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3時間歩いた末の大岩魚|天竜川水系 フライフィッシング

フライフィッシング野外調理
この記事は約12分で読めます。

梅雨入り目前だった6月5日に釣りに行きました。
早朝からは行けないので、ゆっくりと川へ向かいました。
9時前に目的の川にたどり着いてみると、なんと水が青白いセメント色の濁流になっています。
これは完全に川の工事をしている状態なので、その川は諦め、隣の川へと向かってみます。

解禁早々に出会ったおっちゃんが、
「去年の台風の影響で今年は天竜川の左岸側は釣りにならない」と言っていたのを思い出しました。
仕方ないので隣の川へ向かいますが、そちらは大丈夫なのか・・・
昨年から下流部で工事をしているのは知っていましたが、そこを過ぎるとこちらは濁りはなく釣りはできそうです。

ただ、かなり下の方で車両通行止めになっていました 。
きっと落石がひどいか、林道自体が崩落しているかどっちかですね(T_T)
昨年の台風19号はかなり強烈だったからねぇ。
MTB積んでないし、歩いて行く?
今日は入渓点まで車で行って、お散歩釣り程度のつもりだったのでトレッキングシューズさえ持ってきていないのです。

一つ気になるのは、埼玉県ナンバーの車が一台止まっていることです。
チラッと車の中を覗くと、明らかに釣り人です。
この人がどこから入渓しているのか。それが問題だ。

イワナを求めて歩けども、歩けども|天竜川水系 仙人の川

想定外のアスファルト道歩きから始まる。

 
ウェーディングスタイルでサワートレッカーRSを履いて歩くしかないね。
それにしても今日は暑い。時間はまだ9時40分だけど、支度をしている間に額から汗が流れ落ちます。予報では31℃くらいになるとか言ってたし。
涼しい林道歩きなら苦にならないけど、ここからだとアスファルト路面を歩かなきゃなのが辛い。


灼熱の太陽にジリジリ灼かれながら、ただ歩くだけだとあまりにもキツいので、前から探していた山菜のアイコ(ミヤマイラクサ)でも探しながら行こう。
道路の両脇をキョロキョロ。まぁ、そう簡単に見つからないか。


暑い、とにかく暑い。
今日はもちろん水筒は持ってきてるけど、何か塩分&糖分を補給できるもの、せめて飴玉くらいは持ってくるべきだったな。
こんなに歩くつもりじゃなかったから、お昼以外の食べ物は持ってきていないのです。
暑い暑いとつぶやきながら、とにかく地道に歩きます。
急遽歩くことになったけど、まぁ歩くのは得意なので頑張ります。

 
落石防止ネットが張られているにも拘わらず、こんなに落石が。
この緑がかった石、キラキラした層状になっていて、石英が含まれてるのかな。


気安く歩き始めたのはいいんだけどさぁ、普通ならこんなところ車でびゅーっと通り抜けてたところなのに、今は一歩一歩進んでいくしかないという辛さよ。

 
あっ、これ、アイコかも!?
と思ったけど、全然トゲがないから違うな、これは。

 
こんなでかい落石、怖いねぇ。
左の崖を見上げると、ここから転がってきたの!?
怖いねぇ。こんなのが落ちてきたら車なんかぺちゃんこだよ。
こんな状態なら、車両通行止めにせざるを得ないよね。


ふぅー、やっと道が少し細くなって木陰になってきた。
9時40分に出発して、すでに1時間が経過。

探し求めていたアイコに出会う。


眼下に見える流れは、どうもかなりの減水状態。
上に取水口があるから、それよりも上にいかないと釣りにはならないかもな。
と思いつつ、何気なく視線を足元に移すと、


あ、これこそアイコ(ミヤマイラクサ)じゃないの!?

 
白くて細かいトゲが全草に生えていて、ちょっとでも触ると悲鳴を上げるほど痛い (>_<)
間違いない、これこそアイコ!
アイコについては、先日詳しく書いたのでこちらをご覧下さい。

山菜としてはちょっと伸びすぎだけど、それにしても、探していたアイコが狙い通りに見つかるとはなんともラッキー。
今日はどうやら魚釣りの方はあまり期待できそうもないけど、アイコが発見できたのは大きい!


