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熊の習性を知ろう|山でクマに会わない方法

おすすめアイテムつぶやき
この記事は約13分で読めます。

熊鈴の選び方の記事の時に『山でクマに会う方法』楽天で見るアマゾンで見る)という本を読んでみるとおもしろいかも、と書きました。
その直後に購入はしてあったんですが、しばらく本棚に埋まっている状態でした。
冬の間に「熊が冬眠から覚める頃までには読もう」なんて思っていたら、すっかり春になり熊も盛んに動き出す季節になっちゃった。慌てて読み始め、この前の車中泊テストの時にやっとほぼ読み終えました。

渓流釣り、山菜採り、きのこ狩りをする人におすすめの本


ツキノワグマが棲息している山に立ち入る人、里山でツキノワグマの食害被害に頭を悩ませている人、つまりツキノワグマに関わる可能性がある全ての人におすすめできる本だと思います。
『山でクマに会う方法』というタイトルですが、もちろん熊に会わないようにするため、会っても生還するために読んでためになる本です。

著者の米田一彦さんは、学生時代から野生動物が好きで熊やカモシカを追いかけて、秋田大学から秋田県庁に就職。鳥獣保護センターを経て鳥獣保護課に勤務。
仕事として熊やカモシカの生態調査をすることになる。
日夜ツキノワグマを追いかけ、捕獲した熊には発信機付きの首輪を付けて行動を追跡。時には熊出没の連絡を受けて待ち伏せしたり、マタギの熊猟に同行したり。
県庁を退職した後は、フリーのクマ研究者となって活動の場を西日本に移し、広島を中心に生態研究。
クマ追い歴40年(1996年当時。現在ではクマ追い歴60年ということになるでしょう)。1,000回以上クマに出会っている人。オソロシ。
日本有数のクマ研究家だと思います。

熊の生態がとてもよくわかる本。

第1章〜第3章・・・米田さんが熊を追い続けて出会った熊たちの記録。
淡々と書かれているので最初はちょっと読みにくくて時間がかかりましたが、読み進めると季節毎のツキノワグマの生態が良くわかって、まるで自分が生態観察をしたかのような感覚になります。

第4章・・・熊の能力について。
第5章・・・熊が人を襲うとき。
この2章が特に勉強になります。ツキノワグマがどんな動物かよくわかります。
熊の棲息域に入る人たち必読ですね。

第6章・・・絶滅に向かうクマたち。
ツキノワグマがおかれている現状、筆者の熊や自然に対する思いが伝わってきます。

この本を読み終わって、私がツキノワグマに対して今まで思っていたことがあまり外れてはいなくて安心しました。

ツキノワグマってどの辺りに棲息してるの?


この本に掲載のデータを元に作成しました。
およそこんな感じです。
真ん中の小さな黄色丸印が私の住んでいる長野県伊那市です。ツキノワグマの生息地真っ直中ですね。
ツキノワグマは子どもの頃から身近な存在だったので、日本中の山にいるような気がしてましたが、そうでもないんですね。
九州では1950年代にすでに絶滅したと考えられているし、四国では高知県と徳島県の境目、剣山周辺に辛うじて20〜30頭のみ棲息。下北半島・紀伊半島・東中国地域・西中国地域・四国山地の個体群は、絶滅のおそれのある地域個体群(環境省レッドリストとされています。
この推測頭数は1996年のものなので、それから20年経った今では数が増えているか、それとも減っているか。

上記分布図は環境省の自然環境保全基礎調査(1979,1993)をもとに作られたものですが、今現在は環境省自然環境局 生物多様性センターのサイトで自然環境保全基礎調査のデータが見られるようになっていますが、ちょっとわかりにくいんですよね(こちら)。
ともかく『動物』を選んで『ツキノワグマ』を選ぶとその分布が見られます。
ツキノワグマのデータが残っている調査年は、
第2回(1978〜1980)
第4回(1988〜1993)
第5回(1993〜1999)
第6回(1999〜2005)
これを見ると、どうも不可解な点があるんですよね。

生物多様性センターの分布図を過去4回分切り出してみます。
便宜上、ヒグマの分布も含まれています。北海道の分布は全てヒグマです。それ以外は全てツキノワグマ。


■1978〜1980年
かなり広範囲に分布してますね。九州にも分布が記されてるけど、この年代ではすでに絶滅していたんじゃないのかな?


