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小鳥たちの霊に呼ばれる|スズメ&ヒヨドリの羽

春夏秋冬フライタイイング勉強中
この記事は約3分で読めます。

今年も残すところあと2日になり、大晦日は実家でのんびりしていることだし、今日のうちにだいぶ汚れているプリウスの洗車でもしておこう。

151230小鳥の羽01
↑ガソリンスタンドへ行って、ガソリン給油のついでに洗車機でセルフ洗車。拭き取りスペースで車を拭いていたら、隣で車を拭いていたオジサンが手に何か持ってこちらへ・・・

「鳥が挟まってたよー」とオジサン。
それを俺に見せてどうしようっていうんだ? でも、それは正解でしたよ(笑)
どうやら、走行中にフロントグリル付近にスズメが衝突してご臨終になり、そのまま挟まっていたらしい。
「それ、もらってもいいですか?」と尋ねると、少し怪訝な顔をされたので、
「釣りをやってるんでこれで毛鉤を作るんです」と説明すると、どうぞどうぞ、ということでもらってきちゃいました。

ちなみに、死んだ野鳥はむやみに素手で触ったりしない方が良いらしいですけども。
http://www.pref.okayama.jp/page/detail-118111.html

151230小鳥の羽02 151230小鳥の羽03
↑もらってきたスズメ。翼を広げてみます。風切羽はストークが固くて使いにくそう。翼の上の方の雨覆という部分の羽は使えるかも。

150815野鳥の羽ハンドブック
カケスの羽を拾ってから購入したこの本(楽天市場で見るアマゾンで見る)で確認してみました。

151230小鳥の羽04
↑頂戴した羽。雨覆の他に、尾羽はストークがやわらかくて使えそう。そして、お尻周辺のふわふわした羽も、CDCみたいな感じに使えないかな。

スズメの亡骸は、林に返してこよう。

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↑私が山菜広場と呼んでいるウチのすぐ近くにある平地林。
これから厳しい冬になりますが、コシアブラの芽が春も遠くないことを告げています。今日も小鳥たちがさえずっています(^_^)

どこに埋めようか・・・あの大きなタラの木の根元にしようかな。

151230小鳥の羽06 151230小鳥の羽21
↑高く伸びたタラの木。毎年大きなタラの芽が採れます。
この根元に埋葬しよう。あれ!?

151230小鳥の羽08
↑なんと、そこにはヒヨドリが死んでいたのです(°0°)
こんな偶然あるの? このヒヨドリの霊が呼んだの?

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↑翼を広げてみる。翼の羽は硬くて使えそうにないけど、お腹の羽は色合いが良い感じ。これも頂戴しよう。

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↑穴を掘って二羽を一緒に埋めました。安らかに眠れ。そして土に帰るんだ。
羽は私の手元で毛鉤となって活躍してもらうよ。

151230小鳥の羽13
↑もらってきたヒヨドリの羽。ウェッブとかフラフと呼ばれるフワフワした部分が多いけど、先端部分は小さいフライのハックルに使えるかも。フワフワ部分も使い道はありそうな気がする。

不思議なこともあるもんだなー。
洗車をしに行ったら、隣の人の車からスズメの亡骸が発見され、それを林へ持って行って埋めようと思った木の下にヒヨドリの亡骸があるなんて。
不吉だと思う人が多いかも知れないけど、私にはなぜか吉兆に思える(^_^)

今年のブログ更新は今日が最後になりそうです。
読んで下さった皆さん、本年もありがとうございました。良いお年をお迎え下さい(^o^)/

 

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コメント

  1. ヒヨもスズメも食べたことあるっす。
    そしてタラの芽は天麩羅でビールのあて鉄板。

    • Nori1022さんへ

      こんにちは。
      私の地元はザザムシをはじめ(笑)いろんなものを食べるので、スズメまでは聞いたことがありますが、ヒヨドリを食べたことがある人は初めて聞きました。どんな味か興味があります(^_^)
      タラの芽の天ぷらは、ハゼの天ぷらと並んで私の中では最高峰です。

  2. それは間違いなくリコプテラさんなら埋葬してくれるであろうと、呼ばれたのでしょう。^^
    羽根は彼らの恩返し。

    • kuniさんへ

      そうですよね、きっと。
      いただいた羽根は新しい命を吹き込んでフライに巻いてみます。これで魚が釣れれば最高なのですが(^_^;)

  3. こんにちは。
    偶然が重なる事ってあるんですね。
    来シーズンになったら釣果の程を聞かせて下さい。
    爆釣してもリピートが難しいですね(^o^)

