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ソール交換が簡単なウェーディングシューズ|コーカーズ グリーンバック

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この記事は約6分で読めます。

すでに書いた通り、ウェーダーが寿命になったのでリトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダーを購入したわけですが、フィッシュオン鹿留釣行水中撮影テストで履いた時にデビルズキャニオンとの組み合わせだと、かなり足がきついんですよね。
履く時にかなり窮屈で、しばらく水の中を歩いたりしてるとまぁなんとか大丈夫な感じにはなるんだけど。
新しいストッキングウェーダーのネオプレンが厚いせいもあるだろうし、デビルズキャニオンの生地ってもしかしたら寒い時期には少し縮む? 水に浸かるとそれがすこし伸びる?

ともかく、解禁当初の寒い時期に足が窮屈な状態ではツライので、同じコーカーズの廉価版グリーンバックのワンサイズ大きいのを買うことにしたのです。

コスパの高い快適なウェーディングシューズ|コーカーズ グリーンバック


コーカーズ グリーンバック楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る
サイズはデビルズキャニオンより1cm大きいUS10(27cm〜28cm)。
重量は両足で1,150g(US10サイズの実測値)と、デビルズキャニオンより軽いですね。

廉価版でもソールの交換システムは健在。


コーカーズのウェーディングシューズの特徴であるソールの簡単装着システムOmniTrax3.0
デビルズキャニオンを1シーズン使いましたが、このシステムは全く問題なくゴム底と頻繁に交換しながら使いました。欲を言えば、フェルトがもう少し長く保つと良いんだけど。

ワイヤーレースシステムもいいけど、普通のシューレースでも十分。

 
付属のソールはプレーンフェルトです。ピンの入っていない普通のフェルトですね。
クリングオン(ゴム底)は付属しませんが、それはデビルズキャニオンのを併用すればいいやと思っていたけど、良く考えたらサイズが違うから使えないじゃんね(苦笑)
近々US10サイズのクリングオンソールを買っておこう。

デビルズキャニオンにはBOAシステムというワイヤーレースシステムが搭載されていますが、こちらは普通のシューレースです。
確かに、BOAは便利で特に寒い時期なんかダイヤルを回すだけでシューズをフィットさせられるのはありがたいけど、これに関しては私はシューレースタイプでも問題ないです。脱ぎ履きは特に大変だと思いません。

一般的なウェーディングシューズだと上部(写真2枚目の黄色矢印)は金属製のフックになっていることが多いけど、これはループタイプです。
金属製のフックになっていると、脱ぐ時にさっとレースを緩められるという利点があるけど、そのフックがクラベルガード(ウェーダーの足首を覆うカバー)を傷めちゃう原因になるんですよね。ウェーダーを長持ちさせたい私としてはこのループタイプの方が歓迎です。

 
コーカーズの中では一番廉価版だけど、縫製はデビルズキャニオン同様しっかりしてるので心配いらないでしょう。
(注)このように書きましたが、翌日このシューズを使われている「にょこさん」から、縫製糸の耐久性がないかもとコメントいただきました。ページ下部ご参照下さい。

アッパー素材はメッシュ生地になっていて水はけが良くなっています。上位モデルと比べて耐久性はやや落ちるのか、その辺りは今のところわかりません。

デビルズキャニオンより柔らかいソール。源流でもそこそこいける?

 
デビルズキャニオンはソールが固くて源流向きではないですが、このグリーンバックは比較的柔らかいので大岩のあるような場所でもある程度いけそう。
とは言え、リトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズほどソールが柔らかいわけでもないですけども。

ストッキングウェーダーと組み合わせて履いてみよう。
ワイヤーレースもいいけど、シューレースでもフィット感は問題なし。

 
クラベルガードのフックをかけるためのリングが装備されてるんだけど、クラベルガードの周囲が狭めにできているせいかかなり生地が引っぱられて傷みそう。
一つ手前のシューレースの交差部分(写真2枚目の赤矢印)にかけることにしました。


踵部分には履きやすいようにループが取り付けられています。

天竜川水系の解禁釣行の時からすでに何回も履いていますが、脱ぎ履きはデビルズキャニオンに比べて特に大変ということはなく、実にスムーズです。
リトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダーとの組み合わせはとても軽快で、動きやすいです。
レースについては、個人的にはBOAよりも安心感のある普通のシューレースで十分な気がします。つま先側と足首側の締め付け具合を変えてフィット感を微調整するなんてこともできるし。

本流など平坦な川では(特に厳寒期)デビルズキャニオンは最高ですが、渓流部ではこちらのグリーンバックの方が向いていると思います。
デビルズキャニオンの半額で買えるというコスパの高さも魅力のお勧めウェーディングシューズです。

★2018.4.3追記:
縫製糸の耐久性に問題あり?