■1988〜1993年
年度毎にメッシュの色が変わっていてわかりにくいですが、緑色のところね。
九州の分布が消えました。四国も剣山周辺のみに。
米田さんの分布図(私が作った一番上の分布図)はこれを元にしていそうですね。


■1993〜1999年
ここで一気に分布が激減! 紫色の小さい四角が点在しているところね。
うーん、これどうなんだろう?
確かに有害獣駆除で減ったのかもしれないけど、調査のメッシュを細かくして精度を上げた図になっただけではないのか、という気もする。


■1999〜2005年
今度は激増。さきほどの激減データにも疑問が残るが、こちらのデータも信憑性を疑わざるを得ない。こんなに増えるなんてことある?
調査年によって調査方法が一貫していなかったんじゃないだろうか。
一番わかりやすい四国に注目してみよう。


■四国のツキノワグマ分布1993〜1999
これは、米田さんが言っている通り高知県と徳島県の県境、剣山周辺のみに分布(赤矢印の紫色の区画)。この時点で20〜30頭のみ棲息と推定されている。絶滅寸前。


■四国のツキノワグマ分布1999〜2005年
ピンク色の部分に分布。10年ほどでこんなに分布が広がるなんてあり得る?
しかも剣山周辺を中心に分布が広がるってならまだわかるけど、飛び地状態でこんなにも広がるなんておかしいよね。
これを見ると四万十川周辺にも分布してることになるけど、1999〜2005年当時ほんとに熊の被害があったり目撃されたりしたのだろうか。

このデータは2005年までのもので、それ以降のデータがない。つまり最新のデータでも10年以上前。こういうのって継続しないと意味ないよね。
お役所の予算がカットされたためなのか、熊研究者のやる気がなくなったのかわからないけど、非常に残念。

四国でツキノワグマが絶滅寸前になってしまった原因

四国では昭和40年代に熊の皮剥ぎ(クマ剥ぎ)が問題になったそうです。クマ剥ぎとは、杉、檜、落葉松などの造林木の皮をクマが剥ぐことを言います。皮を剥がれると材価が下がり場合によっては木が枯れて、林業家にとっては死活問題。

そこで補助金を出して有害駆除に取り組んだそうです。
その金額は県庁職員の初任給が5万円だった時代に、なんと一頭につき30〜40万円。今の価値に換算すると180万円〜240万円!
これ、一頭に付きですよ。マグロ漁ですか!?
そりゃみんな血眼になって熊打つよね。この補助金の額はちょっとおかしい気がする、いくらなんでも。
ともかく、これにより四国の熊は激減。絶滅寸前まで追い込まれた。
上記の2005年のデータでは、四国の熊は絶滅状態から脱していることになるけど・・・
四国でもまだ熊は生きているのでしょうか。
Noriさん、どうでしょう? 四国で今もツキノワグマの目撃情報とかあるんでしょうか。

もっと新しいデータが記載されている書籍など見つかれば、読んで見たいと思います。

個体数は減少しているのに、被害件数は増えている?

