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2020秋のキノコ速報第四回|少しずつ種類は増えてきたかな

きのこ狩り 野外調理
この記事は約9分で読めます。

前回のアミタケやショウゲンジのおかげで、実家ですき焼きを堪能できましたが、もう少しいろんなキノコが出てきてくれると山を歩いていても楽しいんだけどな。

種類も量も少しは増えたけれど|雨が足りず長野県南部は不作

まずは9月28日にちらっと別エリアの山へ様子を見に行ってみました。


こんな山ですが、さてキノコが出ているんでしょうか。


見るからに山がカサカサで、湿り気が全くありません。
しばらく歩きましたが、全然キノコの気配がないので少し移動。


ここの方が採れる気がする。

 
アミタケはちらほら出てました。ただ、ショウゲンジは一本もなく他のキノコも全然ありません。


収穫はアミタケがこれだけ。うーん、やはり長野県南部は今年は全般的に厳しそう。
いつもの第一エリアへと再度向かってみます。

久しぶりに仕込み杖の座頭市に再会

出かけたのは10月1日です。

車止めに到着したももの、そこそこ強い雨が降っています。
こりゃしばらく二度寝でもしていようと、30分くらいうとうとしていたらブーンと隣に隣に車がやってきたので起き上がってみると、以前に座頭市のような仕込み杖を見せてくれたおっちゃんでした。
雨が止むまで寝てようと思ったけど、おっちゃんは雨合羽を着て行くというので私も車から出て準備することに。外に出てみると小雨になっていて、雨雲レーダーでは8時半頃には雲が通り抜ける予定です。

 
とりあえずレインダンサーを着込んで、小雨がパラつく林道を歩きます。
秋の雨、嫌い(笑)

 
今年は特に残暑が厳しかったですが、それでも確実に秋はやってくるんですよね。林道には降り重なる落ち葉が次第に増えていきますね。
山の登り口に辿り着く頃には雨がすっかり上がったので、雨合羽は折りたたんでバックパックに仕舞いキノコパトロール開始。

山には前回よりキノコの種類が増えていましたが

 
まずはヒイロチャワンタケ(食不適)。これ、ちっちゃい茶碗みたいな形してるでしょ。
それから小さいニンギョウタケ。これは普通ならもくもくと巨大化するキノコなんですが、今年は雨が少ないせいか縮こまっていました。


雨が上がったばかりで、山の中はちょっと薄暗いです。

 
ドクベニタケ(毒)キチチタケ(毒)も前回よりは多いですね。


こんな風に黄色っぽい落ち葉がたくさんあると、同じような色合いのアミタケが見つけにくいんですよねぇ。

 
アミタケはパラパラ出ています。
ある程度大きくなったものもありますね。虫食いもなく状態は悪くないです。

 
そんなに簡単に見つかりませんが、じっくり探しながら歩くとショウゲンジが一本。
この展開、なんかこの前のワカサギ釣りに似てません?(苦笑)


そんなことを思いながら歩いていたら、アミタケの群落発見!
おぉー、これは凄い!!
こういう風に菌根菌が環状に生えるのを英語でフェアリーリング(天使の環)というらしいです。

菌根菌とは?
土壌中の糸状菌が、植物の根の表面または内部に着生したものを菌根と言い、菌根を作って植物と共生する菌類を菌根菌と言います。
マツタケアミタケホンシメジなど地上に生えるキノコはほとんど菌根菌で人工栽培は難しいとされています。
対して、生きていない有機物素材を栄養源として生活する菌類を腐生菌と言います。キノコでは倒木や切り株から生えるクリタケナラタケ、シイタケ、マイタケなどが代表例でこれらは人工栽培がしやすいです。


雨に打たれてちょっと湿ってますが、虫食いも傷みも少ないのが嬉しい。

 
群生しているアミタケに寄り添うようにオウギタケもパラパラと。
ここだけで、かなりの収量になりました。


もう少し歩くと、今度はサクラシメジ。調子良くなってきたかも?

