先日ハンモックで昼寝をしたキイチゴ沢釣行以来「ハンモックって最高に気持ち良いし、結構使えるじゃん! 2,799円なのに」と浮かれている私(笑)
ハンモック自体の使い方については、詳細記事を書いたのでそちらをご覧いただくとして、そのハンモックをもって渓流泊をしてみようではないかと、早速出かけてみたわけです。
場所は、先日出会ったルアーマンが入渓点を教えてくれた同じキイチゴ沢の上流部。話によるとその辺りはあまり人が行かないから結構釣れるとか。
ハンモックで渓流に泊まってみよう|天竜川水系キイチゴ沢
途中ジムニーの実力を発揮するような箇所を通過し、車止めまでやってきました。早朝からはでかけられなかったので、車止めに到着した時間はすでに10時。まぁ今日は「渓流でハンモックに泊まり翌日の朝帰ってくる」というのが主目的だからいいけども。
ここから先の林道の状態がわからないし翌日は雨の予報なので歩く予定だったけど、暑い中結構な距離がありそうなので、MERIDA MATTS 6.10-MDを降ろしてフロントタイヤを装着。
MTBで爽快に走ります。これは歩きじゃなくて良かった。林道が途中まで舗装されてるし、平坦なんですよ。平坦な道は最も自転車の威力が発揮されます。もちろん下り坂も自転車があるのとないのじゃ大違いだけど、その分上り坂は大変になるので、プラマイ0な感じ(笑)
途中に落石がありますが問題なく通過。
この際よく観察させてもらうことに。口元はかわいい感じなんだけど、さすがに土を掘って暮らしているだけあって、手の爪は長くて鋭い。
そして、尻尾もかわいい(笑)
このまま焼けたアスファルトの上で干からびていくのは忍びないので、脇の斜面に埋葬して土に帰ってもらうことにしました。
教えてもらったところまでやってきてMTBを駐車。
川まではしっかりと踏み跡があって、釣り人がたくさん訪れていることがうかがえます。
ここのゲートは車は通れないけど、バイクは脇を通過できるんですよね。結構バイクの轍があったし。
今日は遅くなったけど車止めに車はなかったし、ここまでバイクや自転車もなかったので先行者はいないはずだけど。
釣り人の気配が多く、魚の気配は少ない。
河原に降りると堰堤のすぐ上なので広くなっていて、写真1枚目の立木を使えばちょうどハンモックが設営できそう。ここならすぐ目の前が浅瀬になっているし、最適だね。明日は雨だから朝になったらすぐに撤収して帰れるし。
釣り上ってからここまで戻って来て泊まることにしよう。
とりあえず、水分とミネラルを補給して一休み。
今日はモンベル リッジラインパック30を背負ってきました。
今までは一泊の時は60Lのアコンカグアバリローチェを背負っていましたが、まさかこの30Lザックに一泊装備を収納できるとは。これは間違いなくハンモックのおかげです。
足元はサワートレッカーRSのウェットウェーディングスタイルです。いざと言う時のために先日紹介した軽アイゼンも持参しています。
タックルは、AXISCO AXGF763-6(楽天で見る・アマゾンで見る)+オービス バテンキルクリックII。リーダーは9ft6X、ティペット7Xを2ft継ぎ足し。
ハンモック泊候補地のすぐ下に淵があったので、アダムスパラシュート#14を結んでちょっとキャスティング。こんなとこにフラフラしてる魚はいないか、砂底だしね(笑)
ハンモック泊地は決まったから、設営してから釣り上ろうとも思ったけど、ハンモック自体は軽いし、このままバックパックに入れて背負って行くことにします。
上の方にもハンモックで泊まれそうなところがあったらそちらに変更する可能性もあるから。なるべく選択肢を多くしておいた方が良いよね。
左岸からの支流は、急峻で狭い谷のようです。
少しだけ釣り上ってみましたが、確実にイワナが出るだろうというようなポイントからも全く反応がないので、戻って左側の本流筋を上ることにします。
本流筋はしばらく平坦な瀬が続いた後、少し渓相が良くなってこの辺りでは魚の反応があるだろうと思いながらフライを浮かべますが、うーん、全く反応ないんですよね。
先日、歩いた堰堤と堰堤に挟まれた区間と同じような状態。
時々フライを替えたりしながら釣り上りますが、反応が全くないです。
なんか話が全然違うよー。
崩落箇所にビビりながらも先へ先へ。
こんな広い浅瀬なら釣れなくても、今の時期には走るイワナが見えても良さそうだけど、生命反応なし(>_<)
あまりに釣れないので、バックパックを降ろしておにぎりでも食べますか。バックパックの中でちょっと変形しちゃったけど(笑)
うーん、ここまで反応がないのはどうしてだろう??
