まろやかで爽やかな味|クレソンの卵とじスープ

★2018.5.15追記:
この記事を書いた時点では、これがクレソンだと勘違いしましたが、これはどうやらオオバタネツケバナだと思われます。
どちらも、食味は同じで食べられますが、極近い種類ではあるものの別種です。
詳しくはこちら

先日のツキノワ沢調査釣行の時、車へと帰る林道の水が浸みだしている場所にクレソン(訂正:オオバタネツケバナ)が生えていました。

花の咲いたクレソン(訂正:オオバタネツケバナ)。
これ、クレソンだよね? 今まであんまり眼中になかったからイマイチ自信がないけど。
クレソンの正式な和名はオランダガラシ。
外来植物で繁殖力は強いらしく、日本では外来生物法によって要注意外来生物に指定されていて、駆除が行われている地域もある。
クレソンは清流にしか育たないという俗説は誤りで、汚水の中でも生育するらしい。
イメージ的にワサビに似てるから、生育場所もワサビと混同されているんだと思う。

 
他の植物が混じってるからわかりにくいけど、葉っぱの特徴はこんな感じ(写真1枚目の黄色矢印)。
花はこんな感じ(写真2枚目)。本来は花が咲く前のものを採取して食べます。花も食べられるけど、ちょっと苦味が強いという噂。


少しだけ採取。
摘んだ茎の臭いを嗅ぐとカラシのようなワサビのような爽やかな香りがします。

 
少し持ち歩いたから、すっかり萎れてしまったクレソン(訂正:オオバタネツケバナ)。
先日、直売所で会ったおっちゃんから「萎れた葉ワサビを一晩水に浸けておくとシャキッと復活する」というのを聞いたので、同様に水に一晩浸けてみました。
完全に萎れちゃった葉はだめだけど、全体的にかなりシャキッとよみがえったよ。

クレソンってパセリなんかと一緒で飾りとして使われるイメージがあって、あんまり食べたことないんだよね。
サラダやお浸し、炒め物なんかがいいのかな。

今回は量もそれほどないし、キッコーマンのサイトで紹介されていたレシピを参考に、卵とじスープを作ってみます。

クレソンの卵とじスープ(1人分)

  • クレソン…18g(採れただけ)
  • 卵…1個
  • 水…200cc
  • 丸鶏がらスープ…小さじ1と1/3
  • 鶏ひき肉…30g
  • 酒…大さじ1
  • 塩…少々
  • ブラックペッパー…少々
  • 醤油…小さじ1
  • 水溶き片栗粉…(水:片栗粉=1:1)適量

上記の通り、実際に使ったのはオオバタネツケバナですが、食味は同じなので、クレソンと同様の調理ができます。

 
鍋に水200ccを入れてひと煮立ちさせたら、ひき肉30gをほぐし入れ、アクをすくい取ります。

酒大さじ1、塩少々、ブラックペッパー少々を加えます。

 
3cmの長さに切ったクレソンを入れさっと煮たら、弱火にして水溶き片栗粉を少しずつ入れながらとろみをつけます。
再び煮立てて、溶き卵を細く流し入れてふんわりかき混ぜます。
醤油を加えて混ぜ合わせます。


器によそったら出来上がり!

ふんわりまろやかな卵スープに爽やかなクレソンの香りが加わってうまいです!
ただ、クレソンがちょっと固いというか、こんなに繊維質なのかな。
花が咲く前の葉を使えばもっと柔らかいのかもしれない。花は苦味が強いと聞いたけれど、特にそんなこともなかったです。

今度は花が咲く前のものを採って食べてみたいと思います。

★2017.5.15追記:
上記した通り、今回の物は厳密にはクレソンではなくオオバタネツケバナですが、食味は同じで調理法も共通で問題ないです。

『まろやかで爽やかな味|クレソンの卵とじスープ』へのコメント

  1. 名前:FFfreak 投稿日:2018/05/10(木) 01:48:27 ID:dec09357e 返信

    そう、クレソンは家庭の排水がある場所でも育つようです。

    というのも、團 伊玖磨氏がパイプのけむりという随筆の中で、ロンドンの下宿先の裏で取れたクレソンを食べたという記述がありました。
     オーナーがとったらしいのですが、良い印象の水路ではなかったようです。

     子供のころ、年長のいとこが「カワナズナ」といって湧水の場所でとってたのはクレソンでした。
     長じて私は渓流で偶然採取して驚きました。一緒にいた父は袋一つ持っていきましたね。

    • 名前:リコプテラ 投稿日:2018/05/12(土) 22:26:51 ID:2394b4453 返信

      FFfreak さん、こんばんは。
      「パイプのけむり」というタイトルは耳にしたことがありますが、読んだことがありません。検索してみたら、シリーズになって何冊も出ているみたいですね。
      ロンドンの下宿先というのがなんともおしゃれ(^_^)
      カワナズナとも言うんですか。確かに花が咲いた様子はナズナに似てるかも。

  2. 名前:Nori1022 投稿日:2018/05/10(木) 20:50:47 ID:db4eddbc5 返信

    クレソンはこちらも生えているの見たことあります。これよりはワサビ見つけて持って帰りたい(笑)

    • 名前:リコプテラ 投稿日:2018/05/12(土) 22:28:32 ID:2394b4453 返信

      Nori1022さん、こんばんは。
      クレソンは結構繁殖力が強いらしく、各地に広がっているみたいですね。
      そちらにも生えていますか。
      そうですねー、クレソンもおしゃれな響きがあっていいですが、やはり天然ワサビには敵いませんね(^_^)

  3. 名前:kuni 投稿日:2018/05/11(金) 17:06:01 ID:555feb08e 返信

    クレソンと言うと、なんとなく高級なレストランで出てくる料理に添えてあるものというイメージが。(笑)
    でも実際には、ボクたちがウロツイテイルそんな川原に普通に生えていたりするんですよね。

    • 名前:リコプテラ 投稿日:2018/05/12(土) 22:32:40 ID:2394b4453 返信

      kuniさん、こんばんは。
      確かに高級料理の添え物といったイメージが強いです。同じ添え物でもパセリよりは高級な感じ(笑)
      ワサビと同じようなところに生えているイメージですが、実際には繁殖力が強く水質の悪い場所にも生えるようですね。