スポンサーリンク
スポンサーリンク

これなら夜の林道も安心|TaoTronics LED自転車用ライトTT-HP007

MTBおすすめアイテム
この記事は約7分で読めます。

今シーズンの渓流釣行も禁漁間近に迫った頃、紆余曲折の末に入手したMERIDA MATTS 6.10-MD。イタチ谷までの長距離走行、それからキノコ狩りでもなんども林道を走りましたが、実に快調。お気に入りです。

林道の上りはともかく、下りは自転車があるのとないのでは大違い。夕方まで川にいられる時間も変わってきます。
歩きで帰ってくるとなると、かなり早めに退渓しなければと思うんですが、自転車だと思うと油断して薄暗くなるまで川にいるなんてことになりかねないので、善し悪しではあるんですが(笑)

次の落ち込みまで、もう一つ先のカーブまで、と諦めの悪い私はなかなか川から上がれず、結果林道に上がるとすでに暗くなり始めているなんてこともあります。
一番ひどい目に遭ったのははなんと言っても一作年のイタチ谷からの帰りですね。
あの時はライトさえ持っていない状態で、真っ暗な林道を月明かりとスマホの明かりを頼りに落石と幽霊(笑)に怯えながら2時間以上歩いて帰ってきました。今思い出すとホントにアホだったなぁと思いますよ。

それ以来、早く帰ってくる予定でも必ずLEDライトは持参しています。
MATTSを買うまではアングリフにLEDライトを付けて、ヘッドライトと併用で暗い林道を帰ってきたことが何度があるんですが、これが照度不足でなんとも頼りない。ヘタすると転んで怪我しそうな状態でした。

MATTSは林道下りの安定感もアングリフとは全然違うので、スピードを出そうと思えば結構出せるんです。暗いライトでは危険なので、LEDライトを替えることにしました。

TaoTronics LED自転車用ライトTT-HP007

先日紹介したアクションカメラAKASO EK7000同様、LEDライトもアマゾンで探すことにしました。OEMなんだかパクリなんだか、似たような物がいろいろ売られているのでレビューを元に良さそうなものを選択。


TaoTronics LED自転車用ライトTT-HP007アマゾンで見る

・CREE社 LED使用 700 ルーメン
・IP65の防水・防塵仕様

・USB充電池 2000mAh(USBケーブル付属)
・連続点灯時間:強3時間、フラッシュ4.5時間 、弱6時間
・自転車用、ヘルメット用アタッチメント、ストラップ付属
・テールライト付属

700ルーメンってどのくらいの明るさ?

ルーメンってどういう単位?

1ルーメンの定義は、1カンデラの光源から1ステラジアンの立体角内に放出する光束。
もうさっぱりわからないので、深掘りしないことにします(笑)

ルクスって単位もあるでしょう?

1ルクスの定義は、1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされる時の照度。

簡単に言うと、ルーメンは照明器具から発せられる光の量を表す単位、ルクスは照らされた場所の明るさを表す単位ってことです。

ともかく照明器具はルーメン値が高くなるほど明るいです。では、LEDに表記されているルーメン値って白熱電球と比較するとどの程度の明るさなの?

一般白熱電球(E26口金タイプ)のルーメン値

一般白熱電球 ルーメン値
20ワット相当 170ルーメン以上
30ワット相当 325ルーメン以上
40ワット相当 485ルーメン以上
50ワット相当 640ルーメン以上
60ワット相当 810ルーメン以上

およそこんな感じなので、700ルーメンは白熱電球の50ワットと60ワットの中間くらいの光の量を持ったLEDということになります。
実際には傘や反射板の構造によって、照らされた場所の明るさは変わるので同じルーメン値のLEDを使っていても、照明器具によって体感の明るさは違うと思いますが。

 
アマゾンで検索すると「これ全く同じ物でしょ?」っていうのがいくつか出品されてるんですが、こちらの株式会社ニアバイダイレクトジャパンが唯一の正規販売者だということなので、そちらから購入することに。
LEDライト本体と自転車用アタッチメント、ヘルメット用アタッチメント、USBケーブル、ストラップ、テールランプがセットになっています。

