のんびりマブナ釣りがしたい
5月中旬、久しぶりに釣りに行けそうなお休み。やっと渓流に行ける。
と前日考えていたんですが、実は5月から職場が変わってまだ慣れないこともあってかなり疲れているんですよね。ここはゆっくり体を休めてのんびりできる釣りをした方が良いかも。
4月下旬に諏訪湖流入河川へマブナを釣りに行った時には、なんとマブナは1尾も釣れず、釣れるのはモロコばかりという厳しい状況でした。
5月になってさすがにマブナが釣れるんじゃないの?
そんな訳で、諏訪湖に向けて出発です!
諏訪湖流入河川のマブナ現況

とりあえず諏訪湖に到着。
今日はすぐに釣りを始めるんじゃなくて、ちょっと釣り人の姿を探して情報収集しよう。
ところが、湖岸を走っても釣り人が見当たりません。
それと、風が強くて湖面が波立ってますね。
しばらく湖岸を走ると、1人帰り支度をしている釣り人を発見。
近くに車を停めて、ちょっとお話してみると、何も釣れないとのこと。
フナを狙っているのか尋ねてみると、「ドンコ」を釣って遊んでいるんだとか。
ドンコ? ドンコって諏訪湖にいるのかな。
分布は、「愛知県・新潟県以西の本州、四国、九州、大韓民国巨済島」となっていて、
長野県は微妙な位置にあるので、分布しているのか否か。少なくとも私は見たことが無いです。
ドンコに似たチチブは諏訪湖にも天竜川にも棲息しているので、もしかしたらチチブのことを言っているのかも。
まぁ、いずれにしても、ドンコ(チチブ)すら釣れないとのこと。
その後、前回の川(諏訪湖流入河川の1つ)へ向かいました。

河口部。17年前にはここでたくさんマブナが釣れたけど、最近はは釣り人がいるのを見たことがない。覗き込んで見ると、水深もかなり浅くなっています。
ここに釣り座を設営するのも悪くなさそうだけど、とりあえずもっと上流も見に行かなくては。
釣り人のいない川

前回モロコしか釣れなかったポイント。
到着してみると、アオサギが魚を狙っています。車で近づいても逃げようとせず、なかなか神経図太いな。

前回モロコを釣った場所に沈んでいた木が無くなっているじゃん。
あれは本当に小魚を捕るために沈めた柴漬(ふしづけ)だったのか?

ヒシが繁った中に、鯉が浮かんで死んでるじゃん。
いや、良く見るとこれ大きなフナだ。そう、諏訪湖やその流入河川には40cmほどにもなる大きなマブナがいるんです。この前ジャンプしてたのは、もしかしてこれじゃない?
私が釣ろうとしてるのは、もっと小さな小鮒なんですが、何であれフナがいることがわかっただけでもいい。
ともかく、この川には釣り人の姿は皆無。
河川敷に許可無く構造物を設置してはいけません。

次に隣の川へやってきました。
近年はこちらの方が釣り人が多い気がしますが、多いと言ったって最近はあまり釣り人を見かけないんですよね。
そう言えば、少し前にネットニュースでとある記事が目に付きました。
諏訪湖岸に許可無く釣り用台座が設置されているのが見つかり、県は台座の撤去と原状回復を求める警告書を掲示したとのこと。
そして、撤去期限の5/11になっても撤去はされず、警告書も剥がされてしまったのだと。
どうやら、結局県が撤去することになりそうな気配。つまりは税金を投入して撤去するってことです。

