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これぞ通好みのキノコ|クロカワの網焼き

きのこ料理
この記事は約2分で読めます。

こちらでの今年のキノコシーズンはもう終了していますが、少し前に採ったキノコの話。

今年は全般的には豊作だったと思いますが、終了時期が例年より早かった気がします。
例年、渓流釣りが禁漁になった段階でちょっと寂しさを感じ、キノコが終わった段階でもう山は寂しさにどっぷりと浸かってしまうのです。広葉樹の葉も落ちて、体感温度もぐっと下がるし。

あーやだ、寒いの苦手。これから冬に向かっていく時期はなんとなくなんかテンション下がるんですよね(笑) 逆に春が近づいてくる時はなんとも言えずウキウキしてくるけど。
こういうのって、四季がない国だとないんだろうね、きっと。

寂しい寂しいという話はこのくらいにして、キノコの中でも変わり種のクロカワというキノコについて書きます。

秋の夜長はクロカワの網焼きと熱燗を。


クロカワってこれです。
雨に濡れてちょっと艶があるのでかなり黒く見えますが、乾いている時はもっと灰色っぽくて艶はないです。

 
個体差はありますが、乾いている時はこんな色合いのものが多いです。


傘の縁は内側に巻き込んでいて、裏側は細かい真っ白な管孔が密生しています。この写真の個体は部分的に黒っぽくなっていますが。
柄は短くて太く、中身がしっかり詰まっています。

この肉厚のキノコ、少し苦味がありますが焼いたり茹でたりして大根おろしで食べると、うまいんですよねー。通好みの大人の味って感じです。

前にクロカワを使ったチャンプルを作ってみました。あれはあれで食べやすくて美味いけど、今回は正統派の網焼きにして、日本酒のアテにしてみます。


クロカワの網焼きの詳細は、こちらの記事をご覧下さい。

クロカワの網焼き
秋の夜長はクロカワの網焼きで呑もう。 まず、石突きを包丁で削り落とします。下茹ではしません。 1cm幅くらいにスライス。これは中も虫には食われていないとてもきれいな個体でした。それから、電熱コンロ。これはいつも燻製作りに使っているやつです。

網で焼きながら、日本酒をチビチビやりつつ、大根おろしと醤油でいただきます。
アワビのような食感とほろ苦さが日本酒によく合います。最高のひとときです。
焼くと香ばしさが加わりますが、茹でるとむっちりとした弾力があってさらにアワビっぽくなります。
おろし醤油の他にショウガ醤油でもいけますよ。

アワビのような食感って、前にも何かで書いた記憶が・・・
あぁ、あれはホウキタケだ。ホウキタケの中華炒めは本当にアワビみたい。向こうの方が食感はアワビに近い。だけど美味さはクロカワの方が上。

寒い季節は、鍋か焼き物をしながら熱燗ちびちびやるのが最高ですね。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. 結構でかいキノコですね、キノコ類は日本酒に合うの結構ありますよね。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      そうですね、そこそこ大きくて肉厚なので存在感のあるキノコです。
      確かにそう言われれば、キノコって日本酒に合うのが多いですね。
      昔はビールくらいしか飲めなかった私ですが、最近は日本酒が結構好きになってきたかも。秋から冬にかけては美味いんですよねー、日本酒(^_^)

  2. このクロカワって、確か無茶さんが好物と仰っていたキノコですね。^^

    「この徳利、良いなぁ!」って思ったら、例の高級ショップだったとは。(笑)
    ホント、あのショップ凄いなぁ。
    ボクもまた掘り出し物を探しに行こうっと。

    • kuniさん、こんばんは。
      そうだと思います。私は無茶さんが「チャンプルにしたら良いかも」と書かれていたのを見て、クロカワチャンプルを作ってみたんです(^_^)
      ちょっと和むでしょ、この徳利。例の高級ショップは凄いんですよ、ほんとに(笑)
      とても100円とは思えないものがいっぱいあるんですよねー。
      あ、100円って言っちゃった(笑)

  3. こんばんは。
    味わった事も、匂いをかいだ事もないクロカワ。
    俄然、味わってみたくなります。

    • マンボウさん、こんばんは。
      このキノコは日本酒好きな方なら間違いなく美味いと言うと思います。
      お酒飲まない方が食べた場合は・・・賛否が分かれるかも(笑)
      肉厚の食感とほろ苦さが良い感じなんですが、今はもっと美味しいものがたくさんスーパーに並んでますからね。
      昔の山村では、きっとご馳走だったと思うのですが(^_^)

  4. こんばんは。
    なんとも変わった外観のキノコですねー。
    味も香りも想像できないのが残念!

    • 七流釣師さん、こんばんは。
      そうですね、かなり個性的な外観で間違えるような似た毒キノコはないので、わかりやすいです。でも、見つけにくい色合いをしているのと、個体数もそれほど多くないので採るのは難しい部類ですかね。
      秋に信州においでの際には、ぜひこのキノコの香りと味を堪能していただきたいと思います(^_^)

  5. こんばんは クロカワ 初めて見ました。山で見たら 食べられるのかな?って色ですね。先ほど、テレビでキノコ中毒の再現ドラマやってました。見ていて ちょっと恐くなりました。やはりキノコに詳しい人に聞かないと危ないなと思った番組でした。

    • Kさん、こんばんは。
      そうですか、クロカワ初めてですか。
      山では地面と同化して見逃しやすいキノコの代表です。でも、意外とこのキノコに似た毒キノコはないので何かと間違えることはないと思います。
      「これはきっとあのキノコだろう」くらいの曖昧な識別で食べるのはとても危険ですね。
      キノコを覚えるには詳しい人と一緒に山を歩くのが一番ですね(^_^)

  6. 昔からなかなか採れないと聞いてます
    今では見れないですね
    マツタケ同様焼いて食べると美味しいね
    微かに記憶が残ってます、

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      クロカワは個体数は少ないし、それほどまとまって生えてもいないのでなかなか量は採れないですね。
      焼いて食べるキノコは、マツタケ、クロカワ、シイタケくらいなので貴重ですよね。
      こちらはもうすっかりキノコも終わり、寒くなってきました。お互い風邪など引かないように気をつけましょう(^_^)