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熱いとウマイけど冷めるとマズイ|ワカサギの山椒醤油焼

ワカサギ料理
この記事は約3分で読めます。

ワカサギを使っていろんな料理を作ってきましたが、シンプルに焼くってのはどうなの。
以前に燻製にしてみたことはあるんですよ。魚が小さいだけに、仕上がりは柔らかくて小さい煮干しのような見た目になっちゃいましたが、味は良かったです。

ずっと前の話ですが、山合いの道の駅で食べたアマゴの山椒醤油焼きというのが抜群にうまかったんですよね。
なんかあれがワカサギにも合いそうな気がする。

熱々を食べよう!ワカサギの山椒醤油焼き

  • ワカサギ…15匹
  • 醤油…大さじ1
  • 粉山椒…適量

 
ワカサギは塩水で洗います。
このまま焼いても良いけど、内臓だけ取りますか。

ワカサギの内臓の取り方。

 
簡単に内臓を取り出す場合、まず下あごを掴みます。
そして斜め下に引っぱってあごを外すと内臓も一緒にツルツルと出てきます。
内臓が切れそうだったら、胸ビレ(写真2枚目赤矢印)の所をつまんで胸ビレごと引っぱると大丈夫です。

 
こんな感じに内臓が簡単に取り出せます。
甘露煮を作る時には1匹ずつ焼きますが、小さすぎて裏返すのも大変なので串刺しにしてみます。
内臓を取り出したら、竹串に刺します。1本は胸ビレの辺りから中骨にザクッと刺します。

串刺しにして、強火の遠火で焼く。

 
串をもう一本差し、こんな形に。5匹ずつの串刺しを3つ作りました。
燻製を作る時に使っている電熱器で焼くことにします。

 
醤油大さじ1に粉山椒を少々振ります。
春先なら山椒の芽をすり潰して醤油を加えれば良いけど、冬は粉山椒で我慢するしかないです。


電熱器に網を載せて網が熱くなってから、ワカサギを載せて焼きます。
時おり山椒醤油を塗りながら両面を遠火で焼きます。
写真では電熱線に近づいているように見えますが、網は8cmくらい浮いています。


じっくりと焼いたらできあがり!
なんかこうやって見るとシシャモっぽいね(笑)
良く考えたらワカサギもシシャモも同じキュウリ魚科だから、似ていても不思議じゃないけど。

焼きたての熱々を一口頬張ってみると、おぉ、身がふんわりとして甘味があって美味いじゃないか。山椒も強すぎず、ちょうど良い感じ。
これはイケるな。いいぞ、ワカサギの山椒醤油焼き。
シンプルな塩焼きも普通に美味いと思うけど。

と満足したところで、一串だけ残しておいて、冷めた状態のものも食べてみよう。
す、る、と、、、これが、
恐ろしく不味いんですよ!(苦笑)

なんだかもの凄い生臭さが復活している。なんだ、これ?

何度か書いてますが、確かに釣り上げたばかりのワカサギはかなり生臭い。
でも、きれいに洗って鱗が落ちれば刺身にしても全然生臭くない。
焼きたてのワカサギも生臭くない。
でも、それが冷めると強烈に生臭い。オソロシ。

とにかく、ワカサギを焼いたら冷める前に食べちゃわないといけない。

理想的なのは、日本酒をちびちびやりながら、七輪で焼きつつ食べる。
これで間違いない。

ワカサギの天ぷらの時に、いわなたろうさんからコメントもらった
「カラカラになるまで天日干ししてフライパンできつね色になるまで乾煎り。それに塩コショウを振って食べる」
というのもやってみたいですね(^_^)

↓その他のワカサギ料理はこちら。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 焼いたキビナゴも冷めると不味いです。似てるのかな。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      キビナゴの冷めたのは食べたことないんですが、ダメですか。やっぱりワカサギとキビナゴは似てますね。
      刺身はうまいのに、いったん焼いてから冷めると不味くなるってなんだか不思議です。キビナゴって何科の魚だろうと調べたら、ニシン科なんですね。イワシにも近い種類みたいですね(^_^)

