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早過ぎたキノコ狩り|アミタケ、ホウキタケ、カノシタ

きのこ狩り
この記事は約4分で読めます。

このところ雨が続いていて、やっと訪れた天気予報に傘マークがない日。釣りに行こうかキノコ狩りに行こうか・・・昨年はちょっと出遅れたから、ちょっと早すぎる気もするけど、下見がてら出かけてみることにしました。

150905蕎麦畑 150905フシグロセンノウ
↑山へ向かう途中のそば畑。もう少しで新蕎麦も食べられますね。
このオレンジの花、山でよく見かけるけど、名前知りませんでした。調べたらフシグロセンノウ(節黒仙翁)と言うんだそうで。茎の節が黒くなっているから節黒、仙翁というのは京都嵯峨の仙翁寺にあったからだとか。

駐車場所に到着したのは午前10時半、完全に出遅れです(>_<) すでにたくさんの車が停まってます。
登り口までの林道は自転車で走ります。
途中、下りてくる何人かに行き会ったので、様子を伺うと、
「いやー全然。まだ早いね」と皆さん口々に・・・
う〜む、まぁ、今日は下見ということで、とりあえずいつものポイントまで行ってみよう。

150905横川ナゾのキノコ 150905横川ナゾのキノコ2
まずは謎のキノコ(たぶん毒)。知らないヤツだけど、たぶん食べられないなこれ。とりあえず採って帰って調べるか。

150905横川ミネシメジ 150905横川ミネシメジ2
ミネシメジ?(たぶん毒)全体に少し黄色味がかっていて、写真だとそうでもないですが、傘は緑色味がかっていました。

150905横川チチタケ 150905横川チチタケ2
↑チチタケ。この辺ではチータケと呼ばれてます。傷つけたり、折ったりすると白い液が出ます。これはお盆頃に出るキノコですが、2本だけありました。

150905横川ホウキタケ2 150905横川ハナホウキタケ2
↑写真1枚目は、ホウキタケ。今まで採りませんでしたが、今日はキノコ少ないから採ってみるか。似ている種類に毒のあるハナホウキタケやキホウキタケがあるので注意。それと、ホウキタケ自体も微量の毒成分が検出されているらしく、かならず茹でこぼしてから調理した方が良いそうです。ホウキタケの系統はあんまり手を出さない方が無難ですね。
写真2枚目がハナホウキタケ(毒)。色がかなり赤っぽいのと、根元から細かく枝分かれしています。

150905横川シロオニタケ 150905横川アンズタケ
↑写真1枚目、シロオニタケ(毒)。傘がとげとげしていて、いかにも毒っぽい。これに限らず白いキノコには毒が多いので手を出さない方が良いです。
写真2枚目、アンズタケ(毒)。ヨーロッパでは食用とされていますが、微量の毒成分が確認されているし、似た種類も多いので手を出さない方が良さそう。山では割とよく見かけます。

150905横川ドクツルタケ 150905横川ドクベニタケ
↑写真1枚目、ドツクルタケ(猛毒)。これは絶対に手を出してはいけません。まぁ、外見からして誰も食べようとは思わないだろうけど、食べるとほぼ確実に死にます(>_<)
写真2枚目はドクベニタケ(毒)。これは一番よく見かける毒キノコですが、やはりまだ早いのか見かけたのはこの1本。しかも虫に食べられてます。虫はよく毒キノコ食べても平気だな(笑)

毒キノコばっかり(笑)

150905横川アミタケ 150905横川アミタケ2
↑アミタケ。傘の裏が、網目になっています。茹でると紫色になります。つるっとした食感が汁物に最適。美味いきのこです。小さいのが少しだけありました。まだ数が少ないせいか、虫に食われていましたね。

150905横川カノシタ 150905横川カノシタ2
↑カノシタ。独特の良い匂いがするキノコです。傘はデコボコした不定形で裏は細かい針状になっています。そのザラザラした感じが鹿の舌に似ているからカノシタという名前になったのだとか。ヨーロッパでは「羊の足」と呼ばれているそうで、確かに上の方に毛(針)が生えていて羊の足のように見える(^_^)
このキノコも微量の毒成分が検出されているので、茹でこぼしてから調理した方が良いそうです。

150905横川ハナビラタケ
↑ハナビラタケ。これも食べられますが、大きくなるとあまり美味くないらしいです。

と、まぁ、今日はこの辺でキノコ観察(笑)終了。

150905横川アングリフ 150905横川キノコ集合
↑今日もWACHSEN Angriff(ヴァクセン アングリフ)BA-100(楽天で見るアマゾンで見る)は活躍してくれました。やっぱり帰りが楽で良いです。
今日の収穫は、アミタケ、ホウキタケ、カノシタ。写真は、毒のミネシメジ?と謎のキノコも写ってます。

