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ルアーとテンカラで楽しむ渓流釣り|木曽川水系 釣行記

テンカラ釣り渓流ベイトフィネス野外調理
この記事は約6分で読めます。

前回は、増水の冷たい川で震えながらの釣りになっちゃって、もう寒いのはこりごり。
今日はそれほど歩かなくても良いお馴染みの川へと向かいます。

電波が届くのも善し悪し|木曽川水系 ワサビ沢

※ワサビ沢というのは私が勝手に付けた名前で、木曽川水系味噌川上流の禁漁区ワサビ沢とは全く別の川です。


入渓前に木曽川本流を覗いてみると、増水していてやや白濁してますね。
セメント濁りのようなこの水色・・・上流の支流で工事をやっているせいなのかも。
ともかく本流は厳しいね。

顔まわりも足まわりも装備は万全

 
今日はそこそこ暑いからメマトイもうるさくなりそうなので、スコーロンキャップおにやんま君も装着します。メマトイにまとわりつかれると、本当に集中力が途切れちゃうんだよね。

 
前回はうっかりウェットウェーディングスタイルにして、震えながらの釣りになっちゃったけど、今日は暑いし、標高の低い場所だし大丈夫でしょ。
今日も足元は、サワークライマーRA。このシューズは本当に歩きやすいくてお気に入り。
入渓点にミツバが生えていたので、ちょっと採っていきます。

まずは渓流ベイトフィネスで様子見

 
川に降り立ちました。
今回ものんびりスタート、時間は10時、気温19℃、水温11℃。なんとかウェットウェーディングでも大丈夫そう。

ルアーでやってみます。
タックルは、ブランシエラ 3.9UL Limitedカルカッタコンクエスト BFS HG
ルアーは、サムシャッド45-SP(グリーンバック)。
一投目から、足元まで追ってくるイワナ!
しかし、食わせられず・・・


2投目、プールの真ん中辺りで食いました。だけど、さっき足元まで来たヤツより小さそう。


チビイワナでした(笑)

 
岸辺のワサビの葉を眺めつつ、釣り上ります。
この川は本当にワサビの生育に適した環境なんだな。


ルアーをAR-S 3.5g(MEBR)に変更。
この堰堤下、三月の初旬に来た時はここがすっかり埋まって浅くなり魚がいない状態だったけど、復活してるじゃん。堰堤下を掘って深くしたのかな。
ともかく、ここでアタリが!


さっきよりは大きくなったけど・・・まだチビです(笑)

その後も、プール尻に戯れているイワナが2尾見えているのでD-コンパクトに替えてみたら、ちらっと反応はするものの、食っては来ないので諦めて先に進みます。

 
そして、堰堤の上の浅場からはこんなチビアマゴの下顎のところにフッキングしちゃうし。
バーブレスのシングルフックなので刺さりは抜群。それにしても小さい(笑)


再びサムシャッド(オーロラヤマメ)に替えて。


やっと少しまともなサイズになりました。
ここら辺で一旦休憩してお昼を食べましょうか。

暑い日におすすめの、トマトつゆそうめん

 
つめかえ君で詰め替えたガス缶に、マイクロマックスU.L.と例の緑の脚を装着しまして、ポケットストーブには百均で買った固形燃料を設置。

 
採ってきたミツバをオピネルで4、5cmにカット。
トマトのヘタをくり抜いて、皮に軽く十文字の切れ目を入れておきます。

 
アルミパーソナルクッカーにお湯を沸かし、トマトを投入。10〜15秒で取り出して、川の水に浸ければ皮がするすると剥けます。
ポケットストーブの方は、3層鋼フライパンにサラダ油を引いてさつま揚げとズッキーニを炒めます。このさつま揚げは「紅ショウガ入り」に惹かれて買いました。

 
トマトは2cm角くらいにカットして、軽く塩コショウを振って火に掛けます。
トマトの水分が出てきたらさらに少し煮ます。
フライパンの方は、ズッキーニに火が通ったらミツバを投入して、軽く炒めて最後にちょっと醬油をかけて味を調えたら完成。