斜面にたくさん群生していて、これは来春に向けて良いポイントが見つかって嬉しい。
食べられそうなところを、少しだけ帰りに採って帰ろう。
今日はこれが見つかっただけでも十分な収穫。

あとは、なんとか川に降りて渓流メシさえ食べられればOK(笑)


取水口を越え、目的の入渓点へと頑張って歩きますが、まだ堰堤をいくつか越えなければならず、先行者が恐らく入らないであろう上下を堰堤に挟まれた区間にちょっと降りてみました。
うーん、水が少なくて魚がいそうにもないね、ここは。

 
それでも、疲れた足を水に浸けると気持ち良い。
小さいイワナが走ったりしないかと、しばらく遡ってみましたが魚がいる気配は全くありません。
魅力的なポイントもないので、もう一度道路に上ります。


道路に何か動物の頭蓋骨が転がっていました。たぶん鹿だね。
すでに気温は30℃を越えてるんじゃないかな。このままじゃ、こっちがアスファルトの上で骸になりかねない暑さ。梅雨前だというのにどうなっちゃってるの?

3時間歩いて入渓点に到着。冷たいそうめんが美味い!

結局、汗びっしょりになって歩き、当初の入渓予定地点までやってきました。
あー、疲れたぁ。


川に降りてみると、昨年の台風で川が埋まり平坦で浅い水路のような状態になっています。
ダメだな、こりゃ。
先行者はもしかしたらMTBでもっと上まで行ったのかもしれない。
まぁ、仕方ない、木陰になっている辺りでお昼を食べよう。
時計はすでに12時半を回っていて、かれこれ3時間も歩いてきたことになります。
今日はこんなはずじゃなかったんだけどな・・・
疲れちゃったよぉー。

 
バックパックを降ろし、背中が汗びっしょりなのでフィッシングベストも脱ぎます。
一休みしてから、マイクロマックスU.L.を設置。

 
チタンパーソナルクッカーの大鍋でお湯を沸かし、そうめんを茹でます。
この暑さだったら、そうめんは最高だろうなー。

その間に持参したトマトをオピネルでカットして、薬味と併せて山のうつわDISHに盛り付けます。
めんつゆも薄めて山のうつわに用意。

 
エスビットポケットストーブ固形燃料を置いて着火。
アルミパーソナルクッカー小鍋のフタでさつま揚げを焼きます。

 
お湯が沸いたらそうめんを投入。
そうめんが吹きこぼれそうになったら、クッカーを持ち上げて火力調整。
茹で上がったらザルに上げ、川の水で洗って冷やせば出来上がり。


できましたー!

本日の渓流メシ
・そうめん
・焼きさつま揚げ
・トマト
・食後の紅茶

今日のメニューは本当にそうめんにして良かった!
暑い日に渓流で食べるそうめんは最高です! あぁー、生き返る〜。
焼いたさつま揚げに醬油を垂らしただけなのに、うますぎる〜。

今日はもうこのままここで休憩して帰っても良いかも。帰りにアイコさえ採って帰れば。
食後の紅茶を飲んで、日陰でしばし放心状態(笑)

時間はすでに14時になろうとしています。
もう一度道路に上がってさらに上を目指すのはキツイので、ここから遡って川の状態を確認することにしました。

浅く埋まってしまった川を遡る。

 
川は足首ほどの浅さの水路状態なので、魚はいそうにもありませんが、一応タックルをセット。
ユーフレックス インファンテ773-6 NSFGRAIN grace(現在は廃版)。
リバーピークのDT-0F楽天で見るアマゾンで見るヤフーで見る)+リーダー7.5ft6Xに7Xティペット2ft継ぎ足し。
このロッドと#0ラインの組み合わせが気に入ってしまったので、今回もこれでやります。
だけど、魚がいなきゃ#3ラインだろうが#0ラインだろうが、意味ないけど(笑

歩けども、歩けども水路のような浅くて早い流れがあるばかり。


うーん、少しは渓流らしくなってきた?


