すでに書いた通り、ウェーダーが寿命になったのでリトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダーを購入したわけですが、フィッシュオン鹿留釣行や水中撮影テストで履いた時にデビルズキャニオンとの組み合わせだと、かなり足がきついんですよね。
履く時にかなり窮屈で、しばらく水の中を歩いたりしてるとまぁなんとか大丈夫な感じにはなるんだけど。
新しいストッキングウェーダーのネオプレンが厚いせいもあるだろうし、デビルズキャニオンの生地ってもしかしたら寒い時期には少し縮む? 水に浸かるとそれがすこし伸びる?
ともかく、解禁当初の寒い時期に足が窮屈な状態ではツライので、同じコーカーズの廉価版グリーンバックのワンサイズ大きいのを買うことにしたのです。
コスパの高い快適なウェーディングシューズ|コーカーズ グリーンバック
コーカーズ グリーンバック(楽天で見る・アマゾンで見る)
サイズはデビルズキャニオンより1cm大きいのUS10(27cm〜28cm)。
重量は両足で1,150g(US10サイズの実測値)と、デビルズキャニオンより軽いですね。
廉価版でもソールの交換システムは健在。
コーカーズのウェーディングシューズの特徴であるソールの簡単装着システムOmniTrax3.0。
デビルズキャニオンを1シーズン使いましたが、このシステムは全く問題なくゴム底と頻繁に交換しながら使いました。欲を言えば、フェルトがもう少し長く保つと良いんだけど。
ワイヤーレースシステムもいいけど、普通のシューレースでも十分。
付属のソールはプレーンフェルトです。ピンの入っていない普通のフェルトですね。
クリングオン(ゴム底)は付属しませんが、それはデビルズキャニオンのを併用すればいいやと思っていたけど、良く考えたらサイズが違うから使えないじゃんね(苦笑)
近々US10サイズのクリングオンソールを買っておこう。
デビルズキャニオンにはBOAシステムというワイヤーレースシステムが搭載されていますが、こちらは普通のシューレースです。
確かに、BOAは便利で特に寒い時期なんかダイヤルを回すだけでシューズをフィットさせられるのはありがたいけど、これに関しては私はシューレースタイプでも問題ないです。脱ぎ履きは特に大変だと思いません。
一般的なウェーディングシューズだと上部(写真2枚目の黄色矢印)は金属製のフックになっていることが多いけど、これはループタイプです。
金属製のフックになっていると、脱ぐ時にさっとレースを緩められるという利点があるけど、そのフックがクラベルガード(ウェーダーの足首を覆うカバー)を傷めちゃう原因になるんですよね。ウェーダーを長持ちさせたい私としてはこのループタイプの方が歓迎です。
コーカーズの中では一番廉価版だけど、縫製はデビルズキャニオン同様しっかりしてるので心配いらないでしょう。
(注)このように書きましたが、翌日このシューズを使われている「にょこさん」から、縫製糸の耐久性がないかもとコメントいただきました。ページ下部ご参照下さい。
アッパー素材はメッシュ生地になっていて水はけが良くなっています。上位モデルと比べて耐久性はやや落ちるのか、その辺りは今のところわかりません。
デビルズキャニオンより柔らかいソール。源流でもそこそこいける?
デビルズキャニオンはソールが固くて源流向きではないですが、このグリーンバックは比較的柔らかいので大岩のあるような場所でもある程度いけそう。
とは言え、リトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズほどソールが柔らかいわけでもないですけども。
ストッキングウェーダーと組み合わせて履いてみよう。
ワイヤーレースもいいけど、シューレースでもフィット感は問題なし。
クラベルガードのフックをかけるためのリングが装備されてるんだけど、クラベルガードの周囲が狭めにできているせいかかなり生地が引っぱられて傷みそう。
一つ手前のシューレースの交差部分(写真2枚目の赤矢印)にかけることにしました。
天竜川水系の解禁釣行の時からすでに何回も履いていますが、脱ぎ履きはデビルズキャニオンに比べて特に大変ということはなく、実にスムーズです。
リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダーとの組み合わせはとても軽快で、動きやすいです。
レースについては、個人的にはBOAよりも安心感のある普通のシューレースで十分な気がします。つま先側と足首側の締め付け具合を変えてフィット感を微調整するなんてこともできるし。
本流など平坦な川では(特に厳寒期)デビルズキャニオンは最高ですが、渓流部ではこちらのグリーンバックの方が向いていると思います。
デビルズキャニオンの半額で買えるというコスパの高さも魅力のお勧めウェーディングシューズです。
★2018.4.3追記:
縫製糸の耐久性に問題あり?
ツイッターの方ににょこさんから「メッシュ地と黒い部分を縫合している糸が意外と脆く、1シーズンでほつれました」とコメントいただきました。そして、ショップで「糸がほつれる前に接着剤などで補強すると良い」と教わったそうです。
デビルズキャニオンと同様の縫製だと思っていたけど、確かに縫製糸が違います。
それから、グリーンバックの縫製位置がデビルズキャニオンより低いので、糸が傷みやすそうな気がします。
つま先側の縫製は同じ三重ステッチでも、グリーンバックはただそのまま縫っているだけなのに対し、デビルズキャニオンは溝の中に糸が埋まる構造になっています。
BOAシステムの有無以外に、縫製の耐久性も価格差に影響しているかもしれませんね。
グリーンバックは激しい藪漕ぎなんかしたせいもあると思うけど、すでに部分的に糸が傷んできています。今のうちに、アクアシールか接着剤を薄く塗って保護しておきたいと思います。
こんばんは。
1万円台前半なら買いやすい価格ですね!
私はリトルプレゼンツを履いてますが今サワタビを買うかで悩んでます。先割れは夏にしか履けませんが足裏感覚はかなり良さそうなので。