あらかじめ言っておきますが、ヘネシーハンモックもテントも私が買ったという話じゃないですよ。私もそうそう散財ばかりしていられないのです(笑)
ヘネシーハンモックに寝転がってみた
これは昨年(2018年)の秋、きのこ狩りの帰りに林道をてくてく歩いて帰ってきた時のこと。
麓のキャンプ場を見下ろせるところまでやってくると、テントサイトの奥の方にハンモックが張ってあるのが目に付きました。おや?あれは・・・
ズームズーム、あれはやっぱりヘネシーハンモックだよ、きっと。
ちょっとキャンプ場まで下りて行ってみよう。
おぉー、やっぱりヘネシーハンモックだ!
ところで、さっきからヘネシーヘネシー言ってるけど、ヘネシーハンモックって何なの(笑)
昨年私はアマゾンで買った3,000円弱の蚊帳付きハンモックで渓流泊を始めましたが、その時に一瞬買おうかと迷っていた全天候型ハンモック。
30,000円以上するので、とりあえずは安いのを買って試してみようといういことだったんですが、この3,000円もしないハンモックがあまりにもお値段以上の品質で、高価なのが必要なくなってしまったという経緯があります。
バイクに乗って現れたオシャレ兄さん。
ヘネシーハンモックの主はどこにいるのかなときょろきょろ探してみたけど、どうやらお留守のよう。
近くでバーベキューをしていたファミリーキャンパーに聞いてみたけど、その人たちが来た時にはもうハンモックは張ってあって人はいなかったらしい。
しばらくキャンプ場内をぷらぷらしながら待っていると、バイクがやってきました。ハンモック近くの別テントの人だったので、お隣の方はどこ行ったか知ってます?と尋ねてみました。
そしたら、友達だそうで、本人ももうすぐ帰ってくるとのこと。
しばらく待っているともう一台バイクがやってきました。
ヘルメットを脱いでなびく長髪を後ろにまとめた長身のお兄さんは、まるで雑誌のハーフモデルのような(実際にハーフかどうかは知らないけど)イケメンでした。
「すみません、あのヘネシーハンモックを見せてもらえませんか」
と図々しくお願いしてみると、
「ええ、いいですよ」
と二つ返事で見せてもらえることに。
寝心地良くゆったりくつろげるヘネシーハンモック
おー、これがヘネシーハンモックですか。
さすがにタープも専用品だからぴったりしてますね。
左奥に移っているのがお友達のテント。
入り口付近。ヘネシーハンモックももちろん蚊帳付きなので快適そうです。前にも書きましが、両サイドをペグダウンするので左右に広がって寝心地は良さそうです。
写真2枚目はロープ部分。ロープにカバーみたいなのが付いてるけど、これは何のためのものだろう。尋ねようと思っていたけど聞くのを忘れちゃった(^_^;)
ブログに載せる了承も得て写真をパシャパシャ撮っていたら、
「ちょっと寝てみます?」
と気さくに言ってくれたので、
「いいんですか。それならぜひ」
と寝転がらせてもらうことに。
タープが専用品だけあってぴったりサイズだけど、その分少し風のある日の雨は吹き込むかもしれないかな。
床生地の両サイドを引っ張って広げてペグダウンする、というヘネシーハンモック独自のアイディア。
これがかなり快適性をアップしているんじゃないかと前から思っていました。
中に入って寝転がってみると、やはり両サイドをペグダウンしているおかげで圧迫感が軽減されてゆったりくつろげる感じです。寝心地良いですね。
ヘネシーハンモックには種類がいくつもあるんですが、これはエクスプローラー デラックス(楽天で見る・アマゾンで見る)という日本代理店のA&Fでは売られていないビッグサイズらしい。
身長180cmの私が寝ても余裕があったのはそのせいか。一番小さくて軽いウルトラライトBPA-symZip(楽天で見る・アマゾンで見る)だともうちょっと窮屈になるかもね。
※ウルトラライトは2019年1月現在在庫切れ状態のようです。
ヘネシーハンモックに寝転がって外の景色を眺める図。
他人のハンモックですっかりくつろいでいる私(笑)
右側に写っているのがこの人が設営している芋虫型?のテント。
ハンモックあるのにテントも張ってるの?
