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渓流ベイトフィネス用ロッド|Fishman Beams ブランシエラ 3.9UL Limited

おすすめアイテム釣り道具渓流ベイトフィネス
この記事は約11分で読めます。

一昨年(2018年)の年末に道具を揃えてキャスティング練習を始めた渓流ベイトフィネス。
最初はブランシエラ 5.2ULカルカッタコンクエスト BFS HGの組み合わせで練習を始めたんですが、全く上手く投げられずイライラしました(笑)

その後、BST-EXS43ULを使ってみたらベイトキャスティングのコツがわかり→テレスコピック(振り出し)のXpan4.3LTSが源流には最適に違いないということで使ってみたら、今度はリールが重すぎてイマイチキャスティングフィールが掴めない→リールを軽いRevo LTX-BF8に替えてみたらまずまず良い感じ。

となったところで、2019年は暗中模索のうちにシーズンを終えておとなしくしてたわけです。

Fishmanから新たに源流使用のロッドが出るらしい。

ところが、Fishmanから源流仕様のブランシエラが出るというじゃないですか。
源流仕様はXpanじゃなかったの?

Xpanは振り出し竿だという点が持ち運びに関しては最高だし、私がやっているようにリールとルアーを装着したまま仕舞うことができるという点でも正に源流向き。でも、その分アクションはやや犠牲にしてるんですよね。
メーカーでは「ブランシエラ5.2ULの曲がりを移植」と謳っていましたが、短竿であるせいもありますがブランシエラ5.2ULほど曲がらず、リールをRevo LTX-BF8に変えてだいぶ良くはなりましたが、それでも軽いルアーは投げにくいところがあったんです。

今度は『ブランシエラ』と冠しているので、本当の意味でブランシエラ5.2UL同様のキャストフィールが期待できるんじゃないのか。しかもXpanよりも短い3.9ft!
これは試してみずにはいられない。
Fishmanさんよ、段階的に私が欲しいスペックに寄せてくるの、止めてよね(笑)

というわけで、すっかりFishman子になってしまった私は、今年(2020年)の1月中旬に予約注文したわけです。
この時点では2月入荷予定となっていました。
ところで、例の新型コロナ騒動が巻き起こってしまい、Fishmanは北海道に所在地を置くメーカーだということもあり、納期が大幅に遅れました。日本中、いや世界中が大混乱だったのでそれは仕方ないです。

そして、4月中旬になってやっと納品になったんです。
すでに、当ブログにもちらちら登場してますが、最初に言っておきます。
このロッドは渓流ベイトフィネス(特に藪沢や大岩の原流域)用としては最高のロッドです!

これから渓流ベイトフィネスを始めようと思っている人は、このロッドを買えば間違いないです。ちょっとお高いですが、最初にこれを買えば後悔はしません。
Fishman専属のテスターが言っても説得力ないですが(そりゃ自分とこの製品を悪くは言えないでしょう)、何のしがらみもない私が言うんだから間違いないです(笑)

さて、具体的にどんなロッドなのか見ていきましょう。

渓流ベイトフィネスにはこのロッドを買えば間違いない!
Fishman Beams ブランシエラ 3.9UL Limited


Fishman Beams blancsierra 3.9UL Limited
楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る

  • 全長:3.9ft(1.19m)
  • 自重:133g
  • 継数:3本
  • 仕舞寸法:42.5cm
  • ルアーウェイト:2〜7g
  • 適合ライン:3〜6lb/PE0.5〜1号
  • グリップ長:23.5cm
  • マテリアル:カーボン+グラス
  • ガイド:Kガイドチタン+ステンレス
  • 推奨リール:
    (シマノ)アルデバランBFS、カルカッタコンクエストBFS、スコーピオンBFS
    (ダイワ)スティーズCTSVTW、ミリオネアCTSV、アルファスエア、SSエア
    (アブガルシア)レボALC-BF7、レボALC-IB

