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キャンプ用マット選び|モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド150

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この記事は約7分で読めます。

今年から本格的に始めたソロキャンプ。
テント泊ではしっかり熟睡できるかどうかが重要ですね。ちゃんと眠れないと疲れがとれなくて翌日まで響いちゃいますからね。
ちゃんと眠れるかどうかはテントを張る場所に大きく左右されます。周囲の音や風の有無なんかもありますが、はやり一番重要なのはテント張る地面の状態。
なるべく平らで凸凹がなく、小石や小枝などが少ない場所がいいですね。

夏場に芝生ふかふかのオートキャンプ場ならいいかもしれませんが、どんな場所にテントを張るにしてもマットを敷かなければ背中が痛いし冷えるので、マットは必須ですね。

キャンプ用マットの選び方。

使用目的によって、最適なタイプを選びましょう。

(1)アルミマット

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昔からありますよね、これ。通称「銀マット」。
サイズは各種あり、厚みは10〜15mmのものが主流です。
長所:なんといっても安価だということ。しっかりと整地されているオートキャンプ場なんかで、大きなテントに敷き詰める場合はこれが適していると思います。くるくる巻くタイプとぱたぱたと折りたためるタイプがあります。
短所:嵩張ることと、薄いので小石などがある場所では背中が痛くなってしまうこと。

ここからはモンベル製品になります。
特にモンベル贔屓というわけではないですが、比較的近くにモンベルショップがあるので、実物を確認できてますので。アウトドアグッズは実際に手に取って見る方が良いですね。
他メーカーでも同様に以下のようなタイプがあります。

(2)モンベル フォームパッド 180

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【素材】ポリエチレンフォーム
【重量】357g
【カラー】フレッシュグリーン(FRGN)
【サイズ】長さ181×幅51×厚さ1.6cm
【収納サイズ】51×15×11cm

※長さ180cm仕様の他に、150cm、120cm、90cmのものがあります。

長所:とにかく軽くて広げるのも仕舞うのも簡単。全面に施したディンプル加工により生じた突起が荷重を分散し、アルミマットより格段に優れたクッション性を発揮します。
短所:収納サイズが嵩張る。クッション性は他製品より劣る。

(3)モンベル U.L.コンフォートシステムパッド180 キャンプ50

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【素材】40デニール・ナイロン・ドビー
【重量】1,114g(1,154g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】グラスグリーン(GRGN)
【サイズ】長さ180×幅60×厚さ5cm
【収納サイズ】φ10.2×60cm

※長さ180cm仕様の他に、150cmのものがあります。さらに、厚さ3.8cmの180cm、150cm仕様と、厚さ2.5cmの180cm、150cm、120cm、90cm、30cm仕様があります。

フォーム材とエアを併用するタイプです。厚さが違う三種類があるので、選択によってソロキャンプからファミリーキャンプまでカバーします。
長所:安定感のある寝心地。寝心地と遮熱性能を優先するなら5cm厚のものを選びましょう。
短所:収納サイズが嵩張って重量がある。

(4)モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド180

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【重量】530g(545g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】オレンジブリック(OGBR)
【サイズ】長さ180×幅50×厚さ8cm
【収納サイズ】φ11×21cm

※他に、150cm、120cm、90cm仕様があります。

エアで膨らませて使うタイプです。
長所:なんといってもコンパクトな収納サイズ。厚みがあって、6気室に別れているので安定性、快適性にも優れる。
短所:パンクの可能性がある。広げたり収納したりに手間がかかる。遮熱性能は低い。

モンベル スリーピングマットの性能比較。

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・・・モンベルサイトより

重量と保温性能はおよそ比例しますね。ただ、エアパッドより断トツに軽いフォームパッドが保温性ではやや上回るようで、試してみたい製品ですね。

私が選んだ2種類のマット。

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DABADA キャンピングマット

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【サイズ】約180cm×58cm×3cm
【重量 約995g
【付属品】収納袋・収納バンド(本体一体式)・補修シール
【収納サイズ】約32cm×15cm(筒型)

渓流泊のためのキャンプ用品を揃えていた時にアマゾンで目に付いたこの製品。上記のモンベル U.L.コンフォートシステムパッドと同様にフォームとエア併用タイプです。
枕も付いていて格安。

早速、初めての渓流泊の時に使ってみました。

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コンパクトに収納されているマット。
バックルを外して広げます。