 
周辺にもっとたくさん生えていないかと探したけど、結局この3本のみ。
これは苦みがあるので通好みのキノコですが、虫食いがほとんどなくしっかりとしたキノコで桜の花のような淡い色合い。好きなキノコです。

 
ショウゲンジを少し追加。

 
キシメジ(注)も少し出てきてますね。


右に左にキノコを探し求めながらゆっくりと山を登ります。

 
ん? これはカラハツタケ(毒)?それともアカモミタケ?
ちょっと曖昧だけど、とりあえず採って帰ろう。

 
キサマツモドキ。
一応食べられるけど、苦くてあまり美味くないという噂。
ちょっと持って帰ってみるか。


いつもの稜線までやってきました。
汗をかいて登ってくると、この稜線で涼しい風が吹いて気持ち良いんですよね。

採れ立てのキノコを美味しくいただき、至福の昼寝

今日はここからがメインイベントです!
ここで、さっき採ったばかりのキノコを入れてラーメンをつくるのでーす(笑)

 
今日はいつもよりバックパックが重いです。
調理器具に食材、それから水2Lを背負ってきているからです。
渓流釣りの時はいつも川の水を使っているからいいんだけど、キノコ狩りの山には水場はないので背負ってくるしかないんですよ。
そりゃ、汗もかきますわ。


調理を開始する前に、まずはハンモックを張りましょう。
ハンモック?
ええ、キノコラーメンを作って食べてから昼寝するのが今日のメインイベントです!(笑)
だって、前回の感じだと今日だってそんなにキノコは採れないだろうから、昼寝でもしないとやってられないと思って(笑) 実際には予想よりもたくさん採れたんですけどね。
この山には立木はいくらでもあるので、ハンモックは張り放題。
黄色矢印の2本の木、ちょうど良い間隔。ここに張ってみよう。

 
例のハンモックを広げまして、カラビナにベルトをセットして立木にぐるぐる。
反対側も立木に巻き付けて高さ調整。
詳しい設営の仕方については、下記記事をご覧下さい。


こんな感じにハンモックを張りました。
と、ここで蚊帳を吊り下げる張り綱がないことに気づきました。
え!?
このハンモックは今年は広げていないので、昨年最後に使った時になくしたってこと?
それっていつよ?

現地ではわかりませんでしたが、帰ってから調べてみると昨年の8月ですね。

べっぴんアマゴの渓|矢作川水系 ハンモック泊釣行二日目
前日は、謎の廃屋にビビらされ、夜中にはどしゃ降りに見舞われたもののハンモックが少し濡れた程度で済みました。寝袋にはほとんど被害はなく、帰ってから少し干せば良い程度でした。そして、幽霊も出ることなく(笑)無事に朝を迎えたのです。べっぴ...

あらためて記事を読み返してみると、朝撤収する時に雨がパラついてきて急いで片付けたんだ。その時にハンモックの張り綱を収納し忘れちゃったんだな、きっと。
その時は、なんと木製のスプーンを置き忘れたまま釣りを開始しちゃって、もう一度ハンモック泊地に戻ってるんですよね。その時に張り綱に気づいていれば・・・
まぁ仕方ないです。張り綱は他のものでも全然問題ないのでちょうど良い長さのものを用意することにします。

ともかく今日は蚊帳はピンと張らなくても問題ないから大丈夫。

 
今日はいつもの河原じゃないから、地面の落ち葉はできるだけ片付けて火の用心。
落ちていた枝を下敷きにしてポケットストーブを設置。固形燃料は2個セット。
それからMUKAストーブも設置。

 
アミタケを少しだけ取り分け、オピネルで石突きを切り落とします。
久しぶりに登場のATSチタンクッカーに少量の水を入れてMUKAストーブで沸かし、アミタケを下茹で。アミタケは茹でると赤紫色になるのが特徴です。

 
さっと茹でたらフタに取り、水を注いで洗います。
下茹で完了。

 
再度お湯を沸かします。
今日は『サッポロ一番塩らーめん』です。

 
同時進行で固形燃料に着火。
少し多めにサラダ油を引いた三層鋼フライパンを熱します。
写真1枚目のような向きでポケットストーブにこのフライパンを置くとアンバランスになってひっくり返りそうになります。
写真2枚目のような向きで置くと安定します。

 
フライパンを熱したら一旦火から降ろして餃子を並べます。
冷凍をそのまま持ってくるのは無理だからチルドタイプにしたけど、なんか焦げ付きそうな予感。
再び火に掛けて、水30mlほどを振りかけたらフタをして3分蒸し焼きにします。
フタを開けて水分を飛ばし焦げ目を付けます。

ここでちょっと問題発生!
心配した通り、このチルド餃子、焦げ付いてはいないけど皮がフライパンに張り付いちゃって、箸で裏返そうと思っても無理。
フライ返しがあれば、いいんだけどなぁ・・・
仕方ないので、焼き上がったらフライパンを火から降ろし、しばらくしてからなんとか1個ずつ剥がしました。ちょっとボロボロになっちゃったけど (^_^;)

 
煮豚と煮卵がセットになっているやつと長ネギをカットして持ってきました。
ラーメンが8割方煮えたら、アミタケとネギを投入。
煮豚と煮卵もトッピングしたら出来上がり!