この川にも、昔から台座(朽ちてしまってすでに実用に耐えませんが)がたくさん設置されていました。これも違法なんですよ。このような残骸や、まだ使用できそうなものも流入河川にはたくさん設置されたままです。
河川や河川敷の利用については、都道府県によって条例に違いがあるかもしれませんが、基本的には、迷惑行為などがなければ誰でも自由に使うことができます。
河川敷地の使用について
河川敷地は、サイクリングや散歩、川遊び等、他の河川利用者や周辺住民への迷惑とならないよう節度を守り、譲り合って利用される限りは、基本的に自由に使用していただける空間です。
ただし、河川区域・河川保全区域内で一定の行為を行うには、河川管理者の許可等が必要になります。
河川区域・河川保全区域の場所及び具体的な手続きについては、地域を所管する建設事務所にお問い合わせください。
※釣りを行う場合には、あらかじめ地元の漁業協同組合に漁業権の有無などを確認してください。
このように長野県のホームページにも記載されています。
ただ、許可が必要な行為もあります。
河川区域内における河川を管理する上で支障が生じる恐れがある行為については、河川管理者の許可が必要です。
河川の流水を使用する場合(河川法第23条)
土地を占用する場合(河川法第24条)
土石等を採取する場合(河川法第25条)
工作物の新築・改築・除却を行う場合(河川法第26条)
盛土若しくは切土その他土地の形状を変更する場合(河川法第27条)
河川保全区域内において土地の形状変更、工作物の新築または改築等を行う場合(河川法第55条)
釣りの台座は、4番目に該当します。
そもそも申請したからと言って、釣り用台座は許可が降りるとは思えませんが、ともかく勝手に設置してはいけません。
諦めの境地と諦めないおっしゃん
そんな事件のことを思い出しながら、ぷらぷらと第二河川の様子を見て歩いて車を停めた場所に戻ってくると、
目つきの鋭いおっちゃんが私の車の後ろに停車して、釣りの準備をしています。
「釣りかい?」鋭い眼光で尋ねてきたので、
「まぁそうなんですが、釣りを始める前に様子を見て歩いています。釣りですか?」と返すと
「釣りだけどよー、釣れねぇよ」とぶっきらぼうに。
「釣れないのに、釣りの準備をしてるの?」と言ってみると、おっちゃんは思わず吹き出して、
「まぁそういうことになるなー」と大笑い。
打ち解けていろいろ話すと、やっぱりここ数年フナはかなり釣りにくくなっているとのこと。どうも原因はカワウのよう。さっき川から田んぼに水を引く水路にもいたし、小さいフナを食べてしまうらしい。先述した通りここのフナは40cm級になるものもいるんだけど、カワウは30cmくらいまでのフナは飲み込んでしまうらしい。おそろしい。
それで、小さいフナはほとんど姿を消し、釣れるとなれば35cm以上の大物。数はかなり少ないとのこと。これは、大変な事態だ。諏訪湖のブラックバスが騒がれ出して、ワカサギだのフナだの全部食べれてしまうなんて言われて久しいですが、カワウの大群がやってくる前はフナは普通に釣れていました。ここ数年のフナの激減はやはりカワウが影響しているに違いない。
おっちゃんと分かれて、さらに下流に歩くと、釣り座(これは組み立て式のものね)を設営して釣りをしている人がいます。菅笠を被って、こちらも地元のおっちゃんでしょう。
すでに3時間ほど全く触りもしないとのこと。
えーっ!? マブナ釣りでそんなことある? よーく話を聞くと、4月下旬から5月初旬には跳ねたたきと言われる、マブナが遡上してきて水面にジャンプする姿が見られたらしいので、その短い期間には確かにこの辺りにマブナがいたらしい。1日4、5尾は釣れたとのこと。その後は再び釣れなくなり、このおっちゃんはほぼ毎日釣りに来ていて、昨日までボウズ3日続きなんだと。
で、今日も恐らくボウズ。マブナ釣りで5月に4日連続ボウズなんて相当深刻な状況。
話しているうちに、これは今日この辺り(第一河川も第二河川も)で釣りをしても、恐らくボウズは免れないのは明白。
菅笠おっちゃんにエールを送り、諏訪湖を離れることにしました。この際、天竜川でマブナをねらってみよう。ところで、今日も暑いな。
まだお昼を食べてないから、天竜川のどこか日陰で本流メシ?でも食べよう。
ジャングルの先の天竜川

やってきました、天竜川。川というか、河川敷がジャングルになっていて、川はこのずっと先。
ここは、昔から大淵になっていて、以前はコイやフナを釣った経験のある場所。ここなら、マブナも少しはいるだろう。

ここはは河川公園的な場所になっていて、昔は階段で河川敷に下りられるようになっていたんですよね。天竜川にもその支流にもこんな場所がたくさんあって、作った時はもっともらしい理由付けがされて施工したんだろうけど、こういうのってほぼもれなくその後は放置されどこもかしこもこの有様。
さぁ、荷物を持ってジャングルに突進!