3ピースで3.9ftの短さ。
ブランシエラ5.2ULは同じ3ピースでもグリップ部が短い不均等な3分割だったので仕舞寸法が62cmと長かったですが、こちらは均等割なので仕舞寸法は42.5cmと正に源流向き。

手にしっとりとなじむ、つやつやの壇木製グリップ。


まず、なんといっても目を引くのがこのグリップ。
高級家具や床柱などにも使われる檀木で作られたグリップ。檀木とは仏壇に使われる黒檀や紫檀などの仲間で、材が堅く、緻密で比重も大きく、光沢があります。

 
形状も独特で銃のグリップみたいな形をしていて、天然木の質感と相まって掌で握り込みやすいです。
グリップエンドにはFishmanのロゴマークが刻印されています。


継ぎ部分はスピゴッドフェルール(印籠継)。フェルール部には使う前にフェルールワックス(楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)をちゃんと塗っておきましょう。最初が肝心ですからね。
ブランクカラーは、濃いワインレッドというかボルドーというかそんな色合いです。

なめらかなカーブと柔らかなティップがアキュラシーの要


4.3ftのXpanよりもさらに短い3.9ftなんだからこれは超源流向きのロッドなんだろうな、と思っていたんですが・・・
確かに、グリップエンドを揃えて置いてみるとXpanより10cmほど短いですね。
でも、実際にロッドを握って振ってみると、Xpanと全然違わないような・・・


Xpanは全長は4.3ftだけど、グリップエンドが長いからリールの装着位置、つまり実際に握る位置を揃えてみると、長さは全く一緒。なんだ、そういうことか(笑)
そもそもXpanのグリップエンドが長いのはなんのため? その方がトゥイッチングしやすい?

ともかく、源流の大岩があるような場所での取り回しの良さはXpan同様です。


Xpan4.3LTSに、130gのオモリをぶら下げたところ。
やや滑らかさに欠けるカーブなんですよね。


ブランシエラ3.9ULに、130gのオモリをぶら下げたところ。
こちらの方がカーブが滑らかで、ティップ部の曲がりも大きいですね。
やはりブランシエラ5.2ULのアクションを受け継いでいると言えます。

均等三分割、仕舞い寸法42.5cmの携帯性の良さ


この収納袋なんですが、裏側の赤矢印のところが伸縮素材でできていて、購入時はここに保証書が入っていたけど、まさか常にここに保証書をいれておくためのものではないでしょう。

 
ティップとベリー(2番)を収納します。
そして、フタを折り返して裏返します。

 
リールのついたバットセクションをそのまま差し込んで、残りの部分をパタパタと折りたたんで紐で結べば、収納完了。


こんな形のまま持ち歩けます。こういう使い方で良いの?


この形でバックパックサイドに装着できるけど、この状態だと破損しそうでちょっと不安。


いつも使っている、AXISCO AXGF763-6楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)のロッドケースと一緒に装着すればかなり強度アップ。これなら大丈夫かも。


だけど、リールを付けたまま収納してもテレスコピックのXpanほどの利点はないので、結局のところロッドのみを装着してリールはバックパックの中へ入れて持ち歩く方が良さそう。

軽量リールとの組み合わせで軽量ルアーも難なくキャスティング。


ちょっと川で投げてみたくなったので、夕暮れ時の川へと急ぎます。


実質的に同じ長さのXpanと振り比べてみることにしました。

ルアーは、Revo LTX-BF8のテストをした時に使ったのと同じ4種類。

 
スミス AR-S(3.5g)
スピアヘッドリュウキ45S(4g)

 
ダイワ シルバークリーク シャッド50F(3.2g)
ダイワ ドクターミノー5F(2.5g)

  • スミスAR-S 3.5gは、Xpanではちょっとコントロールが怪しくなるから昨シーズンは4.5gを使うことが多かったんですよね。
  • スピアヘッドリュウキ45Sに関しては、Xpanでも全く問題なくコントロールできます。
  • シルバークリークシャッド50Fは、重さに対して空気抵抗がかなり大きいので、これもXpanではコントロールしにくいルアーです。
  • ドクターミノー5Fは、2.5gと軽いのに空気抵抗は大きめで、これはXpanでは本当に投げにくいルアーです。