上記地図を見てもわかる通り(年代問わず)、長野県はツキノワグマの生息地真っ直中。毎年熊の被害報道があります。うちの辺り以北の北日本の棲息域では、毎年かなりの数の駆除がされているけれど、個体数は減っているのか、それとも増えているのか?
熊の生息数の推測は、平均生息密度が1平方kmあたり1頭以下と極めて低いことなどもあって、正確に把握するのはかなり難しいらしいです。

1993年当時、数が減っているはずの中国地方なのに東北地方よりも民家の近くに頻繁に熊が出て来たそうです。家の軒下を歩くなんてのも日常茶飯事。
熊による被害もより深刻なんだとか。人身被害というよりは、果樹なんかを食べられる食害の方が多いらしいけど。

熊はなぜ人里に出てくるようになったのか。

根本的には、針葉樹の植林が進んでドングリがなる広葉樹(雑木林)が減ったこと、そしてキャンプの残飯や麓の果樹園などでで人間の食べ物の味を知ってしまったから。
本来なら山奥で暮らしていた方が熊にとっても幸せだったはず。

ツキノワグマについて最低限の知識。

今回のこの本の他に、たまたま眼科医受診の際の長い待ち時間の間に宮崎学さん『ツキノワグマ』楽天で見るアマゾンで見る)も読みました。その他にも何冊か読んでるんですが、研究者によって見解が分かれる部分もありますね。それらを取捨選択して私がこうだろうと思うことを記します。
※ヒグマは習性も生態もツキノワグマとは違うので、全く別物だと思って下さい。

ツキノワグマが活発に動く時間帯は早朝と夕方。

夏場なら午前4時〜7時、午後5時〜9時頃に活動。かんかん照りの日中や真夜中はあまり動かない。渓流魚が釣れる時間帯と重なるね(笑)
ただし、人里に出没する熊は人を避けるために夜活動することも多い。

ツキノワグマは6月前後が一番危険。

山菜採りシーズンで山に入る人が多いということに加え、ツキノワグマの繁殖期にも重なっていて熊も精神が高揚していることもある。
そして、以前にも書いた通りもっとも危険な山菜ネマガリタケのシーズンでもある。

視覚は人間並、嗅覚、聴覚は犬並。

熊は視覚は人間程度だが、聴覚と嗅覚は人間の比ではなく犬と同等に優れている。聴覚は高周波寄りが特に優れる。
普通は人間が熊の存在に気付く前に熊の方が先に人間に気付く。そして、熊の方が逃げていく。

視界の利かない濃い藪、沢の曲がり角などが危険。

上記の通り、嗅覚聴覚に優れる熊でも、背丈以上の濃い藪になるネマガリタケの林とか、ざぁざぁと激しく水が流れる沢の曲がり角などで出会い頭に遭遇すると危険。沢に生えているイラクサ、エゾニュウ、ウワバミソウも熊の好物なので注意。
至近距離でいきなり出会うと、パニックになって襲ってくる確率が高い。

熊の痕跡を見つけたら、素直に引き返す。

フンや足跡などの痕跡を見つけたらすぐに引き返すこと。夏の渓流ではエゾニュウなどを食べてベチャッとした黒いフンが落ちていたり、草が倒れ根元のかじられた植物が散らばっていたらすぐに引き返す。


熊の足跡。
こんな感じで、前足跡のすぐ前に後ろ足跡が付く。

熊鈴は笛よりも効果あり。高音、長時間共鳴タイプがおすすめ。

これは米田さんが実際に実験しているが、笛よりも熊鈴の方が熊の反応が大きかった。
そして、音が大きくて高周波(高い音)の鈴が効果が高い。
これについては、私も実験して高い音の鈴をお勧めしています(詳しくはこちら)。
笛は渓流の曲がり角など、鈴の音がかき消されるような場所では効果的。

人里に慣れている熊は山の熊と違う。

山の熊は、先に人間に気付けば逃げて行ってくれるけど、人間の存在に慣れていておいしい食べ物の虜になっている熊は簡単に逃げたりしない。
高速道路脇に出てくるような熊には、熊鈴など全く無力。

キャンプでは食料管理に気を付ける。

人間の食べ物の味とニオイを覚えた熊は、食料を狙ってくる可能性がある。
アメリカの国立公園などでは、キャンパーは食料は木にぶら下げたり専用の小屋に入れることが徹底されているらしい。残飯を土に埋めたりするのも厳禁。
私もソロキャンプの時には、ちゃんと対策を取ろうと思う。

