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バッテリー上がりの強い味方|ジャンプスターター

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この記事は約9分で読めます。

先日、プリウスのルームライトを点けたまま3日後に始動しようとしたら補機バッテリー上がりでウンともスンとも言わない状態になってしまいました。
結局ジムニーとブースターケーブルで接続して事なきを得たのですが、今後の備えとしてジャンプスターターというものを買って車に積んでおくことにしました。

バッテリー上がり時の備えに|ジャンプスターター


Arteck ジャンプスターター 12V車用 12000mAh
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  • 商品重量:327 g
  • ピーク電流:400 amps
  • 容量:12000mAh
  • 外形寸法:14.7 x 8 x 2.5 cm
  • 電圧:12 V
  • 対応車両:ガソリン4,000cc、ディーゼル2,500ccまで
  • 24カ月間製品保証付

 
ケースに本体とケーブル類が収納されています。コンパクトで良いですね。
ただ、ずしりと重い。
当初8000mAhのものを買おうと思っていたんだけど、アマゾンで在庫切れになってしまったので、こちらの12000mAhのものを購入したんですよね。

短くて細いケーブルが小型ジャンプスターターの特徴

 
車に積んで置く場合は全く気にならないサイズと重量ですが、私は渓流釣行時のスマホ用モバイルバッテリーとしても使おうと思っています。
その場合は本体だけ持っていけば良いので、それほどの重さじゃないか。
写真2枚目はバッテリー上がり車救出用のケーブル。
あれ? これこんなに短いということはプリウス指定の接続箇所に繋げないじゃん(>_<)
+側は指定のヒューズボックス内に繋いで、−側は車体の金属部を挟めば良いか。

 
クリップはコンパクトでしっかりした作りです。
ケーブルがブースターケーブルよりは細いけど、まぁ、問題ないんでしょう。

これ、後々調べてわかったんですが、ジャンプスターターはどの製品もケーブルが短く作られています。長くすると電気的なロスが大きくなってジャンプスターターとして用をなさなくなってしまうからだと思います。

Quick Charge3.0ポートも備える高性能ぶり


本体の入出力ポート各種。
左から、ジャンプケーブル接続用、スマホ等充電用USB、QC3.0対応USB(Quick Charge3.0の略で通常の充電器の4倍速で充電できる規格)、本体充電用USB-Cです。

 
ジャンプケーブルを本体に接続するコネクター部。
写真2枚目の車マークのゴムカバーを開けて接続します。

 
ここを開けて、差し込みます。差し込むとLEDが赤、緑交互に点滅します。

 
こちらはUSB入出力ケーブル。三種類が一体となっています。
入力用のUSB-C、出力用はmicroUSB(アンドロイドスマホ等を充電)とライトニング(iPhoneやiPadを充電)です。

ジャンプスターター本体に充電するには


USB充電ケーブルは付属していますが、USB-ACアダプターは付属していないのでスマホ用の充電アダプターなどを使って下さい。私はKindle用のアダプターを使いました。
上記の様に本体とUSB-ACアダプターをUSB充電ケーブルで繋ぐと現在の充電状況によって青色LEDがいくつか点灯し充電を開始します。今回はLED3つ点灯したので75%は充電されていたことになります。
充電中は残りの一つが点滅し、フル充電完了になると4つ全てが点灯します。

LEDライトはあくまで緊急用

 
それからオマケ機能として、本体底部にLEDライトが付いています。
本来なら写真2枚目の赤矢印のところ、こんな風に握った前方(もしくは逆側の後方)に付いていてくれると使い勝手が良いんだけどなぁ。
本体側面の主電源スイッチをONにして、上面にある電源ボタンを3秒長押しにすると点灯します。


こんな風に水戸黄門の印籠のようなスタイルで照射しなくちゃいけない(笑)。
やっぱりちょっと使いづらい。
通常点灯モードの他、ストロボモードと点滅するSOSモードの3つがあります。
明るさ的には緊急用に十分使えるものですね。

スマホやタブレットに充電するには。

 
スマホやタブレットに充電するには、まず本体の出力ポートにUSB-Aコネクターを接続しMicro USBまたはライトニングコネクター(私はiPhoneなのでライトニングコネクター)をスマホやタブレットに接続。

QC3.0対応のライトニングケーブルってあるのかな?
こちらの製品がそれらしいけど、アマゾンでは現在在庫切れ。
これを使えば1時間でiPhone8やXがフル充電できるそうです。私はiPhone7なのでそもそもQC3.0には対応してないし、そこまで早く充電する必要もないですが。