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二つ折りにになってくるくるまるめられていたマットを広げます。
「自動膨張式」ということになっているけど、それはフォーム素材だけの話で、空気は自動では入りませんよ(笑)

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枕部分に空気を入れます。ちょっと入れ過ぎた(^_^;)
フォーム材が入っているので、オートキャンプ場のように地面が整地されている場所なら少し空気を入れるだけで使えます。

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この時みたいに小石がじゃらじゃらしてる河原なんかの場合は空気をある程度入れます。
本体部分の空気注入口は足元の方にあります。
このマットで一晩寝てみましたが、特に問題なく安眠できました。コストパフォーマンスは高いですね。ただ、下記の6気室に別れているモンベルのマットほど安定性は良くありません。
空気を入れすぎると安定性が悪くなるので、そこそこに。

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60Lザック下部のループに固定してあるのがこのマット(黄色矢印)。
十分コンパクトなんですが、その後二泊三日の渓流泊の時にはさらに荷物をコンパクトにそして軽量化する必要があったので、もう一つ買い足すことにしました。

モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド150

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【重量】440g(455g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】オレンジブリック(OGBR)
【サイズ】長さ150×幅50×厚さ8cm
【収納サイズ】φ10×21cm

上記のDABADAマットに比べるとこんなにコンパクト。片手で持ってもこんなに小さいです。
荷物制限のある源流ソロキャンプにはこれが最適だと思います。
私は身長180cmなのになぜ180サイズを買わなかったかというと、シュラフ収納袋などに衣類を詰めて枕にするかザックを足元に置いたりすれば150サイズで十分だからです。

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収納袋から出してバックルを外し、クルクルと広げます。

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三つ折りになっているのをぱたぱた広げ、空気を吹き込みます。

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1分もしないうちにあっという間に完成。上記DABADAとは違って6気室になっているので空気をパンパンに入れても安定しています。
写真2枚目のトグルを使って、別のマットと連結することができます。多人数用テントで使う場合は連結すると安定して使えますね。

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収納の時に使うバックル付きのベルトは、シュラフ収納袋などに衣類を入れて枕にする時の固定にも使えます。

マットと連結できる専用の枕もあります。これを使えば一番快適に眠れると思います。

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モンベル U.L.コンフォートシステムピロー楽天で見るアマゾンで見る
【重量】70g(90g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】マスタード(MST)/ オレンジブリック(OGBR)
【サイズ】長さ25×幅45×厚さ12cm
【収納サイズ】φ9.5×8cm

★2018.11.14追記:
コンフォートシステムピローも購入して使ってみました。これがあるのとないのでは寝心地が大違いです。詳しくはこちら

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収納袋の内ポケットには補修キットが入ってます。補修用のパッチと接着材、それに連結用のトグル。

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片付ける時は、まず空気口を左に回して空気を抜きます。マットに座ってあらかたの空気を抜きます。

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このモンベルマークのある方を下にして、縦に三つ折りにしてさらに空気を抜きます。

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足の方から空気を押しだしながらクルクル巻いていきます。
空気口のキャップを右に回して止めます。

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再びバックルを留めて、収納袋に入れたら完了。

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このマットで南アルプスの河原に二泊しましたが、ぐっすりと眠れてとても快適でした。
前日にパンパンに入れた空気が若干抜けた気もするけど、まぁ、パンクしない限りは問題ないです。
このコンパクトなマットじゃなければ、60Lザックに二泊三日の荷物を全部を入れるのは無理だったと思います。

私は割とどんな環境でも眠れますが「枕が変わると眠れない」なんて人は、キャンプの時のマットにもこだわった方がいいですね。
マットは、使うシーンによってどれが良いか変わってくるので「これがベスト」というものはありません。
荷物の量を気にする必要のないオートキャンプなら、上記の5cm厚のU.L.コンフォートシステムパッドなんかを使えばきっと熟睡できると思いますよ。

★2018.8.9追記:
U.L. コンフォートシステム エアパッドは製品リニューアルされて、長辺方向にチューブが走っていたのが短辺方向に変更になり、チューブ間に隔壁を設けたボックス構造を採用したので、さらに保温性が向上しました。

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コメント

  1. ボクは基本的にソロなら車中泊なので、嵩張ることを気にせず自動膨張式のマットを使いますが、やっぱり寝心地・防寒性は二重丸ですね。
    友達とのテント泊の時は嵩張らないようにウレタンマットがメインかな。
    やっぱりリコプテラさんの仰る通り、ケースバイケースで選ぶのが一番。^^