TaoTronicsは日本拠点に電話連絡もできるし、1年保証もついてるので安心。
TaoTronicsの公式サイトからAmazonの注文番号を入れて製品登録すると保証がさらに6ヶ月延長されて1年半保証になります。
TaoTronicsというメーカー、アメリカのメーカーでそんなに製品数は多くないけど、テーブルライトや加湿器、Bluetoothのスピーカーやイヤホンなどを作っていて、Amazonでも高評価を得ているものが多いですね。

 
説明書も付属です。英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語で書かれています。
まぁ、特に難しいことはないので説明書なくても大丈夫な感じですが(笑)

 
LEDライト本体。
後部のゴム製フタを開けてUSBケーブルと繋いで充電します。

 
充電中は赤ランプが点灯。
充電完了すると緑ランプに替わります。

物理ボタンが良いのかタッチセンサーボタンが良いのか。

このライトを持ち歩く時に注意点が一つ。
本体上部にスイッチがあるんですが、これがタッチセンサーになっているので、うっかり触るとライトが点灯しちゃうんですよね。0.6秒触ると反応する仕様のようだけど。
アマゾンレビューでも、唯一この点が残念という感想が多い。
うっかり触るとライトが点灯しっぱなしという状態になりかねないから。
だけどそれは、静電気防止袋に入れて持ち歩けばいいんじゃない。

このボタン、普通に押し込む物理ボタンだったとしたら、余計に誤作動の可能性があると思う。現にヘッドライトはザックに入れて持ち歩くと何回か自動点灯したままになっていたことがあるから。
だから、私はむしろこのタッチセンサーボタンの方が良いような気がする。

 
自転車用のアタッチメント(写真1枚目、黄色矢印)をハンドルバーにネジで取り付けておいて、本体を前方向から差し込んでカチッと固定します。
実際に自転車に取り付けた様子は下記参照。


逆に外す時は、黄色矢印の爪を下に押し下げて、本体を前方にスライド(赤矢印方向)させると簡単に外せます。
駐車する場合は、防犯対策としてLEDライトは外しておいた方が良いです。というか、使う時だけ装着して使わない時(昼間)は外しておいた方が良いです。

オマケ程度に思っていたテールライトも意外と使える。

 
オマケ的扱いだろうと思っていたこのテールライト。
ボタン電池CR2032も2個付属してました。
保護シートを取り外してもう一度電池を入れます。

 
ゴムバンドで、シートポストに簡単に取り付けられます。

 
ライトカバー部分がスイッチになっているので一回押すと点灯します。
もう一度押すと速い点滅、もう一度押すとゆっくり点滅、もう一度押すと消灯となります。
テールライトは自車認知してもらうための物なので、ゆっくり点滅くらいで良いと思います。
私の場合林道走りなので必要ないですが、街乗りの時には安全対策のために付けた方が良いです。注意点として、このライトは防水ではないということです。

MATTSの林道初乗りはイタチ谷の林道20Kmほどの往復でした。

暗くなる前に帰って来られたけど、わざわざ暗くなるまで待って真っ暗な林道でテストしてみました。お化けが出そうで怖かったよぉ(>_<)

イタチ谷からの帰りにLEDライトの現地テスト。


MATTSのハンドルバーにアタッチメントを取り付けたところ。もう少しセンター寄りに取り付けたいところだけど、センター寄りは太くてアタッチメントのネジが締められないので、この辺りの位置に。
アタッチメントはずっと付けっぱなしで大丈夫です。


ライト本体はザックに収納しておいて、使う時に装着。
はめ込むだけなので、簡単。


ライトを装着したところ。MATTSにマッチしてカッコイイね。

 
タッチセンサーボタンを0.6秒以上触ると点灯。上下角度は適宜調整。
薄暗くなってきた林道を下ります。

 
わざわざゆっくり下って辺りは真っ暗。おぉー、怖い。
林道だってもう真っ暗。スマホの灯りで照らしてみても、とても自転車で走れるような状態じゃない。


LEDライト弱点灯。これでも、ゆっくりな走れるレベルの明るさです。


LEDライト強点灯。これは明るい!
ちょっとビックリするくらい明るいです。こんなに小さいのに、バイクのライト並。
明るくてかなり広範囲を照らしてくれるので、真っ暗な林道をかなりのスピードで走っても全く不安がありません。
街乗りではオーバースペックかも知れません。林道だととても頼もしい明るさ。