 
本体側面の主電源スイッチをONにした後、本体上部の電源ボタンを押すと充電が開始されます。

 
ジャンプスターターはフル充電、iPhoneは残電量6%から充電開始。
充電開始から1時間でiPhoneの充電は79%まで回復。この時点ではジャンプスターターのLEDは一つも消灯しません。つまり消費電力は25%以内ということです。
充電開始から1時間30分でiPhoneは91%まで回復。
このくらい充電できていれば実用的には十分なんですが、とりあえず100%になるまでテスト継続。
ここから残り9%をフル充電にするのにもの凄く時間がかかりました。
充電開始から2時間でiPhoneは98%まで回復
充電開始から2時間45分でやっとiPhoneは100%フル充電になりました。
この時点でジャンプスターターのLEDは一つ消灯して3つ点灯している状態です。つまり電源を約25%くらい消費したということになります。
このiPhoneならあと2〜3回は充電できそうです。


先日の車中泊釣行の時にも、90%までは早かったけどそれからなかなか100%にならないなー、と思ったんですよね。

スマホのバッテリー容量にもよるし、バッテリーの劣化具合にもよりますがおよそ1時間半くらい充電して90%くらい充電できたら止めるのが良さそうです。
ともかく、モバイルバッテリーとしての性能は十分ですね。

本当にバッテリーの上がった車のエンジンを掛けられるのか?

そして、この製品の本来の使い方のジャンプスタートについて。
これについては、一度車をバッテリー上がりにしなければテストできません。
と思っていたけど、バッテリーのマイナス端子を外して間にジャンプスターターを挟めばバッテリー上がりと同じ状態でテストしてることになるよね。
プリウスをバッテリーOFFにするといろいろ面倒なことがあるので、ジムニーを使ってテストしてみよう。

 
まずは10mmスパナでマイナス端子のナットを緩めて外します。

 
とりあえずマイナスケーブルは安全な場所に確保。
ここでジャンプスターターの登場!

 
充電池本体とケーブルを取り出します。車マークのゴムカバーを開けます。
不用意に金属部に接触したりしないように、ゴムシートを敷いてゴム手袋もしてから作業することにしました。

 
カバーを開けると端子が見えるので、ケーブルのコネクターを接続。
ケーブルを接続するとLED(写真2枚目黄色矢印)が赤と緑に交互に点滅します。

非常に危険なので、赤と黒のクリップを接触させたり、金属部に触ったりしないように注意しましょう。

 
LED横のボタン(写真1枚目黄色矢印)を3秒押し続けて「カチッ」と音がしたらボタンを放します。赤緑交互に点滅していたLEDが緑点灯に変わります。
緑LEDが点灯してから90秒以内にケーブル接続とイグニッションキーONを完了する必要があります。

※説明書ではこのボタンを押すのが必要だと書かれていますが、このボタンを押さずにクリップを接続してもエンジンがかけられるので、特にこのボタンを押す必要はないと思います。

 
バッテリーの+端子に赤クリップを接続。
続いて、さきほど外した−端子に黒クリップを接続。これで準備OK。


※実際にバッテリー上がり車に接続する場合は、もちろん−端子からケーブルを外す必要は無く、この状態のまま+端子に赤クリップ、−端子に黒クリップを接続すれば良い(黄色矢印)ですよ。


あとは、運転席に戻ってイグニッションキーをON!
バッテリー接続の場合に比べてセルモーターがキュルキュル言う時間が若干長い気がしましたが、問題なく一発でエンジン始動。

一旦エンジンを切って、再度始動しようとしましたが、今度はウンともスンとも言いません。
一度エンジンがかかると(またはケーブル接続してから90秒経過すると)自動的に電流ストップしてLEDは赤緑同時点灯に切り替わります。


LEDが赤緑両方とも点灯。
この状態になるとイグニッションキーを回してもウンともスンとも言いません。


その場合は、一旦ケーブルを外して再接続。
単にクリップを外しただけではダメで、ジャンプスターター本体の端子からコネクターを外さないといけません(黄色矢印)。
ここからもう一度上記と同じ手順で接続して、再度エンジン始動できます。厳寒期など一発でエンジン始動できなかった場合は、この手順が必要です。

 
エンジンが始動したらすぐに(20秒以内)にケーブルを外します。
黒クリップを外して、赤クリップを外します。

 
本体からコネクターを外します。
試しにエンジン始動を4回繰り返してみました。
本体側面のスイッチをONにして電池残量を確認。まだ4つ点灯しているので、少なくともまだ75%以上は残っていますね。
テストは軽のジムニーでしたが、普通車(4,000ccまで対応)でも安心の容量だと思います。
メーカーでは電池残量75%以上(LED3つ以上点灯)での始動を推奨しています。

今回は660ccのエンジンだし、気温は25℃以上あってエンジンの回りやすい状況だったので、厳寒期のエンジンが始動しにくい環境でもテストしてみたいですね。
少なくとも、このジャンプスターターは実用上全く問題なく信頼できる製品だということはわかりました。

普段は車に積んで置いて、泊まり釣行の時にはモバイルバッテリーとして使おうと思ってますが、むしろこちらはジャンプスタート専用で車に乗せっぱなしにして何ヶ月かに一回充電チェックして使った方が良いかもしれないですね。

渓流泊用のモバイルバッテリーはむしろランタン型の方が適してる?

