前回はほとんどキノコがなく、山頂の長老アカマツのところでナメクジに食べられたマツタケを一本だけ採って帰って来ました。長老アカマツにお詣りするのが目的とは言っても、なかなか厳しい状態でした。
例年よりはかなり遅れている状況ですが、一週間後の9月22日に懲りずに出かけてみました。今度の今度こそはさすがにもう少し何か採れるでしょう。
出会えると嬉しい綺麗なキノコ|2025年秋 第3回キノコパトロール
いつも通りのMTB走行。
昨年は途中の橋の架け替え工事のおかげで、一旦崖を下って川に降り、再び林道に復帰するとい地獄のトレーニングコースを通過しなければいけなかったので、出発点から全工程歩いて行くことが多かったんですよね。それに比べれば、今年は天国。
このきれいなキノコはベニヤマタケですね。これとよく似たキノコにヒイロガサがありますが、ヒイロガサは傘に粘性があり柄には繊維状の条線がある点で区別できます。
どちらも食べられますが、とても小さなキノコでたくさん採れるわけでもないので、一般的に食菌と認識されていません。
再び林道に出て先に進みます。
秋になるとよく見かけるミズヒキとツリフネソウ。どちらも好きな花です。
林道脇に謎イグチ発見。ある程度まとまって生えていますが、なんだろう、これ?
傘裏面の管孔はやや粗めで指で少し触っただけでも強く青変します。傘は柄に垂生しています。
今のところなんであるか確定できません。
たしか、昨年早期にこの辺りで…
昨年はもっとたくさん出ていましたが、ヌメリイグチが少しだけ。
そして、前回大きくなっていたツノシメジ(食不適)はすでに朽ちて、新たなものが出てきていました。
前回すでに干からびていたニンギョウタケの横に、幼菌が出てきていました。
ここから本格的なキノコ山歩きになるんですが、予想に反してめぼしいキノコがないですねー。
ハナホウキタケ(毒)があったり、オウギタケがポツンと1、2本あったりはするんですが。
オウギタケと共生関係にあるアミタケがあっても良さそうなものなんですが、全く無し。
これも不明な白いキノコがフェアリーリングを作っていたり。
前回よりはキノコの気配は確実にあるんですけどねぇ。
このキノコもおそらくは毒キノコ。
傘裏のヒダはうっすら紫がかっています。それに混じって一本だけ、
ヤマイグチがありました。
これはスギタケモドキですかね。
ヌメリスギタケモドキはよく見かけるけど、それが干からびたものの可能性も。
スギタケ、スギタケモドキ、ヌメリスギタケ、ヌメリスギタケモドキ、これら4種はとても似ていて、綺麗な成菌だとまだ判断しやすいんだけど、今回もように干からびて朽ちかけているとなかなか難しい。
地上にひときわ目立つ、キンチャワンタケ(食不適)。
食べられなくてもとても綺麗なので好きなキノコの一つです。
そして、今回もマツタケ1本発見!
前回よりはまともな個体なんですが、今回もこれ以外は周囲に全く無し。
本日の収穫:ヌメリイグチ、オウギタケ、ヤマイグチ、マツタケ。
マツタケが1本あったのがせめてもの救いですが、他のキノコはさっぱりと行った状況。
個人的には、ベニヤマタケやキンチャワンタケという綺麗なキノコが見られたので悪くはないですが。
さて、これから残り一か月ほど、どうなりますか。
他の山では、ウラベニホテイシメジやサクラシメジがそこそこ採れているので、もしかしたら、今年はこの山がダメなのかもしれません。
次回にはもう少し状況が明確になるでしょう。
コメント
キンチャワンタケ、綺麗なキノコですね。^^
食べられなくても、見るだけでも価値がありそう。
そしてマツ様、またしても。
全体に良くはなくても、これで報われますかね。
KEENのトレッキングシューズは、以前TARGHEE IIを2足履き潰しましたが、幅広でボクには合っていましたよ。
今はⅣが出ているようなので、久しぶりに履いてみようかな。
おはようございます。
私も下見に行ってきましたが、まだ早いようですね、この様子だと11月頃まで採れそうです、何時もの年だと10月10日の旧体育の日が最盛期でしたがね、とにかく雨が降りませんね、畑はカラカラ、ダイコンや菜っ葉は干上がって居ます、今日は雨の予報ですがまだ降ってきません。