今日の先行者はないにしても、足跡がたくさんあるから連日かなり人が入っているのは確かだけど。
渓相は良くて、あちこちから魚が出てきそうな雰囲気なんだけどなぁ。
時おり強い風が吹いて木々を揺らします。天気が夜まで持ってくれれば良いけど。
こんなとこに赤い網が落ちているのを発見。
よく見たら、中にイワナが入っているじゃないですか。
これは帰りに持ち帰ろうと誰かが網に入れていったんだろう。あれ?でも今日は先行者はいないはず・・・
そうなると、昨日以前に網に入れたまま置き去りにされたイワナなのかな。とりあえず、今はこのままにしておこう。
こんな小さいイワナまで確保するってことは、やっぱりかなり抜き上げられちゃって、魚が残っていないって状況なんじゃないかな。
ここまで釣れないとやる気もなくなってくるなー。
でも、釣れないのが釣り人が多いせいなら、入渓点から遠ざかれば少しずつ良くなってくる可能性もある。
平らな大石があったから少し寝転んで休憩します。釣れないと疲れるねー(笑)
空を見上げながらこの先の作戦を練るけど、これといった妙案は浮かばず。
キノコの神様からのお告げ。林の中にハンモックを張ろう。
しばらくロッドを振らずにどんどん上っていこうか。でも、入渓点まで戻ってハンモックを設営するとなるとそんなに上まで行けないし・・・
そんなことを思いながら、ふと左側を見ると一段高くなったところが平らな林になっているように見えるので、斜面を登ってみることに。
途中にチチタケが生えていました。これはきっとここに泊まりなさいというお告げに違いない(笑)
地面はゴツゴツ岩が出てたりするけど、立木はたくさんあるのでハンモックは設営できる。
写真2枚目の黄色矢印の二本を使って設営しようかな。
そうと決まったら、早速ハンモックを設営。詳しい設営の仕方はこちら。
ハンモックの場合地面の状況はそれほど関係ないけど、万が一落下した時のことを考えて石なんかはできるだけ排除。
5分くらいで設営完了。
仮にこれがクロノスドーム1だった場合は、この林の中は地面の凹凸がありすぎて設営できそうな場所はありません。木さえあれば設営場所を選ばないハンモックって素晴らしい!
晴れ予報であればこのまま雨対策なしで泊まろうと思ったけど、当日は早ければ夜半から雨が降り出し、翌日も雨の予報。雨の中のハンモック泊もテストできそうなので、ある意味好条件。雨に備えて軽量コンパクトなタープを購入しておいたんですよ。
モンベル ミニタープ(楽天で見る・アマゾンで見る)
【素材】75デニール・ポリエステル・タフタ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]
【重量】390g(600g) ※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む重量。
【カラー】ダークフォレスト(DKFO)、グリーン(GN)
【構成】タープ本体1、ポール用スタッフバッグ1、φ2mm反射材入り張り綱4本、19cmアルミペグ6本
例によって現地で初めて説明書を見るというふざけたヤツ(笑)
ヘキサタイプの説明書と共通になってますが、私が買ったのは最小最軽量のミニタープの方です。
タープこそアマゾンの安いやつで十分じゃないかと探してみたけど、どれもこれも重いんですよね。それとハンモックの長辺方向をすっぽりと覆えるサイズじゃないと、雨対策に使う以上全く意味が無い。
ハンモックをフルカバーできて軽い物となると、やはり天下のモンベル様に行き着くのです。そろそろモンベルさんは、このブログのスポンサーになってくれても良いような気がする(笑)
ハンモックを吊った立木二本に張り綱を結びます。この両端はポールを差して使う側なので、張綱は2本ずつ出ています。とりあえず二本まとめて縛っておきます。
あとは両サイドからの張り綱をペグダウンするだけで簡単設営。ハンモックがすっぽり覆われて、普通レベルの雨なら問題なし。
タープをもっと低く設営すれば、強風時の横殴りの雨なんかにも対応できますね。木立のある林の中で使うので、台風の最中でもない限りそういう場面はあまりないと思うけど。
こうしてみると、このハンモック専用のタープであるかのような一体感(^_^)
内側から見るとこんな感じ。布が一枚あるだけなんだけど、ぐっと安心感がアップしますね。
さて、確認が終わったところでタープは撤収。
撤収??
