スポンサーリンク
スポンサーリンク

春を喜ぶアマゴたち|2022年 木曽川水系渓流釣り解禁

フライフィッシング野外調理
この記事は約7分で読めます。

天竜川水系に続いて、3月1日は木曽川水系も渓流釣り解禁となりました。
2月中旬から今冬一番の大寒波がやってきて、朝方の寒さが強烈な日が続いたので「渓流釣りはもっと気温が高くならないと・・・」と思っていました。

が、「解禁」という言葉は聞くと、川へ行きたくなってしまうのです。
解禁日3月1日は午後から少し湿った雪が降ったようです。出かけたのは翌3月2日です。
のんびり出かけて、川に着いたのは9時半頃。

越冬したアマゴが動き出す|木曽川水系 ワサビ沢

※ワサビ沢というのは私が勝手に付けた名前で、木曽川水系味噌川上流の禁漁区ワサビ沢とは全く別の川です。

 
ウェーダーを履いて、グリーンバックを履きます。
あ、そうそう、今年リピート購入したリトルプレゼンツ N3 ウエストハイウェーダー、以前はウェーディングシューズに固定するフックが付いていましたが、新しいバージョンはそのフックがなくなっていました。
あのフック、確かにほとんど意味がなかった気がする。ワイヤーレースのシューズだとワイヤーを傷めそうだし。なくなってすっきりしました。


昨日雪が降ったはずだけど、湿った雪だったらしく沢沿いは思ったよりも雪が少ないです。

幸先良いオープニング。もしや爆釣では。

 
10時。気温6℃、水温4℃。
タックルは前回と同じ、ロッドCapsのKID’S 6楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)、リールはバテンキルクリックIIです。
リーダー5X 7.5Fft+ティペット6X 2ft。今日もマーカーニンフで釣りますね。
結ぶフライは、ビーズヘッド・ヘアズイヤー・ニンフ#14。

あまりの渇水状態に、いつも高確率で釣れるおなじみの淵もかなり小さくなっています。


手前側から探っていきますがアタリが無く、今日はこの淵はダメかな?と思いかけた頃、流心の向こう側で、生命反応あり!


今シーズンの木曽川水系初アマゴ。
この個体は例のド派手アマゴの系統だけど、直近に放流された個体ではなく川で越冬した個体なので色合いが落ち着いてますね。

幸先良く釣れたので、今日は調子良いかも。
天気が良いせいもあるけど、2週間程前の天竜川水系の解禁日とは雰囲気がだいぶ違います。周囲には雪があるけど春らしいというか。


釣り上って行きますが、うーん、水が少ない。遡行は楽で良いんだけど。
魚がいそうな場所は限定されるから、どんどん上ります。

春先から絶好調かも?なんて甘い考えはやはり通用せず、その後アタリは全くありません。
ま、少し早めにお昼でも食べてちょっと休みますか。

今回もメスティン三兄弟のテストを兼ねて渓流メシ

 
前回釣行から使い始めたシリコン樹脂加工のメスティン三兄弟
今日は、大小のメスティンを使って焼きそばと豚汁を作ります。

 
マイクロマックスULを設置。
ポケットストーブに固形燃料を置いて準備OK。この固形燃料は何年か前に30個だったかな、セット購入して少しずつ使っていたんだけど、経年でだいぶ痩せちゃった。固形燃料はまとめ買いせず、少しずつ買った方が良いね。
ともかく、固形燃料を2個一緒に使います。

 
卵2個を割って解きスタンバイ。結局、中メスティンも活躍。
それからSOTOのスライドガストーチが不調になったので、修理に出そうかとも思ったけど、ライターをセットして使うポケトーチ楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)を試しに買ってみました。これで着火。
これについては、近々別記事を書きます。

 
水を入れた小メスティンをポケットストーブにかけ、豚肉、ニンジン、ゴボウ、大根、ショウガを入れて煮ます。
大メスティンにサラダ油を少し引いて、マイクロマックスULで豚肉を炒めます。

