少し前に、源流方面に釣りに行った際にプリウスのリアバンパーをガードレールにぶつけて壊してしまった件を書きました。
リアバンパーの交換方法|プリウス30
「自分で交換してみた」なんて言ってるけど、経費を削減するために自分でやらざるを得なかったというのが正解(苦笑)
まずはバンパーの手配。ヤフオクやメルカリに、バンパーの中古品が出ているけど、1万円以下のものは大きな傷や凹みがあって再塗装が必要なレベル。2万円くらいするものでも、深い傷がかなりある。そうなると、新品を発注? いやいや、新品だと8万以上もしちゃうよ。
うーむ、とヤフオクを見ていたらリビルト品(再塗装品)が3万円ちょっとで売られているじゃない。これにしよう。取付は自分でやればいいしね。
発注時点ではトヨタ3R3(プリウス30のレッドマイカメタリック)の在庫がなく、即塗装に取りかかるとの連絡があって、遅くなるのかと思ったら連絡があった日の翌日には発送できるとのこと。
そんなに急いで大丈夫? と逆に心配になってしまいましたが、本当に翌々日には福山通運の営業所に届いたのです。
大きな荷物なので、法人以外は営業所止めになるというシステム。たまたま、うちの近くに福山通運の営業所があるので全く問題ありません。

引き取りに行って来ました。箱のデカさが半端ないです。
大きさの割に軽いので、1人で持てますが。
さて、交換用のリアバンパーが届いたところで、早速作業開始。
1. プリウス30 リアバンパーの外し方
ビス2本とクリップ4本を外す

フロントバンパーは何回も取り外していますが、リアバンパーを取り外すのは初めて。
と言っても、あの忌まわしき事故の時に、車屋さんで一度交換はしてるんですけどね。

リアゲートを開けて、写真1枚目黄色矢印2箇所のビスをプラスドライバーで外します。

バンパー下側を覗き込んで、タイヤ後ろ側にあるクリップ(写真1枚目黄色矢印)をマイナスドライバーで外します。
左右に一つずつあります。

バンパー後ろ側から下を覗き込むと、あと2つクリップがあるので(黄色矢印)それも同様に外します。

タイヤ後ろ型にあるビスをボックスレンチを使って外します。サイズは10mmです。
このビスにはドライバーでも回せるようにプラス刻みがありますが、ボックスレンチの方が確実です。これも左右1本ずつあります。

ここまでで、ビスが4本、クリップも4本です。これだけ外せば、あとは爪を外していくだけでリアバンパーは外せます。
左右に爪の嵌合を外す

これは右側のタイヤハウスの後ろ側です。写真1枚目、黄色矢印の2箇所が嵌合しているので、手前に引っ張るようにして外します。下側の矢印は、ビス留めされていた箇所です。
写真2枚目はその下になりますが、黄色矢印の所が爪に嵌まっていて、ここも手前に引っ張るようにして外します。左も同様ですね。

サイドはリテーナーというバンパー取り付け部品の爪に嵌まっているので、隙間に手を入れて少し持ち上げるようにして慎重に外していきます。
左右が外れたら、最後に後ろ側上部です。上部も何ヶ所か爪に嵌まっているので、少し持ち上げるようにしながら外します。ここがなかなか外れにくいと思います。
今回はバンパーが既に壊れているので気にしませんが、再装着する場合は、2人がかりで慎重に外していった方が良いと思います。
上部の4箇所の爪を慎重に外す

爪があるのはこの4箇所です。
上に持ち上げるようにして外せば良いのですが、かなりしっかり嵌合していて1人で外そうとすると結構大変です。私の場合は、バンパーがすでに壊れているので力で引っ張ってバキッと外しましたが…

左右のライト下にもあるリテーナーという部品の、左側を割ってしまいました(涙)
これはいけない。
ここで一旦作業中断して、リテーナーを発注しなくては。

バンパーを外した状態。この4箇所に爪があります。
一番左の矢印のところに本来なら右側を同じ白いパーツ(リテーナー)があるはずなんですが、それを壊してしました。

バンパーが外れた状態。
リテーナーを壊さなかったら、あとは逆の手順で新しいバンパーを取り付けるだけです。
リテーナーを発注して、とりあえず外したバンパーをもう一度装着しておきます。リテーナーが届くまでプリウスに乗る必要があるし。
さて、数日後、自動車パーツ屋さんから入荷したとの電話。
引き取りに行って作業再開です。もう一度バンパーを外しました。

