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2025秋 諏訪湖のワカサギ釣り情報|9月上旬現在

その他の釣り
この記事は約6分で読めます。

例年9月の声を聞くと、とりあえず様子見で釣りに行ってみる諏訪湖のワカサギ釣り。
諏訪湖と言っても、天竜川への出口である水門下での釣りだということも毎年書いてますね。
9月になっても連日30℃超えの暑い日が続いていますが、さすがに朝晩はだいぶ涼しくなりました。


出かけたのは9月4日です。
8時頃水門にやってきました。水量はまぁ通常通りってとこでしょうか。
諏訪湖内は場所によっては水面が菱(ヒシ)に覆われていて、夏真っ盛りな雰囲気ですが。

暑い時期はワカサギはプランクトンしか食べない?


この時期にしては珍しく先客が二人います。
挨拶して様子を聞いてみると、
「釣れないねぇ〜」と、3匹とか5匹とかその程度しか釣れておらず、なかなか厳しい状況のよう。
今日は午後から雨予報で午前中も曇っているから調子良いかと思ったんだけど…
ともかく少し離れて隣で釣らせてもらうことに。


仕掛けはいつも通りこんな感じです。

天竜川ではお目に掛からないハゼの仲間ばかり釣れる


私はいつも通り魚道出口付近を狙ってみます。
お、微かなアタリ!


なんだ、これ?
ヨシノボリかと思ったけど、違うな。チチブでもないし、ウキゴリの稚魚かとも思ったけど、ちょっと違うなぁ。

 
見た目はほんとにハゼに近い。お腹に吸盤は無いか。


うちに帰って調べてみると、どうやらこれはジュズカケハゼ(ハゼ科ウキゴリ属)という魚ですね。
こんなの天竜川では見かけたことなし、棲息域はもっと下流部じゃないのかな? と思ってさらに調べて見ると、中禅寺湖や諏訪湖に移入されているとのことなので、諏訪湖から流れ出た個体が水門下に生息しているんでしょう。
ジュズカケハゼという名前は、体側に数珠が繋がったような模様があるから。上の写真を見ると、確かに数珠のように丸い模様が並んでますね。


その後も、ワカサギに比べると微かなアタリがあって合わせてみると5cmくらいのジュズカケハゼばかり、すでに10匹以上釣れています。その間、ワカサギのアタリは全く無し。
ジュズカケハゼは全部リリースしてたけど、こんなことならこれをキープしてから揚げにでもした方が良かったか。今まで、チチブは釣れてもジュズカケハゼなんて釣れたことなかったけどなぁ。なんだか不思議。

諦め気分で隣のおっちゃんのところに行ってみると同じような状況のようで、
「カジカばかり釣れる」(実際にはジュズカケハゼ)とのこと。二人で苦笑。ワカサギは餌(紅サシ)を付けないいわゆる空バリで釣れたんだとか。
うーん…

今日は痛恨のボウズです…が、

1時間ほどやっていましたが、今日はダメだな、これは。撤収して出直そう。
「今日は諦めて帰ります。お先に」と二人組に挨拶して、帰ることに。
春先にはマブナ釣りでボウズになり、今度はワカサギ釣りでボウズなのか。散々だな。
ここまで来たことだし、上州屋岡谷店でワカサギ仕掛けの予備を買って帰ろう。

ワカサギ仕掛けの会計の時に店員さんに、
「水門したで釣れ始めたようですね」と話しかけられたので、
「今日ちょっとやってみましたが、かなり渋い状況ですよ」と伝えると、
「今の時期はワカサギはプランクトンだけ食べているから、エサを付けても釣れないですよ。今はファイバー仕掛けじゃないと」とドヤ顔で言ってきます(笑)
ファイバー仕掛け??