いやいや、やっぱりただの水路だ。
ロッドを振らないまま、どんどんどんどん遡ります。


どこまで続くのー、この水路。だいぶ歩いたよ、もう。


30分くらい歩いてようやく、今度こそ少しは段差が出てきました。
ここから上が良い渓相なら、イワナがいるかも。
この時点での水温は13℃。
ブラックボディーのエルクヘアカディス#14を結んでキャスティング開始。

台風に押し流された川にもイワナは生き残っていた。


ここで出ました! いたよ、イワナ!
しかし、小さいイワナでフッキングが甘くてバレちゃった (>_<)

 
相変わらず暑いなぁ。しかも、また平坦なチャラ瀬になっちゃったし。


水路をスルーしてどんどん進みます。
これは、今日はもうボウズの可能性大。
さっきのチビイワナをキャッチできてれば、なんとかボウズは逃れられたのに(苦笑)


少し段差が出てきたので、ロッドを振りながら上がりますが、魚は出ませんねぇ。
やっぱり流れが平坦で水がさぁっと流れちゃってる感じなんだよね。
魚が捕食のために定位できそうな場所が少ない。

今日はボウズか、と思いかけた時にまさかの大物。


たどり着いたこのポイント。ここにはいるかも
まず、白泡からの流れだしAにフライを浮かべますが反応なし。
続いて、白泡手前の巻き返し付近。ちょっと深すぎるか。ここも出ません。
やっぱりイワナはここにもいないのかなぁ。
最後に白泡の向こう側の巻き返しを狙ってみますか、一応。

一投目、ブラックボディーのエルクヘアカディス#14を巻き返しの流れに乗せて、岩の際に差しかかった時にピチャッと小さめに出ました。
アワセのタイミングは合っていたと思いますが、フッキングしません。小さいイワナか?
ハリには触ってない感じだから、もう一度出てくれるかな?

もう一度、巻き返しの流れに浮かべて奥に送り込もうと思ったけど、ちょっとズレて巻き返しの真ん中にポトンと落ちた瞬間にまた小さく出ました!

アワセると、今度はばっちりフッキング。
それほど小さくはないかも。
このロッドは25cmくらいの魚でも「もしかして尺物!?」と思わせられるほど、良く曲がります。


結構な引きで、なかなか下流側に頭を向けられないなと思っていると、ぐいぐいと白泡の下を潜ってこちら側の岸にある二つの沈み石の間に潜り混んじゃった。
まずいな、7Xティペットが石に引っかかってる。イワナはぐいぐい石下の隙間に入っていこうとしてるし、擦れて切れるのは時間の問題。

考えている暇はないので、自分が川に入ってジャブジャブと真ん中辺りまで移動。


こんな角度で対峙しましたよ、という線を描いてみました。
赤い線がロッドで、緑の線がライン+リーダーのイメージです。
こんな感じで弧を描くロッド。
これで、ティペットが石に干渉しなくなったので、ロッドに力を入れます。
なんとかこちらに頭を向けて、イワナを引っ張り出します。


このロッドの曲がりを信じてぐいーっと持ち上げると、白泡の上に一旦頭が出ました。
思ったよりデカいよ、これ!
強い流れに乗せて、そのままネットに入れちゃおうと思ったけど、相手はまだ余力十分でもう一度身を翻し、元いた岩の際に向かって猛ダッシュ。
それをこのロッドの曲がりでなんとかいなし、右側の浅場に誘導してすかさずネットで掬ってキャッチ。


やったー! 久々の尺岩魚!


