昨年秋口は好調だった諏訪湖のワカサギ。
年末くらいに諏訪湖半の魚屋さんに聞いたところによると、ワカサギ漁は最初は好調だったけど年末頃からあまり採れなくなったという話。その後どうなんだろ。
今日(1/15)は諏訪湖が全面結氷したらしいから、ワカサギ釣りどころじゃないけど。
例え人が乗れるくらい厚い氷が張ったとしても、諏訪湖は穴釣り禁止だし。ドーム船っていう温室状態になっている船なら釣りができますが。
ともかく、少し前に釣ったワカサギを定番中の定番、天ぷらにしてみました。
ワカサギの天ぷら
- ワカサギ…好きなだけ
- 卵…大1個(冷えた状態のもの)
- 水…卵1個と合わせて200mlになるように
- 小麦粉(薄力)…80g(冷蔵庫で冷やしておく)
- コーンスターチ…小さじ1/2
- サラダ油…適量
天ぷらの揚げ方は以前に書いた美味しい天ぷらの揚げ方に準じます。
この方法の欠点は衣がたくさんできること。少量にしたい場合は、卵を半分にして、水と小麦粉も半分にすればいいか。
今回は他のものも天ぷらにするということでこのまま進めます。
天ぷら衣は粘りが出るとだめなので、あらかじめ卵と小麦粉は冷蔵庫で冷やしておきます。
ワカサギは下処理いらずで簡単調理。
ワカサギは、塩水できれいに洗って水を切るだけで下準備は完了。
鱗は洗うだけで、というか持って帰ってくる間に全部落ちちゃうし、内臓も取り出す必要はありません。頭も骨も柔らかいのでそのまま天ぷらにできます。
下あご部分を掴んで内臓ごと引っぱり出してから天ぷらにするという方法もあるけど、形が崩れるので私はあまりやらないです。
これがハゼだと、鱗を落として開かないといけないので大量になると大変です。
私が一番好きな天ぷらタネはハゼですけどね。
衣は粘りを出さずに軽くさらっと仕上げる。
計量カップに卵(大)1個を入れ、そこに水を入れて合計で200mlになるようにします。
ボウルに移して、泡立て器でよくかき混ぜます。
泡をすくい取って、小麦粉80gを少しずつ入れながら泡立て器で叩くようにして混ぜます。ぐるぐるかき混ぜて粘りが出ちゃうとよくないです。
ダマになりやすいので、本当はふるいに掛けて小麦粉を入れた方が良いと思います。
コーンスターチ小さじ1/2を入れて良くかき混ぜます。
あとは、180度に熱したワカサギを1尾ずつ衣にさっとくぐらせて揚げていくだけ。
今回も活躍の天ぷら工房。
一度にたくさん揚げようとすると油温が一気に下がってカリッと揚がらないので、少しずつ。
最初大きな泡がたくさん出てきますが、泡が小さくなって表面がカリッとしたらできあがり。
できましたー!
ここで最重要な点が一つ。
天ぷらは揚げ立てをすぐに食べましょう! 冷めた天ぷらは正直最悪なのです(>_<)
揚げ立てに塩を振って食べるのもうまいし、もちろん天つゆでもうまい。
これにビールがあると文句なし。穴釣りで氷の上で天ぷら揚げて食べるなんてのもいいね。
諏訪湖は無理なので、もっと北の方の湖に行かなきゃだけど。
間違いなくワカサギの食べ方では一押し。
のはずなんだけど、今回いくつかワカサギ料理を作ってみて、天ぷらの地位が危うくなるほどうまい食べ方がありました。それについては、また後日紹介します。
しばらくワカサギ料理が続きそうですが、うんざりしないで下さいね(笑)
↓その他のワカサギ料理はこちら。
最近揚げ物はポン酢です(^^) 今は、塩も色々と味のバリエーションが増えて、変えて食べてみると美味しいかもしれません。最近食べた塩はカレー風味でした。カレー風味だと、ちょっと食材そのものが負けてしまうかもしれませんね。