この前アジのなめろうについて書いたときに、kuniさんから、「せごしもイケる」とコメントいただいたので、試しにつくってみました。
鮎のせごしっていうのは聞いたことあるけど、食べたことないので楽しみ。
アジのせごし
10〜15cmくらいのアジ。刺身や塩焼きなんかにはもっと大きいアジを、唐揚げ、南蛮漬けなんかにはもっと小さい豆アジを、という感じなんで、この中途半端なサイズ、今まで買ったことありません。
今回、せごし用にはちょうど良さそうなんで、購入。鮮度も良さそう。190円!安いじゃないか。でも、海の近くに住んでれば、買わなくても自分で釣れそう。うらやましい(^o^)
ぜいご(尾びれ近くのトゲトゲしたウロコ)を落とし、今回は皮を剥がさないので(たぶんそのままでいいんだと思う)、腹あたりのウロコも丁寧にチェックしてとりのぞきます。頭を落として、腹ワタを出して、キレイに洗います。
背びれと腹びれも切り落とします。
そして、頭側からなるべく薄く、骨も一緒に輪切りにしていきます。切れる包丁で一気にスパッと切らないとグチャグチャになりそう。とにかく居合い切りです(笑)
その後、ぽん酢しょう油に20分くらい漬ければ完成!
普段ならこれで完成だけど、ブログ用に写真の見映えを良くしちゃおう(笑)
大根があったから、野菜のスライスにいつも重宝しているマルチカッター(楽天市場で見る・アマゾンで見る)で細く切って水にさらしてツマに。
肝心の味の方は・・・これがうまいんですよー!
もちろん、ときどき中骨のしっかりした歯ごたえがありますが、それがイイ感じのアクセントになって、なんともうまい。アジを丸ごと食べてる感じもいい。日本酒チビチビ飲みながらの肴には最高かも。
小さいお子さんや歯の弱い方にはお勧めしませんが、これはイケる!
来年は新鮮な鮎を入手して、鮎でもつくってみたいと思います。
コメント
おはようございます。
美味しそうですね。
そのまま食べられる程に薄く丸切り、この料理、確かに包丁命ですね。
居合切りですか!
アジ、サバ、イワシの酢でシメた系は鉄板。
海魚はどれをとっても美味しいですね
更に料理方法を検討すれば
なおさら美味しくいただけます、
海を知らない私しで、羨ましい限りです
渓魚では限界が有り海魚の料理にはかないません。
マンボウさんへ。
そうなんです。背中の方はまぁいいとして、良く研いだ包丁じゃないと腹側まできれいに輪切りにできません。
そして、切るときには精神統一が必要です(笑)
Nori1022さんへ。
おっしゃる通り、光り物と酢の相性は抜群ですね。
光り物って腐りやすいのが難点ですが、ほんとにうまい!
釣りお爺さんへ。
渓魚もうまいですが、海水魚のうまさは身の中にすでに適度な塩分を含んでいるからですかね。
うまみが濃縮されてる気がします。種類が豊富なところもいいですよね。
私も山国に住んでるんで、海水魚はほとんどスーパーですが(笑)
こんばんは。
やはり、料理が出来る人は違いますね、ズク(信州弁)が無いとここまでは出来ませんね、アジのウロコは硬いぞという事位しかわかりません、
少し勉強しなければと思いますが、もう後がないので(笑)
あの骨が気に入らない人は、かなりNGな調理法でしょうが、それさえ気にならなければイケるでしょう。^^
これは我が家では、子供も好きな調理法ですよ。
ちなみに、骨の硬さでは定評のある(?)ベラ(キュウセン)なんかでも、小型のものなら楽しめます。
ハックル70さんへ。
「ずく」って他県の人に言っても通じないんですよねー(笑)
でも、何とも言い換えのできない微妙なニュアンスを含んでいて、好きな方言です。
釣ったイワナを、いつもと違った食べ方をするのも楽しいかもしれませんよ。
kuniさんへ。
うまかったです!
そうですか、ベラもイケますか。
海に行って堤防のちょい投げで遊んでると、ベラは結構釣れますね。あんまりうれしくないですが(笑)
調理の幅が広がりました。ありがとうございました。
鮎は寄生虫がいることがあるので注意!
居合い切りワロタwww