦めて帰路に就きます。

背中が重いのは問題無いけど、腰ビクの紐が食い込んで痛いのと、手に重い荷物を持って山を下るのはかなり大変。
まぁ根性で下りるしかない。

なんとかMTBに辿り着き、重い手提げ袋をハンドルにぶら下げて下り始めたものの、ハンドルが振られてこれまた難儀しながら車に帰還。
コウタケはたくさん採っても干して保存できるとは言え、欲をかきすぎたかも(笑)

あぁ〜、今日は疲れたー。
車で下る途中、稲刈り間近の田んぼを背景にコスモスが風に揺れて、秋の深まりを伝えていました。


本日の主な収穫:
コウタケ、キシメジ(注)、アミタケ、ショウゲンジ、ホウキタケ。
雨でたっぷり水分を吸い込んだコウタケのせいもありますが、ここまでキノコが重かったのはいままでで初めてです。
この後コウタケは一晩扇風機の風を当てて乾かし、その後しっかりと天日干しにして乾燥保存しました。
今回は黄門様のご厚意のおかげでコウタケをどっさり収穫できました。ありがたいことです。
おかげで、師匠にお裾分けすることもできました。
黄門様には山で俺を言えませんでしたが、また来週辺り会えるんじゃないかな。



コメント