 
豚肉に火が通ったら、キャベツ、ニンジン、モヤシを追加してさらに炒めます。大メスティンを最初に見た時に野菜たっぷりの焼きそば作るのに良さそうだな、と思ったけど、野菜を炒めてみるとやはりこの大きさは使える。3層鋼フライパンでも焼きそばはできるけど、ギリギリサイズで野菜の量は控えめにせざるを得ないんですよね。
小メスティンの方がなかなか沸騰してこないので、ちょっとガスの方に移動させたりしながら。

 
大メスティンに焼きそば麺投入して、水をちょこっと入れてフタをして少し蒸します。
小メスティンは、沸騰してきたらアク取り。

 
麺がほぐれたらニラを投入。
少し炒めて、粉末ソースを入れて混ぜ炒めたら焼きそばはOK。

 
小メスティンに味噌を溶き入れ、刻みネギを入れたら出来上がり。
すかさず大フタに油を引いて熱します。

 
溶き卵を入れてオムレツ作り。
メスティンのフタが四角い形なので、なんだかいつもと勝手が違ってだし巻き卵みたいになっちゃったけど。


焼きそばにのっけて、ナイフで真ん中を切ってとろとろな仕上がりに・・・
と思ったけどちょっと火を通し過ぎちゃった(苦笑)


本日の渓流メシ
・ニラ入りオム焼きそば
・豚汁
・食後の紅茶

大メスティンの容量があれば、野菜たっぷりの焼きそばも余裕で作れます。2人分の焼きそばだってできます。
前回フタのコーティングを剥がしちゃったので、ちょっとビビリながらオムレツ焼きましたが、全然問題無さそう。次回はもっとうまくできると思います。

メスティンはそのまま食器として問題なく使えるのか。

今回試したかったのはメスティンから直接汁物を食べて金属味がするのかどうか。
内側はコーティングされてるから、ラーメンの麺をすする時は大丈夫なはずだけど、口を付けて汁を飲むとき、外側に唇が触れるよね。その時どうなのか? 例のピリッとした感じがしないのかな。

 
メスティンはグリップがしっかりしているので、そのまま食器としても使えます。
焼きそばは全然問題ないとして、豚汁をメスティンから直接食べると・・・
と、その前に大きな問題が。
メスティン自体がアツアツで、口を付けられません!
仕方ないので、しばらく箸で具を摘まんで食べていて、やっと口を付けられるようになったのは焼きそばを食べ終わる頃。
アルミクッカーってこんなに冷めにくかったっけ。寒い時にはありがたいけど、なかなか食べられないのはな・・・
そして、肝心の金属味は・・・正直なところアツアツだったりショウガの味が利いていたりで、よく分からなかった(笑)


メスティンはメニューによっては食器として使えるけど、汁物の食器としてはNGです。
金属味云々は別にしても、縁が薄くて鋭利なので(バリはないとしても)、口当たりが悪いです。
さらに先述した通り、アツアツの状態だと口を付けられません。
汁物はやっぱり山のうつわなど木製の食器に移して食べるのがベスト。

 
前回コーティングをちょっと剥がしてしまったメスティン大フタ、今のところ剥がれが広がることもないのでまぁ、なんとか使えるでしょう。
コーティングメスティンは、さっとキッチンペーパーで拭き取るだけでこの通りきれいになるのはほんとに便利。

気温が上がった午後、魚はお食事タイム?


満腹になったところで、釣り再開。
12時になって、気温は9℃。かなり暖かく感じます。

 
アタリが無いまま小堰堤に到着。ここには何尾かいるでしょう。
グレーニンフ#14にスプリットショット(ガン玉)を付けて、白泡下に潜り込ませるようにキャスティング。右端から徐々に左に向かって攻めていきます。
真ん中辺りまできて、白泡に揉まれたマーカーが浮き上がって手前に流れ出した途端に、ピクッと生命反応!
アワセますが、空振り。あれ? 魚だったと思うんだけど。
もう一度キャストしてマーカーを注視。またピクピクっと。
確実に魚だ。