この川の状態でも生き残っていた野性味溢れる色合い。


いい顔つきしてますね。カッコイイ!
リリースすると元いた岩下にむかって力強く泳いでいきました。

さっきまでボウズ確定だと思っていたのに、大逆転!
ティペットを触ってみるとやはり石に擦れてザラザラ。危ないところだったー。
そもそも、イワナ狙いならティペットは6Xを使えばいいのにね(笑)

ともかく、3時間以上歩いた甲斐がありました。
川の神様は私を見捨ててはいなかった。ありがとうございます。

もうこれで帰っても良いと思ったけど、この上がどういう状態なのか確認だけしたかったのでもう少し上ります。


ここから渓相良くなるかと思ったら、また埋まって浅くなった水路 (T-T)
魚のいない浅瀬が続いた後に、ほんの少し魚がいそうなポイントが点在するというような状態。
あのおっちゃんが言った通り、今年はこちら方面の川はかなり厳しい。

 
ここで、1尾追加。
時間は16時。今日は夜は予定がないから、もう少し釣り上っても大丈夫だけど、満足できるイワナが釣れたから早めに上がることにしよう。

上りよりも長い下り道。

 
道路に上がります。かなり歩いてきたけど、ここだって舗装されてて本来なら車で簡単に来られる場所なんだよね。
上がったところにはちょうど二人静が咲いていました。

上ってきた時ほど暑くないし、下りだから2時間くらいで帰れるんじゃないかな。
とにかく、てくてく歩きます。
いいイワナが釣れたから、気分は良好。


うわ、道路が陥没して抜け落ちてるじゃん。オソロシヤ、オソロシヤ。
これは車で通れるどころの話じゃない。

 
例の鹿の頭蓋骨があった場所に到着。
かなり下ってきたのにまだこんな場所なのー。先が思いやられる。
でも、あのイワナのおかげで気分は上々なので、頭蓋骨を拾って土に埋めてあげよう。
アスファルト路面の脇に転がってるのは痛々しいから。


道は続くよどこまでも(笑)
よく考えたら上りは3時間かけて入渓点にたどり着き、そこから平坦な水路をかなり上ってるんだうよね。2時間で帰るなんて無理なんじゃないの?

伸びすぎのアイコを少しだけいただきます。


やっとのことでアイコポイントに到着。

 
指の出ている手袋しかないから、痛い思いをしつつアイコを少し収穫。
アイコを見つけられたのも、相当に嬉しい!
バックパックに仕舞い込んで、再びてくてく歩きます。

見慣れぬ動物にじっと見つめられる。


前方の道路が落石で大変なことになっている手前のところで、右側の山から道に何か出てきたよ。
タヌキか、あれ。鼻面が長いからアナグマかな。


やっぱりアナグマだ。ちょっとかわいいね。


カメラを取り出して撮っていても、じーっとこっちを見たまま動きません。
カメラの設定をいじろうとして、目線を下に落とした瞬間に脱兎のごとく左側に走って行きました。
まぁ、それほど俊敏な動きじゃないんだけど。

よく、熊に出会ったら目をそらさずにゆっくり後ずさるのが良い、と言われますが、
確かに、野生動物はこちらと目が合っている間は動かないでじっとしていて、目を逸らした途端に逃げ出す(熊の場合は襲いかかることもある?)んですよね。
熊がじっとこちらを睨んでいる状態であれば、睨み返したまま目を逸らさずに後ずさるのが正解だと思います。


夕方18時を過ぎ、森には蝉の声が響き渡ります。

実りの多い一日が、ゆっくりと更けていく。


足早に歩いてきたつもりですが、時間はすでに19時を回りました。
結局下りも3時間以上歩いてるじゃん(苦笑)
辺りは薄暗くなってきてるし。

歩きながら、あの尺イワナを釣り上げた時のことを思い出していました。
あれは、もう少しティペットが岩に擦れれば切られてたな。
なんとか紙一重のところでランディングできて良かった。もしあれを釣り逃していたら、今頃悔しくて悔しくて仕方ないと思う。
昨年尺アマゴを釣り逃した時は本当に悔しかったもんね。

釣りに限らず、物事がどちらに転ぶかはほんとに紙一重なんですよね。
岐路に立たされてどの選択肢を選ぶのか、それによって結果オーライなら自分の選択が正しかったと喜んだり、残念な結果になればなんであんなことをしたんだろうと後悔したり。
それこそが人生なんでしょうね。