熊は火を怖がるか。

ツキノワグマもヒグマも火を怖がらない。キャンプ場などで火を焚いても熊避け効果はない。
1970年夏、日高山脈の沢でヒグマに襲われ三人が犠牲になった福岡大学ワンゲル部員遭難事故では、学生達は焚き火をして熊を追い払おうとしたが失敗している。

万が一、ツキノワグマが襲ってきたら。

慌てず、騒がず、走って逃げない。

遠くにいるだけなら心配ないので、そっと立ち去る。
距離が近くてもまれに熊がこちらに気付いていない場合、鈴を鳴らすなどして存在に気付かせると熊の方から逃げていく。
至近距離で熊が気付いている場合、大声で叫んだり、石を投げつけたりするのはもってのほか。静かに後ずさりして離れる。
背中を見せて走って逃げるのは厳禁。熊の方が人間より速く走れる。

最後の頼みの綱。熊撃退スプレーの威力は絶大。

米田さんは1,000回以上熊に会っていて、8回襲われた経験を持っている。
いずれも重大事故には至らなかったのが幸い。
その中の一度、熊撃退スプレーを使っている。
越冬明けの熊穴に近づき過ぎてしまい、フオーッと息を荒げて向かってきたそう。
3mまで接近したところで、撃退スプレーを噴射!
見事に熊の顔を直撃。熊のスピードが少し落ちた。さらにスプレーを噴射し続ける。
熊は攻撃を止めて絞り出すようにウッオーンと叫び前足で顔をぬぐって、反転して雪を蹴散らしながら斜面を走り去った。
周囲はトウガラシのニオイが充満し、米田さんの喉、鼻、目などがしばらくはひりひりしていたらしい。自分もやられるくらい効果は絶大。
ただ、熊撃退スプレーの射程距離は5m。一発勝負なので、確実に引きつけてから顔に向けて噴射する必要がある。
そして最大の問題は、熊が巨体を揺らして突進してくる時に冷静でいられるかどうか。

死んだふりもバカにはできない。

熊は死肉も食べる。春先に熊に食べられたと思われるカモシカの骨が転がっていたりするけど、あれは熊がカモシカに襲いかかったわけじゃない。
雪崩などで死んだカモシカを熊が食べているらしい。
だから、人間が死んだふりをしても熊が食べるつもりなら効果はない。
だけど、首や内臓を守るという意味ならやってみる価値はある。
うつぶせになって、両手で頭を抱えるようにして首(頸動脈を守る)と腹を守る。背中にザックを背負っていればそれも防御になる。熊の生息地に入る場合はザックを背負っていた方が良い。この状態でも腕や足に噛みつかれるかもしれないが、死ぬよりはマシ。

その他の熊対策。

★2017.6.22追記:
A・Kさんからコメントいただいた向かってきた熊にワンタッチ傘を広げる方法
私も以前にテレビで見たことがあります。飼育されている熊にワンタッチ傘をパッと広げると必ず逃げて行きました。実際に野生の熊が襲ってきた時に試したことがある人がいるのかは不明ですが、効果はありそう。でも、こちらも前が見えなくなるので勇気が必要ですね。
熊撃退スプレーを持っていないなら杖代わりにワンタッチ傘を持ち歩くのもありかも。

patriさんからコメントで『クマ目撃情報ブログ』というサイトを教えていただきました。
全国の読者から寄せられた熊の目撃情報が県別に掲載されています。
九州の目撃情報などはっきり熊と断定されていないものもありますが、情報が新しいので参考になりますね。

ツキノワグマに襲われないために

とにかく、熊に先に気付いてもらうことが肝心です。
聴覚、嗅覚に優れるので熊鈴、携帯蚊取り線香はかなり有効でしょう。
なるべく遠くにいる段階で気付いてもらえば、熊の方から逃げていくはず。ツキノワグマは本来臆病な動物です。
そして、熊を自ら引き寄せないこと
キャンプの残飯や果樹園、養蜂場などは注意が必要ですね。