 
まず、カルカッタコンクエスト BFS HGを装着してテスト。
やはりXpan4.3LTSだと3.5gのAR-Sでもかなり気を遣うキャストになるし、SCシャッド50Fやドクターミノー5Fは投げにくいです。リュウキ45Sは全く問題ないですが。

ブランシエラ3.9UL Limitedは、ティップが曲がってルアーの重さが感じられるのでAR-Sはもちろん、SCシャッド50Fやドクターミノー5Fもそれほど投げにくさは感じません。
重いカルコンとの組み合わせでも意外と違和感がありません。

 
今度はリールをRevo LTX-BF8に変更。
このリールに替えると、Xpan4.3LTSとの組み合わせでも全体重量が軽くなるのと重心がティップ寄りになるのでルアーの重さが感じやすくなって、軽いルアーも投げやすくなります。
でも、軽くて空気抵抗の大きいドクターミノー5Fはやはり投げにくいです。

ブランシエラ3.9UL Limitedは、Revo LTX-BF8との組み合わせにするとさらに軽いルアーが投げやすくなります。ドクターミノー5Fも全く違和感なく、カルコンとの組み合わせの時よりも距離も出せます。

Xpanに比べるとブランシエラ3.9UL Limitedの方が圧倒的にルアーを投げやすく、ピンポイントキャストができます。
キャストフィールはブランシエラ5.2ULに似ていて、5.2ULよりも軽くて短いのでコントロールしやすいです。飛距離は5.2ULより劣りますが、渓流で使う分には必要十分だと思えます。

以上を確認して、この日のテストは終了。

実釣りでわかるこのロッドの素晴らしさ!


そして後日、フライロッドと共にブランシエラ3.9UL Limitedも渓流に持って行って実戦投入。
日を浴びて輝く天然木グリップがなんともかっこいい。かっこいいだけでなく、手にしっくりとなじむこの形状と質感、もう最高です!


川に立ち込んで大岩がゴロゴロしているような状況でも、水面や岩を叩くようなこともなく現流域ではとても扱いやすいです。
そして、ぐにゃりと曲がるティップのおかげで簡単に低弾道でルアーをポイントに送り込むことができます。

ちょっとだけ気をつけなければいけない点。

Xpanよりも扱いにくいのは、ルアー交換の時です。
川に立ち込んだ状態でルアー交換する場合、Xpanはグリップが長いのでロッドを小脇に挟んでルアーを付け替えることができますが、ブランシエラ3.9UL Limitedはグリップが短いのでそれがとてもやりにくいです。慎重にやらないとロッドを川に落下させる可能性があります。
Xpanのグリップエンドが長いのは、ルアー交換の時のことを考えてなのかも?

ティップが柔らかい割にはミノーのトゥイッチングも意外といける感じです。
全長が短い分、ブランシエラ5.2ULよりはやりやすいですね。
ただ、トゥイッチング中心の釣りをするならやはりXpanの方が向いています。


魚が掛かってからも、ティップが柔らかいのでバイトを弾くことがなく、魚とのやりとりにも余裕があって楽しめます。アマゴにローリングされてもバラシが少ないと思われます。

ブランシエラ3.9UL Limited まとめ

  1. 3.9ftという短さで藪や大岩があるような沢でも取り回しが良く、均等分割3pcで携行性も良い正に源流向きのロッド。
  2. ブランシエラ独特のアクションで、ルアーのピン打ちが簡単にできる。
  3. ティップが柔らかいのでバイトを弾くことがなく、バラシが少ない。

渓流ベイトフィネスのキャスティングはとてもシビアなので、道具選びが重要です。
全くゼロの状態からキャスティング練習で苦労し、タックルをいろいろ試しながらようやく自在にポイントを攻められるようになった私。長い道のりでした(笑)
そんな私が、

