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渓魚は蟻を食べている|ソラックス・フライングアント

フライタイイング勉強中
この記事は約4分で読めます。

渓流泊釣行の一日目に続き、二日目をアップすべくがんばりましたが、記事が間に合わないので先に別の記事をアップします。

年間を通して、渓流魚の主食はカゲロウ、カワゲラ、トビケラの三種を主とする川虫類。
フライもこれら三種を模したものが多いですね。
夏場になると陸生昆虫も捕食するようになり、テレストリアルと呼ばれる様々なフライに反応があるようになってくるので楽しい季節です。
そんなテレストリアルフライの中でもちょっと特別な存在のアント、つまり蟻を模したフライがあります。蟻は夏だけでなく、春〜秋まで幅広い期間活動しているので、意外と早期から釣れるパターンでもあります。

だいぶ前に、夏にキープしたイワナの胃袋の中に蟻がぎっしり詰まっていたこともありました。川によっては川虫がほとんどいないこともありますが、川の周りに蟻がいないということはまずないし、春〜秋までシーズンを問わず活動しているので、渓魚にとってはとても重要な餌だと思われます。

以前に、ハードシェルアント・パラシュートGRアント・パラシュートを紹介していますが、ロイヤルコーチマンはムネアカオオアリを模しているとも言われます。
今回は、羽アリを模したフライです。

ライズ狙いの羽アリ|ソラックスフライングアント

・フック:TMC100 #14
・スレッド:ユニスレッド8/0(黒)
・アブドメン: アントロンダブ(黒)
・ソラックス: アントロンダブ(黒)
・ハックル:コックハックル(黒)
・ウイング:パラポストウイング(白)

ソラックスとは昆虫の胸部のことで、ソラックスフライというジャンルがあります。
スタンダードフライの場合、アイのすぐ下にハックルを巻きますが、ソラックスフライの場合はそれよりも下の胸部にハックルを巻いて、下側はカットするのが基本形です。
ハックルのカット部とボディーで水平に浮くような形になります。

フラットな水面で流下してくる餌を選り好みしている魚にマッチ・ザ・ハッチで効果が高いフライです。
一方でパラシュートフライほどの浮力はないため、複雑な流れの釣り上がりには向きません。

ボディーにくびれを作り、蟻らしいスタイルに

 
シャンクの真ん中辺りからスレッドで下巻き。
アントロンダブでちょっと真ん中がぷっくりするようにダビング。
ダビングはフライライトでも良いんですが、アントロンダブの方がキラキラした素材が入っているので使ってみました。

 
もじゃもじゃした部分を少しカットして少しスッキリしたボディーにします。
ブラックのコックネックを取り付けます。

 
シャンクの真ん中、胴体のくびれ部分にハックルを3回転して巻き留めます。
上側のハックルを二つに分けるようにして、真ん中にエアロドライウイングを巻き留めます。

 
ハックルの際まで巻き戻しつつヘッドを成形します。


下側のハックルを短くカットし、ウイングのパラポストウイングも少しカット。
ヘッド部はブラックのヘッドセメントを塗って艶を出しましたが、浮力を考えると塗らない方が良いのかも。

フックサイズやウイング素材を変えて、いくつか試し巻き


ウイングをCDCにしたタイプ。こちらの方がボディーのくびれはうまくできたかな。


カーブシャンクの#18フックにエアロドライウイング(ファイン)の白を使ったタイプ。
エアロドライウイングがちょっと多すぎたかな。
それにこのサイズならボディーはスレッドのみで成形して、ハードシェルアントのようにブラックバーニッシュで固めた方が良いのかも。


#20フックにCDCウイングのタイプ。
バランス的にはこのくらいが良いのかな。これ以上小さくなると見えなくなりそうなので、#20までにしておきます。


各種巻いてみましたが、あとは実践投入して修正を繰り返していこうと思います。

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コメント

  1. 私も、前回 使いました。今回、CDCから インジケータのマテリアルに変更しました。これで釣果に影響がでるかどうかですが

    • Kさん、こんにちは。
      フライイングアント、夏はもちろんシーズンを通して威力がありますよね。
      CDCは浮力も視認性も良いですが、完全水没したあと復活させるのに時間がかかりますよね。エアロドライウイングなどの方が扱いは良いですね。
      気づけば、今年の渓流も残り僅かになってきた感がありますが、私もいろんなアントパターンを巻いて試してみたいと思っています (^_^)

  2. 年間を通してひとつのパターンしか持って行ってはならないという縛りを設けるなら、アントパターンはその上位候補に入れても良いと思うフライのひとつですね。
    ボクも色々なアリンコパターンを巻いています。(^_^)

    あとバーニッシュコーティングは、余程厚塗りにしない限り浮力を殺すことはないと感じています。
    密にスレッドを巻き重ねていても、多少は空気をはらんでいるので寧ろコーティングなしだと時間の経過により浸水してしまうのかな?
    なのでボクが巻くアリは、コーティング艶々モデルが多いです。

    • kuniさん、こんにちは。
      私は年間を通して一種類だけだとしたら、たぶんアダムスパラシュートを選ぶと思いますが、真夏にはちょっと弱いんですよね。
      3つ選べるなら、アダムスパラシュート、エルクヘアカディス、フライイングアントにしたいですけど(笑)

      バーニッシュ塗っても浮力は落ちませんか。確かにコーティングなしの方が吸水しちゃいますよね。なるほど、ありがとうございます。
      私も見た目上はコーティングしたツヤツヤタイプが好きなので、そちらも増産して実釣でいろいろ試行錯誤してみたいと思います (^_^)

  3. こんにちは
    思わず笑ってしまいます。
    じっと見ていると、蟻に見えるから不思議です。
    フライってのは実に面白いっていうか、まさにクラフトですね。

    • マンボウさん、こんにちは。
      毛ばりの中には(テンカラの毛ばりなんかは特にそうですが)、虫には見えないものもありますが、水の流れに乗せると、魚から見るとある瞬間本当に虫っぽく見えるんでしょうね。
      本物の餌よりも激しく突進してくることがあるので、不思議です。
      フライフィッシングは釣りに行けない時も、家で毛ばりを巻くという楽しみがあって、おっしゃる通りそれ自体が趣味のクラフトなのかもしれません (^_^)

  4. 前回高山釣行の時餌釣り「ミミズ」で出掛けましたが
    午後にフライ釣りをチャレンジして約1時間で1匹掛かり
    感動しました、やはり厳しい釣りでの感触は別ですね
    ドライフライでしつた。

    • 釣りお爺さん、こんにちは。
      飛騨高山ですか、あの辺りも今は暑そうですね。おつかれさまでした。
      餌釣りも楽しいですが、ドライフライの釣りはまた違った楽しみがありますよね。
      真夏のドライフライは本当に楽しいです。私も最初にドライフライでイワナを釣った時には感動しました。

      鮎の方もかなり型が良くなってきている頃でしょうか。
      猛暑が続いていますので、体調に気をつけてこれからも楽しい釣りを (^_^)

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