ただ単にリアバンパーを交換するだけの場合は、次の「2」は飛ばして、「3」に進んでください。
2. プリウス30 リアライトユニットの外し方

写真1枚目の左は割れたリテーナー、右側が新品のリテーナー。
写真2枚目、左ライト下に割れたリテーナーの残りが嵌まっているんですが、これを交換するのは結構厄介じゃない? うーん、ライトユニットを外さないといけないな。

バンパーを外した車体側がかなり埃だらけなので、エアーで吹き飛ばしたり雑巾で拭いたり、可能な範囲で綺麗にします。
ラゲッジルームのフロアパネルとトリムを外す

リアゲートを開けて、ラゲッジルームのフロアーパネルなどを外していきます。

ランプだけなら、ラゲッジルームトリムにある小窓を開けて交換できるようになっているんですが、ライトユニットごとに交換となると無理です。トリムを剥がすしかないか。

ラゲッジルーム後端にあるこのフックキーパーのようなやつも10mmレンチで外します。

開口部にぐるっと付いているゴム(ウェザーストリップ)の左側をある程度剥がします。
写真2枚目のパーツを手前にこじるようにして外します。

外して裏返したところ。
爪は黄色矢印のところ6箇所にあります。

トノカバーを外し、写真2枚目の位置にトリム剥がしを差し込んでロックパーツを外します。

こんな感じの大きいパーツでロックされています。
写真2枚目ラゲッジルーム前方のフックキーパーも外します。これはラゲッジルーム後端にあったものと同じです。
ここまで外せばラゲッジルームの左側トリムをある程度剥がすことができます。

こんなタイプのトリム剥がしがあると外しやすい。
トリム後端からトリム剥がしを差し込んで、白いクリップ2つを外します。
電源コネクター、固定ナット、クリップを外す

先にライトユニットから電源コネクタを外しておきます。
おれは例の小窓からできます。写真2枚目黄色矢印の所を押しながら引っ張ると外れます。

トリム後端から手を入れて、ライトユニット裏側のナット2つを10mmスパナで緩めて外します。
あと二箇所、クリップで留まっています。

これは外した後のライトユニット裏側ですが、黄色丸印2つは上記ナット固定されていた場所。
そして、青丸印の位置にクリップが2つ。
下側は、目視できる位置なのでクリップをラジオペンチでハサミながら押し込むことができますが、上側は目視できない位置なので手探りで作業…が、これが最高レベルに難しい。

クリップ形状はこんな感じで、黄色矢印をラジオペンチなどで挟んで押し込むと外れます。
上記さいた通り、目視できる下のクリップは良いのですが、上側のクリップは難易度MAX。
コレ結局、ラゲッジルームの左側トリムを全部外さないと無理じゃない?
ブログには書いていませんが、実はリアサスペンションを交換した時にこのトリムは一度取り外した経験があるんです。仕方ないやってみよう。

ハイブリッドバッテリーの上のパネル類を外して。リアシートも外して…
と思ったんだけど、なぜか左側のロックピンが外れず…この日のうちに交換終了したかったので、ちょっと焦ります。うーむ、時間がないな、もう一度手探り作戦でやってみるか。

トリム上部をさらに奥の方まで外し、開口部をできるだけ大きくします。
リアライトユニットの周りを養生テープで保護。
邪魔なケーブルをどかして作業領域を広くする

結局トリムを完全に外すのは諦めて、トリム後端から手を入れて手探りでなんとか外す方法で。
写真1枚目、電源ケーブルを束ねて固定してあるのが邪魔です。これを外そうかと思いましたが、写真2枚目、同様に縦方向に固定してある部分を外すことにしました。黄色矢印のクリップが簡単に外れないので、赤矢印のところの固定テープを切開して外すことに。

こんな風に固定を解除。これで、作業スペースがかなり広くなりました。
ここからなんとか手探りで作業。前述の通り、上側の固定クリップをラジオペンチで摘まんで奥へ押し込む。これ、相当難易度高い。

クリップが押し込めたら、上下赤矢印のところに手を掛けて、黄色矢印方向(車体後部方向)へ水平に引っ張ると、ライトユニットが外れます。
間違って手前方向に力を入れると、クリップもしくはライトユニット本体側が割れます。

写真1枚目、ライトユニットが外れた車体側。
写真2枚目、外したライトユニットの裏側。
それぞれ、黄色丸印、青色丸印が対応します(写真をクリックして拡大して見て下さい)。