これから渓流ベイトフィネスを始めようとしている人にお勧めするタックルは、ズバリ
ブランシエラ3.9UL Limited+アルデバラン BFS XGです。

はっきり言ってRevo LTX-BF8のブレーキシステムはそれほどあてにならないので、サミングテクニックが必須になります。私はだいぶ慣れてノントラブルで投げられるようになりましたが、これからベイトフィネスを始めるんであれば、優秀なブレーキシステムを搭載したアルデバランを素直に選んだ方が良いです。
まぁでも、車でもオートマよりマニュアル車の運転が好きだって人は、敢えてRevo LTX-BF8を買っても良いですけど、お勧めはしないです(笑)

このお勧めセット、リールはまぁ良いとして、難点はロッドがちょっとお高いんですよね。
ブランクスはこのまま、グリップに高価な壇木を使わない廉価版を出してくれないかな。
お願いします、Fishmanさん。

渓流ベイトフィネスを1年ちょっとやってきて、ようやく自分に最適なタックルが見つかったし、自由自在にキャスティングもできるようになって、主力に使うルアーもだいぶ絞れてきたので、以前に書いたキャスティングやルアー選択の記事についても近々追記します。

ともかく、このロッドのおかげで、今シーズンは渓流ベイトフィネスを思う存分楽しめそうです。

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コメント

  1. 全てにおいて、想像さえ難しい世界。(笑)
    そもそもフライロッドでは、そこまでのショートロッドはほぼ皆無だし。

    でもリコプテラさんがここまで推している以上、良いタックルだということは分かりましたよ。^^

    • kuniさん、こんばんは。
      私が持っているフライロッドで一番短いのは6フィートです。それよりも60cmくらい短いので藪沢みたいな障害物の多い場所でも、ロッドが振れるんですよね。
      そして、張り出した木の根元にルアーを打ち込むのが渓流ベイトフィネスの醍醐味です。
      釣り道具は使う人との相性もあると思いますが、このロッドは少なくとも私にとっては本当に最高です(^_^)

  2. 最初からこれ出しといてくれたら良かったのにと思うこと僕も多々あります(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。
      家電なんかもそうですが、釣具も毎年新製品を出して少しずつ性能アップしていくの止めて欲しいですよね(笑)
      現段階では「このロッドが最高!」って言っている私ですが、来年これよりも魅力的な竿を出してきたりしないか、内心ヒヤヒヤしてるんですよ。

  3. こんにちは。
    ルアーも池から淵へそして源流へと変わって行くんですね、それにしてもカッコいいですね、ナイフとか銃を持つ感じです、持ってみたい衝動にかられます、釣りの楽しみ方もこれからは様々になりますね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      池にスプーンを落としたらそれに魚が食いついて来た、というのがルアーの始まりだと言われていますが、ルアーの種類もいろいろ増えたし、釣れる魚種も広範囲になりましたね。
      ウグイはルアーで釣れることはよくありますが、私は一度だけ鯉をルアーで釣ったことがあります(笑)
      このところのアウトドアブームに乗ってか、渓流釣り人口も増えている気がします。あんまり人が増えて欲しくない、というのが個人的な本音ですが (^_^;)

  4. 確かに、グリップに目がいきますね(^-^)

    • Kさん、こんばんは。
      グリップに目がいくでしょ。この必要以上に高級そうなグリップに(笑)
      手が比較的大きな私にはこの木製グリップはしっくりと馴染んで良い感じではあるんですが。
      この前川でちょっと転んで早くも傷を付けてしまいましたが、お気に入りのロッドなので長く使い続けたいと思っています (^_^)

  5. お久しぶりです
    やはりこの竿買われましたか
    今シーズン自分もこれ+スティーズエアでやってます
    ガングリップっぽいのは正直苦手なのですが
    取り回しのよさはサイコーですね
    XPANにも興味あったけどこれ読んで見送り決定しましたw