できました、本日の山メシ
・アミタケラーメン
・焼き餃子
・ノンアルコールビール
・食後の紅茶


餃子が張り付いちゃってちょっと崩れちゃったけど、ビール(ノンアルコールだけど)に合うのは言うまでもないですね。


ラーメンは山のうつわに半分ずつ移して食べました。
やっぱり山のうつわで食べると美味さ倍増です!


満腹になったので、片付けだけ済ませてハンモックに座ってゆっくり紅茶を飲みます。
その後はのんびり昼寝。あ〜、気持ちいい! 極楽極楽〜
今年はハンモックを使う機会がなかったので、ようやくこの浮遊感を味わえました。


30分くらい昼寝をして疲れを癒やし、山を下ることにします。
ハンモックは撤収が2分ほどで完了するのも、本当に良いです。

深まる秋、山の恵みに感謝

 
途中、ショウゲンジの群落がイノシシに荒らされていました。食べ頃なのにもったいない。いくつか無事だったものだけ収穫。
サクラシメジも少し追加。


本日の収穫です。
量は前回の倍以上になりましたが、ショウゲンジは少ないしサクラシメジはほんの少しだけ、ウラベニホテイシメジに至っては全くなかったので、不作には違いありません。

帰ってから種類毎に仕分けしました。

 
アミタケだけはかなり採れました。
ショウゲンジは前回より増えましたが、例年に比べると少ないです。

 
オウギタケはアミタケに寄生するので、アミタケが採れればそこそこ採れます。
キサマツモドキは初めて採りました。

 
キシメジ(注)がほんの少しだけ。これからもっと出てくるかもしれません。
サクラシメジもほんの少し。不作ですね。


それからアカモミタケかも、と採ってきたこれですが、これはカラハツタケ(毒)でした。

 
縁に白いもわもわした繊維がついていないし、柄をみるとオレンジ色のクレーター模様があるので、てっきりアカモミタケかと思いましたが・・・


傘裏のヒダを傷つけると白い乳液が出てきます。
そして、この乳液をちょっと舐めてみると辛いです。これがカラハツタケ(毒)の特徴です。
アカモミタケはオレンジ色の乳液が出てきます。

不作は確定しましたが、次回ものんびり山を歩きます

前回「今年も採れる山と採れない山のムラが激しいんじゃないでしょうか」と書きましたが、ここまでくると今年は長野県南部はキノコは不作ですね。
それでも、山を歩けば何らかの食べられるキノコは採れるので、今後も週一ペースで山歩きを楽しむことにします。
今日は、風通しの良い稜線でラーメン餃子セットを食べ、ハンモックに揺られて昼寝できたので満足です。

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魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. こんばんは
    山で遊ぶ”やまいき”ですね。
    瀬戸では、慰安旅行の事を”やまいき”といいます。
    川に行っても、海に行っても、山に行っても、みんな”やまいき”です。
    日ごろの疲れを自然の中で、ユックリ過ごして、英気を養う。
    山を散策しながら、キノコも楽しみ、ユッタリと過ごす。
    命の洗濯ですね~。

    • マンボウさん、こんばんは。
      川に行っても海に行っても「やまいき」っておもしろい言葉ですね。
      釣りもそうですが、川や山を歩くだけでも癒やされますね。体力的には疲れてても気持ちはスッキリします。
      渓流釣りが終わりキノコも終わるといよいよ野山に静かな季節がやってきます。
      何かを採るわけではなくても、山歩きは楽しいです。正に命の洗濯かもしれませんね (^_^)

  2. 豊富なキノコの種類が生えてますね
    自然の環境が良い証拠でしょう
    此れからは益々たのしみですね

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      今年は不作でキノコの量は少ないですが、ここへ来てやっといろんな種類が少しずつ出てきました。
      信州は山国なのでキノコ王国と言えますが、昔ほど採れなくなってきているキノコもあります。気候のせいなのか他に理由があるのかわかりませんが。
      台風が接近しているせいか、今日(10/8)からしばらくは雨模様のようです。気温も急激に下がってきました。風邪など引かないように、お互い体調に気をつけましょう (^_^)

  3. こんにちは。
    長野県南部は本当に不作と思います。友人も今年はだめだと言っておりました。
    昨日も山へ行ってみたのですが、本当に何もなく、山の中はカサカサ。潤いを感じません。残念ではありますが、2時間ほどで諦めて帰ってきました。アミタケとか取られているようですが、びくの中が宝石箱のように見えます。私は本当に何も取れません。
    帰り道、いつもと全く違ったルートで山を下ったのですが、こんな谷があるんだ、こんな所に松林があるんだと、発見しながら帰ってきました。それなりに楽しかったですが、かなり疲れました。
    来週は、思い切って全く行った事がない山へ登ってみようと決めました。非常に不安なのですが、これだけ取れないと何かしないと本当に面白くありません。ただの山歩きではストレスが貯まります。でもな~すっごい不安です。東の山、西の山・・・どこに登るべきか・・・。

