昨年のブログを見直してみたら、11月2日に最後のキノコ狩りに出かけてますね。
その時に、最終盤キノコのシモフリシメジやクリタケなんかも採ってますね。そして、まさかの大マツタケも。
シモフリシメジはもう少し後になってからだろうと思っていたら、先日早くもハックルさんがシモフリシメジをたくさん採られてたのを見て、今年はもう出ているのかと私も見に行って来ました。10月9日の話です。
普段は午後山に行くことはあまりないですが、この日は午後3時に出発。
素早く登って、さっさと降りてこないと。
10月9日 霜降り山 きのこ狩り
不作の中、唯一まぁまぁキノコが出たタヌキ山を通り抜け、さらにその上の山へ。シモフリシメジのが採れるポイントだから霜降り山と名付けておこう。
途中はほとんど人が歩かない杣道で手入れもされないから藪が濃い。一応ここに杣道が通ってるんだけど、写真で見ると全くわからないね。単なる藪(笑)
3時から登ってくる場所じゃないな。
藪を抜けると少し開けた斜面に出ます。
この辺りが私が見つけたシモフリシメジのポイント。ここは他の人が来ている形跡は全くありません。藪に覆われた急な杣道を登ってこなきゃだし、途中は全くキノコが採れないからだと思う(^_^;)
しばらく辺りを探しますが、うーん、ここはまだ早いかな。
同じ場所にシメジ三兄弟が生えてました。
お、あったあった、シモフリシメジ。
このキノコは枯葉が積もる頃に生えるし、傘が黒っぽいので見つけにくいです。しかも時間が夕方になりかかってるし(苦笑)
このキノコは地域によってはマツタケよりも珍重されて美味しいキノコです。
アイシメジも生えてます。
シモフリシメジとキシメジの間くらいの色合いなのでアイシメジ。傘の中央部が黒っぽく、周辺に向かうに従い、黄色っぽくなりますね。
傘の裏は白っぽくて周辺部のみが黄色く環状になってますね。こちらも美味しいです。
これがキシメジ(注)。
強い苦味があります。
ウチの辺りでは昔から食べてますが、海外で良く似たキノコに死亡例があるとかで、今では毒キノコ扱いされているキノコ。最近は保健所でも直売所で売らないように指導しているらしい。
こちらは、傘中央部はやや褐色を帯びますが、全体が黄色。傘の裏も全体が黄色ですね。私は基本的に塩蔵しておいて塩抜きしてから調理します。そうすると苦味が消えます。
以上、シメジ三兄弟が揃ったので、並べて載せてみました。見分け方については、以前にこちらにも書きました。
この三つが三兄弟なら、ホンシメジが親分で、ウラベニホテイシメジとサクラシメジは親戚のオジサンとオバサンって感じかな(笑)
他にも終盤キノコいろいろ。
そう言えば、ここでクリタケも採れるんだった。
少し大きくなり過ぎてるけど食べられます。
これも終盤キノコの一つ、チャナメツムタケ。
カキシメジ(毒)にちょっと似てますが、チャナメツムタケの傘の回りには白いササクレがあるし、柄の下の方にもササクレがあります。カキシメジはツルッとしてます。
アミハナイグチ。
傘の裏はアミタケソックリで、傘表面は焦げ茶色のビロード状です。
食べられますが、このキノコは煮ると黒っぽくなってぐちゃっとした感じになるので私は採りません。
三種類のキノコはサンプル程度に採れただけ(笑) 少し間をおいてまた行こうかな。
前回実家でマツタケご飯食べた時には姪は同席できなかったので、今回クリタケとシモフリシメジを兄貴のうちに持って行って炊きこみご飯にして食べました。なかなか好評でした(^_^)
クリタケご飯の作り方はこちら。
9月14日 雑木の森 きのこ狩り
雨がぱらつく中、今日も懲りずに山へと向かってみました。
今日はクリタケを探しに穴場に向かってみます。多少の雨なら問題ない雑木の平地林です。
この場所は山の入口付近だから人がたくさん入るのかと思いきや、ほとんど人が入らないんですよね。
一昨年、もしかしたらこんなところにもキノコが生えているかもと、あんまり期待せずにぷらぷら歩いていたら、クリタケがごっそり採れたんですよね。皆さんは眼中にない林のよう。
修理に出しているTG-3がなかなか帰って来ないので、今日もiPhone6Sなんですが、防水じゃないから濡れるようなところではあんまり使いたくないんですよね・・・
倒木に生えてるこのキノコなんだろ?