    • Ctcnさん、こんばんは。
      源流用にXpanを買っちゃったのでこれ以上ロッドを買うのは自粛方向だったんですが、ブランシエラと冠してショートロッドが出てしまったので、我慢できませんでした(笑)
      スティーズエアも良さそうなリールですよね。
      ダイワのエアブレーキはメーカーサイトを見ても構造がイマイチはっきりわからないんですが、シマノのFTBと考え方は同じですよね、たぶん。
      ガングリップ、私は比較的手が大きいのでしっくりきてます。でもちょっと高すぎる(笑)
      ブランシエラ3.9ULがあれば、Xpanは見送りが正解だと思います (^_^)

  6. とうとうの特集ありがとうございます!

    やっぱサイコーなのは全てにおいて高バランスな点。
    いまいちなのは、フィンガーグループが手の小さめな人間には合わないこと。

    ま、でも現時点での源流(not渓流)ベイトフィネスでは、確かに一択かも。。。

    • Keyman さん、こんばんは。
      だいぶ遅くなってしまいましたが、とりあえずのレビューを書いてみました。
      このロッドのおかげで思い通りにビシビシポイントを打っていけるようになったので、渓流の遡行スピードも上がりました(笑)
      確かに、ガングリップなのは良いとしてもそれに段差が付いているのは善し悪しかも。私は比較的手が大きいので、たまたましっくりきてますが。
      源流用は一択だと思っていましたが、下の方のコメントでイッケンヤさんが紹介している、VARIVASのBWS-46FCXというロッドも気になりますね。

  7.  うわっ、高価なベイトロッド! 
     銘木でグリップ作るならそうなりますね。当然見える部にカネがかかるならブランクもいいでしょう。
     旅館の廃業でもらった黒檀で、ランディングネット作った後輩がいたけど、買える値段の材ではないです。
     あとタガヤサン(鉄刀木)も見たことがあるけど、水に沈む木で頑丈です。木製水門に使用されるようです。

     フライロッドもないわけではないけど、基本リールシート部分に使用だから、小さいし、歩留まりがいいしだから比較的安価です。
     故人の嗜好ですが、ウィンストンロッドやベリンジャー製のリールシートが好きです。 愛用のテンリュウパッカーは人造木の気がするのが欠点です。
     

    • FFfreakさん、こんばんは。
      確かに短竿なのにこの価格はちょっと躊躇いましたが、結局買ってしまいました(笑)
      そうですね、グリップもさることながらブランクの調子こそがこのロッドの命です。
      黒檀でランディングネットですか。渋いですね〜。
      鉄刀木は名前は聞いたことがあります。水門に使われるくらいなら相当耐久性があるんですね。
      フライロッドのリールシートくらいなら、銘木使ってもそんなに高くはならないですよね。
      今回新しいロッドを使ってみて思いましたが、ポケット&リングだとコルクの方がリールが落ちにくいですね (^_^;)

  8. ブランシエラ3.9ULにいらないもの
    壇木製グリップ。私もまさにそのとおり
    だと思います。コルクで十分です。
    総じてFishamnのロッドは高価ですが
    なにもそこまで高級素材を使い価格を上げるような
    ことは反対です。とはいえ、使用感が最高なことは
    私も同感で、フリップキャストのしやすさ、魚がかかったときの
    ティップの入り具合はいいですね。先日足元で
    尺弱のイワナがHITしたときもグラス製のティップが
    いい具合にショックを吸収してました。
    Xpanとブランシエラ3.9UL、なぜ同じようなシーンでの
    使用がよそくされるロッドを2年連続で発表したのでしょうね?
    3.9ULを手に入れてからというもの、わたしにはXPANが不要に
    なりました。(笑)