 
そうめんを茹でて川の水で冷やしたら出来上がり。


本日の渓流メシ
・そうめん(フレッシュトマトつゆ)
・さつま揚げとズッキーニとミツバの炒め物
・食後の紅茶

このトマトつゆそうめん、二泊三日釣行の時に調味料を忘れちゃって苦肉の策で作ってみたら想像以上にうまくて、それ以来お気に入りです。
そうめんっていうより、冷製パスタみたいな味わいですが。トマトつゆは温かいままでも良いし、灼熱の下では冷やすと一層うまいですよ。
今はまだ時期的に少し早いですが、夏に渓流で食べるそうめんは最高です!

久しぶりにテンカラ釣りを楽しもう!

さて、お腹が満たされたところで、釣り再開。
羽虫が飛んでいることだし、久しぶりにテンカラをやってみよう。今日は、フライタックルは持って来ていません。

 
竿は、NEOテンカラミノムシ33楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)。
こんな浅くて広いポイントはテンカラよりフライの方が釣りやすいんだけどね・・・

 
落ち込みの白泡の切れ目辺りを狙って、毛ばりで何回か叩くとアマゴが食ってきました。
テンカラはフライよりもダイレクトにピンポイントで狙う感じが楽しいです。
もちろんテンカラ竿でもドライフライを使って、距離を流す釣り方もできますが。


竹が倒れ込んでいるポイント、なんとか毛ばりを送り込んで魚が食ってきましたが、竹が邪魔でうまく合わせられませんでした (>_<)
釣り人が狙いにくいポイントには、ほぼ間違いなく魚がいますね。


この辺りは長いテンカラ竿だと振りにくいかな。
テンカラだけで釣り上る場合は、やはりチョウチン仕掛け(藪など障害物があるポイントにぽとんと毛ばりを落とせるように極短い仕掛け)も用意しておかないといけませんね。

 
長仕掛けでも狙えるポイントを拾いながら、毛ばりを打っていきます。
ここからもアマゴが出ました。


浅場にはあまり魚が出ていないようです。


淵の頭のやや流れが緩やかな辺りに魚はいるようです。


サイズは小さいですが、アマゴの反応は良くなってきて、ここからさらに楽しくなりそう。

これから調子が良くなりそうな時に限って・・・

なんて思っていたんですが、電話が鳴り、釣りを中断せざるを得ない用事が入ってしまいました・・・電波が通じない上の方まで行ったら水が冷たすぎるし、下の方だと電話が入ってしまい、なんだか釣りに集中できない状況が続くねぇ(苦笑)


ふと岸際を見ると、伸びたカンゾウがなぎ倒されています。
こんな高さまで増水したってこと?
この川、穏やかに見えるけど、それほどの雨量じゃなくても増水しやすいのかもね。

短時間釣行だったけど、ルアーではイワナだけ、テンカラではアマゴだけが釣れたのが不思議。
あ、それとスコーロンの帽子とおにやんま君の組み合わせはやはり威力があるようで、メマトイはそれほど気になりませんでした。
魚の活性が上がってきて後ろ髪を引かれる思いだけど、渓流でそうめん食べられたからまぁいいか、と川から上がったのでした。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんばんは
    川での電話ってのは、結構困りますね。
    とは言うものの、必要だから追ってくるわけで、致し方ありません。

    • マンボウさん、こんにちは。
      釣りをしている最中に電話の着信音が鳴ると心臓に良くありません(笑)
      まぁ釣りは遊びでやっているので、それよりも重要な案件は日々起こっているので、仕方ありませんね。
      携帯電話のない時代なら相手も諦めてくれたと思いますが、今はいつでもどこでもすぐに連絡が取れるのが当たり前の世界、便利なような不自由なような (^_^)