今回は雨が降らない限り、ハンモックのみで泊まってみるというテストをすることにするのです。またアホなこと言い出したね(笑)
雨が降ってきたら再度タープを張るから大丈夫です。タープを張るのは5分もかからないしね。このタープについての詳細は、後日別記事にします。
本日の寝床が決まったところで、なんとかイワナ1尾は釣りたいね。イワナを食料にしなくても大丈夫な準備はしてるけど。
この辺りにはチチタケが結構生えている模様。夕食用に少し採っておこう。
釣り再開する前に、大岩の上にケルンを作っておこう。下りてきた時に幕営地を見失わないように。
こういうお供え餅みたいな目印をケルンって言うんでしょ、よく知らないけど。
上る時と下る時って川の見え方が違うから、意外と場所がわからなくなることがあるんですよね。
なんとかボウズを逃れる。ここから上はイワナがたくさんいるのか?
気を取り直して釣り上ってみますが、アタリのない状態がしばらく続いた後、足元から走るイワナが見えました。この辺りからやっと釣れるようになるのか。
やっとのことで、ピーコックパラシュート・レッドボトム#13に本日の初イワナ。
下の方よりは少し反応があるようになってきたけど、やはり魚影は薄い。
いつもアダムスパラシュートのフックはTMC100SP-BL(楽天で見る・アマゾンで見る)を使ってますが、試しにテンカラ毛鉤に使っているMARUTO d04 #14(アマゾンで見る
)に巻いたのも使ってみます。
ここから出たイワナはちょっと良い引きしてます。
これは塩焼きにちょうど良いサイズなのでキープさせてもらおうかな。食べちゃうのがもったいなくなるようなきれいな魚体だけど。
〆て内臓を取り出すと胃袋がパンパンに膨らんでいます。
中身を取り出してみると、コガネムシや小さいカミキリムシ、キリギリスなんかがたくさん入っています。ほとんどが陸生昆虫です。餌はかなり豊富ですね。
空を見上げると雨が落ちてきそうな気配もあるので、早めに晩ご飯を食べた方が良さそう。
これで下ることにします。今日釣れたのは前回同様3尾だけ(^_^;)
イワナの塩焼きが加わって豪勢な晩ご飯に。
幕営地に戻り、川岸の調理サイトにLED センサーライト(楽天で見る・アマゾンで見る)を設置。これ、クネクネ曲がる3本足でどこにでも設置できるのでほんとに便利。スイッチ切り替えでセンサーライトにもなるんですよ。これのもっと軽くてコンパクトなヤツを探したい。
それから、先日紹介したモーラ コンパニオンと折りたたみノコギリでソロストーブ用のミニ薪作り。
モーラナイフ紹介の時には角材を割りましたが、今回はもちろんそこら辺に落ちていた手頃な枝を薪にします。
あっという間にミニ薪が完成。
ミニ薪の作り方についてはこちらをご覧下さい。
適当な生木っぽい枝を拾ってナイフで先を尖らせます。
イワナを刺して、塩を振っておきます。
今回の調理用ストーブはマイクロマックスU.L.とソロストーブアルコールバーナーです。
軽量化最重視の場合は、このコンビが最強。
それから、後で薪を使ってソロストーブでイワナの塩焼きができるのか試します。
クッカーも今日は軽量化最重視で、チタンパーソナルクッカーです。
まずは炊きこみご飯を作ります。チタンクッカーでの炊飯はかなり難易度が高いので、うまく炊くコツはこちらをご覧下さい。沸騰するまでぐるぐるかき回すんですよ。
チタンクッカーの炊飯は久しぶりだったのでちょっと鍋底が焦げた匂いがしましたが、まぁ大丈夫でしょう。炊き上がったらそのまま10分くらい蒸らします。
炊きこみご飯と味噌汁の組み合わせは私の定番です。ご飯を蒸らしている間に味噌汁を作るのが、ワンバーナーでできるので最高です。
味噌汁には持参した油揚げと小松菜に加えて先ほど採ったチチタケも投入。これは美味そうだ!
