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木曽川漁協へのお願い2026

釣りつぶやき
この記事は約9分で読めます。

3月1日に木曽川水系の渓流釣りが解禁になり、初日に解禁釣行に行き、放流とは関係ない野生のアマゴやイワナが釣れて、個人的には楽しめました。

が、その日他の里川では午前11時にアマゴの放流があり、また人だかりができていたのだと午後行き会ったお爺さんから聞いたのでした。
あれれ? 昨年は、解禁直前の成魚放流はやめたという話だったのに、早くも方針転換したの?
ともかく、そのお爺さんは放流を待ち受けていて、放流されると同時に釣り始め午後3時までずっと同じ場所で釣っていたというのだから、何十匹か釣り上げたのではないでしょうか。敢えて何匹釣れたかは訊きませんでしたが。

木曽川漁協の運営で問題だと思うこと2026

上記の前回記事にも書きましたが、現在の木曽川漁協には大きく分けて2つの問題があると思います。

  1. 情報公開および情報発信の問題
  2. 放流事業のあり方の問題

この2つは密接に関係しているわけですが。


木曽川水系のタナビラ(幅広アマゴ)。こんなアマゴが釣れると嬉しい。

放流に関する情報公開・発信に問題はないのか。

昨年も私は解禁日に釣りに行きましたが、今回とは別の沢に行き辛うじて野生アマゴを1尾だけ釣りました。その後、今回人だかりができていたという里川に行ってみると、解禁前には成魚放流が全くされていなかったという状況で、釣り人もほとんどいませんでした。
ここで、木曽川漁協のホームページを見てみようとすると…

木曽川漁協を検索すると、以前のホームページはなくなっていて、長野釣り人ナビというサイトがヒットします。
このサイトには長野県と山梨県の漁協情報が掲載されていて、長野県漁連公認とのことですがサイトについてに書かれている通り、このサイトはあくまでも「長野県で渓流釣りをしている遊漁者による個人サイト」なんですよね。
ちゃんとしたホームページがある漁協に関してはそちらへのリンクを貼ってあってるのでそれを見れば良いのですが、そうでない漁協については、このサイトに情報を載せているとのこと。
木曽川漁協は以前はあった自前のホームページを削除し、長野釣り人ナビに情報を載せてそれを公式ホームページ扱いしているという始末。
個人サイトに情報掲載して、それが漁協のホームページですって、それ自体が問題ある気がする。
まぁ、そこは別にしても、情報がとても見にくい。

今年の解禁日の前日、2月28日に私がサイトを見た時には、

対象年度 放流の内容
令和5年度放流実績 成魚 イワナ 2,900㎏・タナビラ 2,985㎏
稚魚 イワナ  0尾・タナビラ 204,000尾
対象年度 放流の内容
令和6年度放流実績 成魚 イワナ 2,660㎏・タナビラ 3,130㎏
稚魚 イワナ 4000尾・タナビラ 168,000尾
対象年度 実施日 放流の内容
令和7年度放流実績 08/02 イワナ 720 ㎏ (開田のみ8/4実施)
08/03 タナビラ 720 ㎏
09/13 イワナ成魚 600 ㎏
09/14 タナビラ成魚 600 ㎏

と書かれていて、
(注:タナビラというのは、アマゴの地方名です)

木曽川漁協のホームページには上記のように令和5年度からの放流実績が記載されていますが、大ざっぱ過ぎません?それに令和7年度については、8月と9月にしか放流していないってこと?
5年度や6年度のような稚魚放流はやめちゃったってこと?
木曽川漁協の情報発信については、いろいろと文句がありますが、それはまた改めて。

と私が書いたのを見たせいかどうかしらないけど、
令和7年度について、早速修正がされた様子。修正というか…

対象年度 放流の内容
令和7年度放流実績 成魚 イワナ 2,820㎏・タナビラ(あまご) 3,015㎏
稚魚 ヤマトイワナ 33,000尾・タナビラ(あまご) 168,000尾