こんな感じのキノコはよくあるけど、裏面が網状になってるのはあんまり見かけない。うちに帰ってから調べたらハチノスタケ(食不適)だった。
ちょっとうまそうに見えたんだけど、それほどうまくないらしい。
大きな株を見つけるとうれしいキノコ。
そして、ありました、クリタケ。
きれいな幼菌もあれば、ちょっと開きすぎて雨に打たれたものも。
昨晩iPhoneを充電し忘れちゃって、この写真を撮ると同時に電源切れ(>_<)
この後、何箇所か株になっていました。ありがたや、ありがたや。
クリタケはかなりたくさん採れました。
チャナメツムタケもかなりな群落があったんですが、開きすぎてほとんどが傷んでいて、少しだけ食べられるものを採りました。他にはアイシメジが少し。
クリタケがたくさん採れたので、良いものだけパックに詰めてお裾分けしよう。
クリタケは株になってごっそり生えるので、きれいなものが見つかるとうれしいんですよね。
同じように株になるキノコと言えばマイタケ。見つけると踊りたくなるほど嬉しいという天然マイタケ。私は大物キノコの中では、天然マイタケだけは採ったことがないんですよね。マイタケは今ではスーパーで一年中売ってるからちょっと価値が下がっちゃったけど、来年は広葉樹林をもっと歩いてゲットしたいな(^_^)
コメント
こんばんは。
いや~、キノコはある所にはあるんですね、羨ましい。
バナー広告に載っている山渓の「日本のきのこ」、未だに人気本なんですね。
絶版になっているんで、逆に値上がりしているんですかね。
マンボウさん、こんにちは。
今年は全体的には不作であることには変わりがないんですが、局地的に生えている場所がある感じです。
キノコの生える条件がピンポイントで合致してるんでしょうね。
この「日本のきのこ」という図鑑、確か昨年改訂新版が出たはずなんですが、今売られているのはなぜか2011年版なんですよね。謎です。
私の手元にあるのはもっと古い版なんですが、日本の図鑑の中では一番種類がたくさん載っていて解説も詳細で一番信頼できる図鑑だと思います(^_^)
おはようございます。
一昨日、夕方ゲットの番組でキノコ博士のお話しでは今年は不作との事ですね、夏の暑さが影響しているみたいです、それでもシモフリが意外と出ているのには驚きました、遅くに出るキノコには影響が少ないのでしょうか、木に付くクリタケやムキタケも良かったですよ
ハックルさん、こんにちは。
長野県全体、もしかしたら全国的にキノコは不作なのかもしれないですね。
梅雨時とそれ以降の雨の降り方が異常でしたね、今年は。そして、ここ1週間雨ばかり降っているので、きのこパトロールに出かけられません(笑)
私は今のところシモフリもあまり採れていませんが、おっしゃるように木から生えるキノコだけは影響なく例年通り出てきている感じがします(^_^)
キノコの炊き込みご飯は、もう文句なしに画像だけでお腹が鳴りますね。
こんな時間に見にきたのが悪いんだけど・・・(笑)
kuniさん、こんにちは。
そうなんですよ、特にこのクリタケというのは炊きこみご飯にするとシャキシャキした食感と良い出汁も出るので、実に美味いです。
このキノコはきのこ狩り終盤に生えてくるんですが、今年は例年より少し早いようで、もうたくさん採れました。
もう少し採りに歩きたいところなんですが、ここ1週間ほど雨ばかりでキノコパトロールに出かけられません(T_T)
こんばんは。
近所に広葉樹の森があるなんて本当に羨ましいです。
今週はずっと雨みたいですが、降りすぎるのも困ったもんですね。
炊き込みご飯、美味そうですねー。
七流釣師さん、こんにちは。
こちらも、カラマツやアカマツが多いんですが、広葉樹林も結構あります。なんと煎っても長野県全体が山みたいなものなんで(笑)
このクリタケポイントはほんとに穴場なんですよ。ジムニーを停めて、ちょっと歩けば林道沿いですぐに採れます。どうしてみんな採らないのか不思議。クリタケの炊きこみはほんとに美味いですよ。
今日も雨です。キノコが腐っちゃいます。もう勘弁して欲しいです(>_<)
前回はキノコ採りに行けず、今週末も行事があり行けずじまいでした。行事の途中で、キノコ採りらしき車があり、参加者の人が声をかけてました。何やら沢山採れている話をされていたのを聞き耳をたてていましたが、キノコの名前は聞き取れませんでした。ウ~ン 炊き込みご飯が食べたい(T_T)
Kさん、こんにちは。
このところの雨続きで私も山へ出かけられません。この調子だとクリタケなんかは腐っちゃうんじゃないかと心配しています。
私も聞くところによると、長野県内ではおそらく木曽は採れている方だと思います。広葉樹林の倒木や朽ち木にクリタケは生えるので、歩く機会があったら狙ってみて下さい。木から生えるキノコは、例年通りの量が採れそうな感じです(^_^)
さすがキノコ名人ですね、そのご飯めっちゃ食べたい。
Nori1022さん、こんにちは。
私はきのこ名人ではなくて、きのこ名人モドキくらいですね(笑)
この時期にこちらに来ていただければクリタケご飯をご馳走したいです。
クリタケはそちらでも生えるんじゃないですかね。きっとこちらより生えるのは遅いだろうから、これから採れるかも。
広葉樹の倒木、切り株なんかに良く生えてますよ(^_^)