それから、大鍋のフタ兼フライパンをソロアルコールバーナーに掛け、ニンニクの芽と一緒に漬け込んできた豚肉を炒めます。
チタンクッカーは炒め物も苦手ですが、こちらは油を少し多めにして火から時々離しながら炒めればさほど難しくないです。
できました! 本日の晩ご飯。
・鮭入り炊きこみご飯
・イワナの塩焼き(この時点でまだ焼けてないけど)
・豚肉とニンニクの芽の炒め物
・チチタケ入り味噌汁
・プチトマト
かなり豪勢な晩ご飯になりましたねぇ。
豚肉の炒め物をつまみながら紙パックの日本酒をチビチビ。
今のところ雨が落ちてきていないのがありがたい。雨の中だと調理はかなり厳しくなるから。
チチタケの味噌汁って子どもの頃パサパサして美味くないと思っていたけど、今日はしっとりしていて美味い。きっと、油揚げが入っているからだね。皆さんもチチタケを採ったらやってみて下さい(^_^)
味噌汁はまた後で温めるとして、イワナの塩焼きに着手。
ソロストーブで薪を燃やしてイワナを遠火でじっくり焼きます。
時々向きを変えながら焼きます。焚き火が小さいのでイワナの位置を時々ずらしながら焼かなきゃですが、いい感じで焼けてきてます。
普通に焚き火でイワナの塩焼きを作ろうと思ったら、かなりたくさん薪を集めておかなきゃなんですよね。ところが、ソロスストーブだと直径3cmほどの枝が1m分くらい一本あるだけで十分。これって凄い。
渓流で食べるイワナの塩焼きは抜群!
炊きこみご飯と味噌汁もしっかり食べて満腹満腹。渓流だといつもちょっと食べ過ぎの私(笑)
雨は降ってこないので、薪がなくなるまで焚き火を眺めて酔いを覚ましながら、ソロストーブ以外の道具は全部片付けます。メンドクサイけど、雨が降る前に片付けておかないと。
初めてのハンモック泊。気温18℃は予想外に寒かった。
さて、寝ますか。
一段上の林に登らなきゃいけないので、足元注意。
おぉー真っ暗じゃん、当たり前だけど。やっぱりタープ張ったままにしとけば良かったよぉー。アホだねぇホントに。この状態はかなり怖い感じするよ(>_<)
両側の立木にライトを設置。左側は、モンベル コンパクトランタン。こちらは最低明度にして常夜灯にしよう。右側は先ほどの三本足LEDライトをセンサーライトにして、ハンモックから降りたときだけ点灯するようにしておきます。
これで、少しは住居らしくなってきた。
とりあえず靴下を脱いで、ウェットウェーディングのタイツも乾いたのでそのままハンモックに乗り込みます。ハンモックの乗り降りの仕方は、こちらをご覧下さい。
頭上の木々をライトで照らしてみたところ。
こうやってみると、葉っぱ柄のレースカーテンみたいに見えるね。体がすっぽり包まれてるから思ったより怖くない。
そのまま2時間ほど寝てましたが、なんだか寒くなってきたので靴下を履いて、さらに上半身だけゴアテックスの雨合羽レインダンサーを着ました。ゴアの雨具は蒸れないので、防寒具としても優秀。下も履けばいいじゃないかと思うでしょうが、そもそもウェットウェーディングだから下はいらないだろうと持って来ていません。それどころか普通のズボンすら持って来ていないのです(苦笑)
この写真の左側に写っている小物ポケット、ここにスマホや眼鏡を入れられるのでとても便利。
ともかくゴアテックスを着込んだんだからこれで大丈夫。フードまで被ってこれなら雨が降ってきてもいいじゃん、なんてのんきに寝ていたら、2時間くらいたってさらに寒くなってきた。やはり脚が冷えるんですよね(>_<)
と言っても、もうなにも防寒具ないし。夜中1時頃になって気温を計ってみると18℃。
18℃ってこんなに寒い? 地面にエアマットを置いて寝るより空中の方が全身から放熱されるから寒く感じるのかなぁ。
最終的に、タープを体に巻き付けて寝ることに(笑)
またおかしなことになってるよー。