何月に放流した、という記載は消され5年度、6年度と同じ大ざっぱで詳細が全くわからない数値に書き換えられました。

事前に放流予告(時期や場所)はしなくても良い(むしろしない方が良い)ですが、年度末の報告は詳細をひた隠す必要なんて全くないんですよ。
河川名を出して、この川にアマゴを何kg、イワナを何kgと公表しても何の問題もないし、河川名を出すとその川にだけ人が集まってしまうから(という言い訳をするなら)、木曽福島エリアに何kg、開田高原エリアに何kgとかでも良いんですよ。


木曽川源流部 野性のイワナが泳ぐ清冽な流れ

10万円を預け毎年賦課金を払っている組合員や、年券、日釣り券を購入した釣り人に対して、必要な情報公開はすべきです。現状はあまりに不誠実です。
木曽川漁協の管内はとても広範囲だということは承知しているし、全域に隈なく放流するのは無理だということもわかっているので、それを責めるつもりはありません。
限られた予算と人員で、できる範囲でがんばっていますよ、ということがわかるような情報公開をしてほしいと思います。

木曽川漁協のページには、
ここから===============================■ 放流情報
木曽川漁協では遊漁者の混雑発生を防止する観点から放流場所を公開しておりません。
また、コロナウィルス感染症拡大防止対策として密集を避けるため、放流日当日、養魚場に訪れることはお控えください。
ご理解のほど、宜しくお願いします。
ここまで===============================

こんなふうに、新型コロナウイルスにかこつけて太赤字でずっと掲載されてるけど、放流場所も日時も放流関係者から一部の人にリークされているのは大問題です。

昨年(2025年)、今年(2026年)の解禁放流に問題はなかったのか。

昨年の解禁後3月12日に放流情報が掲載されたようです。

木曽川漁協:解禁と放流のお知らせ – 長野釣り人ナビ

↑こちらをぜひ見ていただきたいですが、

放流日 対象魚種 放流量(場所)
2025年2月22日 いわな 680kg
2025年3月02日 たなびら 720kg
2025年3月08日 いわな 60kg
2025年3月13日 にじます 80kg(読書)

昨年は、アマゴをなぜか解禁日翌日に放流するというトリッキーなことをやっていますね。
そして、放流情報の公開に対して4件のコメントが寄せられています。それを見ると言い方はそれぞれですが、皆さんやはり「もっと公平に情報公開してほしい」ということを言っています。
そして、コメントに対してサイト管理者が漁協に情報共有して、漁協からの回答を掲載しています。

放流の日程を公開したことに伴い、若干のトラブルが発生いたしました。
具体的には、一部のグループが放流の輸送車に同行し、放流後すぐに釣りを
開始する事例が見受けられました。

一部抜粋ですが、昨年は放流日程を事前に公開したの? だから初日は里川にほとんど釣り人がいなかったってこと?
それを知らずに解禁日に釣りに来た釣り人は散々な目に遭い、山梨からわざわざやって来たという80過ぎのお爺さんの悲しそうな顔が忘れられません。
事前に放流情報公開したのなら、解禁2日目に放流したのはなぜ?
初日は人が多いから2日目にしたってこと?
2日目に放流するって言ったら、みんな初日に行かずに2日目にいくでしょうよ。そして、そんな情報流したら、そりゃ放流輸送車を追走する人だっているでしょうよ。

で、今年はどうかというと、 解禁当日の午前11時なんて釣り人だらけの時間帯に放流。そりゃ次の放流場所まで追いかけて行くでしょうよ。なんでそんなアホみたいなことするの?

