スポンサーリンク
スポンサーリンク

巻いたフライを乾かす|フライスタンドの製作

フライタイイング勉強中
この記事は約2分で読めます。

フライを何本かまとめて巻くとヘッドセメントが乾くまでどこかに置いておかなくちゃ。
今までは硬質スポンジに切れ目を入れて、そこに刺しておきましたがなんだか味気ない。
少し前に、幻の渓流師さんが流木を使った毛ばりスタンドを作られてました。真似して作ってみることにしました。
幻の渓流師さん、ありがとうございます!

160516毛ばりスタンド01 160516毛ばりスタンド02
少し前に渓流から拾ってきた流木。両端をカットして23cmくらいの長さに。
カットした両端はノミで少し面取りします。

160516毛ばりスタンド03 160516毛ばりスタンド04
ここで登場! マキタドライバドリル M655DWX
これ結構便利なので気に入っています。木工用の研磨ビットを取り付けて、面取りした部分をさらに滑らかに。

160516毛ばりスタンド05 160516毛ばりスタンド06
汚れている部分も軽く研磨。
その後、紙やすり(320番)で全体を磨きます。

160516毛ばりスタンド07 160516毛ばりスタンド08
アマゾンで買ったネオジム磁石、2×5mmの円筒状のもの20個セット。
他にもいろんなサイズが売られています(楽天で見るアマゾンで見る)。
これに合う穴をドリルで開けます。2mm幅の刃の先端から5mmの位置に赤マジックで印を付けました。

160516毛ばりスタンド09 160516毛ばりスタンド10
鉛筆で25mm間隔で印を付けておいて、穴を開けます。
試しに磁石を一つ入れてみます。穴の大きさはピッタリですが、深さを合わせるのが難しいですね。

160516毛ばりスタンド11 160516毛ばりスタンド12
何個か穴を開けると、赤マジックのラインが薄れてきたので、ボール紙をかぶせて先端から5mm刃が出るようにしてみました。
うーん、これもボール紙ががたついてうまくいかないなー。
赤マジックでまたラインを描く方法に戻しました。

ドリルって決まった深さの穴を開けるのにはどうしたらいいんだろう?
誰か良い方法知ってる人いませんか。

少し深めに穴を開けて、接着材を入れてから磁石を固定すればいいかも?
まぁ、今回は接着材なしで差し込むだけにしました。

160516毛ばりスタンド13 160516毛ばりスタンド14
ともかく穴を開けて磁石の埋め込み完了。
ここでもう一度紙やすり(600番)で全体を磨きます。

160516毛ばりスタンド15 160516毛ばりスタンド16
裏側にキリを刺して固定し、塗装します。
使う塗料は、ススキ竿のグリップにも塗った『工芸用うるし 透明(楽天で見るアマゾンで見る)』。

160516毛ばりスタンド17
キリをペン立てに立ててそのまま乾燥。

160516毛ばりスタンド20
完成しました!
巻いたフライを簡単に固定できるし、ディスプレイとしても楽しめます。

釣りに行けない日にはこれにフライを留めて、魚が食いつく様子を妄想することにしよう(笑)

 

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 穴を一定に開けるようにドリルストッパーとかみたいな感じでそういうアイテム売ってますよ。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      そんなのあるんですね!
      そうですよねー、そういったものがないと穴の深さを揃えられないですよね(^_^;)
      ドリルビットを買いに行った時は全然目に入らなかったけど、早速ホームセンターに探しに行ってみます。

  2. 素晴らしい。^^
    ボクはドライフライは手抜きして、3回転ウィップフィニッシュ+2回転ウィップフィニッシュでスレッドをカットして完成です。(笑)
    あ、でも、それで解けちゃったことは1度もないですよ。

    ウェットフライとかサーモンフライは、さすがにヘッドセメントとかバーニッシュで仕上げますけどね。

    • kuniさん、こんばんは。
      ありがとうございます。穴を開けて磁石を埋めただけですけど、タイイングデスクに置いておくと雰囲気はいいです(^_^)
      私は一応結び終わりにちょっぴりヘッドセメント塗ってますが、確かにフライを分解しようと思うと、スレッドを解くのが大変でとても自然に解けたりしない感じなんですよね。

  3. おはようございます。
    巻き終わった毛バリをこれに止めて眺めながら、いろいろ考えるのも良いですね。
    私も拡大鏡を使って巻いていますので、完成品をよく足元に置いたゴミ箱に落としてしまい、それからが大変ゴミに交じってしまうとなかなか見つかりませんね。

    • ハックルさん、こんばんは。
      これに乗せるとなんだかフライの出来もよく見えます。気のせいですけど(笑)
      幻の渓流師さんの真似をさせてもらって何とか形になりました。
      毛鉤がゴミ箱に混じると確かに探すの大変そうです。
      私は、川辺で結ぼうとしたフライを落としてそのまま見つからず、なんてことがあります。

  4. フライスタンド、いいですね〜
    子供の頃親戚の家に遊びに行ったら、毛鉤のついた枝があって、何だろうな〜って思ったことがあります。あれ、多分フライスタンドですね。玄関とかに置いておいてもオシャレですね(^_^)

    • akiさん、こんばんは。
      ちょうど良い流木を見つけるのに苦労しましたが、満足のいく出来になりました。
      親戚の家に毛鉤が!?
      その方もテンカラかフライをやられてた(もしくは現在進行形?)ってことですかねー。
      普段はいくつかフライを留めてテーブルにおいて、魚が釣れるシーンを妄想することにします(笑)

  5. こんにちわ。
    フォーム材も使い易く良いのですが こういった天然の物をタイイングデスクに置きたいですね。温もりもありますし。次はスタンドにトライですか?伐採された場所の残り物にも意外と使えるのがありますよ。例えば瘤が2~3もあるチェンソーの刃の入れ間違いとか!山も川も美味しいですね。

    • テクニカルゲームさん、こんばんは。
      そうですね、木でできてると全然雰囲気が違いますね。
      なんだかフライの出来も良く見えます。気のせいですけど(笑)
      お察しの通り、次はツールスタンドを作ろうと拾ってきた木があるんですが、ちょっと厚みが足りないような・・・そろそろ着手しようかというところです。
      確かに伐採地は狙い目かも。探しに行ってみようかな(^_^)

  6. 今頃になってこのブログ発見(^_^;)
    流石リコブテラさんあっという間に作ってご活躍のスタンドになっていたのですね。
    程よいサイズの流木でインテリアでもOKですかね。

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      勝手に真似させてもらってました(^_^)
      幻の渓流師さんのおかげで、良いスタンドができてとても重宝しております。
      ありがとうございました!
      フライの場合、毛鉤の頭部分をヘッドセメントという接着材のようなもので固めることが多いのですが、それを乾かす時に活躍しています。
      このスタンドに毛鉤をセットして川を想像して楽しんでます(^_^)