まさかこんなに遅くなるとは思っていなかったけど、最近はいつもヘッドライトをバックパックに入れているので装着して点灯。
周囲が一気に闇に包まれます。


19時半、やっとのことで車に到着。
あれ?車が違うじゃん。

そうそう、プリウスを車屋さんに預けて代車を借りてその足で川へ来ちゃったんですよね。
朝からずっとこんなところに代車を停めておいちゃいけませんよ、普通は(笑)

上り3時間、下り3時間半歩いてヘトヘトになったけど、山の神様からはアイコ、川の神様からは尺イワナのプレゼントがあったので、何の文句もない一日になりました。
逆に言うと、これで何の収穫もなかったら、相当辛い一日になったことでしょう。

あのイワナの強い引きを手のひらに思い出しつつ、家路へと古いワゴンRを走らせました。

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コメント

  1. 苦労して長時間歩き奥え行った結果尺イワナとも合えて
    満足でしね、渓流も時には様子が違い予想外の事も有りますが
    出掛ける事により新たな発見に興奮します。

    • 釣りお爺さん、こんばんは。
      そうですね、自然の中で遊んでいると想定外のことが起こることもありますよね。
      私は未知の川で釣りをするのが好きなのも、ちょっとした冒険心があるからかもしれません。
      全て予定取りより、多少予定外のことがあった方が楽しいですよね。
      散々な目に遭うこともありますが、今回は尺岩魚のおかげで疲れも吹き飛びました (^_^)

  2. こんばんは。
    ワイルドな大物イワナ、おめでとうございます、素晴らしいです。
    2015年に我家から6時間かけて辿り着いた、大自然の中の素晴らしい流れを思い出しました。
    あまりに遠すぎて、僅かしか竿を出せませんでしたが、同様に大物が出て、0.3の糸でビビリながら何とかズリ上げる事が出来たのも、今回の釣行記と似ていて非常に面白かった記事でした。
    再び、片道6時間の釣に行きたくなりましたが、行動に移すだけの根性が無くなった様です。
    本当に楽しそうなやりとり、素晴らしいです。

    • マンボウさん、こんばんは。
      ありがとうございます! 運が良かったです。
      餌釣りで言うところのハリスをフライフィッシングではティペットと呼んでいて、今回使っていた7Xは号数に換算するとおよそ0.4号です。
      マンボウさんは例の川で0.3号でずり上げたんですね。ほんとにヒヤヒヤですね(笑)
      今回の川はその川の支流筋に当たります。昨年の台風19号の影響で、こちら方面の山から流れてくる川は今年はかなり厳しい状況になってしまいました (T-T)

  3. 嬉しい尺ですね。羨ましい(^-^) 私は、今シーズン尺に出逢えてません。なんとかシーズン中に出会いたいですね。 土曜日に入った川は、川底が白くて、岩魚まで真っ白でしたよ。

    • Kさん、こんばんは。
      今回は川が埋まってしまっていて、3時間も歩いたのにボウズの予感がむんむんして(笑)半分は諦めていましたが、そんな時に限って大物が釣れることが何回かあります。
      疲れてもいたので、本当に嬉しかったです!
      伊那谷でも花崗岩質の川の岩魚はほんとに白っぽいんですよね。川によって色合いがだいぶ違いますよね。

  4. 尺イワナゲットで長時間歩いたかいありましたね!因みに道路を早歩きで六時間だとフルマラソンの大会を時間制限ギリクリア出来ますぜ(笑)

    • Nori1022さん、こんばんは。
      日陰になる林道ならまだしも、炎天下のアスファルトの上を歩くのはキツかったです (>_<) これでもし本当にボウズだったら相当なダメージだったと思いますが、川の神様が情けをかけてくれたのかまさかの尺岩魚にビックリするやら、嬉しいやら。 そうなんですねぇ、6時間早足で歩けばフルマラソン完走(完歩?)できるんですか。そう考えると私でもフルマラソンゴールできるかも? (笑)