でも、これはほんとに温かい。これで明け方までぐっすり眠れるよ。
実際にぐっすり眠って、4時前頃になって顔にポツンっと小さな雨粒が落ちたような気がしました。蚊帳越しにそんな降り始めの雨粒が落ちてくるものかなと、最初は気のせいだと思っていたけど、またポツンっと顔に感じたので体を起こしてハンモックから抜け出てみます。
ヤバイ、上が木で覆われていたから気付くのが遅くなったけど、小雨が降り始めている。
未明に降り出した雨。チビイワナを解放してカモシカに出会う。
本降りになる前に、さっさと撤収。ハンモックは撤収も実に簡単。
あっという間に設営地は元の更地に。
寝る時にソロストーブはまだ燃えていたのでそのままにしておきましたが、朝になるとすっかり白い灰だけになってました。燃え残りが全然ないのもソロストーブの良さ。
実家から持って来たブルーベリーを食べます。雨はまだほんの小雨です。
朝の分の食料はあるけど、雨の中の調理は気が進まないので、早めに下りることにします。
空はやっと明るくなってきたところだし、川もまだ暗いです。寝ている時からレインウェアを着ているので、ウェットソックスとウェーディングシューズだけ履きます。
ヘッドライトを付けて、ゆっくりと慎重に下って行くことにします。
次第に明るくなってきてヘッドライトは必要なくなりました。
1cm幅くらいの花崗岩質が灰色の石にサンドされています。こんな石、どうしたらできるんだろう?
昨日上ってくる時に網に囚われていたチビイワナを解放。
結局上の方から釣り人が降りてくるようなこともなく、きっと数日前に釣り人が上る時にキープしておいて、帰りに場所がわからなくなってそのまま帰っちゃったんだ。
それはありがちなことだと思う。もっと目立つ目印を作っておかない限り、下ると時に同じ場所を見つけるのは想像以上に難しい。
小雨の中、入渓点に帰還。ここまでくればもう大丈夫。
MTBの駐車場所まで登り、草をかき分けて下ります。林道が広くなってきて軽快にカーブを曲がると、目の前に突然ケモノが現れたのでドキッとしました。
なんだよ、また君か。
カモシカはいつもしばらくじーっとこちらを見てるんですよね。そして、ふと思い出したように崖を駆け下りて行きます。
ジムニー駐車場所に生還。MTBのフロントタイヤを外して積み込みます。この車載システムは他に荷物もたくさん積めるから本当に重宝してます。雨の日の汚れたタイヤも下にブルーシートを敷いておけば全然問題なし。
今回のキイチゴ沢釣行で思ったこと。
今回入った林道終点付近は、もしかしたら放流はあるのかもしれないけど、釣り人が想像以上にたくさん入っていてかなり抜き上げられてしまっている感じでした。とにかく魚影が薄い。少なくとも今回ハンモック泊をした辺りから上じゃないと釣りにはならないです。
次回は、ハンモック村よりさらに上までロッドを振らずに黙々と登り、そこから釣り上ろうかと思います。
私はシーズン中同じ川にはあまり何回も釣りに行かないので、今年中に実現できるかどうか。ただ、この川の上流部にイワナがたくさんいるのかいないのか、それはとても気になる。
釣果はぱっとしなかったけど、渓流にハンモックで泊まるという目的が達成できたので満足で満足(^_^)
モスキートネット(蚊帳)の防虫性能は完璧です。ハンモックを設置した立木付近にライトを設置して出入りしている分には、蚊帳の中に虫が入ることはありません。
夏でも思ったより寒いということもわかったし、仮に雨が降ってもタープさえあれば問題ないということもわかりました。次回はさらに快適なハンモック泊ができると思います。
真夏限定で考えていたけど、この2,799円のハンモック、寝袋と組み合わせれば3シーズンいけちゃうんじゃないかという期待も。
ハンモック唯一の欠点。