先ほど後方へ水平に動かして、と言った部分にあるクリップ。
写真2枚目はライトユニット側のクリップ嵌合部。
リテーナーを付け替えて、ライトユニットを装着

ライトユニット下端にある白いパーツが割れたリテーナーです。
これは爪に嵌まっているだけなので、細いマイナスドライバーで写真2枚目の部分を少しこじると外せます。

写真1枚目左側が割れた古いリテーナー。右側が取り寄せた新品パーツです。
写真2枚目の向きで少し力を入れて差し込むと、カチっと嵌まります。

新しいリテーナーが装着できたら、クリップ位置、ボルト位置を合わせて外した時と逆向きに
ライトユニットを水平に押し込みます。
カチッと嵌まるはずです。

ライトユニット裏側のナット2つを取り付けて締めます。
写真2枚目、青矢印のところは再び絶縁テープで固定。黄色矢印の電源コネクターを嵌めるのを忘れずに。
3. プリウス30 リアバンパーの取り付け方

ライトユニット周りの養生テープは剥がし、今度はバンパーを取り付けるための養生をします。
左右のリテーナー(白いパーツ)周り、バンパーを装着する時に当たりそうな部分に養生テープを貼ります。

新しいバンパーを取り出し車の後方に取り付ける向きにセッティング。
ブルーシートと梱包材を敷いた上に傷つけないように置きます。

写真1枚目、取り外したバンパーですが、この部分も割れてましたね。
新しいものはもちろん割れもなく、この部分まで塗装されてます。
バンパーを取り付ける時は、2人いればもちろん楽ですが、意外と1人でも問題ないです。
真ん中辺りを持ってゆっくり持ち上げて、交換したライトユニット下のリテーナーに載せるようすればうまくいきます。

左右のビスを締め付けると、自然とちゃんとした位置に合います。

タイヤハウス後ろ側のビス穴(黄色矢印)とその上の爪をはめ込みます。
サイドリテーナーの爪にはまるようにしっかり押さえつけパチンとはめ込みます。爪が全部はまっていないことがあるので、全体を少し叩いてしっかりはめます。

左右タイヤハウス後ろのビス各1本を締め付けます。写真ではドライバーで回してますが、取り外した時と同様にボックスレンチを使った方が良いです。
バンパー下部のクリップ4つを付けたら完成。
のはずなんですが…

下側の固定ブラケット形状が合わない。
古いものは上に曲がっているけど(写真1枚目)、新しいものは下側に曲がっている(写真2枚目)。

本体側の穴(青矢印)とバンパー側の穴(黄色矢印)が一致しなきゃいけないんだけど、バンパー側の形状が違うからこれは無理。
発注する時に、リアスポイラー穴があるものと無いものの二種類があって、リアスポイラー穴が無いタイプを発注したんだけど、それと関係あるかな?
まぁ、ここがクリップ留めされていなくてもさして問題ないから、不問にしてこのままにします。

いろいろありましたが、プリウスが綺麗によみがえって良かった。
以前、事故に遭ってリアバンパーを交換した時には、車屋さんの進言で今回のようにリビルトパーツを使って交換したんですが、その時はカラーが微妙に車体と違っていました。
その時は「車体側が経年劣化で少し色が変わっちゃったからだろう」と思っていましたが、今回届いたものは車体とピッタリ一致。前回のは本当に3R3だったのか怪しいな。
プリウス30 リアバンパー交換まとめ
今回はリアライト下部のリテーナーを片側破損してしまったので、ライトユニットの取り外しにかなり苦労しましたが、リアバンパーの交換そのものは特に難しくありません。
必要な部品(価格は2026年4月現在の参考値)
- リアバンパー(リビルト品・ヤフーショッピングで入手)35,200円(税込・送料別)
- リアバンパーリテーナーLH(純正品番:52563-47010)1,380円(税別)
- クリップ(エーモンプラスティリベット3807・5個入)380円〜550円(税込・送料別)(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)
※リテーナーは、バンパーを外す時に破損してしまったので必要になりました。クリップは高確率で破損するので、事前に購入しておいた方が良いです。
必要な工具など
- スピンナハンドル(ラチェットレンチ)
- ソケット:10mm
- スパナ10mm
- プラスドライバー
- マイナスドライバー(クリップ取り外し用…小さくて先端が薄いもの)
- 軍手(バンパーやトリム剥がす時に必要)
そもそもが私自身の不注意で破損してしまったプリウス30のリアバンパーですが、修理費用を最小限に抑えてなんとか復活できて良かったです。
あ、そうだ。任意保険で車両保険に加入していれば、ある程度保険から修理費用が出るので保険会社に問い合わせしてみてくださいね。
これからは、車をバックさせる時は慎重の上にも慎重に安全確認しようと思います。
皆さんも後方確認に気をつけましょう。



























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