ジャングルの先はこんな感じ。左から右にゆったり流れる大淵です。

右奥のテトラのところは良さそうなポイントなんだけど、水深20cmほどしかなくちょっと浅すぎるな。立ちウキ仕掛けで狙うからそこそこ深さがある場所が良いんだよね。

ここはちょうど良さそうな深さで、基本左から右に流れているんだけど、手前側は巻き返して逆流している。その間の、餌が集まりそうなポイント。

とりあえず釣り座を設営して、練り餌を投げ込んでおいて。
淵に流れ込む細い沢がある辺りでお昼の準備をします。夏のような暑さだから日陰がありがたい。
川辺でお好み焼きを食べよう!

生地を広げて上に豚肉の薄切りを並べます。ひっくり返す時にはコレ(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)。コンパクトな折り畳みターナーだけど、このサイズのお好み焼きならこれだけで返せます。

もう一回ひっくり返して、お好みソースとかつお節、青のりを振ったら出来上がり!
マヨネーズ忘れちゃったな。まぁいい。

というわけで、本日の本流メシ。
・お好み焼き
・メロン(スーパーでカットしたものを調達)
・食後のコーヒー
ウキを見つめる時間も悪くはない

満腹になったところで、本気で餌を打ち返し、ウキを見つめますが全然反応が無いです。

1時間ほど粘ってみましたが、ウキがピクリとも動きません(涙)
練り餌容器の縁にヒゲナガの成虫がとまって、
あぁ、今日は渓流に行くべきだったかなぁ…
うーむ、最後の手段、あの池に行くか。
少なくとも8年前にはマブナが釣れたあの野池へ。
秘密の野池には今でもマブナがいるのか

気付けばすでに夕暮れ時。
急いで立ちウキ仕掛けを用意して上針に練り餌、下針にミミズを付けて投入。
すると30秒もしないうちにウキがちょんちょん引かれ、スッと引き込まれました。
マブナ釣りはこうじゃなくちゃ!
と思って合わせますが、空振り。あれれ?
もう一度振り込むと、またすぐに派手なアタリ。そして、またしても空振り。
なんか嫌な予感がします。前回のモロコに似てない? 少なくともマブナではない。
え!? どうしてこんなの釣れるの?
とにかくミミズを小さくちぎって付けて正体を確認しよう。
何度も空振りを繰り返し、やっとのことで針掛かりしました!
おや!?

ハゼが釣れた!
最初、ほんとにマハゼが釣れたのかと思いましたが、これ何だ?

少なくともヨシノボリやチチブではないし、もちろんカジカでもない。
顔の感じはウキゴリに似ている気もするけど…
下記の4種の中ではウキゴリに近いけど、他の何かなのか。
モロコよりも口が小さくてきれいな魚
まぁいい、これがこの池にたくさんいるならもっと釣ってみよう。
それからしばらくまた、アタリはすぐ来るんだけど、空振りが続き、やっとのことで針に掛かってきたのは、

モツゴ。前回のモロコよりもさらに口が小さく、なかなか針掛かりしない。

そこからコツをつかんでモツゴをなんとかキャッチ。
さっきのハゼの仲間を釣りたいんだけど(いや、ほんとはマブナを釣りたいんだけど)釣れるのはモツゴばかり。

モツゴって、良く見ると目の周囲が紫色に輝いてきれいな魚ですね。
その後も、続けてみるけれど、釣れるのはモツゴばかり。
マブナを釣るのはとても難しくなってきている。
昔のようにマブナをお手軽に楽しむのは、とても難しくなってきているのがよくわかりました。
まさかこの野池にもマブナがいなくなっているとは。
あとは、昔から料金を払って釣りができる比較的大きな池が、近場にいくつかあるんだけど今でもフナが釣れるのかどうか。次の調査は秋口(きのこ狩りで忙しくなる前)になるかなぁ。
ともかく、いったんマブナ釣りは保留。
新しい職場での仕事に忙殺され、それを癒やそうとのんびりできそうなマブナを釣りに行ったのに、なんだかモヤモヤ。
これはやっぱり、渓流(源流)に出かけるしかないな。
そうだ、自分のメインフィールドへ戻ろう。次の休みは疲れていても、ズクを出してイワナを釣りに行くぞー!
しかし、あのウキゴリのような魚が何なのか気になる。














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