  2. これからの時期は、冷やし麺が最高ではないですか トマトにキュウリ 夏野菜が待ちきれません。   本流は まだ水が多いですが、支流は全然大丈夫な状態になってますね。毛鉤もテレストになってきてますし。本日も、夢中になって釣り をしていたら、7時半にもなってしまいました いい加減 怒られそうです。

    • Kさん、こんにちは。
      そうですね、梅雨が明けて本格的な夏になれば冷たい麺は最高です。
      トマトやキュウリは採れ立てを生で食べられるのがいいですよね。
      このところ、水が落ち着いてきて支流は釣りやすくなってきましたね。今日(6/14)、関東甲信は梅雨入りした そうなので、これからまた増水しそうな気もしますが・・・
      釣れている時は夢中になっちゃいますよね。特にイブニングで右肩上がりに反応良くなってきたりすると。怒られない程度にしといて下さいね(笑)

  3. そうなんですよねぇ、ボクも本流の釣りをする時の最大の問題は、携帯圏内になってしまうこと。
    山奥の最大の魅力は、携帯も含めて人との距離を最大限に広げることができることなのかも知れません。

    このトマトつゆそうめん、見た目にも爽やかで良いですよね。
    さすがBE-PALブロガー。(笑)

    • kuniさん、こんにちは。
      各携帯電話会社さんがかなり頑張っているおかげで、本流ではもれなく携帯電波圏内ですね(笑)
      源流域まで行けば圏外なんですが、普段いつでもどこでも連絡が取れる生活を送っているとそれはそれでちょっと不安を(自分自身についてではなく下界に残して来た人に何か起きていやしないかと)感じちゃうところもありますね。

      トマトつゆそうめんは本当に美味しいですよ。こちらの方が画的にBE-PAL向きだったかも(笑)

  4. ウェットスタイルに替える判断ってどこら辺ですか?
    ウェーダーでは今からすでに暑くて透湿ウェーダーでも蒸れてしまいます。
    だからといって、ウェットゲーターだと絶対に凍えます。
    (先週の水温は10℃でした。)昨年は入渓時気温20℃(当日の予想最高気温25℃)
    水温13℃でウェットスタイルにチェンジしたときは開始30分くらいは
    寒いを通り越して痛かったです。
    とはいえ、ウェットスタイルというものがあるから真夏の渓流釣りも
    快適にできるんですよね。

    • muraさん、こんにちは。
      例年私は、梅雨明けからウェットウェーディングにします。
      気温水温で明確な数値基準があるわけではありませんが、水温12℃以上ならなんとかいけるかなって感じですかね。実際には水温12℃くらいだとかなり震えてますが(笑)

      関東甲信は今日(6/14)梅雨入りしたそうですが、その前にすでに何回か真夏日になったりして、梅雨前でも気温的には完全にウェットウェーディングしかない状態でした。
      でも、水温はそれほど高くないので体が冷えちゃいます。
      早く梅雨が明けて、真夏の快適な釣りを楽しみたいです (^_^)

  5. 御用時で中断は痛いわ。釣れ時には悔しいですからね。

     ワタチの近所の川はtel圏外で入らないから安心します。が5時半までに帰宅連絡をする約束です。
     熊ちゃんがいるし、昨日も獣の臭い付けがありました。笹竹取りにいいシーズンです。ゆっくり行けばタケノコ取りの人が熊ちゃんを追い払っておいてくれちゃうから安心です。

     昨日の釣果はツヌケしましたが、敏感で見破るし緊張感があるおもしろさでした。餌釣りがやりにくい浅瀬で反応が良かったです。川が小さいからショートキャストだけど、27㎝までは釣りまちた。
     カゲロウはすでに跡形もなく、ミッヂにライズしてるようでしたね。でも使用したのは#15
    パラシュート。ペールモーニングダン風でした。
    ミッジは見えないからです。ハンピーやアントのテレストリアルも使い時になりますね。
     2匹おかずにいただきました。-カミさんのご要望でした。