    • 七流釣師さんへ

      こんにちは。
      あまりの偶然にちょっとビックリしました。この羽根で巻いたフライで魚が釣れれば、小鳥たちの供養になるかもしれません。
      確かに、同じ物はもう手に入らないでしょうねー(^_^) でも、また小鳥の霊からお呼びがかかるかも(笑)

  4. こんばんは。

    偶然もダブルだと必然?
    羽は来るべくしてきたんです。
    この羽を使った毛鉤なら間違いなし。
    と、信じて毛鉤を巻いてください。
    正夢になりますよ。

    • マンボウさんへ

      私も単なる偶然ではない気がします(^_^;)
      そうですね。信じる者は救われる、ですね。釣りをやっていても、最後まであきらめなかったことで大物に巡り会えたことが何度もありますし。新年も楽しくなりそうです(^_^)

  5. 年末に思わぬ物が手に入りましたね。
    私でしたらビッグボーナスとなりますよ。
    今年一年楽しく拝見させていただきました。
    良いお年をお取りください。

    • テクニカルゲームさんへ

      年の瀬押し迫って、羽根の方からこちらへやってきてくれました(笑)
      スズメもヒヨドリも毛鉤としてよみがえってもらいます。
      こちらこそいろいろお世話になりました。良いお年をお迎え下さい(^o^)/

  6. スズメの羽は昔ながらのテンカラ毛鉤では、特に釣れる羽として重宝されてるらしいですね。
    ヒヨドリもスズメも、冷たい雪に埋もれる前に暖かい土の中へ埋葬してもらい、喜んでいるのではないでしょうか。

    今年一年、楽しい記事を見させて頂きありがとうございました。
    来年も宜しくお願い致します。
    良いお年を。

    • にゃろめさんへ

      伝承毛鉤ではスズメは身近な鳥としてよく使われていたようですね。ヒヨドリの羽根は使い方に工夫がいりそうですが、試行錯誤も楽しめそうです。羽根をいただいた小鳥たちに感謝です(^_^)
      こちらこそ新年もよろしくお願いします。良いお年をお迎え下さい(^o^)/

  7. 偶然も重なる事が有るのですね。
    近所には鳥がたくさんいますが羽を拾う事すら難しいです。^^;

    2015ありがとうございました。
    来年も宜しくお願いします。
    良い年越しをお過ごしください。

    • 幻の渓流師さんへ

      あけましておめでとうございます。
      昨年はお世話になりました。新年もよろしくお願いします。
      昨年末に拾った羽、今年は毛鉤になって活躍してもらいます。
      そう簡単ではないと思いますが(^_^;)

  8. 雑用に追われコメントが遅くなってしまいました。
    スズメの翼羽は私も巻きました、もう何十年も前になりますが、木曾の末川でこの毛ばりで掛けている人が居て、私も、いつか作ろうと思っていました、巻きにくく見た目はイマイチですが丈夫な羽です。
     天からの恵み、大切に使えば供養となるのではないかと思いますよ。

    • ハックル70さんへ

      あけましておめでとうございます。
      そうですか、スズメの羽は丈夫なんですね。本体は安らかに眠ってもらいましたが、羽はフライになってもうしばらく生きてもらいます(^_^)
      どんなフライになるか楽しみになってきました。

  9. 不思議な巡り合わせでしたね。
    こうなると、そのフライを使った釣果も気になるところです☆

    ヒヨドリですが、私も去年ハンター宅で頂きました。
    可食部が少なかったですが、普通に旨みのしっかりした鶏肉でした♪
    カラスなんかも食べてみたいですね~。鵜は生臭いそうですが・・・

    今年も宜しくおねがいします。

    • Cervo_SRさんへ

      あけましておめでとうございます。
      この羽を使ったフライが活躍できるのはもう少し先ですが、渓流に浮かべてみたいと思います。妄想の中では爆釣です(笑)
      ヒヨドリ食べたことある人ここにもいましたか。美味しいんですね(^_^)
      カラスは、食べ応えがありそうですねー。
      こちらこそ、本年もよろしくお願いします。

  10. スズメの風切羽の縦に裂いたバイオット部分は次列風切数枚目まで#14程度の小さいゼンマイ胴などの伝統的テンカラ毛針のキジ剣バネ代用分としてとても優秀です。
    ぜひ使ってみてください。

    • いわなたろうさんへ

      こんばんは。
      そうなんですねー。スズメは身近な鳥だから伝承毛鉤にも昔から使われていたんでしょうか。
      残念ならが、風切羽は硬くて使いにくそうだったんで、もらわずに埋葬しちゃいました(T_T)
      次回、スズメが手には入ったらやってみます(^_^)