アミタケ、ホウキタケ、カノシタは調理して食べました。
その様子は、後日アップします(^_^)

キノコは、昔普通に食べていたものや地域によっては今も食べているものでも、最近毒成分が検出されて毒扱いになることも多々あります。
そういうキノコは、中毒といっても体質によって腹痛、下痢になるくらいの話なので図鑑によって「食」だったり、「毒」だったりといった具合です。
完全に昔から「猛毒」のキノコは命を失う場合もあるので、シャレになりません(T_T)

ハッキリわからないキノコを採ることもありますが、その場合はまず図鑑で調べて、食べられるキノコに該当したら、信頼できる専門家に鑑定してもらうことにしています。
私は、以前に紹介したグリーンファームの会長さんに鑑定してもらってます。
食べるのには今知っているキノコだけでも十分ですが、わかる種類が増えた方が山歩きが楽しい(^_^)

カキシメジクサウラベニタケツキヨタケ、この3つはホントに中毒例が多いみたいですね。
ともかく、100%確信が持てるキノコ以外は、絶対に食べない! これが、鉄則です。
食べなくても触るだけでやばいキノコもあります。カエンタケは食べるどころか、触るだけで皮膚がただれるほどの猛毒です。オソロシイですね(>_<)
自分の知っているキノコだけ採っている分には幸せです。

9月は渓流と山、どちらへ行くか迷う日々が続きそうです(笑)

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コメント

  1. こちらあまりキノコ見かけませんが見分ける知識もないし手は出せません(笑)
    でも採ってきたばかりのキノコ美味そうですね。

  2. こんばんは。
    やはり行ってきましたか、考えることは同じですね、アミタケは安心して食べられていいですね、茹でると紫になるのが良いです、チチタケがまだあるところを見ますとまだ少し早い感じがします。
    お疲れさまでした。

  3. こんばんは。

    キノコの楽しい季節です。
    キノコに興味を持ち始めた頃は、白オニタケなんぞは程良い大きさで、ツボの丸みもコリコリして美味しそうだとおもいました。

  4. おはようございます。
    キノコに詳しい方って尊敬に値します。
    わずかな時間、殆どが秋にしか出ないものを覚えてしまうのは
    凄いと思いますよ。

  5. Nori1022さん、こんばんは。

    > こちらあまりキノコ見かけませんが見分ける知識もないし手は出せません(笑)

    土佐はあんまりキノコないんでしょうか。知らないキノコには手を出さないのが鉄則です(^_^)

    > でも採ってきたばかりのキノコ美味そうですね。

    信州は渓流王国であるとともにキノコ王国でもあるので、いろんな種類が採れて美味しいですよ。
    サケ科の魚と一緒にホイル焼きにすると格別です(^_^)

  6. ハックル70さん、こんばんは。

    > やはり行ってきましたか、考えることは同じですね、アミタケは安心して食べられていいですね、茹でると紫になるのが良いです、チチタケがまだあるところを見ますとまだ少し早い感じがします。
    > お疲れさまでした。

    キノコ銀座と言えるような有名ポイントに出かけましたので、私と同じように気の早い人たちがたくさんいました(笑)
    アミタケはまだ数が少なく、虫にも食われていましたね。
    チチタケが今頃まだあるとは思いませんでした。そうですね、まだ少し早かったようです(^_^;)

  7. マンボウさん、こんばんは。

    > キノコの楽しい季節です。
    > キノコに興味を持ち始めた頃は、白オニタケなんぞは程良い大きさで、ツボの丸みもコリコリして美味しそうだとおもいました。

    毒キノコの中には美味しそうにみえるものが結構ありますね(^_^;)
    見るだけなら私は、ベニテングダケが好きですね。いかにもキノコといった感じで、群生していると見応えがあります。
    キノコは食べなくても、観察して種類を調べたりするのも楽しいですね(^_^)

  8. テクニカルゲームさん、こんばんは。

    > キノコに詳しい方って尊敬に値します。
    > わずかな時間、殆どが秋にしか出ないものを覚えてしまうのは
    > 凄いと思いますよ。

    私もそれほど詳しいってわけじゃないですが、確実に自分で判別できる美味しいキノコだけを食べています。
    毎年少しずつ覚えて、今ではかなりわかる種類も増えました(^_^)
    詳しい人が身近にいれば、一番確実に覚えられますね。