    • kuniさん、こんにちは。
      自動膨張式のマット、確か以前にブログで見ましたね。
      あのふかふかベッド並のやつでしょ。あれは寝心地良さそうでしたねー。車だとあんなの良いですね。
      一つであらゆるシチュエーションをまかなうのは無理ですよね。来春には私も車中泊用のものも探さなくては(^_^)

  2. 私は色々と使ってきましたが、現在はサーマレストのZライトシリーズですね。
    https://www.e-mot.co.jp/therm-a-rest/product.asp?id=176
    自動膨張式は便利といえば便利ですが準備と片付けに時間がかかるのと、
    バッグ内に入れるとスペースを取られるのと、濡らしたりすると気になるため、
    ザックの外に気軽に装着できて、ちょっとした休憩でも広げて使えるこれに落ち着きました。
    車中泊だとニトリの六つ折マットレス利用です。
    3000円と格安ですがキャンプ用とは雲泥の差の快適性です。
    こんなのを含めて、ヨガマットや銀マットなど適材適所というのは賛成です。

    • イチさん、こんにちは。
      Zライトの紹介ありがとうございます。リンク先拝見しました。
      モンベルにも似たようなタイプがありますが、Zライトはアルミ蒸着なのでその分保温力がありそうですね。このタイプも気になっています。
      へぇー、ニトリの六つ折マットレスですか。それも車中泊には良さそうですね。ニトリは近くにあるので、見に行ってみます。
      車中泊にはヨガマットもいいかなと、検討中です。

  3. リコプテラさん
    こんばんは。皆さん、プロの発言で気が引けますが、あえて昔の役に立たない話をさせて頂きますと、私は20代前半に貧乏暮らしで、普通のベッドがなく、アメリカで販売していた、キャンプ用ではなく、ゲスト用の安いセミダブルのエアベッドで生活していたことがあります。ぼこぼこ過ぎて寝にくかったのですが、車中泊で2名で寝るならいいかもしれません。厚みは25cmくらいあったので、子供と二人なら問題ないでしょう。久し振りに、ざっと調べてみようと思います。

    • Yoshisbar さん、こんにちは。
      エアベッドで生活していたんですか。ふわふわしてて寝心地良さそうですが、毎日となると安定感に欠けるでしょうか。
      厚み25cmもあるんですか。それはほんとにふかふかですね。
      車中泊だとそれほど堆積や重量を気にしなくていいので、選択肢はいろいろありそうですよね。私も来春に向けて検討してみます。

  4. エアマット、コンパクトで使いやすそうなんですが、尖ったもので穴が空いたり劣化で穴が空いたりするのが怖くて買えません^_^;

    • akiさん、こんにちは。
      そうですねー。エアマットの最大の欠点は、パンクの恐れがあることですね。
      このモンベルのやつは6気室にわかれていて、修理キットも付属しているので、現地で応急対応はしやすいと思います。
      でも、耐久性については他のタイプより劣るかもしれませんね。今のところ検証できてませんが、またレポートします。

  5. こんにちは。
    今は色々と良い物があるんですね、マット。
    タダの段ボール紙世代なので、アルミマットが出た時は凄い!と思っていましたが、快適にすごす為の商品には感心します。
    背中に当たる物が有り寝にくいな~と思って翌朝に確認すると、グリンピース程度の小石だったなんてのも、今は懐かしい思い出です。

    • マンボウさん、こんばんは。
      だ、段ボールですか!? でも、確かにあれは温かくて意外と使えますね(^_^)
      アルミマットは今でも、お手軽でいろんな用途に使えますね。
      テントの底の小さな小石、これ、以外と響くんですよね。私はザックを背負っての釣行キャンプ用にエアマットを選んでみました。コンパクトで軽量だという点も大きいですが、これだとクッション性が高いので河原の石も気になりません。

  6. 羨ましいです。未だにアルミマットです。(笑)
    以前に家族用全員にエアーで膨らますものを使いましたが接着剤が傷んでただのマットになってからは欲しいと思いつつも未だ未購入です。
    参考になります。

    • 幻の渓流師さん、こんにちは。
      アルミマットも用途によってはお手軽で良いと思いますよ。
      私の場合、コンパクトで軽量な点を重視したのでエアマットにしましたが。
      耐久性の面はちょっと心配なんですよね。今後検証してみます。
      家族全員分となるとみんなで膨らませないと息切れしちゃいますね(笑)