2尾目のアマゴ。これは在来系の越冬個体。
この沢にも放流があるはずだけど、直近放流の魚が釣れないね。この区間には放流されなかったのかな。

 
だいぶ浅くなっちゃったこの淵でも食ってきましたが、痛恨のバラシ。
さらには、やや浅いところからも出たんですが、これまたバラシ。
あれれ、針先が甘くなってる?と確認してみると、そんなことはなさそう。


水の透明度が高いので、淵を覗き込んでみるけど魚は見えませんね。

 
なんと、この二箇所でもバラシ。こんなことある?
食ってくる魚は多いけど、ほんとに口先で突くような食い方をしてるのか。なんとも解せない。


この沢ではあまり見かけない猿がたくさん川を渡って斜面を駆け上がっていきました。

 
今度こそはちゃんとフッキング。と思ったら、こんなチビでした。


3時頃になると、なぜだか急速に水が濁ってきて、あっという間に餌釣りでも厳しそうなくらいになっちゃので、納竿。
この濁りなんだろう。もしかして、雪解けで濁ったの?と思って水温を測ってみると、朝より上がって6℃もあるから、そうじゃ無さそうだし。
そう言えば、このところなぜだか木曽川本流も濁ってるんですよね。


日陰にはまだ雪が結構あるけど、春をしっかり感じました。
3キャッチ、4バラシというなんとも冴えない結果ながら、魚の活性が上がってきているのを確認できました。次回釣行が楽しみです。

スポンサーリンク
リコプテラをフォローする
魚ココロあれば水ココロあり

コメント

  1. まずは、こちらの水系あけまして、おめでとうございます。(^_^)

    やっぱり万能のツールってのは、ないと言うことでしょうか。
    これは間違いなく、リコプテラさんは違うクッカーを買うな。(笑)

    • kuniさん、こんばんは。
      天竜川水系の解禁の時はまだ冬って感じでしたが、今回は春らしさを感じる解禁釣行となりました。
      メスティンは極薄のアルミ材で縁処理なしというところが、長所でもあり短所でもあるんですよね。今後も使い道はあると思いますが、すでに他のクッカーに目移りしていたりして(笑)

  2. 木曽川水系 解禁おめでとうございます 大分、雪解けが進んでいますが 何故 今週末天気が悪いんでしょうか           このメスティン、フタもコーティングされていて フライパンで使っても問題なくて良いですね。       どのみち、地区の仕事の まとめで頭がいっぱいで、釣りどころではありません。地区の役は辛いです

    • Kさん、こんばんは。
      木曽川水系もシーズンがやってきましたね。木曽も2月中旬頃までは雪が少なかったのに、下旬に大雪になってその雪がかなり残っていますね。

      このメスティンはガスで弱めの火で使っている分には、問題ないと思います。
      フタにコーディングされているのは、思った以上に便利な場面が多いです。
      地区の役が回ってくると大変ですよね。解禁釣行、出かけられたでしょうか。良い釣りになりますように。今週末はかなり暖かくなりそうですね (^_^)

  3. おはようございます
    無事に釣果があり、おめでとうございます。
    私にとっては凄まじい雪ですが、そんな中でも釣れるんですからたいしたものです。
    河原の雪が多いにもかかわらず、水温が6℃もあるんですね。
    綺麗な魚体でいいです。

    • マンボウさん、こんばんは。
      解禁釣行はいつもボウズすれすれの感じですが、今回は意外と居着きアマゴの反応が良かったです。4尾もバラしましたが(笑)

      午後になって水が濁り出しても水温が下がらなかったのが不思議です。雪解けの濁りかと思ったらそうでもなさそうで。
      今年は事前放流が少ないのか、越冬個体のアマゴばかりでした (^_^)

  4. この冷たそうな状況でもフライでゲットさすがですねー。

    • Nori1022さん、こんばんは。
      相当水は冷たかったんですが、意外と魚の反応は良かったです。
      反応が良いと言っても、やはり鼻先に流れてきた餌らしきものを試しにちょっとくわえてみた、というような浅い食いで、4尾もバラしてしまいましたが(笑)
      一度雨が降って増水すれば、もっと魚の活性も上がるとは思います ^_^