    • nomitaさん、こんにちは。
      そうですよねぇ、少し離れた三つのエリアを見て歩きましたが全般的にキノコが少ないです。
      今回は色とりどりのキノコが少しずつ採れたので、確かにビクの中が綺麗ですね (^^)
      新しい場所を歩くのは楽しいですが、できればキノコが生えていてほしいですよねー。
      こういう時じゃないと全く行ったことがない山へはなかなか入ろうと思わないので、良い機会かもしれないですね。
      今日(10/8)から、しばらくはまとまった雨が降りそうなので、この雨の後は期待できるかもしれません (^
      ^)

  4. こんにちは!
    キノコと言えば・・・高遠の姉からまだマツタケが送ってきません(笑)
    そして、ついに主だった渓流も禁漁となってしまいました。
    ですが、最終日の9月30日になって予約してたバリバスのチューンドバックウォーター2020年モデルBWS-44FC-RXが遅れに遅れまくって届きました(笑)
    早速、2019年モデルBWS-46FCXと比較してみました。
    主なスペックの違いは長さ(2インチ)と適合ルアー2019:1~5g、2020:1~7g。

    実際にキャストしてみるとほぼ同じ(笑)
    しいて言えば2020モデルのほうがパワーがあって短いので4gを超えるルアーのフリップキャストがし易いくらいです。川によって使い分けるほどのことはなさそうです。
    気分転換に日によって使い分けようかと思います。2本あれば万が一の破損にもあわてないかなと(笑)

    • イッケンヤさん、こんにちは。
      今年は長野県南部のマツタケはかなり厳しいと思います。高遠のお姉さんも今年はマツタケの話題には触れないようにしているかもしれません(笑)
      渓流禁漁になってから、待望のロッドが届きましたか。
      2019、2020年と立て続けに出てるということは毎年マイナーチェンジして出すんですかね? ともかく楽しそうなロッドですね。
      万が一に備えて2本、確かにそういうこともあるかも(笑)

  5. 不作と言われてますが、収穫があってよかったですね 今回、川飯から山飯になってますね。現地調達で現地で料理、これも楽しそうです。私は、自分で採りに行けず 会社の人に頂きました。今シーズン、貴重なキノコを貰って申し訳ないです。

    • Kさん、こんにちは。
      いくら不作でも全くキノコがないということはないので、頑張って山をうろうろしてると何かは採れます(笑)
      渓流シーズンが終わっちゃったので、私の渓流メシも終わりました。山メシは水を背負っていかなきゃいけないのが、かなりツライです。
      採れ立てのキノコは風味が強くてひと味違います。
      今年は本当に貴重なキノコですが今日(10/8)から数日雨が続きそうなので、この後どっと出てくるかもしれません。
      いずれにしろキノコのお裾分けをもらえるのはKさんの人徳でしょう (^_^)

  6. こんばんは。
    アミタケはそこそこ出ましたね、雨が降ればいろいろのキノコが待っていましたとばかりに出てきます、ジコボウが一昨日と昨日で沢山採れました、まだ、出ないとあきらめている人が多いでしょうが、先日なんか諏訪ナンバーが塩尻まで多く来ていましたね、あちらは山の入山管理が厳しいからね。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      アミタケだけはそこそこ採れていますが、コムソウが例年に比べて極端に少ないです。
      ジコボウがたくさん採れたのは羨ましいです。ジコボウは美味いですからねー。うちの辺りでは昔は簡単に採れましたが、このところあまり採れなくなりました。
      諏訪は入山管理が厳しいんですか。どおりで私が行く山でも諏訪から来たという人によく行き会います(笑)

  7. いやはや、キノコ狩りの時まで旨いメシとハンモックで癒されるとは。^^
    これは見事に予想外の展開でした。
    良い楽しみ方ですよね、ホント。

    • kuniさん、こんにちは。
      キノコがたくさん採れる年なら、こんなことしてる余裕はないんですが、今年は幸か不幸か不作なのでたまには山の上でのんびりするのも良いかと思って(笑)
      いつもの川辺なら水はたっぷりありますが、水を背負っていくのが大変でした。
      今回のような山ならハンモックは張り放題なので、本当に快適でした (^_^)

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