  5. おはようございます。
    片道3時間の釣り、しかも目的の場所があるわけでなし、冒険ですね、私も地図にある木曽川、奈川方面をしらみつぶしに歩いた若い頃を思い出します、おかげで隠し沢をいくつも持っていましたが、今は行くことすら出来ません、ゲートの鍵が1、0、0で開いたり、隣の木に番号が書いてあるのを見つけ入ったりしました、奈川では秘蔵の川に若い衆を一人連れていったら、2年で絶滅してしまいましたね、いろいろあります。

    • ハックル70さん、こんばんは。
      川に着くまではそんなに歩くつもりはさらさらなかったんですが、うちから結構遠い川までせっかくやってきたので歩き始めてしまいました(笑)
      途中までは完全にボウズの雰囲気が濃厚でしたが、なんとか釣れたので疲れが吹き飛びました。

      隠し沢ですか。なんとも良い響き。私のそんな沢を見つけたいです。
      「ここだけの話」っていうのがなぜか広まってしまうことがありますよね。一跨ぎほどの幅しかない沢だとすぐに全滅ってこともあり得ますよね (>_<)

  6.  やりましたねーー。このサイズなら手ごたえ十分だし、そのうえ超ライトタックルですしね。
    ワタシと似たような状況でひやひやだったわけですね。流木か石かの違いはあるものの7Xの丈夫さに救われましたか。

     しかし、掲載写真の渓相で歩き続けるガッツが、私にはありません。

    • FFfreakさん、こんばんは。
      このロッドと#0ラインだとそれほど大きくなくても尺岩魚のような引きを味わえるので、今回も顔を見るまではそれほど大きくはないと思っていました(笑)
      ランディングした時は、本当に「やったー!」と声を上げていました。
      細いティペットで障害物絡みだとほんとにヒヤヒヤなんですよね。今回は運が良かったです。
      私も水路状の川を遡っている時は半分以上諦めてました。
      この状態でまさか尺岩魚に出会えるとは、私が一番ビックリしています(笑)

  7. 自転車さえあればかなり楽ではあったでしょうけど、もし自転車を持って行っていたらアイコさんには会えなかったかもしれないし、目的の入渓点まで一気に走って今回の入渓点は飛ばしていたかもしれない・・・
    ホントに何が、どう好転するか分かりませんね。

    でも、結果から見ればリコプテラさんが「もって」いたということでしょ。^^
    近年ボクはイワナ狙いの時はティペット5X、フライ#12が一番のフィネスな状態なので、7X・#14の組み合わせを読んだ段階で、ボクだったら獲れなかった魚だろうな・・・と、唸っていました。(笑)

    もしキャッチできていなければ、帰りの3時間トレックはキツかったでしょうね。

    いやいや、見事な尺イワナおめでとうございます。

    • kuniさん、こんばんは。
      そうなんですよね、今回はアスファルト路面を歩いたのでMTBさえあればかなり楽だったと思います。でも、ほんとに車だったらもちろんだし、MTBでも今回の尺岩魚ポイントはスルーしていたと思います。

      低弾性カーボンのロッドに#0ライン+7Xティペットは私の最近のブームなんです(笑)
      それが良かったのかどうかわかりませんが、3時間歩いてヘトヘトになっている私に川の神様が情けをかけてくれたんでしょう、きっと。いや、これほんとにボウズだったらシャレにならないほどぐったりでしたよ。
      ありがとうございます! これで、今年の釣運の80%は使い果たしました (^_^;)

  8. おぉ~!
    お美事!!!

    NSFでないと獲れない魚でしたかね!