    • muraさん、こんばんは。
      はっきり言っちゃいましたね(笑) Fishmanの方々、見てるでしょうか。
      良い材料を使っているのはわかりますが、この短竿でこの価格はちょっと高すぎますよね。
      このところ、Revo8にも慣れてきたのでこのロッドとの組み合わせだと思い通りにキャストできて、しかも魚が掛かってからのティップの曲がりがとても良いのでバラシも少なく、本当にお気に入りです。
      Xpanを源流用に作ってはみたものの、ブランシエラのキャストフィールとはだいぶ違うという感想が多くて、今年気合いを入れて作り直したってことですかね(笑)
      ミノーのトゥイッチングメインならXpanの方が向いているので、私はそういう使い方のためにとりあえず手元には残しておきますが。

  9. はじめまして!いつも素晴らしいブログを感心しながら楽しく静かに拝見させていただいております。このまま静かにしていようかと思っておりましたが、貴方とは共感、共通する点が多くて辛抱たまらず初コメントさせていただくこととなりました(笑)

    まず、簡単に自己紹介(釣歴)。
    フライフィッシング(ドライフライオンリー)に目覚めて現在36年目となりました。
    ルアーフィッシング(バスのトップウォーター&ベイトタックルオンリー)初めて26年目となりました。現在は休止中(笑)
    渓流ベイトフィネス初めてほぼ1年(笑)
    他の釣りは、近くの海に息子に連れられてアジング(ベイトタックルのみ)に行く程度です。

    つまり、渓流ベイトフィネスは昨年の6月に息子と初めていっしょに出かけた時に息子の爆釣(私はボウズ)に衝撃を受けてハマリました。
    以後、独学(若干息子の知恵も拝借)にて軽量プラグのアキュラシーキャストを身につけるべく道具の選定とキャストの練習(庭及び近くの池にて)に明け暮れる日々を過ごしました。現在は1.5gのプラグを12m以内ならコントロールできるようになっております(笑)
    技術的なスキルにつきましては、機会ありましたらおいおいお話しすることといたしまして、今回は入手した道具について記述させていただきます。
    リールは息子から不要になったカルコンBFS HG(RH)を譲り受けてから他への浮気はありません。(私は日本の渓流における軽量ルアー用としては世界最高と思っておりますので)
    最初に入手したロッドは2019年7月にシマノのB50UL(適応ルアー 1g~7g)・・・入手しやすかったので。次は2019年11月にモーリスグラファイトワークスのBWS-46FCX(適応ルアー 1g~5g)・・・一般市場では既に完売にてヤフオクで大枚はたきました(笑) その次は2020年1月にブランシエラ5.2UL(適応ルアー 2g~7g)・・・1.5gでも10m以内ならコントロール可能です。 現在この3本。

    で、現在はシマノにはお休みいただきましてBWS-46FCXは上流域(源流含)、ブランシエラ5.2ULは主に中流域、たまに上流域(源流は遠慮いただく)で使用対応しております。

    ここで特筆すべきはBWS-46FCXの驚くべきキャスタビリティーです。
    グラスロッドにもかかわらず69gと軽量、ペナペナなのではなくとてもしなやか。ルアーの操作性も問題なくアメージングです。さすがはUFMの血統。私感ではありますが、源流域でのパフォーマンスは他に類がないと思います。
    もちろんブランシエラ3.9ULも試投はいたしましたが、リリースタイミングのとりやすさでは比較になりません。つまり、弾道コントロールのしやすさでは他を圧倒しております。
    残念ながら、最近ではヤフオクでさえも目にすることがなくなりました、もし友人でお持ちの方がおられましたら是非体感ください。(ちなみに現在6/9時点でヤフオクに1件出品あります)

    • イッケンヤさん、初めまして。
      いつも読んでいただき、ありがとうございます。そして、コメントもありがとうございます!
      我慢して静かにしていることはありませんよ(笑) 魅力的なロッド情報ありがとうございます。
      それほどのフライフィッシングのベテランさんが、渓流ベイトフィネスを始めるって珍しくありませんか? でも、渓流ベイトフィネスのキャスティングって楽しいですよね (^_^)