最初にも書きましたが、この本は熊の習性や生態について詳しく書かれています。
熊に1,000回以上会っているのはダテじゃない。
渓流釣りや山菜採り、きのこ狩りなどでツキノワグマの棲息域に立ち入る人は、ぜひこの本をご一読することをおすすめします。

米田さんは今もNPO法人日本ツキノワグマ研究所で熊の研究をされているようです。
サイトを見ると、最近の事故事例などは更新されているようです。
ただ、それ以外の項目は更新されていないようなのが残念ですが。

『山でクマに会う方法』は単行本の初版は1996年です。ツキノワグマに関する書籍は新しいものが少ないなぁ、と思って検索していたら、米田さんの新しい本が今年の春に刊行されていた。

もう一冊、こちらは野生動物写真家として著名な宮崎学さんの本。
駒ヶ根市在住なので、ご近所さんと言えなくもない。違う人の見地という意味でもこちらも読んで見たい本です。

私は中学生の頃から渓流釣りで沢筋を歩き、秋にはきのこ狩りで山を歩き回っていました。当時は近所でツキノワグマが捕獲されたなんてこともあったけど、特別怖いと思わずに熊鈴さえつけていなかったのに、熊には出会いませんでした。
そして、今では足繁く渓流に通い、山菜採りやきのこ狩りで山に入る日数もかなりなものになりますが、運良く一度も熊には出会っていません。
遠くの斜面に一度目撃したことがあるのと、昨年のきのこ狩りで笹藪を転がり落ちる大型哺乳類に接近遭遇したけど、あれはイノシシってことにしてあります(笑)
今後も遠目に見かけるくらいであって欲しい。

あ、最後に一つ。
檜の森釣行で川に熊鈴を奉納してしまったので、新たな熊鈴を入手しました。
ついに最強の熊鈴 ガーディアンが届きました。
・・・つづく。
>>続きはこちら

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コメント

  1. こんばんは。
    熊怖いですね~。
    今迄山で熊に遭った事はありませんが、今後も遭いたくないですね。
    何とか早く見つけてくれと思いながら遡行しているんですが、今の所は上手く行ってます。

    • マンボウさん、こんばんは。
      ツキノワグマに出会い頭に遭遇することを考えると怖いですね。
      あんなのに逆上されたら、こちらも正気じゃいられなくなりそうです。
      マンボウさんの装備、大音量ミュージックプレーヤーも熊避けに一役買っていると思います。
      お互いに、今後も行き会いたくない山の主ですね(^_^)

  2. ボクのイワナのホームリバーも、ばっちりツキノワグマの生息域に入っています。
    やっぱり最低限の熊鈴くらいは装備しておいたほうが良さそうですね。(実際にひとつはぶら下げてます)
    一番良いのは、「出会わない」ことなのでしょうけど。

    • kuniさん、こんばんは。
      そうですか、kuniさんの川もツキノワグマの棲息域ですか。
      中学生くらいの時には、きのこ狩りに山へ行く時も鈴を付けたりしなかったんですが、今は必ず熊鈴を鳴らして歩くようにしています。必ずと言っておきながら、忘れて行っちゃうこともあるんですが(笑)
      山では遠くにいるうちに熊に気付いてもらうことが、一番大切だと思います(^_^)

  3. 熊には3回合ってます、今思うと身震いしますね若かったので
    怖さが無かった、各地で被害も出てますね
    此れからは注意します。と行っても相手次第で
    おっしゃる通リ熊の縄張りに入らない事でしょう、奥は危険ですね、

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      熊に3回も会っているんですか!? 大事には至らなかったようで、何よりです。
      私は会ったことないんですが、もし遭遇したらしばらく夢でうなされるかも(笑)
      熊の被害は年々増えているように思います。
      山で生活する熊に、出会い頭に遭遇しないようにするのが大事ですね。人里に出てくる熊は人に慣れているので、別の怖さがありますが。