    • FFfreakさん、こんにちは。
      釣れていない時ならまだしも、夕方に向けて上り調子になってきたところでの呼び出し音はキツイです。
      近所の川で圏外なんですか。それはうらやましい。こちらは携帯会社さんががんばっているせいか、ちょっと奥まった渓流域でも意外と電波が入ったりして、嬉しいんだか悲しいんだか(笑)

      ミッジにライズしている魚は手強いですね。こちらは梅雨入りしましたが、梅雨の合間に良い釣りができればなと思っています。
      梅雨明けはテレストリアルで、大物狙いたいですね (^_^)
      たまには奥さんのリクエストに応えて獲物を持ち帰ると、次回から釣りに行きやすいでしょう(笑)

  6. こんばんは。
    テンカラの振りやすい開けた渓流は今年はどこも駄目ですね、本当に放流しているのかと疑う位です、仕方なく超源流になってしまいますが、木曽川の人気はどんどん落ちるばかりのような気がしてなりません、水が多いためか瀬に出ているアマゴがテンカラでは良いようですね。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      私も木曽川水系の開けた川は魚影が薄いように感じています。
      木曽川漁協管内はとても広いので、くまなく放流するのは無理だとは思いますが、限られた予算の中で最大限放流効果が期待できるような放流をしてほしいですね。
      それでも木曽川水系は県外から訪れる釣り人が多く、それも相まって「釣れない川」が増えているような気もします・・・

      テンカラで瀬に出ているアマゴを釣るのは楽しいですね (^_^)

  7. 釣りの途中で電話あると集中出来ないですね。でも最近は鈍くさくなってきたので、僕は電波届く範囲で何とかやってます(笑)

    • Nori1022さん、こんにちは。
      メールとかラインだと内容がすぐわかるので、場合によってはこちらはすぐにリアクションしなくても大丈夫なんですが、電話って取りあえず出てみないとどのくらいの緊急性のある事案なのかわからないところがタチが悪いです(笑)
      Noriさんの場合、立場的に電話繋がらないのは許されないでしょうから、諦めて下さい。
      でも、電波圏内でガンガン釣っちゃうから、問題ないですね (^_^)

  8. 渓流もこれから本格シーズンを迎えて楽しくなりますね。
    私も釣行回数が増えてきました。
    私は海釣りは美味しい旬のもののみしますが、これからはアジに加えてキスのシーズンに入ってきます。
    海の釣り場は家から5分以内によりどりみどりありますのでちょっと忙しくなります。
    仕事なんかしてる場合じゃないのです(笑)

    • イッケンヤさん、こんにちは。
      例年なら渓流は5月はかなり良い時期のはずですが、こちらはイマイチぱっとしませんでした。
      そして、本日(6/14)こちらは梅雨入りしたそうなので、明けるまでは水量とにらめっこしながらの釣行計画になりそうです。

      私は海無し県に在住なので、海釣りはアジ、ハゼ、シロギスくらいしかやったことがありませんが、どれも美味しいしおもしろいですよね!
      家から5分で海釣りができるなんて、ほんとにうらやましいです。
      仕事はこの際もう、引退して下さい(笑)

  9. 久しぶりに書き込みします。
    渓流も盛期突入って感じですね~
    私もティムコのSCダウナー「キャップ」では無く、「ハット」のほうを購入しました。
    キャップのほうは人気があるようで売り切れていたため、こっちを購入。
    次の釣りあたりで実戦投入の予定です。

    • キジトラ1011さん、こんにちは。
      渓流、盛期なんですがこちら梅雨入りしちゃって川は増水気味だし休みと天気がなかなか合わなかったり、なかなか難しいところです。
      そうですか、スコーロンのハットを買ったんですね。
      キャップの方が人気あるんですかね。私はどちらかというとハットの方が好きです(笑)
      側面は虫からばっちり守ってくれますが、あとは補助的に「おにやんま君」なり、防虫スプレーなりを使えば快適かと思います (^_^)