      VARIVASからそんなロッドが出ていたとは知りませんでした。
      メーカーサイトを見るとフルグラスでスーパースローアクションなんですね。軽さから想像するとかなり細くて曲がるでしょうから、確かにリリースタイミングはとりやすいでしょうねー。
      この感じからするとミノーのトゥイッチングにはあまり向かないですよね? まぁ、私はトゥイッチングメインの釣り方じゃないですけども(笑)
      とても惹かれるロッドですが、ヤフオクでも価格が落ちないですねぇ・・・・
      このところ散財してますので、今シーズン中は新しいロッドとリールの購入は自粛します (T_T)
      そんなわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

  10. こんばんは、お久しぶりに来ました。
    私も我慢できずこのロッド買いました!
    愛用している旧ファインテールFTS‐B4102ULも素晴らしいロッドですが、こちらのロッドは檀木グリップが最高にカッコよく所有欲も満たしてくれる一品で大満足です。
    試投では非常に良いフィーリングでしたので、明後日あたり渓流が落ち着いていたら入魂しに行こうと思っています。
    またちょいちょい見に来ますのでよろしくお願いします!

    • ゆっちさん、こんばんは。
      我慢できずにってところに、ちょっと笑っちゃいました。そうです、我慢すると体に良くないですからね(笑)
      このロッド、かっこ良さは抜群ですが、キャストフィールも良いですよね!
      お気に入りのロッドになりました。
      明日には青空の下、このロッドを振っているでしょうか。いい魚を釣って入魂してくださいねー。
      こちらこそ、今後ともよろしくお願いします (^_^)

  11. こんばんは。
    私もついに渓流ベイトフィネスを今年は本格的にやろうと思い、昨年興味でブランシエラ5.2ULはもう購入済み。(リールは格好重視でカルカッタコンクエBFS)
    今年はブランシエラ3.9ULも買おうと思っていましたが、全く売っていませんね~
    一つ質問ですが、リコプテラさんがブランシエラ3.9+カルカッタコンクエBFSでこの記事に記載されているダイワ ドクターミノー5F(2.5g)を投げると、大体どれくらい飛距離出ますか?
    私自身、2g台のミノーを投げることが結構あり、参考にしたいのでよろしくお願いします。

    • キジトラ1011さん、こんにちは。
      返信遅くなってすみません。
      ブランシエラ5.2ULとカココンはすでに購入済みなんですね(笑)
      この組み合わせのフィーリングは最高なので、存分に楽しんでください。
      3.9UL、今検索してみると確かに品切れ状態ですね。メーカーで壇木グリップじゃない廉価版を出してくれれば良いのに。

      3.9ULとカルコンの組み合わせでドクターミノー5Fのキャスティング。先ほどあらためてテストしてみました。
      マグネットブレーキの強度を真ん中くらいにした状態で、6〜7m。マグネットブレーキを最小設定にして投げれば10〜12mくらいでしょうか。ただし、マグネットブレーキ最小設定の場合は、サミングをしっかりしないとバックラッシュします(笑)
      私は比較的源流部が多いのでそれほど遠投しませんが、飛距離を重視するのであればチューニング用のベアリングも売られているので、それに交換するという手もあります。
      https://www.hedgehog-studio.com/page/167

      ともかく、渓流ベイトフィネスを楽しんでください (^_^)

      • 試投調査ありがとうございます。
        10mくらいだと少し川幅が広くなると多少きつい感じですね。
        私の場合、あまり源流域と呼ばれる場所にはそんなに入らないので、本来であればこのクラスのロッドは不要ではあります。
        しかし時々遠投しようとする際に、知らずにロッドを少し振りかぶりすぎて草などを釣ることがあり、それがベイトだと酷いバックラッシュになるので、短めのロッドを模索してました。(スピニングだと少しティップを弾いただけでも結構飛ぶけど、ベイトだと中々難しい・・)
        リールのベアリングチューンも効果ありそうですね。
        今年は使用するルアーウェイトの下限(大体2.2g程度)をどれだけ使用しやすくするかを目標に試行錯誤して行くと思います。