このライト、一応自転車やヘルメットに装着して使うのが前提の製品なんですが、超コンパクトな懐中電灯としても使えます。


普通の懐中電灯よりも遙かに明るいし、照らす範囲も広いです。
付属のストラップを手に掛けて持てば、暗がりで落とす心配もないですね。

充電池交換できないところが唯一の弱点。

この製品の弱点としては、連続点灯時間が3時間だということ。弱なら4.5時間は保つけど。
組み込み式の充電池なので、出先で電池切れになるとどうしようもない。
まぁ、私の場合帰りにライトを3時間も点灯しなければいけないような場所は想定していないので大丈夫だし、これ以上電池が保つようにすると製品自体が大きくなってしまうので、これで必要十分。

コストパフォーマンスが高く性能も文句ないこのLEDライト、お勧めです。

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. これは明るいですね。私が使っているライトだと、夜間走行時に少々暗く感じてます。足下にもう一つ追加したいと思ってました。今回紹介されているライトと2台体制にしたい感じです(^^)

    • Kさん、おはようございます。
      このライト、暗闇で点けるとビックリするくらい明るいです。
      私は以前はヘッドライトと併用で二つ点灯してましたが、それでも暗がりの林道走行には不安を感じていました。
      このライトなら一つでも全く不安なく夜間林道走行ができます。町で使うと恐らく明る過ぎるくらいなので(笑)

  2. もう既にテスト済んでるし・・・(笑)
    確かに写真で見ても、相当明るいのが分かりますね。
    まぁ、ボクは明るいうちに釣りを終えるので、今のところ不要ではあるけど、必要とあらば「これだ」と思わせる照度ですね。^^

    • kuniさん、おはようございます。
      テストはずっと前に済んでいたんですが、ブログを書くスピードが追いつかない(笑)
      このライト、こんなに小さいのにその明るさと広い範囲を照らせることにビックリしました。
      明るいうちに帰ってくるのが一番だと思います。私は奥地まで行くことが多いので、どうしてもライトを持っていないと不安になっちゃいますが(^_^;)

  3. こんばんは。
    釣りはもちろん、遠出するときはLEDペンライトは必ず持っていきます。
    単四2本ですが、やはり3時間程度しか電池が持ちません。
    まあ、3時間あれば巫女淵からでも自転車なら十分余裕で大丈夫でしょと言いたい所ですが、歩きだと得意の四足歩行でギリですね。
    それにしても、60w電球に近いとは明るいですね。

    • マンボウさん、おはようございます。
      渓流釣りの場合、余裕のあるスケジュールを組んでいても、何かしらのライトは必ず持っていた方が良いですよね。
      巫女淵からの歩きだと2時間半から3時間かかりますよね。自転車の場合もパンクしたら修理するにしろ、押して歩くにしろ余裕のあるライトを持っていたいです。
      このライトで照らされた林道は本当に昼間のように明るく、全く不安がありません(幽霊除く笑)

  4. おはようございます。
    自転車のライトと言えばタイヤに摺りつけて発電するイメージしかなかったんですが、重くならずこれは良いですね、バイクにアタッチメントを付けておけばすぐ使えるし、他にも使えるのが良いです。

    • ハックル70さん、おはようございます。
      私は中学生時代は自転車通学をしていて、その頃はその発電機(ダイナモ)が付いてましたね。うちから学校までは下り坂だったので行きは楽でしたが、帰りは部活動が終わってからのひたすらの上り坂。日が短い時期にはダイナモで発電しながらライト点灯でしたが、ただでさえ大変な上り坂がさらに重くなってだいぶ足腰が鍛えられました(笑)
      このライトは小型の懐中電灯としてもとても優秀です。とにかく明るいです(^_^)

  5. 最近は小型でも明るいLEDライトありますね。林道で暗がりになったら危ないので懐に常に忍ばせておくと安全ですね。僕は早めに帰るけど、迷ったり怪我したりありえるので単独の釣りの時はこう言うの持って行くようにします。

    • Nori1022さん、おはようございます。
      今まで使っていたのも同じくらいの大きさのLEDライトだったんですが、それは夜間林道走行では薄暗くとても不安なものでした。
      このライトはLEDそのものの性能が違うようだし、これだけ広範囲に明るく照らせるのは反射板の作りにも秘密がありそうです。
      早めに帰る予定でも渓流だと想定外の事態もあり得るので、小さくて軽いライトを必ず持っていると安心ですよね(^_^)