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2020秋のキノコ速報第三回|やっとアミタケとショウゲンジが出始めた

きのこ狩り
この記事は約4分で読めます。

先週に引き続き、本日(9/26)キノコパトロールに出かけました。
懲りずに同じ山です。
昨日はまとまった雨が降ったので、山はかなり湿っているはず。
そして冷たい雨でぐっと気温も下がり、地温も下がったと思われます。
本来なら雨が降ってから2、3日経ってから行った方が良いと思うんだけど、スケジュール上今日しかないので早朝出発!

そう言えば、昨晩のテレビで長野県のどこかの市場(場所はどこだか忘れちゃったけど北の方だったはず)にマツタケの初入荷があったとか。それによると初入荷は例年より20日遅れなんだとか。

キノコ全般例年より20日遅れなのか|遅れて出てきたキノコたち

 
先日も書きましたが、今年は熊の目撃情報がとても多いので、最強の熊鈴ガーディアンを忘れずに装着。まだ薄暗い林道を歩きます。

 
林道脇にキツネノチャブクロが群生していました。かなり上質な幼菌なので食べられますが、とりあえずこれは帰りの状況で採るか採らないか判断します。
昨日の雨はかなりの量だったので、山の斜面もかなり湿っています。

期待通りのアミタケ、おまけのオウギタケ

 
ドクベニタケ(毒)もこの前よりは出ているし、予定通りアミタケはそこそこ生えています。

 
そしてアミタケに寄生するキノコ、オウギタケもポツポツ生えています。
傘が開いたものを写真2枚目のように横から見ると扇みたいでしょ。

 
アミタケは雨に打たれて傷んでいるものもありますが、ちょうど良いものも多くオウギタケも結構生えています。

 
雨に打たれて傘がヌルヌルになっているのは、ヌメリイグチです。
一週間前よりはキノコの量は多いですね。ただ、ショウゲンジが幼菌すら一本も見つからないのが不思議。

遠くからでもはっきり見えるあの大きな傘は・・・


ん? あそこに大きな傘が覗いているけど、あれは何だろう?
マツタケとはちょっと色合いが違うけど・・・


あまりに大きかったので、これが何であるかわかるのに数秒かかりました。

 
横から見たら巨大なショウゲンジでした(笑)
傘が開いたものはこんなに大きい!

 
柄が極太でしかも全く虫に食われていないので、最上級品。


ここからショウゲンジがたくさん採れるのかと期待しつつ、日が差してきた山をゆっくりと上って行きますが、さっき見つけた巨大な3本以外幼菌すら全くありません。
やっぱりまだ条件が整わないのかな。
あの3本は気まぐれに(もしくはピンポイントで条件が揃ったから)出てきて、2、3日で一気に成長したのかもしれない。

 
これは食毒不明とされるツノシメジ(注)というキノコ。
かわいらしい姿形なので割と好きなキノコです。


時折見かけるアミタケを採りながらさらに登ります。

 
色鮮やかなマスタケが生えていました。
これは指で摘まんでみると耳たぶくらいの柔らかさの幼菌なので、食べられます。
あまり美味しいキノコでもないので、今回はスルー。

 
カラハツタケ(毒)もある程度生えていました。

 
ドクツルタケ(猛毒)クサウラベニタケ(毒)も。
クサウラベニタケもほんの数本程度で数は少ないです。これがたくさん生えているようならウラベニホテイシメジも採れるとは思うんだけど。

何か奇跡でも起きるんじゃないかという雰囲気


アミタケ以外はめぼしいキノコがないままいつものUターンポイントに到着したので、山を下りることにします。


さっきから霧雨よりもさらに細かい水の粒子がふわふわと浮いています。
これ、霧とはまたちょっと違うし、何なんだろう??
おかげでシャツがぐっしょり濡れてしまいましたが、ちょうど日が差してくるとその水の粒子がキラキラ輝いてとても綺麗でした。

こういう時って、何か良いこと起こるんじゃないの?
光が指し示す地面になにか大物が生えているとか。
なんて思いましたが、全くそのようなことはなく(笑)

 
下る途中でまた大きなショウゲンジを一本追加。
ここには幼菌も数本出ていました。


ショウゲンジの出始めには、こんな幼菌がたくさん出てくるはずなんだけど、今年はどうなっちゃってるんだろう。


アミタケとオウギタケだけでそこそこの量になって、さらに巨大ショウゲンジの重量がかなりのものなので腰ビクはずっしりと重いです。量的には4、5人でキノコ鍋を食べるのには十分です。