  4. おはようございます。
    そう滅多に襲われるものではないと分っていても嫌ですね、100キロ以上のクマだとどうしようもないでしょう、スプレーが良いようですがとっさの時に使えるかどうかが問題ですね、とにかくこちらの存在を気付かせる方法が大事でしょうね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      そうですね、きっと熊に襲われる確率は交通事故に遭う確率より低いと思います。
      でも、いつ襲われるかわからないという状態が結構怖いんですよね。
      体重100キロ以上の熊が向かってきたら、体が固まっちゃうかもしれませんね。
      熊撃退スプレーの威力は甚大なようですが、いざという時にそれをちゃんと使える人はそうはいないと思います。
      やはりそういう事態にならないように気を配る方が良さそうです(^_^)

  5. 以前、テレビで釣り人が襲われた動画がでてましたが衝撃的でした。自宅近くにも出たことがあるので怖いですね。

    • Kさん、こんばんは。
      釣り人がツキノワグマに襲われている動画ですか!? それは衝撃映像ですね。
      私がそんなの見たらトラウマになって、しばらく渓流釣りに出かけられないかもしれません(>_<) 木曽から塩尻にかけて、毎年熊被害が報道されますね。木曽の熊は割と人里近くに出てくるのでしょうか。怖いですね。

  6. しかし絶対会いたくない相手ですね。
    鈴やベルが有っての事故も聴きますし???
    爆竹がいるか~^^;

    • 幻の渓流師さん、こんばんは。
      私は今のところ幸運にも熊に接近遭遇はしていませんが、渓流釣り、山菜採り、きのこ狩りとかなりの頻度で熊の縄張りに入り込んでいるので、心構えだけはしておこうと思っています。
      熊鈴は山奥に棲んでいるクマには一定の効果があると思いますが、人里に出てくる熊は車の音なんかにも慣れているくらいので、熊鈴程度では無力でしょうね。
      備えはあるに越したことはないですね(^_^)

  7. 熊さんには幸い会ったことがありませんが、生息域で釣りしてますので常に意識はしてますね。でも、自転車を使うようになってから特に鹿に会うことが増えました。音がしないのに速度がでるからでしょうね。
    ツキノワグマでも去年のネマガリタケ取りの人が襲われたのは強烈に印象深いです。
    北海道の三毛別羆事件wikiで読んだ時はヒグマとの違いはあれ戦慄を覚えました。

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      我々渓流釣り師は、ツキノワグマの行動圏内で釣りを楽しませてもらってますよね。
      MTB活躍してますね。そうですか、鹿に出会うことが多くなりましたか。だけど、熊には早めに気付いてもらいたいですよね(^_^)
      ネマガリタケ採りはほんとに危ないと思います。背丈ほどの笹が視界を遮る上に、ガザガザ音で聴覚も遮られちゃうので。
      ヒグマはツキノワグマよりも怖さが数段上ですよね。ほんとに震えます(>_<)

  8. こちらは徳島県との境の標高の高い剣山という所に生息していたはずです。
    自分の近所にはいないということになってますね、月の輪なら出会ってもなんとか死なない自信はあるのですが(笑)
    僕はマムシが嫌でたまりません。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      やはり四国ではツキノワグマは剣山周辺にしかいないんですね。
      環境省の1999〜2005年のデータはどうも怪しいですね。
      私は剣道やってた経験があるので、木刀さえあればツキノワグマと戦える気がします。まぁ、あっけなくやられちゃうと思いますが、実際は(笑)
      ヘビは毒さえなければ平気ですが、マムシとかハブは怖いです。ついでにスズメバチも。毒には勝てません(>_<)

  9. はじめまして、最近お邪魔するようになりました。

    私も熊に1回遭遇しました。

    家族でクワガタ採りで、暗くなってから山にに入った時でした(子供のころから通った場所)。なぜか嫌な感じがしたので立ち止まって、懐中電灯で辺りを探った途端に威嚇されました。