    しかし片道3時間。。。
    如何に舗装路とはいえ、真似できまっしぇん。。

    • Keymanさん、こんばんは。
      ありがとうございます!
      NSFの曲がりは、大物の引きもいなしてくれるし、小さい魚もバラシが少ないです。今回もこのロッドに助けられたのかもしれないです。
      このロッドと#0ラインの組み合わせは本当に良いです。お気に入りになってしまったので、#3ラインになかなか戻れそうにありません(笑)
      歩きに関しては、林道の方がまだマシです。日陰のない夏場のアスファルト歩きは過酷です。
      もしこれで釣れていなかったら、と思うとぞっとします(笑)

  9. リコテプラさんのお住まいの環境だと川の選択肢が多くていいですね。天竜川水系、木曽川水系の支流群だけでも迷いそうです(笑)で、どこもイワナの生息域ですからチョロチョロ源流だって探検気分で面白そうですよね。羨ましいです。

    私の家はポツンと一軒家状態ではありますが、これでも百万都市北九州市なので車で5分以内にはコストコ、ユニクロ、イオンモール等の商業施設が隣接して雑然としております。
    友人は私のところを【北九州のマチュピチュ】とか【・・・のチベット】とか【・・・のロストワールド】と揶揄して笑います。
    ですから、渓流釣りとなりますといずれの川にしても必ず高速道路&ワインディングの長距離ドライブ必須となります(笑)よって、無駄足を踏まないためにも釣り人に遭遇する確率が低く川の選択肢の多い中国山地が多くなります。過去の経験もあり間違っても九州を南下して大分、熊本、宮崎に出向こうとは思いません・・・釣り人銀座状態の恐怖が(笑)

    そんなリコテプラさんも今回は自然の変化のおかげで片道3時間のサプライズでしたか(笑)
    私なら即別の川に向いますが、リコテプラさんは散歩がてら【アイコ】求めて3時間歩くんですね(笑)で、結果尺イワナですか(笑)苦境をチャンスに変えましたね。

    私が大物に出会えない理由が少しわかったような気がしました(笑)

    • イッケンヤさん、こんばんは。
      そうですね、長野県は渓流王国と言っても良いほど釣りが楽しめる川がたくさんあって、幸せです。
      ただ天竜川水系は昨年の台風で埋まってしまったり、林道が崩落したりして今年はかなり厳しい状況です。木曽川水系はほとんど問題ないので、今年はそちらが多くなりそうです。

      ポツンと一軒家なのに、5分以内にコストコやイオンモールがあるなんて不思議な感じですが(笑)、ほんとにマチュピチュのようなところなら憧れます。
      大分、熊本、宮崎ってそんなに釣り人多いんですか!?  中国山地のゴギが住む谷、いいですねー。
      私も当初はそんなに歩くつもりはさらさらなかったんですが、気づけば3時間経っていました(笑)
      今回釣れたのは完全にマグレですよ!

  10. こんばんは!
    アタシは尺越えは一度きりしかありませんが、イワナも尺を超えると良い面構えになりますねぇ。最近(といってもここ数年釣りはしてませんが)ヒレピンの日光イワナにお目にかかっておりません。たまには渓流釣りをやりたいなぁ。
    そちらではミヤマイラクサのことを「アイコ」っていうんですね?こちらでは「エラボ」又は「エランボ」といいます。
    ミズナ、ウドブキ(イヌドウナ)等々、美味しい山菜は数多くありますが、自分的にはこのミヤマイラクサが一番かな?
    そろそろ夏キノコのシーズンですね、今から楽しみです。昨年は凶作でしたので今年は豊作になると良いですね。

    • naotyan さん、こんばんは。
      そうですね、尺サイズになると顔が厳つくなってきますね。
      今年は梅雨にたっぷり雨が降っているので、梅雨明けに水が落ち着いてくると川の状態は良いんじゃないかと思っています。ぜひ、釣りに出かけて下さい (^_^)

      ミヤマイラクサはこちらでは山菜として認識すらされていません(笑) 山菜の呼び名としては東北で呼ばれている「アイコ」が一番名が通っていると思ってアイコと書きましたが。
      あ、そちらでは山菜として食べているんですね! 「エランボ」ですか。
      イヌドウナも採ってみたいんですが、どうやら南信には自生してないみたいなんですよね。ウドブキって言うんですね。これは東北では「ホンナ」と呼ばれるそうです。

      今年の梅雨は雨がたっぷり降っているので、キノコは良いんじゃないかと想像しています。
      お盆頃になったら、まずチチタケを採りに行ってみます。