あ、そう言えば朝見かけたキツネノチャブクロのことすっかり忘れて下りて来ちゃった(笑)
まぁいいか。


帰り道にはコスモスが風に揺れていて、秋だなあと感じます。


本日の収穫
左上にぽつんとあるのがヌメリイグチ、その右がオウギタケ。なぜだかオウギタケが結構採れたね。
左下の一番たくさんあるのがアミタケ。その右の巨大なのがショウゲンジ

これらのキノコは綺麗にして下茹でだけしておいて、明日実家ですき焼きにして食べることにしました。ショウゲンジのシャキシャキした歯切れの良さはすき焼きにぴったりですよ。

キノコは出てはきたけど、モヤモヤは晴れず

今日は量的には満足ですが、やはりキノコの出方としてはモヤモヤが晴れません。単純にに20日遅れで出てきたと喜べない感じ。次回は別の山へ行きます。
確か2017年の秋に「今年のキノコは場所により当たり外れが大きい」と書きましたが、もしかしたら今年も採れる山と採れない山のムラが激しいんじゃないでしょうか。
そんなことを考えている秋の夜長です。

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コメント

  1. 始まりましたね秋の味覚キノコ、
    こんな場所が近くに有るてーーー羨ましいね、

    • 釣りお爺さん、こんにちは。
      秋のキノコシーズンになることはなったんですが、今年は史上稀にみる不作の年かもしれません。
      それでも、数人でキノコ汁を食べるくらいは採れるのでありがたいことです。
      岐阜県の方は矢作川水系の上の方しか行ったことがないですが、そちらにもキノコが採れそうな山はありましたが、どうなんでしょう。
      矢作川水系は9月10日からという早めの禁漁なので、キノコシーズンに訪れたことはないのですが (^_^;)

  2. おはようございます
    雨後のタケノコみたいに、雨後のキノコで、一気に出てくるんですね。
    正に旬のもの、キノコ。
    キノコたっぷりのすき焼き、美味しそうです。

    • マンボウさん、こんにちは。
      タケノコは雨の後本当ににょきにょき伸びますが、キノコも昨日はなかったのに今日は出ているなんてことがあるくらい雨の後に一斉に出てくることがあってビックリします。
      山のキノコは3、4日ずれただけで採れたり採れなかったり、タイミングが重要です。渓流釣りと同じで、先行者がいるかいないかも重要でして(笑)
      天然キノコ入りのすき焼きや本当に美味しいです。シャキシャキした食感のショウゲンジやクリフウセンタケが一番合うと思います (^_^)

  3. おはようございます。
    雨が振りましたね。やっと、って感じですが、嬉しいですね。写真を見るとかなり湿っていますね。そうですよね、雨降って数日後がいいのですが、会社が始まってしまうのですよね。なかなか良いタイミングで雨は降ってくれませんね。水曜日ぐらいに降ってくれればいいのですが。なかなかね~、自然相手は難しいですよね。それでも、一回分のすき焼きができる量ですね。美味しそうですね。
    私は、いろいろでせっかく雨が降ったのですが山には行けず、はあ~、って感じで山を見ておりました。次回のお休みに登ってみようと思います。天気予報を見るとず~っと晴れマーク。また山がカラカラ乾いてしまうのかな~、って思っております。

    • nomitaさん、こんにちは。
      一日だけですがそこそこの雨量だったので、山は湿っていて良い感じでした。ただ、その割にはキノコは少なかったです。2日後くらいに生きたかったのですが。おっしゃる通りで水曜日くらいに雨が降ってくれると週末は良い感じなんですけどねぇ。
      すき焼きは美味しかったです。でかいショウゲンジのおかげで食べ応えがありました (^_^)

      先日、別の山へちょっと行ってみましたまたカラカラに乾いていました (><) ほんの少しアミタケが採れただけででした。
      今年のキノコは不作がほぼ確定ですが、定期的に雨さえ降ってくれればもう少し採れると思うんですけどねぇ・・・
      終盤キノコに期待するしかなさそうです (^
      ^)

  4. やっぱりまだキノコは安定しませんか。
    とは言っても、食べれるだけの収穫はあったようで何よりでしたね。

    先日メザシみたいなのを釣った日に、1本だけアミタケらしきのを見付けました。
    採りませんでしたけど・・・

    • kuniさん、こんにちは。
      当初は残暑の影響でキノコが出てくるのが遅れているだけかと思っていましたが、ここまで来ると不作を認めざるを得ない状況です。
      でも実家に集まって食べるくらいは採れたのでありがたいことです。

