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続・ハイブリッドシステムチェックが表示されてしまったら|プリウス30

プリウス
この記事は約5分で読めます。

2020年の4月にプリウス30に「ハイブリッドシステムチェック」という不吉な警告が表示されました。エラー表示を消すためにOBD2スキャンツールとスマホを使ってリセットして時間稼ぎをしつつ、サードパーティー製のリビルトバッテリーを取り寄せて載せ替えたのでした。

それから問題なく乗れていましたが、約2年半経過後、走行距離にして約31,200km走ったところで再びあのピーっという音と共に「ハイブリッドシステムチェック」が表示されてしまったのです!


とにかくこのエラー表示は心臓に悪い。
そして、3万キロくらいで交換したバッテリーがダメになってしまうとは、ちょっと期待外れ。

ハイブリッドバッテリーはディーラーで交換するのがベスト

前回も経験しているので、焦らず騒がずOBD2スキャンツールをセットしてエラー表示をリセット。
これでしばらくエラー表示が出ないだろうと思ったら、リセット後走り出したらすぐにまたエラー表示。
やはり、純正バッテリーとサードパーティー製リビルト品の差か。
エラー表示が出たままだと、エンジンが掛かりっ放しになって燃費が極端に悪くなるので、早めに対応しなくては。
仕方なく2、3日はそのまま乗っていましたが、途中からエンジン停止時にガタガタと妙な振動がするようになって、うーん? ハイブリッドバッテリーとは関係ない症状も出ちゃってる?

ディーラーでハイブリッドバッテリー交換の見積もりをしてもらう

ともかく一刻も早くディーラーで診てもらって、見積もりを出してもらおう。
前回取り寄せたリビルトバッテリーが3万キロほどでダメになってしまった以上、もう一度交換するとしたら少し高くはなるけどディーラーに頼むしかない。


早速見積もりを出してもらったら、ハイブリットバッテリー自体の価格は155,100円(税込)。
それからボルテージセンサが41,800円。工賃は21,340円。
合計で218,240円。

もう一店舗で相見積もりを取ろうかと思っていたけど、工賃は良心的価格なのでここでお願いすることにしました。
担当者との話でボルテージセンサーは交換しなくても大丈夫そうだということになり、今回は省いてもらいことにしました。

プリウス30用のハイブリッドバッテリーについては、以前は新品部品とメーカー製のリビルト品と二種類ありましたが、今現在はメーカーでは一種類に統一されているようです。
新品部品としての提供は終了していて、おそらく筐体は使い回してバッテリーセルは新品を組み込んだリビルト品なんだと思います。

他にディーラー経由でサードパーティー製のリビルトバッテリーの手配もできるようだけど、価格差は5,000円ほどなので、あまりお勧めしないということでした。

ボルテージセンサーは交換せず、バッテリーのみを交換

予約を入れておいた日に来店して10時に車を預けて、例のエンジンストップ時のガタガタ音の件も確認しておいてください、と伝えて一旦帰宅。
午後3時には修理完了したということで再び来店。
エンジンストップ時のガタガタ音については、ハイブリッドバッテリーを交換したらしなくなったようです。ハイブリッドバッテリーとは関係なく何か点火系の不調なのかなと思ったけど、そういうこともないらしい。
ともかくハイブリッドバッテリーを交換してからは、実に快調に走っています。


ボルテージセンサーは交換しなかったので、修理代金合計は176,000円(税込)。
端数440円は値引きしてくれました。

前回サードパーティー製のリビルト品を取り寄せて交換してもらいましたが、その時の修理代金は116,730円(税込)。確かに今回よりは安かったんだけど3万キロでダメになってしまったということを考えるとコスパは悪いですね。
しかも、OBD2スキャンツールを使ってエラー表示キャンセルをしてもすぐまたエラーが出てしまうということは、バッテリーセルの品質もあまり良くなかったのかなと。

今回交換搭載したメーカー製のバッテリー(おそらくリビルト品)はまさか3万キロでダメになることはないと思うので、最初からディーラーでメーカー製のバッテリーに交換するのが正解だったようが気がします。

前回記事を書いてから3年ほど経過して、今も尚、日本各地でハイブリッド車の「ハイブリッドシステムチェック」表示が起こっていることでしょう。
サードパーティー製のリビルトハイブリッドバッテリーに交換した経験があるからこそ言えますが、ハイブリッドバッテリーを交換するなら、素直にディーラーに依頼することを強くお勧めします。

ところで、私のプリウスは走行距離はこの時点で156,311km。
そんなにお金をかけてまだ乗り続けるつもになの? という人も結構いるでしょう。
確かにハイブリッドバッテリーの交換費用176,000円は高額ですが、ここでこのプリウスを諦めて違う車を買うとなると、その金額ではとても間に合いません。
それに、このハイブリッドバッテリーの一件の前に、サスペンション(スプリング&ショックアブソーバー)を交換して、走りも乗り心地も絶好調なんですよね。

そんなわけで、二度目のハイブリッドバッテリー交換を終えました。
今回交換したハイブリッドバッテリーがどこまでもつのか、少なくともこのバッテリーでハイブリッドシステムチェックが表示されるまでは乗り続け、報告したいと思います。

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コメント

  1. ハイブリッド車は未知の世界なので、なんともコメントのしようがありませんが、特殊なものはディーラーに頼むのが結局はハイコスパという結果になる可能性が高いかもしれませんね。

    • kuniさん、こんばんは。
      バッテリーのリビルト品に関してはサードパーティー製のものは、やや信頼性に問題があるんだと思います。一回目は費用を抑えるためにやってみましたが、結果的には最初からディーラーに頼むのが良かったのかな、と思います。
      メーカー製のリビルトバッテリーがどのくらいもつのかについては、今後検証します。