確かにさっき数匹だけ釣れていた二人組も空バリで釣ったと言っていたし、エサを付けない方が釣れると言うのもまんざら嘘ではないような気がする。そういうことなら、それを確かめに行かなくては。ファイバー仕掛けも一つ追加購入して、現場へと戻りました。


これです、ファイバー仕掛け。これと同様な仕掛けあまりネットでも売っていないんだけど、
↓これが似たタイプですね。
ワカサギファイバー仕掛け楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る


ハリのチモトに夜行玉(これは普通の仕掛けでも付いているものが多いですが)、それからキラキラする糸が数本取り付けられています(黄色矢印)。
キラキラする糸って言ったって、たぶんこれただのナイロン釣り糸。
小アジ釣りに使うようなサビキ仕掛けみたいなもんですね。

ファイバー仕掛けでボウズからの逆転劇はあるのか

さっきの二人組はもう帰り支度を始めていて、もう一人自転車でやってきた釣り人が増えていました。その人も含め、上州屋でのやりとりを話すと、
「そうそう、その仕掛けで俺らも釣ったんだよ」と。空バリと言っていたけど、ファイバー仕掛けのことだったか。それなら、さっき教えてくれよ、とも思ったけどまぁそれでも数尾しか釣れないんじゃ渋い状況は変わらないか。
自転車おっちゃんもファイバー仕掛けて釣り始めたようで、時合いが良くなってワカサギが回ってきているのか、ポツポツ釣れている様子。

さて、私ももう一度チャレンジ。

 
お、今度こそ正真正銘のワカサギ!
釣れたー! 小さいけどね(笑)

渋いながらも釣れ始めたワカサギ


ファイバー仕掛けに替えて爆釣って訳にはいかないけど、それでもポツポツと釣れ始めました。この調子なら、目標20尾に設定して頑張ろう。午前中しか時間はないけど。
サイズは小さめ(体長6〜7cm)で、2年魚と言われる大きなものは1尾も釣れませんでした。

 
風が強くなって雲が広がってきました。
時折日射しが覗いたり、台風接近のせいか不安定な天気です。

 
ファイバー仕掛けに変えてもそんなに簡単には釣れませんが、もう20尾くらいにはなったかな。
途中チチブも釣れたりしましたが、ファーバー仕掛けにした途端ジュズカケハゼは釣れなくなりました。それから、時折70cmくらいはあろうかという大きな鯉の背中が見えたりして、それにスレ掛かりしてしまい仕掛けを持って行かれそうになりましたが、運良くハリが外れてほっとしました。

よし、今日はこれで帰ろう。

暑い時期はワカサギはプランクトンしか食べないというのは本当なのか。

今の時期、ワカサギはプランクトンだけを食べていてエサよりもファイバー仕掛けの方が釣れるというのは本当のようです。
今回釣れたワカサギは小さいものばかりで、時期的な問題というよりも小さいワカサギはプランクトンだけを食べているという可能性もあります。それが成長すると大きなエサを食べるようになるということかも。いずれにしても早期にはファイバー仕掛けが有効だということがわかりました。

過去ログを確かめてみると、確かに9月初めのまだ暑い時期にかなり苦戦している時もあり、そんな時にはエサよりもファイバー仕掛けを使えばもっと釣れたのかもしれません。

例えば、この時はブラックバスの稚魚しか釣れなかったけど、ファイバー仕掛けを使えばワカサギが釣れたのだろうか。とても気になる。

ところで、このファイバー針はがんばれば自作できるかも。
来シーズンはもっと暑い時期に、自作ファイバー仕掛けを試してみると面白いかも。

ワカサギの天ぷらは最高です!

 
家に帰ってきて数えてみたら、26尾でした。
天ぷらにするのにはちょうど良いサイズと量でした。ありがたや、ありがたや。


カボチャと合わせて天ぷらにしてみました。もちろん最上級です。

2025秋〜2026 諏訪湖のワカサギ予想

今年は小さめで、魚影も薄いのではないかと思います。
ただ、ワカサギは回遊魚なので、もう少し秋が深まって湖内で釣れるようになれば、時合いを外さなければそこそこ釣れるのではないでしょうか。
少し期間を空けて、今度はエサを使って釣ってみたいと思います。

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