ハンモックは、テントのように荷物を中に置くことはできません。側面についている小物ポケットに小さい物を入れておく程度です。タープを張るのであれば、その下に荷物を置けばある程度の雨は防げます。そもそもリッジラインパック30は防水性能が高いので、雨の中においてもそれほど問題ありませんが。
林道を下りていくと、あれれ、雨の予報だったけどなんだか少し青空がのぞいてきたよ。
結局この日、川を降りてくる間に小雨が降っただけで、予報に反して大した雨は降りませんでした。
コメント
こんばんは。
森の中でハンモック、よく眠れますねー^^;
私は森の闇が怖いので絶対に眠れないシチュエーションです。
山では車中泊で丁度良い気温かと思いますので寝袋無しはヤバイですね。
七流釣師さん、こんばんは。
ホントはお化けが怖いのですが(笑)、開き直って「来るなら来い!」という気持ちで寝ています。ウソです、絶対に出てきて欲しくないです。
ハンモックで寝てみると、意外と広い河原のテントより怖くないです。生地ですっぽりと体が覆われているおかげかもしれません。
山の気温を舐めていて、寒かったです(^_^;)
ハンモックよいよ欲しくなってきました。まだテントで寝てすら無いのに(笑)忙しくて行けなかったり悪天候で行けなかったりテントもまだ未使用(T_T)
Nori1022さん、こんばんは。
ハンモック、欲しくなってきたでしょ(笑)
夜泊まらないまでも、ちょっと木陰で昼寝するだけでも価値がありますよ。でも、いつだかNoriさんのブログでハンモックを見たような気がするけど。木にぶら下げるヤツじゃなくて自立式のヤツ。Noriさんのとこじゃなくて余所だったかな(^_^;)
まずはテントで泊まってみて下さい(^_^)
この蒸し暑い夜に寝れない日々ですが
渓流でハンモックで止まれば涼しく
寝心地も最高でしょう、
釣りお爺さん、こんばんは。
日中はまだまだ暑いですよねー。そちらは、こちらに増して危険な暑さが続いているでしょう。くれぐれもお体お気を付け下さい。
渓流脇の森でハンモックに泊まってみたら、涼しいと通り越して寒かったです。寝袋は夏でも必要だと実感しました(^_^;)
フムフムと拝読いたしました。
ウォール無し一人寝が自分にできる度胸が、私の場合の唯一の問題ということ以外、疑問点が解消です。
コンパクトさがとにかくいいです。
昨日の釣行は、妙に熊が気になりビビりまくって、風の音に悲鳴を上げてしまう小心者です。
当然ライントラブルばかりでしたが、ヤマメが今年2匹目が釣れてうれしかったです。
FFfreak さん、こんばんは。
私は常々お化けが怖いと言っているビビリ屋なんですよ。
その私に言わせてもらえば、広い河原でテント泊より森の中のハンモック泊の方がなぜか怖くなかったです。生地に体全体が包まれてるからですかね。
熊は、こちらが寝ているのに向こうからちょっかい出すことはない、と信じています(^_^)
ヤマメ良いですね! そろそろ赤い色が強くなってきているでしょうか。
おはようございます。
モグラの亡骸を土葬してあげるとはなんとお優しい、モグラの毛はマテリアルにはなりませんよね(笑)
そういえば先日、初めてヒグマを目撃しました。十数年で初めてです。
車に乗っている時でしたのでまだ良かったですが、子グマ二頭を連れた母熊で川で会っていたら…。一応クマ撃退スプレーは持って行ってますが。
北のヒデさん、こんばんは。
私はなぜか動物の亡骸に出会うことが多く、ちょくちょく埋葬してます。
下の方でkuniさんが書かれてますが、どうやらマテリアルとして存在しているようです。調べてみたら、私が良く使っているグレーニンフ(別名アイアンブルーニンフ)でも使うマリアルらしいです。私はマスクラットの毛を使ってますが。
ヒグマはツキノワグマとは危険度が違いますよね。しかも子熊連れの母熊ですか。