ツイッターの方ににょこさんから「メッシュ地と黒い部分を縫合している糸が意外と脆く、1シーズンでほつれました」とコメントいただきました。そして、ショップで「糸がほつれる前に接着剤などで補強すると良い」と教わったそうです。


デビルズキャニオンと同様の縫製だと思っていたけど、確かに縫製糸が違います。
それから、グリーンバックの縫製位置がデビルズキャニオンより低いので、糸が傷みやすそうな気がします。

 
つま先側の縫製は同じ三重ステッチでも、グリーンバックはただそのまま縫っているだけなのに対し、デビルズキャニオンは溝の中に糸が埋まる構造になっています。

 
かかと側は、両者とも溝に糸が埋まる構造になっていますが。

BOAシステムの有無以外に、縫製の耐久性も価格差に影響しているかもしれませんね。
グリーンバックは激しい藪漕ぎなんかしたせいもあると思うけど、すでに部分的に糸が傷んできています。今のうちに、アクアシールか接着剤を薄く塗って保護しておきたいと思います。

★2018.5.20追記:
デビルズキャニオンと比較してグリーンバックの縫製糸は明らかに耐久性がありません。最初瞬間接着材を染み込ませてみましたが、どうやらそれは良くないらしく、最終的にアクアシールと同等のダイワウェーダー補修ボンドIIでコーティングしました。詳しくはこちら
他にも耐久性に問題がありそうなところがあり、現段階でこのグリーンバックは個人的にはお勧めできません。

★2018.6.21追記:
日本でのコーカーズ総代理店のC&Fが現在販売しているモデルで縫製糸の強度については、以下のようになると思います。

  1. 縫製糸の強度に問題ないタイプ
    デビルズキャニオン、K5ボマー、ハッチバック、ダークホース
  2. 縫製糸が弱いタイプ
    バックスキン、バックスキン メアリー、レッドサイド、グリーンバック
  3. 不明なもの(迷彩柄のため糸の状態が確認できず)
    アンブッシュ

縫製糸が弱いのはリーズナルブな価格帯のものですね。
購入してすぐに縫い目をアクアシールでコーティングすれば、それなりに問題なく使えるは思います。

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コメント

  1. こんばんは。
    1万円台前半なら買いやすい価格ですね!
    私はリトルプレゼンツを履いてますが今サワタビを買うかで悩んでます。先割れは夏にしか履けませんが足裏感覚はかなり良さそうなので。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      上位モデルのようにワイヤーレースシステム(BOA)は搭載していませんが、ソール交換は同様に簡単にできるのでコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
      サワークライマーかサワタビかは悩むところですよね。長距離歩くとなるとはやりしっかりしたソールのサワークライマーになるでしょうし、大岩登りを重視するならサワタビでしょうか(^_^)

  2. おはようございます。
    源流など長距離歩くにはこのような分離型のウェーダーが主流になっているんですね、ゴワゴワの安いウェーダーしか知らない私らには夢のようです、体の疲れも大分違うんでしょうね、何でもそうですが釣りに対する拘りも楽しいものですし大切なことですよね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      私もブログを始めた当初、4年くらい前までは長靴タイプのウェーダーを履いていました。それで、段差のある渓流を歩くとヘトヘトだったんですよね。それからウェーディングシューズに変えたら、その歩きやすさにビックリしました。
      釣りはいろんなことに人それぞれこだわりがあって、それも楽しさの一つだと思います(^_^)

  3. おはようございます。
    ドライ歩行時とウエット歩行時を、一足の靴でいけるのが、最高にいいですね。
    ソール付け替えに伴うトラブルも無さそうで、問題無しにいいですね。
    交換ソールが、も少し安くなったら、モットいいですね。

    • マンボウさん、こんばんは。
      以前はダイワのベリピタというフェルトを簡単に替えられるウェーダーを履いていましたが、マジックテープ部に砂が詰まって貼り付きが悪くなってしまいました。
      こちらのソール付け替えは全く違うシステムなので、そういうトラブルは皆無だし、ゴム底にも替えられるのが良いです。
      交換用ソール、私ももう少し安くして欲しいと思います(^_^)