今年には関しては、解禁後に以下のように掲載されました。

ここから===============================
追記:解禁にあたり以下放流を実施いたしましたのでご連絡をいたします。

魚種 放流量
タナビラ(アマゴ) 720㎏
イワナ 720㎏

ここまで===============================

これが解禁日に出会ったお爺さん情報によると、2月28日にイワナが放流されて、3月1日の午前中にアマゴが放流されたとのこと。
そして、問題なのはそのお爺さんはその川に2月28日にイワナが放流されて、3月1日の11時頃にアマゴが放流されるという情報を知っていたこと。
今回出会ったお爺さんに限らず、何年か前の解禁日には「俺は秘密の放流地図を持っているから」自慢げに見せてきたお爺さんもいました。


この漁協の看板、管内各河川の入川しやすそうな場所で頻繁に見かけますが、
「この河川には、魚族増殖を図るために魚苗が放流されております。遊漁承認証を受けて入川してください。」
と書かれています。
本当に、魚族増殖を図るためにやってるんですよね?(苦笑)

放流事業と情報交換&発信のあるべき姿

長々と事実関係を整理しましたが、放流とその情報公開に関しては私が良いと思う方法は以下の通りです。

解禁に合わせて放流するのであれば、解禁1〜2週間くらい前(もっと前でもいいけど)に日時場所を明かさず、放流する。この時点では情報公開しない。
解禁後の放流についても、日時場所を明かさず適宜行う。
放流関係者は一切の他言を禁止し、自分が放流担当した河川での釣りも禁止。
違反があれば、以降放流事業に携わることを禁止。
その年度の終わりに、放流実績はできるだけ詳細を公開する。

放流関係者については、厳しく書いていますが、放流関係者が放流情報をリークするのが不公平さを招いている根源なので、そのくらいやらないといけないと思います。

それから、事業の情報公開を含めた情報発信については以下のように思います。

漁協は個人のサイトに頼るのではなく、以前のようにちゃんとした公式ホームページを(作って、自ら責任ある情報発信をするべき。

ホームページを作成したり更新したりできる人材が組合職員にいないのであれば、もちろん外部発注で良いのですが、友達感覚で「お宅のサイトに載せてくれない?」みたいに頼むようなことじゃないです(料金を払っている払っていないにかかわらず)。

また、木曽川漁協公認釣り人NLさんというユーチューバーさんが、木曽川漁協タイムズと称して動画で情報発信をしているようですが、これも木曽川漁協自身の情報発信ではないです。
そもそも「木曽川漁協公認釣り人」って何? 組合員や釣り券買って釣りしている人は、みんな木曽川漁協公認でしょ?(笑)
漁協ホームページにしても動画にしても、漁協から依頼してやっているのかそれとも発信者の方から持ちかけてやっているのかわかりませんが、個人サイトや個人チャンネルの中に漁協公式があるのはどうなんでしょう?
発信者はあくまでもそのサイトやチャンネルの管理者個人なので、良くも悪くも個人の考え方が反映されてしまうので、漁協の情報発信源としては好ましくないです。

放流事業を見ても、情報発信を見ても、なんか一部の人が漁協を私物化してない?って思っちゃうんですよね。
川は国民(都道府県民)の共有財産だし、その川を独占管理している漁協は全ての人に公平な運営をしなければならない。それが当たり前で大切なことだと思います。

木曽の川を愛する釣り人の願い


夏でも真っ黒なイワナが潜む苔むす岩の流れ

前回記事に、御年85歳の師匠がコメントを寄せてくれました。

昔は魚がたくさんいた木曽の川があまり釣れなくなってしまい、一部の人が川を私物化している現状に嘆かれています。
木曽に古くから住んでいる方々も、昔はもっと釣れたのに、と口を揃えて言います。
私が木曽で釣りを始めてから12年ほどになりますが、その12年前と比べても魚は減ってしまったように思います。
これは漁協だけの問題ではなく、釣り人側の問題もあるでしょう。

それと、今回の件とは別に、以前ド派手アマゴの件を書きました。

昨年何かで、木曽川漁協はド派手アマゴの放流をやめるという内容のニュースを見たので、それについては、少し良い方向へ動き出したのかなと思います。


木曽川水系野性のヤマトイワナ

いろんな問題があると思いますが、逞しくてきれいな魚がたくさん泳いでいる川を次世代に引き継ぎたい。それが私のただ一つの願いです。

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