泊まり釣行時に使うモバイルバッテリーはランタンと共用のものの方が使い勝手がよいような気もします。
私が渓流泊用に持参しているライト類は各種あって、予備の電池を含めると結構な重量になり、軽量化を検討しなくちゃいけないと思っていたところだし。買うならこんなランタン。

これ、アマゾンで見ると例によってOEM製品なんだろうけど、全く同じ形状の怪しげな多メーカー(と言うか販売業者?)から出ています。
どこが本家本元なのかわからないけど、どれも比較的高評価なのでまぁ使えるんじゃないの。
そんな高いものじゃないし、コンパクトで軽量。モバイルバッテリーとしても使えるので渓流泊には最適かもしれないです。
・・・結局このランタン、買いました(笑)かなり使えます!

プリウスに乗っていても、他の車をバッテリー上がりから救出できる。

ジャンプスターターは車に常時搭載しておくことにします。
渓流じゃなくても外出先で、スマホのバッテリーがなくなってきたら充電できるし。
プリウスはブースターケーブルがあっても他の車を救援できないけど、このジャンプスターターがあれば他の車をバッテリー上がりから助けることもできるのもいいね。
誰かバッテリー上がりになって、助けを求めに来てくれる日が待ち遠しい(笑)

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コメント

  1. 火気マニアから、ついには充電池マニアへ・・・(笑)
    そうですか使えるアイテムでしたか。
    ボクも購入を考えようっと。^^

    • kuniさん、こんにちは。
      いやいや、充電池マニアってそれはほんとにマニアック過ぎる(笑)
      電気関係はちょっと私は苦手分野です(^_^;)
      まぁこれが活躍するようなことがないのが一番良いですが、車に積んでおくとかなり心強いです。
      万が一、災害時にスマホのバッテリー切れなんて時にも使えるし。

  2. ジャンプスターター 本気で考えてます。 ある日 突然バッテリーが上がって、バッテリーが届く三日間 ケーブルを使ってエンジンをかけてました

    • Kさん、こんにちは。
      ジャンプスターター、本気でお勧めできます(笑)
      三日間ケーブル接続でエンジンをかけていたということは、バッテリーの寿命だったんですかね。
      ジャンプスターターは救援車がなくても自力でエンジンをかけられるので、他の車がいない山の中でも大丈夫なのも良いですね。

  3. おはようございます。
    こんな小さなものでも威力があるんですね、防災用品としても使えそうですが、防災と言ってもいつ起きるか分からないし、まずは車に乗せておく方が用途が広いでしょうね。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      とてもコンパクトなのに、4,000ccまでのガソリンエンジンを始動できるパワーがあるので安心感があります。
      災害時に運悪く携帯電話の電池切れなんて時にも充電できるし、車に乗せておいてたまに充電確認しておけば、いざという時に役立つと思います(^_^)

  4. おはようございます。
    モバイルバッテリーと言うか、リチウムイオン電池は凄いパワーですね。
    驚きます。
    これだけのパワーがあると、飛行機の預託荷物に入れられない訳も納得ですね。
    機内荷物なら異常時に直ぐに発見できるのでOKですが、預託荷物に入れると勝手にカバンを開けて捨てられちゃいます。
    普通の電池と違って、リチウムイオン電池の場合は間違ってショートさせると鉛蓄電器並みに電気熔接みたいにバッチンとなってしまうんでしょうね、凄い!

    • マンボウさん、こんにちは。
      リチウムイオン電池、確かに凄いんですがIT機器の進化のスピードに追いついていないのが電池だと思います。ドローンだってもっと凄い電池が開発されれば航続距離がのびて活用法が広がると思うんですが、なかなか難しいですね。
      おっしゃる通り、使い方を間違えるとかなり危険なので慎重に取り扱う必要がありますね(^_^)

  5. こんばんは。
    これはいざという時に役立つアイテムですね。一つ気になったのですが、真夏の車内に放置しても問題はないものなのでしょうか?

    • 七流釣師さん、こんにちは。
      製品自体の動作温度範囲が−20℃〜60℃となっているので、通常は問題ないと思いますが、直射日光が当たるようなところに置かない方がよ良いでしょうね。
      後部荷室の下、工具なんかが収まっている辺りに入れて置けばいいんじゃないでしょうか。プリウスの場合は荷室の床下収納があるのでそこにブースターケーブルなどと一緒に入れておくことにしました(^_^)