例年なら9月になれば釜口水門の下でワカサギが釣れ始めるはずなんですが、昨年は全く釣れないまま11月になっても水門下では釣れず、水門の上で辛うじて釣れる程度で今冬のワカサギの岸釣りは全くダメだろうと思っていました。
それから諏訪湖方面へは行っていなかったんですが、年が明けて2022年の正月(1月2日)諏訪へ出かける用事があったので、ついでに釜口水門をちょっと覗いてみることに。まぁ、釣れていないと思うけどね・・・
2022新春 岸からビッグサイズのワカサギが釣れている
やってきました、釜口水門。諏訪湖の水がこの水門を通って天竜川へと流れ出しているわけです。
この水門下は例年なら9月頃からワカサギが釣れ始めるはずなんですが、昨年は全く釣れず、年が明けた今ではもちろん釣り人は人っ子一人いません。
今になって水量が少なくなって魚道回りは釣りやすそうだし、その下の方は板チョコみたいなブロックが底に見えるくらいになってきて、根掛かりさせずにワカサギが釣れそう。
これが昨秋だったらな。
例年、寒くなるにつれてここでは釣れなくなって、水門の上(湖内)で釣れるようになるんですが・・・
水門の歩道橋は相変わらず工事中。
おや? 向こうの方に釣り人が結構たくさんいるぞ。もしかして、ワカサギ釣れてる?
ちょっと話を聞きに行ってみよう。
12月第二週は爆釣だった(地元ベテラン談)
橋の上は中高生くらいの男子がわちゃわちゃしてるけど、もっと本格的なワカサギ釣り師いないかな・・・いたいた、地元のベテランオーラを発しているおっちゃんが。
ベテランワカサギ釣り師って見かけは厳つい人が多いので、話しかけるのにちょっと勇気がいるんですが(笑)
話しかけてみると気さくなおっちゃんで、このところのワカサギ釣りの状況を教えてくれました。
昨年の12月第一週はダメだったけど、第二週が爆釣だったらしい。なんと二時間くらいでバケツいっぱいになったとか。
そして、今現在はそれに比べれば釣れなくなったけど、楽しむ程度には釣れるとのこと。
橋の上からは皆さん1〜2mほどのリール竿で釣っています。
本日の釣果も見せてくれました。3時間ほどでこれだけなので、数的には大したことないけどサイズが凄い。黄色矢印のところのワカサギなんか15cmくらいあって別の魚だと思っちゃったくらいだもん。こんな大きなワカサギ、初めて見ました。
気温が氷点下なので、水を入れていないと即冷凍されてしまっていました。
これだけ釣れているなら、釣り道具を持ってくれば良かったな。
薄氷を避けて釣るのは大変だろうなと思ったら、ロープにダンベルを括り付けて、これで氷を割ってから釣りを開始するそうです。
1月になるとこんな装備が必要なんですね。
橋を渡った向こう側で、長竿で釣っている人たちのところも見に行ってみよう。
こちらも今日はアタリは遠いようですが、それでもそこそこ釣れています。
一番釣れてそうな人に話を聞くと、朝7時からやっていて(つまり5時間くらいで)これだけなので、全然ダメだと嘆いていました。
いやいや、これだけ釣れてれば十分でしょ。人間足るを知ることが大切ですよ。
などと言ったらぶっ飛ばされそうなので(こっちのおっちゃんは無口なのでちょっと怖い)、「なるほど、そうですか」と相づちを打ちつつ、おじゃましましたと退散。
氷が厚くなる前が岸釣りのチャンス
ともかく今現在は釜口水門の湖内でワカサギは釣れています。数は日によると思いますが、かなり大きいワカサギが釣れるので食べ応えはあると思います。
今年はここへ来て冷え込みがかなり厳しいので、もしかしたら四年ぶりに御神渡り(おみわたり)ができるかもしれません。
御神渡りってこれのことです(写真は諏訪市博物館より)
そうなれば氷の厚さもかなりなものになって、ダンベルでも割るのは無理かもしれないです。
諏訪湖のワカサギ、岸釣りをお考えの方は寒さがこれ以上厳しくなる前がチャンスだと思います。
私もワカサギを釣りに行きたいところですが、今年はざざ虫需要が高いので、天竜川で大人しくざざ虫漁をしています(笑)
コメント
こんばんは
15㎝のワカサギって言うと、シシャモみたいじゃないですか。
それより驚くのが、大物ワカサギの写真を見ていたらアブラヒレがあるじゃないですか。
イワナやアマゴやサケとおなじじゃないですか。
結構な驚きです。
マンボウさん、こんばんは。
そうです、正にシシャモかと思うほどの大きさでした(笑)
そうなんですよ、ワカサギには脂ビレがあります。脂ビレはサケ科の他にキュウリウオ科の魚にもあるんですよね。ワカサギもシシャモもキュウリウオ科なので、脂ビレがあるし、アユもキュウリウオ科なので脂ビレがありますね。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
秋田でもシーズン初期は氷上釣りは無理なので
同じく薄氷に石等で穴を空けます。
こちらの地元民はその辺の石を直接投げ込んだりする
ので私は氷始めたら氷上釣り出来る厚さになるまでは
釣りしません。ごみ問題もそうですが、石を直接投げ込むって
どうなんでしょうね、ちなみに湖底は敷石なので特別問題はない
とは地元民談話・・・・。
秋田も今シーズンはだいぶ寒いので今月中旬過ぎには
氷上釣り出来そうな予感です。
muraさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
薄氷の穴開け釣り、そちらでもやってるんですね。
石と投げ込んで割るとはワイルドですね(笑)
岸近くの水深がどのくらいかわかりませんが、石の投げ込みをずっと続けていると岸際が浅くなってそのうち岸釣りができなくなるかも?
諏訪湖は全面結氷しても穴釣り禁止なんですが、穴釣りって楽しいんですよね。
15センチと言ったら、かなりの大物ですね。^^
こちらも冷えてきたとは言え、流石にそちらほどではありません。(笑)
今日は休みなので近所のメバルでもと思っていたのですが、少し風が強いので釣行を断念しました。
ま、こうやって「その気になれば、いつでも行けるから」と思っちゃうから、ご近所フィールドは中々出掛けなくなるのですが・・・
kuniさん、こんばんは。
諏訪湖では年によって釣れるワカサギのサイズの大小がかなりあって全体的に大きめの年もあるんですが、あの大きさのワカサギを見たのは初めてです。
風があると釣りにならないんですよね。特にフライの場合は。
確かに釣り場が近すぎると、逆に足が遠のくってはあるかもしれませんねぇ。
あけましておめでとうございます、今年もよろしくおねがいします。
ワカサギは15cmあるとスーパーランカーサイズということがわかりました(笑)
Nori1022さん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ワカサギの15cmはスーパーランカーであることは間違いないです(笑)
ただ、この大きさになると天ぷらにしたら若干骨っぽくなってしまうと思われ、小さめのワカサギの方が嬉しいということもあります。
あ、大きければ塩焼きにして食べればいいのかも?(笑)
釣果も、自然の事なので この日は良かったと言われても 当日釣れないと、切ないですよね。 やはり、年々厳しくなってるんですかね。
Kさん、こんばんは。
そうなんですよね、「あの場所で爆釣した」という話を聞いて出かけていって爆釣した試しがありません(笑)
諏訪湖のワカサギについては、年々釣れなくなっているということはないと思います。
釣れる年と釣れない年の差が激しいので、当たり外れはありますが。
今年は数は少なめですが、サイズは大きいです。ワカサギの場合、大きさよりも数釣りできた方が楽しいんですよね。