    子供たちが大騒ぎしたので、即座にダメだと思いつつも威嚇とは反対へ走らせ、しんがりで覚悟しました。

    幸い追われませんでしたが車に戻ることも出来ず、山を泣く泣く降りた、今となっては笑って話せる苦い思い出です。

    • matsu855さん、はじめまして。
      ブログを読んでいただきありがとうございます。
      そうですか、遭遇してるんですね!
      夕方や早朝は危ないですね。しかも威嚇されたとなると、体が凍りつきそうです。
      危機一髪でしたね。襲われなくて何よりでした(^_^)
      ブログ拝見しました。私もリバースは、はまって観てましたよ。
      「蕎麦のハチミツ」は鳥肌ものでした。
      最高におもしろかったのに、今日で終わってしまい楽しみがなくなってしまいました(T_T)

  10. こんにちは。A・Kです。

    渓流釣りをやっていて、最も恐ろしいものTOP3(同順位)は・・・


    スズメバチ

    ・・・ではないでしょうか。

    釣り竿なんて、避雷針そのものです(汗)

    雨天時は良い釣果が望めますが、一方で落雷のリスクもあります。

    なので、私の場合、「晴天釣行」が多いです。渓流釣り師らしからぬ生態です(笑)

    スズメバチは・・・刺されたときのことよりも、あの風体で、私はドン引きです(汗)

    怖いって(半分笑)

    熊。

    目下のところ、私の「最大の恐怖」です。

    5年前、県庁の目の前の裾花川に出現し、長野駅に侵入するという「大事件」がありました。

    県庁職員が列をなして登庁する脇を、堂々と闊歩していたとのことですが、実は、当時の私の通勤路でもあり、背筋が寒くなった記憶があります。
    ※「早朝のJR長野駅ホームにクマ 県庁近くでも目撃」で検索してみてください。

    私の地元・上伊那でも、特に中央アルプス側の小沢川と小黒川周辺は、10年前くらいから広域農道周辺を中心に目撃情報がありますが、まさに「信じられない」状況です。

    実は私も3年前、太田切川の下流域(JR飯田線に近いところ。県看護大学の対岸)で、初夏早暁(3時半ころ)に、小さめのクマが道路を横切る姿を見かけてしまいました。その日は念のため、釣行を中止しています(絶好の日和だったのですが・・・)。

    それ以来、熊鈴と熊撃スプレーと、もう一つ・・・を常に携帯していますが、「恐怖感」はぬぐえません。私が各河川の下流域のみを釣行する大きな理由の一つでもあります。

    私も、クマの生態に関しては、今回貴殿が紹介した本以外にも、複数の本を読み、山菜狩りを趣味とする方たちの生の声を聴いたりしていますが、私の頭の中には、常に、ある方の言葉が響きまくっています。

    「自然を、野生を、なめてはいけない」

    ・・・

    ちなみに、私が常時携行している「もう一つ」とは・・・

    「ワンタッチ開閉式折畳傘」

    ・・・です。

    「なんじゃ、そりゃ!!!」

    ですよね(笑)

    実は、10年前のある番組で、「熊撃退法」が紹介されていたのですが、「100発100中」として紹介されていたのが

    「熊の目前でレジャーシートを一気に広げる」

    だったんです。

    熊は、自分より大きなものが急に目前に現れると、とてつもない恐怖感を覚えるらしく、く加えて音が大きいと、まさに「一目散に逃げる」と。

    映像も紹介されましたが、飼育中のクマばかりとはいえ、まさに「100発100中」でした。

    代替案として、ワンタッチ傘も紹介されていました。

    ・・・

    正に「百発百中、一目散」(笑)

    この情報、ネットで検索してもなかなか出てきません。わずかにヤフー知恵袋で引っかかりましたので、興味があればご確認ください。「クマに遭遇した時の対処法 知恵袋」で、出てくると思います。