      アミタケは他の多くのイグチ類よりも傘の裏側が粗い網目状になっているのと、茹でると赤紫色に変色するのが特徴です。判別しやすいので、ショウゲンジ、ハナイグチと合わせて初心者にもお勧めの三大キノコです (^_^)

  5. 先日の釣行で、巨大になったマスタケがありました。種類が解らずインスタグラムに投稿したら、フォアローさんが教えてくれました   後は、アミタケが2本ほど さすがに2本では採らずにきました。

    • Kさん、こんにちは。
      マスタケは色鮮やかなので大きくなったものはかなり目立ちますよね。食べるとなると、本当に出始めの幼菌じゃないとダメですが。
      例年ならアミタケはもっとたくさん生えているはずなんですが、今年は量が少ないんですよねぇ・・・
      今年はキノコが出るのが遅れているだけだと思っていましたが、どうやらまれに見る不作の年になりそうです。
      それでも、私は毎週キノコパトロールには出かけるんですが(笑)

  6. こんばんは。
    特大サイズのキノコって味はどうなんですか?魚だったら大味とかって言うじゃないですか、ちょっと気になりました。そちらの道の駅ではキノコは例年通りに売ってますか?不作の時って店を見に行ったら分かることがありますよね。私は専ら買うばっかりなんですが。

    • 七流釣師さん、こんにちは。
      特大キノコ、今回のショウゲンジもそうだし大きくなったマツタケもそうですが、味は全く変わらないですよ。
      道の駅や産直にも今年はほとんどキノコが出ていません。遅れて出てきてくれるのかと思っていましたが、序盤のキノコはまれに見る不作のようです。
      ただ、元々秋が深くなってから出てくる終盤キノコは意外と影響が少ないんじゃないかと期待しているんですが、果たしてどうなりますか。
      私のキノコパトロールは続きます(笑)

  7. おはようございます。
    大分採れるようになったんですね、でもリコプテラさんからすれば物足りないでしょう、私もさっそく行ってみます。

    • ハックル70さん、こんにちは。
      やっとアミタケがポツポツ出てきました。コムソウは今回は巨大化したのがあったのでそこそこの量になりましたが、全体的には個体数がかなり少ないです。序盤キノコはまれに見る不作のようです。おっしゃる通りでこれでは少し物足りないです。

      その後もう一度行ってきたら、アミタケはそこそこの量が採れましたがやはりコムソウ
      は少ないし、他のキノコもほとんどありません。
      コウタケ、クリタケやチャナメツムタケ、シモフリシメジ辺りに期待するしかないのかなぁ、なんて思っているところです。
      ともかく、定期的に適度な雨が欲しいんですよねー (^_^)

  8. 魚も年によって当たり外れありますし、きのこも生える生えないがあるのかもしれないですね。

    • Nori1022さん、こんにちは。
      Noriさんのところはお父さんが漁師さんだから、海の大漁不漁は実感していますよね、きっと。今年はサンマが不漁だとかで、なかなか庶民の口には入らないのかもしれないですね。
      山のキノコも海の魚と同じくらい浮き沈みが激しくて、今年は恐らく史上稀に見る沈み年(不作)なのかもしれません。
      自然の恵みは、人間の思うようにはいかないので仕方ないですね (^_^;)

  9.  釣最終日の29日は近所の川に。一跨ぎの沢の魚止めからの帰り道、キノコをキョロキョロ探しながら降りてきましたが、特に発見に至らずでした。

     そこでは25㎝岩魚と23cmヤマメが釣れただけ、本流に戻ってから何気ナシにキャストすると、数mも藪の奥から横っ飛びにくわえに来た良型の魚にびっくり。
     かけたとたんにヤマメと分かり、釣りあげたら今季最大のヤマメ25cm、
    あれ、今日は反応がすごくいいぞとなったら、すぐに26cmヤマメが、その後岩魚26㎝など、2時間ほどで計10匹釣れました。#2ラインでやったから軽くて釣り味は面白いです。
     有終の美を飾れまちた。

     燻製用に岩魚2匹ヤマメ2匹いただきました。

    • FFfreakさん、こんにちは。
      そうですか、キノコ見当たりませんでしたか。私も渓流帰りだと、ゆっくり探せないということもありますが、あまり発見できないです (^_^;)

      本流でいいヤマメを何本もあげたんですね! 低番手のロッドは楽しいですよね。
      2時間で10尾とは爆釣ではないですか。最後良い釣りができて何よりです。今年の渓流おつかれさまでした。
      イワナとヤマメの燻製、きっと美味しく仕上がったことでしょう (^_^)