  2.  この焼いてる串刺し図は、かって私が幼少のころ小鮒を焼き枯らしていた婆ちゃんとおんなじ。爺ちゃんが魚とりキチでしたのでナマズも雷魚もすべて食料でした。
     もう一人の爺ちゃんは農家の傍らニジマスの養殖をやってたし。
     佐久地方で有名な鯉の甘露煮なんて、結婚式の最高の料理でした。今でも、人の分ももらって食いますね。
     熱源は炭で、2尺四方の火鉢でしたけど。
    家庭に電気製品は電球と良くてラジオだけの時代だったです。とはいいつつ裸のニクロム線ヒーターは、今もあるんですねー。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      小鮒の焼き枯らしは食べたことないですが、なぜか懐かしい風景が頭に浮かびます。
      ナマズはうまいですよね。雷魚は食べたことないですけど(笑)
      鯉はこちらもお祝い事にはつきものでしたが、最近は珍しくなりました。
      ニクロム線ヒーターは燻製の熱源用に買いましたが、これだと意外と焼き魚もうまく焼けます(^_^)

  3. 冷めるとそんなに味が変わるものなんですねぇ。
    しかしよくもまぁ、それだけワカサギで色々な料理を・・・
    次は開いて味醂干しにでもしちゃいますか?(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      熱々を食べれば本当にうまいのに、冷めた時の鼻につく生臭さはダメですねー。
      そのギャップが激しすぎます。
      ワカサギ料理はあと4種類あるので、お付き合い下さい(笑)
      なるほどー、味醂干しは思いつきませんでした。イケそうな感じしますね。来シーズン試そうかと思います(^_^)

  4. おはようございます。
    魚類は冷めると不味いのは共通しているかもしれませんが、生臭くなるのは困りますね、少し強めにあぶってからからに乾燥させたらどうでしょうね、手の込んだ串刺しちょっとした小料理屋でチビチビやるのに良いのですがね、若い頃は酒が好きで塩尻市内の飲み屋を27軒知っているなんて威張ったものです、バカでしたね、あの金貯めておけばこんな苦労はしなかったのに・・・・。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      焼き魚はやはり焼きたてを食べたいですね。
      ワカサギの場合は、あの生臭さがなぜか復活しちゃうという恐ろしさ(笑)
      そうですね、焼き枯らしのようにしっかり水分を抜いちゃえば冷めても大丈夫かもしれません。七輪で焼きながらチビチビやりたいですね。
      そんなに大酒呑みだったんですか(笑)私ももう少しアルコールに強ければ、、、と思うことがたまにあります(^_^)

  5. おはようございます。
    串刺しの姿がなんともお洒落です。
    魚にしろ、干物にしろ、焼きたては美味しいですね。
    縁日で七輪で焼きたての試食品を食べてバカウマと感激の干物、最高です。

    • マンボウさん、こんばんは。
      串刺し、ワカサギの身が細いので刺すのに苦労しました(^_^;)
      そうですねー、焼き物は焼きたてを食べてこそ、というところがありますね。
      縁日の屋台って好きなんですよね。雰囲気と相まって、同じ物でも一段とうまく感じます。
      生魚もの塩焼きもいいですが、干物は旨味が凝縮していて格別ですよね(^_^)

  6. 冷めた シシャモも少し生臭い気がします。でも、ワカサギって冷めると そんなに美味しくないんですね(^-^;) 私も最近、七輪が気になってます。

    • Kさん、こんばんは。
      キュウリウオ科の魚は生臭さが共通してますね。
      シシャモは少し干してあるぶん冷めても少しはマシかもしれませんが、ワカサギはいけません。これだけ「マズイっ」と思った料理は久々です。人に食べさせたら間違いなく苦情が出ます(笑)
      七輪、私も欲しくなってますー(^_^)