  4. 釣り遡行時にフェルト、帰りの山道はゴムというのが安全で楽です。
     フェルトのまま山道を歩くと、隘路で滑って滑落しそうになります。またスリップが減るので、疲れも少ないです。
     ビニール袋に入れてザックに入れておくだけですからね。

     はい、でもデブにはこのソール入れ替えが、腹がつかえてみづらいんです。足の裏を見るって、こんなに大変になったのは身体の硬直化との2重作用です。
     製品の不具合ではありません。ひとえに加齢でございます。

     地元解禁3日経過なのに、ヤマノカミ様の御威光により、釣りに行ってないでログインしております。こんなに天気が良くて、暖かいのにですよーーー。
     ご自分は気の向くままお散歩中です。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      コーカーズのウェーディングシューズはそういった使い方ができるのでとても重宝しています。
      そんなに太られてるんですか(^_^;) 一日釣り歩くと良い運動になりますよね。
      そちらもいよいよ解禁ですか!
      ・・・あれれ、このところ絶好の釣り日和なのに出かけられてないですか。
      まぁ、シーズン始まったばかりですから、ゆっくり行きましょう(^_^)

  5. コケたらいけないのでシューズは大切ですね。
    こちらはもう暑くてウェーダー履けないので鮎タイツに鮎タビで(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。
      海の磯場もそうだと思いますが、渓流の大岩でこけるのもシャレになりません。
      ウェーディングシューズもいろいろ試して、クッカーと同じような状態になってきて散財している気も(^_^;)
      こちらも例年よりかなり気温高いんですが、そちらはもう夏のような気候じゃないですか、もしかして。鮎タイツっての私も試してみたいと思っています(^_^)

  6. 廉価版で機能的には全くもって問題はないと思うのですが、一度使ってしまうとBOAシステムから離れられなくなってます。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      わかります、BOAシステムの便利さ。シューズを脱ぎ履きするのがほんとに簡単ですよね。特に寒い時期にシューレースを締め上げて縛るのはめんどくさくなりますが、BOAならダイヤルをクルクル回すだけなのが良いです(^_^)
      廉価である理由がBOA非搭載というだけなら問題ないのですが、縫製の耐久性がちょっと怪しいかもしれません。それについてはまた後日書きたいと思います。

  7. シューズとハイウェストウェダーの組み合わせが水が冷たい時期は動きやすいですね。
    長靴の付いたウェダーは今では貸出し用にしています。(笑)
    慣れたシューズが使えるのは良い組み合わせですよね。
    特にシューズ選びは迷いますが結局自分が履いてみてからの結果になるので・・・それがまた情報収集と共に迷うところですね。(笑)
    自分は回数が少ないので品選びにはこれまた迷う原因にもなっています。
    リコブテラさんのブログは参考になりますね。

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      私も4年位前までは長靴タイプを使っていましたが、遡行距離がながいと疲れちゃうし、大岩のあるようなところは踏ん張りが効かず危ないんですよね。
      ウェーディングシューズに替えてからは、とても快適です。
      そうなんですよね、シューズ選びは自分の使い方によってだいぶ変わってくるのでなかなか難しいです。
      少しでも参考になればうれしく思います(^_^)

  8. BOAは構造上ブーツ自体が硬くないと締まらないのかもしれませんね。
    デビルズキャニオンをはじめとしたコーカーズのBOA搭載のブーツの硬さは源流思考のボクらには向かないと思います。
    ビブラムソール、気になりません?
    なんていう悪魔のささやきをしてみる笑笑

    ちょっと早いと思いますがボクのレッドサイドのシームもほつれて来ました泣

    • いわなたろうさん、おはようございます。
      確かにワイヤーレースは固いブーツ前提なのかもしれないですね。
      リトルプレゼンツのあのソールの柔らかさが恋しいです(^_^)
      ビブラム、気になってますよ(笑)
      ビブラムは知名度は高いけど、コーカーズのアイドログリップってやつはイマイチ使いどころがはっきりしないんですよね。
      レッドサイドがグリーンバックと同じかわからないけど、デビルズキャニオンと比べるとグリーンバックの縫製糸は明らかに弱いです(T_T)