なんでもここに到着した時にはテントサイトがいっぱいで、とりあえず奥の方にヘネシーハンモックを張ったのだと。
「ハンモックを見たいって言った時、えっ、こっち?って思いましたよ」
オシャレ兄さんがにこやかに言う。
ん?どーゆーこと。
「あっちのテントの方が、おぉーって思われるようなヤツなんで」
あ、そうなの?知らなくてゴメンナサイ(汗)
HILLEBERG(ヒルバーグ)のテント
確かにちょっと変わったテントだけど、バックパック用には大きいからはっきり言って興味なかったんだよね(^_^;) ヒルバーグとか言いうメーカーらしい。
HILLEBERG(ヒルバーグ)を改めて調べてみると、特徴的な構造とスタイルのテントを作っているスウェーデンのメーカーだった。
日本の公式サイトを見ると、レーベルシステムと言って製品を特徴ごとにレーベル(ラベル)分けしてあります。
BLACK LABEL:
耐久性の高い強靱な素材を使い、快適性と使い易さ最重視して設計された4シーズンテント。
RED LABEL:
耐久性と安定性を確保しつつ、軽量であることも重視して設計された4シーズンテント。
BLUE LABEL:
アウトドア活動のベースキャンプとして使えるような大型テント。
YELLOW LABEL:
軽量化を最重視して設計された3シーズン用テント。
およそこのようなラインナップでソロから大型テントまで各種販売しています。
他にSHELTERS LABELとして、シェルターやタープもあります。
なんかこうやって色分けされると、大規模事故発生時のトリアージタグみたいだね(笑)
このメーカーのテントは特色があって、アウターとインナーの二重構造になっていながらそれが結合されていて両方を同時に張ることができます。素晴らしい!
軽量で快適性と高い引き裂き強度をもったKelron(ケルロン)という生地を使っています。
オシャレ兄さんが使っていたのは、RED LABELのカイタム(楽天で見る・アマゾンで見る)という二人用テントですね。三人用と四人用もあります。
これ、定価124,000円、実売価格でも10万円以上するじゃないですか!オソロシ。
確かにこれは知っている人なら、オォーッと思うやつなのかも。
もし私が仮に、仮にですよ、買うとしたら以下の二つのうちのどちらかでしょうね。
RED LABELのアクト(楽天で見る・アマゾンで見る)
過酷な環境下でも使える強靱さと快適性を備えていて4シーズン使えます。
総重量1.7kgで私が今使っているクロノスドーム1型よりも軽い。
定価74,000円
YELLOW LABELのエナン(楽天で見る・アマゾンで見る)
軽量化を最重視し、夏場の快適性を考えてインナーの入口はメッシュ仕様。
総重量1.2kgとかなり軽くて魅力的。
定価82,000円
ヒルバーグソロテントまとめ
高品質な材料としっかりした作りで信頼性は高いです。
ポール一本でアウターとインナーが一度に張れる独自構造もとても魅力的。
高さが低めで横長のスタイルは居住空間は狭く、テントというよりシェルターに近いかな。
でも、前室空間は広いので使い勝手は良さそう。
価格がクロノスドーム1型の3倍以上というのは高過ぎだろうって感じですが、もし次にテントを買うとしたら候補に入るメーカーではあると思います。
それにしてもオシャレ兄さんは、ヘネシーハンモックにヒルバーグのテント、その横にはさりげなくヘリノックスチェア(楽天で見る・アマゾンで見る)が写り込んでいるし、なかなかセレブなアウトドアマンですな。
確か京都から友だちとバイクでキャンプしに来たって言ってたけど。
ともかくヘネシーハンモックを張ってくれていたおかげでよく見せてもらえたし、ヒルバーグというメーカーも知ることができたので、嬉しい限り。
ありがとうございます!
来シーズンはハンモックの他に別の渓流寝泊まり装備も検討中です。
値段を聞くだけで手が出ません^^;
でもきっと良いのでしょうね、ただ10倍もする価格は10倍心地よいのか10倍長持ちなのか???貧乏人の癖ですね。(笑)
自分はコールマンのテントを何とか安く探すのが限界、しかし買い替えの前は10年以上もちましたが年に2回程度の使用なのでどのように判断すべきか???
テントは大雨に見舞われた時の快適性が問われますね。夜間の降雨など山岳地ではありますので大事ですね。何度か助けられましたが買い替えを決断したのも夜間の雨にしみこんだからです。
予算があれば欲しいのも事実です。(^^)