    現在の私のホームリバー・犀川も、中流域は、まさに

    「熊が出そう」

    です(苦笑)

    国道19号線があろうと、住宅があろうと、関係ありませんので・・・

    たまに、怖い時があります。

    というわけでした。参考にしてください。

    追伸)
    本日の犀川は、釣行4時間で48cm2本でした(いずれもニジマス)。

    実は、苦戦が続いています・・・

    • A・Kさん、こんばんは。
      私も基本的には天気の良い日にしか釣りに行きません。それでも、源流部で泊まると雷も怖いですね。
      私はこの3つの中だとスズメバチが一番怖いです。中学生の頃一度刺されているので、二度目はアナフィラキシーショックにならないかとビビっています。
      長野駅に熊!? 怖いですねー。人里(街)に出てくる熊は、人を恐れていないので山で出会う熊とは比較にならないほど危険ですよね
      ワンタッチ傘の件、いつだかテレビで見た記憶があります。確かに効果がありそうですね。杖代わりに持ち歩くのも良いかもしれません。
      本流4時間で48cm2本なら、苦戦どころか好釣に思えますが、少し雨が降って欲しいですね(^_^)

  11. こんばんは
    麦酒川の取水堰堤から少し上の林道脇に宮崎さんのロボットカメラが有ったのご存知ですか?、今も宮崎さんの連絡先が書いた看板がぶる下がっていますよね。
    ということはあそこら界隈をクマさんが徘徊してるって事かなとw

    • Fumi Aさん、こんにちは。
      あそこに宮崎さんのロボットカメラありますね。
      あの洞をちょっとのぞき込んだりしたので、もしかしたら私も写り込んじゃったかも(笑)
      宮崎さんがカメラを設置しているということは、熊がやってくる場所ってことでしょうね。確かにあの辺りは熊が出てきそうな雰囲気がありますよね。

  12. おはようございます
    リコプテラさんも会ったことがないのですね!
    御座松キャンプ場には去年の7月に付近での目撃情報看板があちこちに掲示されてました!
    木曽にもいますよ!看板を見た気がしますし王滝川系では目撃情報多数です。
    多分会わないだけで結構な頭数はいると思ってます。
    愛知でも猿投山や稲武近辺にはいますし、長野岐阜は熊さんの王国ですね~

    クマ出没情報ブログさんには九州四国にも情報が出ていました、たまにチェックすると生息域や危ない場所を知ることができます!
    天竜在住ならチェック必須です!

    • patriさん、こんにちは。
      私は熊の縄張りには結構入り込んでいると思いますが、運良く今まで一度も出会っていません。遠くの斜面にいるのは見たことがあります。
      やはり、熊に先に気付いてもらうのが一番かなと思います。
      キャンプ場はかなり危険だと思っています。特に残飯処理をしっかりしていないようなところは。そういうところに出てくる熊はあまり人を恐れていないと思われます。
      「クマ出没情報ブログ」の情報ありがとうございます。こんなサイトがあったんですね。
      6月8日伊那市内で目撃情報ありました(汗)
      ブログ本文にも追記しておきます(^_^)

      • 見たことはやはりあるのですね~
        キャンプ場の残飯は最近は見たことがありません、がご飯粒とかは未だによく聞きますね。
        それでもゴミ持ち帰りが浸透してきているのだと思います。
        自分は袋を2重に密封して50m離れたところに置いておいて翌朝回収しました。
        置きに行く時が一番危なく怖いかもですが(^_^;)

        ワンタッチ傘は効果ありそうですが釣りに持って歩くのはきついですね~
        レジャーシートを広げる練習しておきますw

        • patriさん、こんにちは。
          キャンプをする人たちのマナーが向上してるのはうれしいですね。
          ワンタッチ傘、確かに渓流釣りの時は難しいですね。
          きのこ狩りの時は杖代わりに持ち歩くのも悪くなさそうですが。
          レジャーシートですか(笑)
          ともかく、出会わないようにすることが一番ですよね。