ご無事で何よりでした(^_^)
冗談のつもりがモールスキンなるものが存在していたとは、勉強になりました。
だとしても亡骸を解体するのはなんか嫌ですよねぇ。バチ当たりそうで。
やはり埋葬して成仏していただくのがよいでしょう。
ヒグマあちらこちらで出没しているようです。いつもニュースになってます。
北のヒデさん、こんにちは。
私も知りませんでしたが、そういうのがあるらしいです(^_^;)
フライタイイングの世界ではなんでもマテリアルにしちゃいますよね(笑)
私も、モグラの皮を剥ぐのはちょっと無理ですねぇー。
ヒグマはほんとに怖いですよね。お気を付け下さい。
おはようございます。
おもしろいですね、こんどはハンモック泊。
確かにハンモックなら地面の凹凸や、水の道などを考えなくて良いから良いですね。
組立式でハンモックの頭端と脚端を広げる補助具があると、一層快適かも知れませんが、一つ間違えると補助具で布を破りそうで、無理ですかね。
そして何といっても、タープをあへて外しての素ハンモック(驚)。
夜露を愛する、何ともワイルドなアウトドア人。
最高です。
マンボウさん、こんばんは。
ハンモック最高です!
そうなんですよ、地面の状態に関わらず設営できるのが最大の利点です。おっしゃる通り、両端を広げる支えがあれば快適度がアップしますね。自立式のハンモックはそうなっていて、実際に寝心地が良いです。
木製のハンガーみたいな形で作ればうまくいくかもしれないです。
タープを敢えて外すのはアホです(笑) 開放感は味わえましたが、寒かったです(^_^;)
おはようございます。
ハンモックだけで一泊、参考になった方も多いでしょう、それにしても山の中で一人で泊まる度胸は大したものですね、恐れ入りました。
ハックル70さん、こんばんは。
ハンモックはお手頃価格で本当に気持ち良いので、一泊はともかく木陰で昼寝するだけでも皆さんにやってみて欲しいです。
私は常々言っている通り、お化けが怖いビビリ屋です(苦笑)
人がやってくる恐れのない源流部の森だと意外と怖くなかったです。むしろ近くに小屋とか廃屋とか人工的な物があったら相当怖いと思います(^_^;)
いやいや、これは凄い。
身体を張った、最高のレポでしょう。^^
結果的にはタープを外していなければ、雨に気付かなかったかもしれませんね。
雨は大したことはなかったようなので、気付いても気付かなくても、どちらでも然程問題はなかったようですけど。
モグラはボクも、2度ほど死んじゃった子を見つけたことはあります。
Mole Skinもダビング材であるけど、さすがに持ち帰ることはなかったですね。(笑)
確かボクのマテリアルボックスの何処かに、モールスキンもあったような・・・
kuniさん、こんばんは。
確かに身体は張った感じはしますね(笑)予想外に寒いのには参りました。
そうですね、タープがないおかげでいち早く雨に気づけました。雨に濡れたタープを仕舞うのはイヤなので却って良かったかもしれません。
モールスキンというマテリアルがあるとは知りませんでした。フライタイイングの世界っておよそどんなものでもマテリアルにしちゃいますよね(^_^)
こんばんは ハンモックで泊まりとはワイルドですね。実際に寝ていないので解りませんが、私は、壁がないと落ち着かない気がしてしまいます。でも、気になります。 寝てみたいかも(^-^)
Kさん、こんばんは。
確かにワイルドな感じがしますが、タープ泊なんかに比べるとしっかり身体が生地で包まれて、しかも中に浮いているので快適なカプセルホテルみたいな感じです(笑)
壁はないですが、側面が結構な高さまで立ち上がるので意外と「守られてる」感がありますよ。
夜はともかく、木陰で昼寝するだけでもとても気持ち良いですよ(^_^)