管理釣り場でスプーンの釣りをしていると、同じルアーを同じように泳がせても色の違いで反応が全く違うことがよくあります。魚がどの程度の色認識能力をもっているのかわからないけど、釣れる色と釣れない色があるのは確かです、場所や日や時間によっても違うと思うけど。
そんな中で割とコンスタントに反応を引き出してくれるカラーがオレンジ。鱒たちにとってオレンジ色は魅惑的に見えるのでしょうか。
フライにもオレンジ色をした良く釣れるのがあるらしい・・・オレンジ&パートリッジ。
少し前に巻いたブレッド・クラストをさらにシンプルにしたようなフライ。今年ウェットで初めて釣ったのもこのタイプでした。
今回はこれに挑戦してみます。
オレンジ&パートリッジ
◎フック:TMC3769 #12
◎スレッド:ユニスレッド8/0(ブラック)
◎ボディー:シルクフロス(オレンジ)
◎ハックル:パートリッジ
◎ヘッドセメント:ブラック
↑下巻きをします。
オレンジのシルクフロス。撚りがかかってるタイプなので、ほぐして半分の太さにしてから使います。
↑フロスを取り付け、アイに向かって少しテーパーを付けながら巻きます。ちょっと太くなりすぎたか(^_^;)
↑ある程度スレッドを巻きボディーとの段差をなくします。
ハックル用のパートリッジを用意します。
↑ウェッブ(下の方のふさふさした羽毛)をむしりとり、先端を少し残して毛羽を逆なでて、フックに取り付けます。
↑ストークを中心にして、両側の毛羽を折るようにして片側に寄せます。
ハックルを一巻きちょっと巻いてスレッドで留め、余分をカット。
ぱらりとした感じで巻きすぎない方良いそうです。
↑ヘッドを成形して、ブラックのヘッドセメントを塗って完成!
先日のFISH ON! 鹿留で、このフライでもイワナを釣ることができました。
↑グリーン仕様も巻きました。他のカラーで釣れない時にグリーンも威力発揮することあるので。
来シーズンの主力フライの一つになってくれることを祈って(^o^)
魚は色分け出来ますね
管理に限らず渓流でも経験してます
フライはその時々の水生昆虫の疑似餌でも分かりますね
管理釣り場でもその時々の環境に寄り色に反応するので
通い詰め当たりフライを選別する必要が有るでしょう。
前回もオレンジ系が良かったが、次の管理釣り場では白系が良く
掛りました、フライ・ルアー共に多種の球を持たないとダメですね
そんな事から奥が深いと言われるのでしょう。